報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

小説の途中ですが、ここで冨士参詣臨時便をお送りします。

2015-01-09 21:43:29 | 日記
「ドカーン」、響く衝突音=バス車内に倒れた女性の姿も―東急路線バス事故・東京(時事通信) - goo ニュース

 やっちまったの騒ぎじゃない。
 海外でのバス事故は車内外のカメラによる決定的瞬間を放送するのだから、日本でもやれと思う。
 今では日本のバスにもカメラが設置されているのが普通だ。
 どうしてそれをやらないのが不思議でしょうがない。
 え?裁判?捜査?知らねーよ、そんなこと。

 しかし、おちおち乗りバスもできん事故だね。
 明日それを予定しているだけに、物凄く不安だ。
 因みに私は基本、運転席の真後ろに乗る。
 ワンステ、ノンステであれば、更にその1つ後ろの席でもいいだろう。
 どの車でも、大抵運転手が何かやらかして前からぶつかる事故の場合、左前方をぶつけるので、運転席の後ろが1番安全なのだ。
 そう、助手席が1番危険というのはそこに由来する。
 哀しいかな、私の場合、“やきそばエクスプレス”や他の夜行バスの場合、危険な左前方の席を割り当てられることが多い。
 “やきそばエクスプレス”大石寺発着便が事故ったら、“フェイク”や創価新報のいいお笑いネタだぜ。
 但し、宮城交通“エトアール”号のように、運転手自身が既に死んでいる状態の場合は、どの席でも危険である。
 即死を免れたければ、トイレが1番安全かもしれない。
 但し、閉じ込められても知らんけど。
 東急バスは範疇に無くて良かった、ではなく、さすがにこれは他人事ではない。
 原因と対策早よ!といったところだ。

 閑話休題。
 パラパラ茜さん、またブログを更新したはいいが、是非とも私の“非婚のススメ”を送り付けてやりたい内容だ。
 つくづく、あんなタイプと一緒になったら大変だと思う。
 今は矢口真里に矛先が向いているが、一緒になった途端、それがこっちに一点集中攻撃ってことだぞ。
 統一教会の信者だという元彼をボロクソに非難している記事がだいぶ前にあったが、つまりそういうことだ。
 法華講の男子部または壮年部が相手でも、ブログで野次られると分かっている女とは一緒になりたくないというのが関の山だ。
 嫌いなタレントに天罰が下ったと言って喜んでいるようだが、それはつまり、アンタに仏罰が下った時、他のブロガーからお祝いの記事を書かれても文句は言えないということだよな?
 私はよっぴんさんみたいに殊勝な御方ではないので、その暁にはボロクソに書かせて頂く。

 え?オマエが乗りバス中に事故るのがオチだよって?
 いや、多分大丈夫だと思う。
 もう何となく気づいているが、この仏法って、ほんと信心している人「だけ」助かるシステムになっているようだ。
 だから、どんな大事故でも、私だけ助かる……はずだ。

 私だけ死んだら、どうぞ笑ってください。
コメント (9)
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“ユタと愉快な仲間たち” 「地下鉄の中は異界」

2015-01-09 00:06:29 | ユタと愉快な仲間たちシリーズ
[1月3日10:30.魔界高速電鉄1号線 17番街駅・プラットホーム 威吹、カンジ、マリア、イリーナ、キノ、江蓮]

 平常時は何の変哲も無い古めかしい地下鉄の駅。
 しかし今、地上の町は内戦が勃発し、地下鉄駅も荒廃してしまっていた。
 ホームに中途半端な位置に停車している古めかしい電車。
 左側通行なので、6両編成のうち、前3両がホームからはみ出して止まっているところを見ると、発車直後か通過中か不明だが、緊急停止したものと思われる。
 イリーナはその最後尾の車両と隣の車両の間の運転席を覗いてみた。
「確か前に、ここの電車は1両単位で動かすことができるって聞いたことあるのよ」
 その為か、貫通扉(連結器の上にある扉)は付いていても、隣の車両へは行き来できない。
 運転席の横には自動解結装置があって、これで連結を外すことができるとされるが……。
「素直に動いてくれそうか?」
 威吹が問うと、イリーナは肩を竦ませて答えた。
「世の中、そう上手くは行かないってことね。どうやらダメみたい。起動キーが抜かれてる。探してこなきゃ」
「運転台の近くに落ちてたりしねーのか?」
 キノはしゃがみこんで、丸い運転席の下などを覗き込んだが、そんなものは無かった。
「何とかこれを切り離して、1番街へ向かえるといいんだけど……」
「イリーナ先生、この鍵ですか?」
 反対側の運転台から、江蓮が鍵を見つけた。
「おおっ!江蓮、でかしたぜ!」
「どれ、ちょっと貸してみー」
 イリーナは鍵を受け取って、起動装置の鍵穴に挿そうとした。
「あー、ダメだ。合わないね。こりゃ、別の鍵だわ」
「えーっ!」
「世の中、上手く行かないね。でも、運転席の近くから見つかったってことは、何かしらの鉄道施設の鍵ってことよ。もう少し、駅の中を探してみましょう」

