報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

物語の途中ですが、ここでボッチ登山の模様をお伝えします。

2021-03-20 20:30:21 | 日記
 

 スタート地点は東京駅から。
 オレンジ色のラインがJR東海であることをアピールしている。

 

 私が乗車したのは“こだま”705号、名古屋行き。
 先頭車の1号車に乗ったからかもしれないが、とても空いていた。
 タイプはN700A。
 やはりN700Sは“こだま”にはまだ使われていないようだ。
 尚、写真からでは分からないが、JR西日本の車両である。
 見分け方は車両の下部にペイントされたJRマークの色と、車内チャイムの曲。
 即ちJR西日本だと“いい日旅立ち・西へ”が流れる。

 

 今朝の朝食はJRCPの“深川めし”
 精進潔斎の為に肉食は禁止である( ー`дー´)キリッ
 ……はい、んっ?さん、何でしょう?
 ……え?そんなこと御書のどこに書いてあるのかって?
 それは【お察しください】。
 ……はい、そこの曹洞宗の信徒さん。
 ……え?禅寺では魚食も禁止だって?魚食をしている以上、精進潔斎とは言えないって?
 それは【お察しください】。

 

 中身はこれ。
 アナゴの蒲焼と小エビ少々とアサリの煮しめと……思いっ切り魚食なのでした。

 

 えー、無事に新富士駅に着きました。

 

 新富士駅富士山口のバスプールから、富士駅南口のバスに乗り換える。
 コロナ禍でもバスの本数は変わらないようだ。
 因みに車種は中型バス、或いはコミュニティバスでお馴染みの小型バスで運転される。

 

 富士駅に到着。
 在来線でもJR東海なので、駅名看板の意匠は変わらない。
 ここから乗り換えたのは313系。
 画像は以前に乗車したのと全く同じなので、そちらを参照して頂きたい。
 ボックスシートの付いた、身延線では標準タイプ。
 但し、シートピッチはそんなに広くない上、背もたれの角度も直角に近い。
 せいぜいJR東日本のE233系並みの柔らかさにプラスして、頭の部分にカバーが付いているくらいである。
 ワンマン運転に対応している車両ではあるものの、どうも運転席にドア開閉スイッチが無いらしく、運転士は駅に到着する度にいちいち運転席を立って、車掌スイッチを扱わなければならない。
 富士宮駅や西富士宮駅みたいな島式ホームだと、左ハンドルのJR車両では特に大変だ。
 というか、乗客側からしてもなかなかドアが開かないからじれったい。
 これがホームドアがあるからとか、安全面の為なら致し方無いのが、さすがにこれは効率が悪い。
 他のJRみたいに、運転台にドアスイッチを付けてやれないものか。

 

 下車駅の西富士宮駅に到着。
 運転士がまだ車掌スイッチを扱っていないのにJR東日本の感覚ですぐにドアボタンを押してしまい、あれ?おかしいなと思って連打していると、運転士が申し訳無さそうな顔で私を見ていた。
 あっと!ここはJR東海だった!運転士さん、焦らせてスマン!

 いつもなら駅前でタクシーが数台ヒマそうに並んでいるのだが、既に春季彼岸会で需要が多かったのか、今回はいなかった。
 次の電車を待つくらいの時間、タクシー乗り場で待っていたが、なかなか来ないので、地元のタクシー会社に電話。
 それからだいたい6分くらいで来た。
 御山で大きな行事がある時は、このローカル駅のタクシーも忙しいようだ。

 

 工事の終わった三門。
 あえて交差点から斜め向きに撮ってみました。
 やっぱり総本山の建物が立派なのは良いことだと思うよ。
 特別御供養に対して、批判的な意見もあるみたいだけど。
 やっぱり新願者を連れて来る時に、みすぼらしいお寺だと何かねぇ……。
 顕正会の会館は地味だけど、まあ口では、「顕正会はカネが掛からない」と言ってるだけのことはあると思うよ。
 ああ、分かってる。会員からの御供養は殆どが浅井家の金庫に入っているのであり、会館に対してもあまりカネを掛けないケチ構造であるということは。
 そういった意味では、いくら自分の為とはいえ、会館に金を掛けた池田会長の方が偉いと思う。

 

 境内の桜。
 一分咲きってところかな。
 ちゃんと桜は咲いているからね?

 

 報恩坊の入口です。
 私が折伏した新願者の方も、必ずここを通って頂きます。
 それがいつになるのかは、【お察しください】。

 さて、春季彼岸会なのだが、恐らく私が一時期所属させて頂いた法道院さんでは信じられないだろう。
 参加者は私1人である。
 もう一度言おう。
 参加者は私1人である。
 この時点で嫌な予感が立ち込めている。
 確か昔、報恩坊に最初に所属した頃も、1人でボッチ登山させて頂く機会が何回かあったのだが、その度に事故に巻き込まれたりしたものだ。
 帰りの電車が人身事故を起こしたとか(おかげで人が電車に轢かれる時、どういう音がするか分かったよ)、近所の交差点で車同士の衝突事故があり、その部品が私の所に飛んで来たとか……(歩道の向こう側で起きた事故だから大丈夫……なんてことはない!)。
 いずれにせよ、ボッチ登山の帰りのことである。
 それを思い出した。
 彼岸会については……特に問題無く終了した。
 御住職からは彼岸とはそもそも何なのか?春季彼岸会にお供えする牡丹餅と御萩の違いは何か?ということについて講話を頂戴した。
 どちらも雑学としては知っていて、特に前者は彼岸と此岸を隔てる三途の川を渡る鉄道会社、冥界鉄道公社(略称、冥鉄)の元ネタにもなった。
 しかし、深い意味を知ったのは今日が初めてだ。
 此岸に入ると、こちら側の鉄道に第二種鉄道事業者として乗り入れ、それはごく一部の鉄道関係者しか知らないのだが、霊感の強い者はたまたま見えてしまう……という設定だったかな。
 で、帰宅した時に、私はとんでもない失態をしていたことに気づく。
 御塔婆御供養をしたことのある方は分かっていると思うが、それを所属寺院で行う場合、御塔婆御供養とは別に寺院に対しての御供養を出すだろう?
 私はそれを一緒にして出したつもりでいた。
 御住職もそれで良いと仰ったからだ。
 ところが当初、私はそれを別々にしていた。
 余計なこと考えず、それをそのまま出せば良かったのに、私ときたら、

 雲羽:「やっぱり別々にすると効率が悪いのではないだろうか?同じ坊に出すものだし、一緒にした方が良いだろう」

 と考えてしまったのだ。
 そして、それをすぐに実行すれば良いのに、ブログの更新を先にしてしまったものだから、そのまま忘れた。
 結果、坊に出したのは御塔婆2つ分の御供養だけであり、しかも口では、「それとは別に坊への御供養も入ってます」と言ったものだから、御本尊の前で堂々と詐欺行為をしてしまったのである。
 帰宅してから、何故か机の上にポツンと封筒。

 雲羽:「え……?何で御供養もう1つあんの?」

 次の瞬間、室内に絶叫がこだましたことは言うまでもありません。
 ボッチ登山という警告、そして地震という最終警告、それすらも何のことだかさっぱり分からん状態で帰宅してようやく気付いた阿呆が1人ここにいたのでした。
 現在、御住職にメールを送信し、謝罪とこの御供養どうしたら良いか指示待ち中……。

 全国に法華講員が何人いるのか、正確な数は分からんが、御供養忘れて登山するヤツなんてそうそういないだろうなぁ……。
 しかも本人は御供養したつもりでいるのだから。
コメント (2)
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