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報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

本日の雑感 1022

2015-10-22 22:02:49 | 日記
 昨日、帰宅したら本社の総務部から1通の通知が郵送されていた。
 すわ、寮費の値上げか!と思い、封筒を開けてみた。
 弊社の社員寮では光熱費込みで、入社時から年々上がって行くシステムだ。
 最高額が5万円だと聞いていて、正しく今年がその最高額に達する年なのだが、封を開けてみると確かにマックスなのに4万7000円になっていた。
 これはどういうことだろうと思い、今日総務に確認してみた。
 すると、減価償却により資産価値が下がった為とのこと。ハテ?
 まあ、確かに10年も住んでりゃ老朽化はしてくるだろうけど……。
 老朽化していても、民間のアパートやマンションじゃないのだから、取ろうと思えば取れるだろうに。
 とにかく、思ったより安い最高額で良かった。

 しかし、想定額の3000円安というのは……。
 いや、月額がこうだから、年額にすれば、小馬鹿にできない数字だ。
 3000円という数字、実は心当たりがある。
 今年に入ってからなのだが、御登山の度、内事部に置いて行く私の御供養が正にその額なのである。
 財の供養に対する功徳が、よもやそのような形で顕れるとは、まこと仏法の不思議である。
 今後もこういった供養を積んでいき、その後、どういった功徳となるのかこの目で確かめてみたい。
 きっとまた想定外の形で顕れてくれるのだろう。

 厳虎独白では元顕正会員同士のやり取りが続いている。
 で、沖浦爺さんは蚊帳の外w
 何か、必死になったコメントをしているが、あの爺さんへの薬は、全く相手にしてやらないことであるということが分かった。
 正に、姥捨て山の気分だなw
 本当は管理者の厳虎さんがそろそろ決断を下すべきで、私が管理者なら実際そうするところなのだが(けしてこのブログは学会員の出入りが禁止というわけではない。かつては、高速太郎さんと仰る学会員の方が出入りされていた)、まあ、他人のブログにとやかく言うべきではないということは、同じブログ運営者なら分かることだ。
 しかし、本当の話、顕正会は布教に対する方針を白紙に戻した方が良いね。
 私が会長に就任した暁には、3者全ての組織を解体し、白紙に戻すのだが。
 そうしないと、いくらブレーキを掛けても止まらない。
 長大編成の新幹線が最高速度で走行中、非常ブレーキを掛けても数キロ先まで走り続けるのと同じことだ。
 電車が本当に非常停止する際、実はただ単にブレーキハンドルを非常の位置まで押すだけでなく、パンタグラフを下ろすこともするということはご存知だったかな?
 顕正会が本当に良い組織作りをするには、それくらいしないとダメだと思う。
 その為には、浅井会長を捨てなくてはならない。
 ……まあ、無理だと思うがね。

 “新アンドロイドマスター”に新登場の妖精型ロイドの構想は前々からあって、実は原作プロットには、『研究所の吹き抜けエントランスを悠々と飛ぶ』なんてあった。
 そのうち作者も忘れていた存在だったが、これまた風邪気味による思考力の変動のせいだろうか、急に思い出した次第だ。
 プロットには『飛んでいる最中、蜘蛛の巣に引っ掛かって動けなくなる』という、今の私から見たら首を傾げるような内容があった。
 確か数年前、大石寺の第二ターミナルでタクシーを待っていたら、あそこの屋根、蜘蛛の巣の建設現場になっているので、そこに蛾が引っ掛かっているのを見て思いついたネタだったと思うが、所詮はネタだからなぁ……。
 体高30センチくらいはあるのに、どうやって蜘蛛の巣に引っ掛かって動けなくなるのかと、実際使おうとして首をひねると。
 しょうがないので、それすらも引っ掛ける蜘蛛型ロボットに登場してもらった次第。
 結構無理のある話の流れになったのは、その為。
 まあ、兵器ロボットとしての用途はあるのかも。
 『不良品として開発途中で放棄された為、性別の設定はされていない』というのだけ踏襲した。
 “大魔道師の弟子”よりノリが悪くて遅筆なのは【お察しください】。
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“新アンドロイドマスター” 「外部と連絡を取れ」

2015-10-22 00:03:55 | アンドロイドマスターシリーズ
[期日不明 時刻不明 天候:晴 洋館(新館)1F 井辺翔太&シー]