[同日10:45.17番街駅・職員エリア 上記メンバー]

 江蓮が見つけた鍵は、職員エリアに通じるドアの鍵だった。
 この駅に緊急停車した電車を、ここの駅員が急いで避難誘導した際、落としたものだろうか。
 しかし、その職員エリアも、生きている職員の気配は無かった。
 あるのはこの駅を占拠しているモンスター達の気配、そしてそれに食い殺された人間の職員の無残な死体と、抵抗して殺されたのか、やっぱり無残な死体を晒している魔族の職員の姿だった。
 それらを斬って伏せる、魔族の剣客達。
「江蓮、大丈夫か?」
 キノは江蓮のメンタルを気にしたが、
「大丈夫。これ、借りられないかな?」
 と、江蓮は落ちている木刀を拾った。
「竹刀だけじゃ心配だからさ」
「ああ、そうだな」
「意外と根性の据わった娘だ」
 威吹は目を丸くした。
「おう、そうだぜ。さすが、オレが惚れ込んだ女だけあるだろ?」
 キノは鼻を高くして言った。
「それより、この部屋に入ろう」
 イリーナが鍵を開けたのは、信号室だった。
 昔は各駅に信号係という職員がいて、担当する駅構内のポイント切り替えや信号機の操作を行っていた。
 魔界高速電鉄は、今でもそういう方式を取っているのだろう。
 室内には電車運行の為の資料が机の上に山積みになっていて、ポイントの切り替え法やら、電車の連結器の解結マニュアルまであった。
 更には、『緊急時における列車の逆走運転について』なるものまで。
「何か難しい内容だな。くそっ!鉄ヲタのユタがここにいりゃラクだったのによ」
「取りあえず、電車をどう逆走させれば良いかまでは分かりました。あとは、その逆走させる為に連結を外す方法ですね」
 カンジはマニュアルを読んで言った。
「起動キーだろ?……ちっ、シケてやがる。この部屋には無さそうだぜ」
 キノは部屋を荒らすかのように、乱雑に散らかしながら探した。
「そうね。取りあえず、他の部屋を探してみましょう」
 その前にカンジはマニュアルを見ながら、電車を逆走運転させる為に遠隔でポイントを切り替えたりした。
「……取りあえず、これで逆走は可能でしょう。このポイントを渡って、なるべく順走線路に早く戻れるようにしました」
「よし、カンジ。でかしたぞ。あとは電車の連結を切り離して、逆転させるだけだ」
 威吹はガッツ・ポーズをして、信号室の外に出た。

 他に探したのは仮眠室と職員用トイレ、それに駅長室だった。
 しかし、お目当ての鍵は見つからない。
「うっわ……!エグ……!」
 特に駅長室においては、人間の駅長が椅子に座ったまま死んでいた。
 腹を搔っ捌かれており、これが致命傷になったようである。
 さすがの江蓮も、マリアの後ろに隠れるくらいだった。
 そのマリアもしかめっ面をしてはいたが……。
「机の上に何かある」
 キノが駅長の机の上を見ると、業務日誌が置かれていた。
 あまり大きくない駅だ。
 そんなに大きな事案も無いのだろう。
 駅長らしく、部下の職員達に対する勤務評価についても記載されていた。
「……!おい、これ見ろ!」
 キノが見つけたのは、この一文。
『……ジョニーについては、しばしば備品の戻し忘れが散見される。この前もカードキーの戻し忘れがあった。ボブから、今度は連結器自動解結装置のキーが1つ無くなっているとの報告を受けたが、前日の担当者がジョニーであることから、またロッカーに入れっ放しにして帰ってしまったのだろう。……』
「ロッカールームはどこだ!?」
「探すぞ!」
「ハイ!」

 駅長室を飛び出す面々。
「しゃらくせぇい!」
 どこから侵入してくるのか分からないが、ザコモンスター数匹が廊下で襲って来たので、キノが1人で斬り捨てた。
「あった!ここよ!」
 イリーナが男子更衣室のドアを発見した。
「鍵は掛かってねーだろうな?」
「分かんないけど……」
 マリアは何となくノックをしてみた。
 すると、向こうからもノックが返って来た。
「誰か着替え中みたいだぞ?」
「んなワケねーだろ!この非常時に!おい!フザけてねーで、ここ開けろ!入んぞ!!」
 キノはドアノブを掴んで回した。
 案の定、鍵が掛かっている。
 だが、
「うらぁーっ!!」
「でやーっ!」
「とぉーっ!!」
 剣客の男3人の大いなる腕力でドアをこじ開けた。
「!!!」

 すると、中にいたのは……!
コメント (4)
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