住所不定、無職の未成年

家事の合間にちょっと新聞を読んでいたら警察から電話がありました。
「○○警察の少年捜査課です。」とのこと。
ここで全神経を集中させて次の言葉を待ちました。
なぜなら、警察を名乗ったイタズラ電話は以前もあったからです。
（新手の振り込め詐欺もあるし）

実は、先日我が家の二男が盗難に遭いました。
詳細はかけないのですが、免許証、カード類、現金など。
すぐに被害届を出し、カード類の使用をストップさせるなど対処しました。
（郵貯に限っては引き出されてしまいましたが・・・。）

そんな不愉快な事件があったので、親としては「今後の教訓にするように、ね。」と話していたのです。
もう二男は成人しているので、自分で全部対処できたのは当たり前ですが、何があっても親のフォローの言葉は必要だと思いました。

警察の言う事には「犯人は住所不定の無職、未成年です。親もいなくて同情する余地があります。」とのこと。
複雑ですよね～。
親がいないさみしい子どもが、普通の家庭の人間の財布を盗っても「同情する余地」か～。
お金やカード、免許証は盗ってもＯＫなの？
ついでにもし殺人を犯しても「同情の余地があるし未成年だから・・・云々」なの？
電話口で簡単に「同情・・・」なんて言って欲しくないです。

最近、窃盗や殺人事件なども「住所不定、無職」が多いと思いませんか？
家庭が家庭として機能しないケースが増えて、本来のしつけや教育が行き届かなくなったり。
子どもを育てていると小学校高学年くらいから、生活の乱れや軽犯罪を犯したりするケースがあるのを見てきました。
モチロン、最初は子どもはある意味被害者ですよ。
（満足のいく食事もとれていない家庭も多くあります。）
どうしようもない大人に育てられたケースや頼れる親がいなくて生きていく道を誤ったケースなど。

今回の犯人がどう育って来て、今後どうなるか分かりませんが、数多くの少年犯罪を扱う捜査員が安易に「同情する」なんて言うものじゃありませんよね！
私も三人の子の親です。
きっと話を聞けば胸が詰まるような生活をして来たでしょうが、犯罪は犯罪。

わが子の被害は盗難で小さいものですが、大切な家族を奪われた被害者の方はこの世にたくさんいます。
未成年だから・・・などではなく毅然とした対応と処罰が必要なケースが多いです。

いろんな事を一気に考えた夕方の時間でした・・・。

太陽のまぶしさ

本当に久しぶりに朝から晴れて暑いです
洗濯物があっという間に乾きそうで嬉しいな～。
家の前の公園のセミもいっせいに鳴き始めています。

子どもは遊びに行ったり、宿題もしたり・・・エライ！
午後、子どもがプールに行っている時間に私も銀行の支払いなどへ行きました。
自転車に乗っている時も、太陽ギラギラ！　夏はこれじゃないと(^^)

図書館に寄って絲山秋子さんの本を何冊か借りました。
読みたい本にめぐり合えるとつい嬉しくなります。
その他、山登りの本や蝶の本など。
買い物ついでにアイスを買ったので超特急で帰ってきました。

さて、高校野球の埼玉大会の準々決勝を観ました。
決勝戦と言っても良いくらいの好カード、鷲宮高校と春日部共栄です。
今大会、注目されている増渕投手・・・昨日はノーヒットノーランでした。
今日も１５０球を越えるピッチングで頑張っていました。
一方の春日部共栄も大竹君のしぶといピッチング、とても落ち着いています。

春日部共栄は昔から大好きで、横浜の土肥投手やロッテの小林宏之投手、中日の中里投手などいつも応援していました。
本多監督の教え・・・「野球だけでは生きていけない。立派な社会人になるために努力を惜しむな。」という教えも大好きです。
だから今回の組み合わせはとってももったいない気がして・・・。
私学有利と言われる埼玉大会・・・だからこそ公立の鷲宮にも頑張ってほしい。

結局、２対２の接戦を鷲宮がサヨナラ勝ちでした。
サヨナラを打った川村君は一度ガッツポーズをしましたが、あとはただ大きく呼吸をするだけ・・・。
投げ勝った増渕君も涙、涙でした。
今まで堂々とした態度で試合をしていたので、高校生らしい増渕君を見た思いです。
負けた春日部共栄の大竹君も泣き崩れてしまいました。

こんな素晴らしい試合が観られて感激です。
まだまだ厳しい戦いは続くけれど、今大会一番良かった試合になりそうです。
両校とも、また頑張ってほしいです。



読みたい本が家にあるという贅沢・・・(^^)