 1階を探索している間にも、何度か“狂ったメイド”ダニエラの追跡を交わさなくてはならなかった。
 動きはバージョン3.0の46号機よりも速く、時には走って追いかけて来るくらいであった。
 そういった追跡を交わしながら進んで行くと、途中で見つけた応接室があった。
 そこにあったのは、新館の図面。
「……地下に行くと、通信機械室があるみたいですね」
「そんな部屋あるんだ。行ってみるしかないか……」
「可能性がある所を全て探索しましょう」
「でも、どうやって地下まで行くの?」
「えーと……。エレベーターで降りられるみたいですね。それも、貨物用ので」
「貨物用ねぇ……」
 図面を手に貨物用エレベーターのある場所へ向かった。
 貨物用エレベーターへ行くことはできたが、肝心の電源が落とされていた。
 ドア横のインジゲーターの下に鍵穴がある。
「鍵を探さないといけないようです」
「マジか……。鍵のありそうな所って、どこだろう?」
 それこそ管理者側であるダニエラやエリオットに聞けば良いのだろうが、ダニエラはあの調子だし、エリオットは旧館で1度だけ現れて以来、一切姿を現していない。
「もしくは、階段で行くとか……」
「階段なぁ……」
 パタパタと羽音を立てるシー。
「あ、そうだ」

[9月18日02:00.天候:曇 東京都墨田区・敷島エージェンシー 3号機のシンディ]

 シンディは珍しくこの時間、事務所にいた。
 敷島が、井辺がここに連絡を寄越してくるかもしれないからと、社中泊をしているからである。
 シンディはボーカロイド居室ではなく、事務室にいたが、真夜中の充電は忘れない。
 タイマーでスリープ・モードが働いている為、シンディも椅子に座ったまま“眠っている”。
 しかし、緊急時にはすぐにそれが解除される。
 例えば……外部から通信が入った時とか。
「……!」
 ヒュイィィィンとインバータの唸る音がして、シンディのスリープが解除された。
(外部から通信が……?)
{ガガ……「シンデ……さ……。社ちょ……」ピピー……「こ……ら……井辺………」ザー!」}
「井辺、プロデューサー!?」
 通信の感度が頗る悪い。
 シンディの受信が悪いのではなく、送信側である井辺側に問題があるようだ。
「プロデューサー!?プロデューサーなの!?こちらシンディ!応答して!」
「どうした、シンディ!?」
 隣の社長室に簡易ベッドを置き、そこで寝泊まりしていた敷島が事務室に飛び込んできた。
「今、プロデューサーから通信が入ったんだけど……物凄く感度が悪くて……」
「GPSとかは?」
「それもダメだった」
「くそっ!」

[同日同時刻 天候:晴 宮城県仙台市青葉区・東北工科大学(南里志郎記念館) 1号機のエミリー]

{「シンディさん、社長!こちら井辺です!応答願います!」}
「……!井辺・プロデューサー?」
 同じくエキゾチックな雰囲気を放つ記念館にて充電中のエミリー。
 東京から350km以上も離れた場所で、井辺の緊急無線を受信していた。
{「! シンディさんですか!?」}
「ノー。私は・エミリーです。シンディに・何か・ご用ですか?」
{「私は今……アッー!」ザーーーーーーーーーーーーーーーーーー}
「井辺・プロデューサー?何か・ありましたか?応答・願います。井辺・プロデューサー」
 しかし、井辺からの応答は無くなってしまった。
 井辺が行方不明になっているという話は、もちろんエミリーも聞いている。
 各地に眠るバージョン・シリーズに対し、井辺の捜索を命じる指令を送った。
 しかし、全くなしのつぶてであった。
「シンディ、聞こえるか?私だ」
{「姉さん?」}
「今、井辺・プロデューサーから・緊急通信が・入った。シンディは・受信した・か?」
{「ええ。ただ、かなり感度は悪かったけど……」}
「そうか?私は・良かったが」
{「えっ!?それって……」}
「とにかく・今現在・井辺・プロデューサーは・御無事の・ようだ。敷島・社長に・連絡・よろしく」
{「了解」}

[同日同時刻 天候:晴 洋館(新館)地下1F・通信機械室 井辺、シー、ダニエラ」

「あ、あわわわわ……」
 思わぬ展開に、危うく腰を抜かすところだった井辺。
 シーの得意技の1つにキーピックがあり、エレベーターの起動スイッチはそれでONにした。
 そしてどうにか地下の通信機械室に行く事ができ、そこにあった通信機で外部と連絡を取ることにした。
 だが、どうやらシンディに繋がったと思ったが、何故かエミリーが応答したようだ。
 確かにマルチタイプの姉妹機だから、通信機能も同じ物を使っているはずだ。
 だが、シンディに呼び掛けて、何故エミリーが応答したのか?
 しかし、その疑問の答えをここで知ることはできなさそうだった。
 何故なら……。
「お客様ぁぁぁぁ……!」
 ガラスの破片を手にしていたはずのダニエラが、いつのまにか斧に変わっていた。
 女性が持つには重そうな斧だが、それを軽々と持ち上げて通信機に振り落とし、壊してしまった。
「見ィつけたぁぁぁぁぁ……!」
「に、逃げよう!翔太さん!」
 シーが井辺の肩を掴む。
「は、はい!」
 井辺は抜け掛けた腰でふらつきながらも立ち上がった。
 だが、バランスを崩して鉄の壁にぶつかってしまう。
「翔太さん!しっかりしてよ!」
「す、すいません……」
 鉄製の壁とは珍しい……のではなく、それは壁に収納されていた防火戸だった。
 井辺がぶつかったことでロックが外れ、ギィィと大きな軋み音を上げて通路を塞いだ。
「よ、よし!今のうちに!」
 防火戸が閉まったことでダニエラの進路を阻むことができた。
 エレベーターで逃げようと思ったが、電源が落ちてしまっている!
「しょうがない!翔太さん!階段だ!」
「は、はい!」
 階段室へ向かう途中、防火戸がこじ開けられ、ダニエラが追って来た。
「ふふふふふふふ……きゃははははははははは!!」
 狂った笑いをしながら追って来る。
「地下室に隠れる場所は無い!取りあえず、1階に上がろう!」
「分かりました!」
 階段を駆け上る井辺と羽ばたくシーだった。
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初めての一泊登山 final

2015-10-20 22:06:12 | リアル旅行記
 丑寅勤行から戻ってきて再び寝床に入ってはみたものの、なかなか深く眠ることはできず……。
 何だか変な夢を見た。
 私や紹介者、その他の班員が坊内でガンサバイバーをやっている夢だ。
 見たこともない詰襟制服の男子高校生の誘導で、外から侵入してきた魍魎達を手持ちの銃で倒すというものだ。
 他の人達がハンドガンなのに、私だけアサルトライフルで申し訳無い。
 どうもその魍魎達の中に、顕正会時代に知り合った顕正会員の成れの果てや学会員の成れの果てがいたことから、堕獄した者達が宗門境内に侵入してきたという設定のようだ。
 まあ、私は容赦なく蜂の巣にさせて頂きましたがw
 2階の仏間で御僧侶を人質に取った太ったオバハンがいたのだが、あれ、茜オバハンだな。
 私の小説で倒されただけでは飽き足らず、夢の中にまで出て来たか。
 私がM3ショットガンに武器変更している間に、同志の方が倒してくれましたw
 タイラント茜にはマシンガンよりも、コルトパイソンの方が効くらしい。
 てか夢の中の私、タイラント戦でショットガンは無駄な抵抗だと知っているはずなのに、何故に使おうと思ったし!

 すいません、ガンサバイバルゲーム(特に“バイオハザード”)のやり過ぎでした。てへてへw

 という夢で目が覚めた。
 夢の話を周囲にしても、変な顔されただけである。当たり前だ。
 とっとと布団を片付けて、勤行の会場へ。
 御住職を人質に立て籠もった中ボスのタイラント茜BBA戦を繰り広げた(まだ言うか!)仏間で行われる。
 心なしか、引き題目が丑寅勤行よりも短いような気がする。
 まあ、長さは導師によりけるのだろう。
 恐らく、信徒の朝食の時間に際して気を使ってくれたのかもしれない。
 朝食は夕食と同じ弁当。
 婦人部員のオバちゃんがご飯の量が多いからと、我々青年部に分けてくださる。
 もっとも、私とて少食派。
 大食派の青年部員が引き受けた。
 確かにこういうほのぼのとした融通さ加減は、顕正会には無いかもしれないな。
 何故なら、向こうはそんなに4者……もとい、3者間でそんなに交流があるわけではないでしょう?
 疑問に思うのは、昨夜の夕食の時もそうだったが、朝食の時も題目三唱してから食べること。
 御本尊以外に向かって題目三唱して大丈夫なのか?
 ……あー、何かそういう話を報恩坊でして頂いた気がしたが、忘れたなぁ……。
 やっぱり、宿泊登山しないと分からない所はあるということだな。

 総会の準備をする信徒は広布坊へ。
 ただの参加者たる私は総二坊の掃除を手伝った。
 ふむ。これが身の供養ってヤツか。
 ところで、余った弁当はどうしたんだろうと思っていたら、大食派の方が処理していた。
 しょうがないので、私は1階の自動販売機でペットボトルの水を買ってきてあげた。
 私も、もう少し健康状態が良かったら、少し手伝うところだったのだが……。

 広布坊は1994年に建立された宿坊で、開基は日顕上人。
 大講堂よりも広いせいか、ここの御本尊は塔中坊の御本尊よりも大幅であるらしい。
 一泊登山者は優先的に入れるらしく、荷物置き場に荷物を置いて会場に向かう。
 その前にちょっとトイレ。
 うむ。トイレも広くてきれいだ。

 総会の式次第には書かれていないが、前座というか余興というか、始まる前にポンポン隊、鼓笛隊、ソーラン隊の演目が行われる。
 ポンポン隊はその通り、4〜6歳の未来部(という名称だったっけ?)が“アンパンマンのマーチ”に合わせ、ポンポンを振りながらダンスをするというもの。
 ステージ下では指導員の大人が数人、指揮を執っていたが。
 一家広布の叶った家に生まれ育ったのだから、将来は安泰だろう。
 一代法華の私よりも、ずっと恵まれている。
 鼓笛隊の凄さは演奏しながら、アグレッシブに動き回ることである。
 確か創価学会にもあるし、顕正会にもあると聞いた。
 顕正新聞を見る限りでは、顕正会の鼓笛隊は椅子に座ったままなので、アグレッシブではない。
 また、どうしても入信資格が16歳以上に限られている為、中学生以下の鼓笛隊員がいる法華講と違い、顕正会のそれはもう少し平均年齢は高い。
 ソーラン隊だが、こちらは青年部有志によるものらしい。
 私の知っている顔はいなかったが。
 太鼓を叩かない顕正会の雷門会に相当する組織か。
 但し、私が現役当時、雷門会は男子部員しかいなかったのに対し、こちらは女子部員も含まれる。
 こういう余興も必要だ。
 顕正会ではなかなか無いだろう。

 いざ実際始まると、ステージの上に椅子を並べ、その上に幹部の皆さんが着座するのは顕正会の大会と似ている。
 で、御主管(大石寺総監)の着座される位置というのが、正に顕正会では浅井会長が座る位置である。
 浅井会長、明らかに狙って座ってんなーというのがこれで明らかになったわけだ。
 当たり前だが、相手が御主管であっても伏せ拝はしないよ。
 猊下様であっても、合唱したままの姿勢で拝したり唱題することはあるが、信徒が伏せ拝をすることはない。
 猊下様が入退出時に一礼して下さった場合、それに信徒として答礼することはもちろんある。
 その際、最敬礼の姿勢になることも多々ある。
 しかし、それは伏せ拝とは言わない。
 なので、いかに浅井会長が増上慢であるのかがこの様子で見ても明らかなのである。
 たかだか在家の団体の長が、伏せ拝されていい気になるとは、おこがましいにも程がある。
 と、この時思ったものである。

 講頭の挨拶は、どちらかというと講頭自身の成果報告みたいなものだ。
 講頭が率先して東南アジアの人間を引っ張って来てるからなぁ……。
 まあ、実際に講頭が総会に連れて来たベトナム人は日本語が分からないようだった。
 講頭は英語が喋れるようなので、英語でそのベトナム人に色々と説明していたようだが。
 ベトナムの公用語は英語なのかと、今さら知った。
 あいにくと私は国内だけで精一杯なもんでね。
 しかし、講頭自ら率先して折伏に走り回っているという姿は素直に素晴らしいと思う。
 どこぞの顕正会みたいに、下を引っ叩くだけの不要幹部とは大違いだ。

 体験発表を行った人は、やはり無宗教から入った人。
 最近、うちの支部では無宗教から入信してきた人が体験発表をすることが多い。
 もちろん、良い事だ。
 元顕や元学会員だとね、結構お決まりのテンプレートとかあるからさ、だいたい話の流れも似たようなものになっちゃうんだよね。
 だから私も顕正新聞の体験発表の中で、1番つまらない内容は元学会員の『正義に目覚めて』の部分である。
 茜オバハンはそこが1番面白そうなことを書いていたようだがね、あいにくと私は逆だ。
 その点、無宗教者はそれぞれ違う話を持っているから、結構新鮮味がある。
 私が体験発表をしたら、重々しい雰囲気に包まれることになるだろう。
 私はまだ適度に楽しんだ方だから良いが、本当に向こうで地獄を見て来た元顕が体験発表しようものなら、【お察しください】。
 中には浅井会長などへの恨みつらみを書く者もいるだろう。
 ……これでは、元顕が体験発表させてもらえるわけがないか。

 最後に“広布の青嵐”を合唱する。
 覇気の無い歌であまり好きではないのだが、歌いやすさでは推薦できるかな。
 鼓笛隊が伴奏してくれていたので、幾分覇気はあったか。
 因みに『邪宗の砦♪打ち砕き♪諸天は怒り♪地も震う♪』という歌詞の何とかって歌は覇気があると思うのだが、その分、歌詞の内容が随分と物騒なものになっている。
 ところで今のフレーズ、どこかで聞いたことのある元顕はいるだろう。
 そう、顕正会愛唱歌“両眼滝のその日まで”にも、『諸天も怒り♪地も震う♪』というのが入っているのである。
 この両曲がいつ作られたのかは知らないが、当時はそんなフレーズが流行っていたのだろうか。

 そんなこんなで私の一泊登山は終わり。
 え?布教講演?で、出ましたよ、もちろん。ええ。内事部で勤務されている方が、確かお話されていたかと……。
 ね、寝てないよ……別に……。
 というわけで、カット!

 終了後は売店でお土産やリーフレットを買う。
 職場に持って行き、さりげなくリーフレットを置いておく作戦だ。
 帰りは富士急静岡バスの富士宮営業所までタクシーで移動した後、高速バスに乗り込む。
 例によって、1Aの展望席である。

 
(私がお世話になった“やきそばエクスプレス”14号。撮影日は17日で、これは15時ちょうど発の新富士駅行きに使用されるシーンである。この翌日、この下山バスは私を乗せて東京に向かうことになる。フロントガラスの上に“かぐや姫エクスプレス”と書かれている通り、本当に何にでも使用する車種らしい)

 バスは大して混雑しておらず、1B席に誰も座ることはなかったが、東名高速に入ると随分とバイクのツーリンクが多かった。
 尚、私がお世話になった便は珍しく東名富士を通らず、西富士道路から直に新東名に入った。
 14号だけこのルートだそうである。
 理由は不明。
 途中で中央分離帯に激突して、バイクもろとも火を噴いていた事故車のせいで渋滞があったが、まあ、冥福は祈っておこう。
 日曜日の東名高速らしく、綾瀬バス停付近だの、ベタな場所で渋滞していた。
 何故そこが渋滞の名所なのかというと、上り坂だからである。
 必要以上に減速した車が全車線塞ぎやがったりするもんだから、後ろに渋滞の列ができるのである。
 高速道路は、高速で走る所ですからね。

 因みにあからさまな“普段着の折伏”は思いの外不評だったようで、リーフレットは、もう少し一般人に分かりやすい内容に改めるべきだと思った。
 あと、顕正会員用のも欲しいね。
 これで今年の支部総登山は終わり。
 あとは11月にでも添書で行って、今年の登山納めとしよう。
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初めての一泊登山 3

2015-10-20 00:23:36 | リアル旅行記
 ※トチロ~さんにはお忙しい中、素朴な疑問にお答え頂き、真にありがとうございます。

 座談会の後は就寝準備を行う。
 丑寅勤行に参加する者は、なるべく大広間の入口近くで寝るようにとのことで、その通りにしたのだが少し後悔した。
 人の出入りが気になる上、非常口誘導灯がまぶしく、こんなこともあろうかと持参した耳栓とアイマスクを使用してもあまり眠れなかった。
 布団なのだが、何だか物凄く重いのだがw
 枕はシーツの下に置くのが、法華講流。
 寝過ごすことは無く、一応は起きれたのだが……。
 まあ、眠いのはお察しください。
 すぐに着替えて、客殿に向かう。

 
(真夜中の総二坊1階のエントランスホール。丑寅勤行に出て行く人達に合わせ、照明を点灯してくれたが、それ以外の消灯時間中は誘導灯しか点灯していない)

 一瞬、照明が点灯する前のエントランスホールを通ったが、イメージがちょうど謎の洋館(新館)を探索中の井辺達にピッタリだったので、写真を撮っておいた。
 眠くてしょうがないと言っている割に、アマチュア作家魂だけは変わらない。
 ぞろぞろと皆して客殿に向かうのだから、大した不安は無い。
 ただ、所々暗い所があるので、持参のライトを点灯させた。
 天気は良いので、空は満天の星空である。
 しかし、それはスマホで撮っても写らないというオチである。

 丑寅勤行に参加する場合、中に入ったら記帳台にて住所や所属、名前を書かなくてはならないのだが、支部登山者はこれを省略できるらしい。
 但し、ワッペンは忘れないように。
 もちろん、会場は内陣のある場所だ。
 某学会がアップしたと思われる宗門誹謗動画の通り、所化さんが内陣の上に並んで、確かに向かって左側に日如上人猊下が着座される。
 動画では所化さん達の様子を監視する為とか言っていたが、実際の理由はそれではなかったと思うのだが。
 日顕上人を誹謗する為なら何でもアリの学会なだけある。
 例の動画では、
「僧侶が上で信徒が下ということを修行中に叩きこまれる」
 とか言っていたが、あの動画を見る限り、とてもそんな風に見えない。
 むしろ、
「先輩所化に絶対逆らってはいけません」「猊下が上で所化が下」
 に見えるのだが。……って、当たり前だろうが!
 ところで、内事部の入口の受付には、しばしば所化さんが座っていることが多い。
 以前、報恩坊に所属していた時にそこを訪れた。
 所化さんが私へ挨拶するのが遅れた時、同行されていた当時の御住職様がその所化さんに対し、
「おい、ちゃんと御信徒さんへ挨拶しろ!」
 と、注意をされていたのを覚えている。
 これを見る限り、とても某学会の某動画に関しては全くと言っていいほど信用できないわけである。

 話が逸れてしまった。
 私自身、何とか居眠りしないようにするのが精一杯だった。
 私が正座した位置から所化さんを見た限りでは、某動画のように居眠りしている方は見当たらなかった。
 因みに所化さんにとっては、これが朝の勤行なのだそうだ。
 ということは、私ら信徒は終了後に2度寝を貪るが、所化さん達はこれから修行僧としての1日が始まるということなのだろうか。
 六壷における夕勤行も比較的早い時間に行われるが、朝の勤行をして丑寅の刻とするならば、就寝時間も相当早いのだろうと推察する。
 尚、同志の方の話によれば、丑寅勤行参加における功徳は、御開扉の次にデカいのだそうだ。
 ……まだ実感無いけど。
 六壷勤行の功徳のデカさは何となく分かるんだけど、それは丑寅の更に次、3番目ってところなのだろうか。
 しかし、丑寅の様式が朝の勤行と同じというところまでは分かった。
 それはいいのだが、ここで1つの疑問が起こる。
 我々、信徒は宿坊における朝の勤行をまた改めて受けなければならない。
 丑寅勤行が朝の勤行であるのなら、改めて行う必要など無いのではないか。
 この疑問に、また件の同志の人が教えてくれた。
 答えはいたってシンプル。
 社会の常識で考えれば、そこに文証など必要無い。
「宿坊の御住職様が朝の勤行を執り行っておられるのに、信徒がのんきに寝てるわけにはいかないだろう」
 とのこと。
 うん、正しくその通り!
 そういえば、報恩坊時代にも似たようなことがあったな。
 当時の御住職は結構フランクな御方で、
「皆さん、長旅でお疲れですし、ゆっくりなさってて結構ですよ」
 とのありがたいお言葉を掛けて頂いたことがある。
 所化さんがちょっと信徒への挨拶が遅れただけで厳しく注意される半面、所属信徒に対してはとても気を使って下さる御住職様なのだった。
 実にもったいないことをしてしまったと反省している。
 当時の私は、『じゃあ、お言葉に甘えて寝させて頂きますwww』なんて不届きな考えを持ったものだが、今の私と、当時からトチロ~さんは、
「いいえ!そういうわけには参りません!」
 と固辞し、改めて宿坊における朝勤行への参加を強く申し出た。
 いや、ほんと御住職にそこまで言われたら、普通は上記の答えを返すものだよな。
 恐らく御住職様も、そういう答えを期待して、あえてあのように仰ったのではなかろうか。
 御期待に添う回答ができなかった当時の私。
 正に、反省に尽きる。
 ……ってか、あんなクソ信心じゃ、確かにトチロ~さんの告白手記に出て来る仏敵某氏にかき回されて、退転もするわな。
 今なら何かおかしいと思って、一歩引いた目線で状況確認とかするのだが……。
 これだから、在日特権だか利権だかを貪ろうとする輩は恐ろしい。

 今でも不良信心のままで、布教講演バックレるほどだが、私も歳を取ったからなのか、少しは冷静に物事を見れるようになった。
 こんなもの功徳でも何でもない、ただの経験則であろうが、やはり結果だけで言えば、私は御受誡のタイミングが少し早過ぎたのかもしれない。
 せめて、不逞の仏敵が宗門を立ち去ってからにすれば良かった。
 こんなことを言っても、もう遅いけどね。
 所詮、私の福運なんてそんなものだったと諦めるしかないか。

 取りあえず、今日はここまでにします。
 次回は総会と布教講演について。

 ……いや、総会はともかく、布教講演についてはあまり細かく書くことは無いのだが、書かないと紹介者氏に疑われそうだからなぁ……。
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初めての一泊登山 2

2015-10-18 20:15:00 | リアル旅行記
 さてさて、そんなこんなで到着した大石寺。
 晴れたら晴れたで、何だか暑いくらいだ。
 紹介者氏にメチャクチャ怒られたからかなw

 翌日の支部総会後に行われる布教講演会への参加を約束させられ……もとい、約束してなだめすかし……更にもとい、お許し頂いた。
 昼食は売店(仲見世)のいつもの店である。
 そこのカレーが美味い。
 芙蓉茶寮に対抗しうるほどに。

 私らは何の疑いも無く御開扉を受けているが、これが1番大きな功徳なのである。
 ……まだちょっと自覚は無いけど。
 御法主上人猊下の信徒達に対する御説法は、御開扉においては一字一句変えない。
 毎回毎回そうだ。
 恐らくは元顕でも高頻度で御登山していると思われる私も、猊下様が一字一句変えた所を全く聞いたことがない。
 つまり、そうすることに意味があるのだろう。
 恐らく、どの信徒がどの日に来ても等しく……ということだろうか。
 まだ、私には完全に理解できていない部分がある。
 いずれ功徳の現証があったら……あるいはもっと教学が身に付いたら分かるのだろうか。

 因みに御開扉が終わると、一般参加者の私は夕勤行まで何もすることがない。
 宝物殿はこの前行ったし、報恩坊に行ってみるとするならば、
「キサマ!どの面下げて来やがった!!」
 と、トチロ〜さんにブッ飛ばされそうな気がする。
 ま、それは冗談だがw
 しかし、用件と手土産無しでは本当に追い返されるのが関の山のような気はしたけどね。
 しょうがないので、宿坊に戻って国家資格の勉強をすることにした。
 来月、施設警備業務検定2級を受けることになったので。
 さすがに実技の訓練はできないので、教本を読んで、どんな筆記問題が出ても対応できるようにしておこう。
 ぶっちゃけ、御書よりは簡単だと思う。
 教本を全部読んでみても、まだ時間が余る。
 仕方が無いので、小説のネタ出しでもすることにする。
 唱題するという選択肢の無い不良信徒がここに1人w
 それにしても、総坊は井辺達が探索に走り回っている新館とイメージが似ている。
 何かネタになるものはないかと、坊内を歩いてみる。
 ふと気づいたのが、スプリンクラー設備のあること。
 規模的に設置義務は無さそうだったが、あくまで義務が無いというだけで、任意に設けることはもちろん可能。
 このスプリンクラー設備、自動で水が噴き出るシステムなのは皆さんご存知の通り。
 よくマンガやドラマでは火が消えた後、自動で水が止まる描写になっていたりするが、現実にはそんなシステムは一切無い。
 火が消えても、肝心のタンクが空になるまで水が噴き出したままなのである。
 つまり、水損事故が発生する恐れがあるということだ。
 特に総坊は畳敷きの部屋が多いし、ヘタすりゃ御本尊も水をかぶりかねない。
 火が消えたら、即座に手動で水を止めに行かなければならない。
 その場所、スプリンクラー制御弁室を探してみたのだが、見当たらなかった。
 ふーむ……。ま、おかげで小説のネタは1つ手に入れることはできたがね。
 使うかどうかは別として。
 あと、総坊の屋内消火栓は2号消火栓らしい。
 これは、基本的に2人で操作する1号消火栓に対し、1人で操作できるように、手元にもノズルのついた消火栓のことである。
 1号消火栓だが、1人で操作できるように改良された易操作性1号消火栓なるものも、この世には存在する。
 ……この総坊の消火栓がそうなのかな?
 こういう所に目が行ってしまうのは、警備員の職業病かな。

 
(総二坊1階にある三門の模型。つい最近設置されたものかと思ったが、前々から存在しているらしい)

 エレベーターは東芝製。
 電源スイッチが外側のインジゲータ部分に付いているタイプ……。
 うん、これも使えそうだ。
 私も井辺と同様、“探索”しているうちに夕方を迎えたので、仏間に行って夕勤行に参加することにした。
 皆で勤行すると、いかにも異体同心している感じがしていい。
 もっとも、この気持ちは顕正会からのものだが。
 夕食は仕出し弁当。
 確か報恩坊時代も、泊まった時はこういった弁当が出たな。
 不味くはないけど、ちょっと情緒は無いかもね。
 まあ、あんまり書くと、
「ユタ、オメーはよぉ!御山によぉ!弁当食いに来てんのかよっ、ああっ!?」
 とか、コメント欄に書かれそうなので、この辺にしておく。

 この後、広布坊で明日の総会の設置作業とかリハーサルがあるようだが、私のような一般参加者は座談会への参加に誘われた。
 座談会というだけで顕正会を思い出すのに、体験発表とか、活動報告とかプログラムに書いてあるものだから、ますます顕正会をイメージしてしまった。
 決定的なのは、皆で円座になったこと。
 私が、
「まるで顕正会みたいだなぁ……」
 と、苦笑いして呟くと、
「一緒にしちゃ困るよ」
 と言われ、振り向くとそこにいたのは講頭さん!
「あっ、失礼。そこは上座でしたか。元顕のショボ信徒は下座の方へ移動します」
 と、そそくさと立ち去ろうとしたが、
「いいからいいから!」
 と、肩を叩かれてしまう。
 体験発表は顕正会のそれとは違い、本当に体験発表者の視点で語られたものだった。
 だからこそ、そこに誤魔化し・改竄・捏造は無い。
 よく、顕正会の体験発表だと、他人に起きた現証なんかを紹介するでしょ?
 茜オバハンもそうだな。
 法華講の場合、基本的に他人に起きた現証は紹介しない。
 あくまで、自分やその家族などに起きた現証だけを発表する。
 仮に他人の現証を紹介する場合であったとしても、悪い現証は紹介しない。
 もちろん、『断固としてお応えして参る決意であります!』とも絶対言わない。
 他人の為に信心しているわけではないから。
 あくまで、自分の成仏の為に信心しているわけだから。
 だから、誰かに応える為に信心しているわけではないから、そんなことは絶対に言わない。
 私がマイクを手にしたのは、質問会の時。
 何でも質問して良いということだったので、法統相続のことについて聞くか迷ったが、結局、元顕正会員としての質問をすることにした。

「ここ何日か前、顕正会員が合計4名逮捕されました。顕正会で足掛け10年やってきた私には、あの時何が起きたのか、だいたい分かります。法華講でも街頭折伏をやっていますが、もし万が一仮に警察沙汰になった場合、御宗門としてどのように対策しているのでしょうか?」

 というもの。
 これには御主管ではなく、講頭がお答えして下さった。

「まず、顕正会員のようにいきなり車に乗せるようなことはしない。絶対に。例え相手が同意したとしても」
 とのこと。
「私達も公園などで街頭折伏をしていることがあるが、法に則った形で行うようにしているし、対象者においても段階を踏むようにしている。即ち、顕正会のように『まずは会館に行こう』、法華講なら、『まずはお寺に行こう』とは言わない。公園だったら、『ちょっとここは暑いから、涼しい喫茶店で話でもしませんか?』と誘う。それでダメなら、もうその人は諦める。そこで興味を持ってくれたら、喫茶店に連れて行って話をする。その時話してダメなら、また今度……といった感じで段階を踏むので、警察沙汰にはならないようにしている」
 という回答であった。
 法律対策としては、恐らく密室状態になるような場所に安易に連れて行かないということなのだろうと思った。
 でも、これ、考えてみたらフツーに常識なんだよなぁ……。
 そんな常識的なことも顕正会員はできなかったわけか。
 ま、私もできなかったクチだが。
 私も、『まあまあ。まずは会館に行ってみようよ。車はもうそこに着けてあるからさ』と、対象者のはっきりとした同意を得ずに車に乗せて、会館に連れていったものだ。
 もう、かれこれ5年以上も前になるだろうか。
 いや、もっと経っているか。
 因みに強要罪と未成年者略取誘拐罪の公訴時効は、それぞれ3年と5年であるとのこと。
 ……うむ!私は逃げ切った!

 しかし、丑寅勤行に備えて早く寝たはいいものの、あの質問会で質問した後で物凄く不安になった。
 確かに私はもう既に時効まで逃げ切っている。
 だが、あくまで刑事事件としては、だ。
 民事で訴えられたら、マズいんじゃないか?
 これからどんどん顕正会から正義に目覚めて法華講にやってくる会員はいるだろうが、受け入れ支部は安易に受け入れず、その元会員の身辺調査をしてからの方がいいんじゃないかな?
 実は昨年、被害届を出されたら逮捕されるようなムチャな勧誘をやっていたかもしれないよ?
 で、逮捕されたら、『元顕正会員』とマスコミは書くだろうが、“フェイク”や創価新報は『日顕宗信者、強要罪で逮捕!』とか書くだろう。
 まあ、マスコミなんてそんなもんだ。

 何かマズいことに心当たりのある、ここ最近入信したての元顕さんは今のうちに、講頭さんや御住職に相談しておいた方が良いかもしれない。

 トチロ〜さんは講頭として、もし所属信徒からそのような相談をされたらどうなさいますか?
コメント (9)
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