おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の9ページ「図 111-17 設備投資の推移」を読みましたが、今日は10ページ「図 111-20 自己資本利益率(ROE)」を見ます。
下図から2016 年度の ROEを見ると、前年度より増加し、全産業では 7.3%(前年度 6.7%)、製造業では 7.2%(同 7.1%)と高水準を維持していることが分かります。
この結果について白書は、製造業の企業規模別 ROE の推移を見ると、2016 年度には中堅企業が 9.1% と前年度の 5.9% から大幅に増加し、大企業の 7.4% を上回る結果となっている。中小企業は 5.3% と前年度より若干減少したことが分かる、とあります。
この図の序文として、2015 年のコーポレートガバナンス改革によって、企業経営者には、機関投資家との対話を通じて、企業の中長期的な成長や企業価値の向上にこれまで以上に取り組むことが求められるようになり、それらを意識して行動するようになっている。
こうした中、企業価値の向上において重要となる収益性を表す指標としては、従来から自己資本利益率(ROE)が用いられているが、アベノミクス始動後の企業業績の回復によって、ROE は回復傾向にある、とあります。
日本のものづくり産業は数値の面から見ると大変好調ということですね!!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の9ページ「図 111-17 設備投資の推移」を読みましたが、今日は10ページ「図 111-20 自己資本利益率(ROE)」を見ます。
下図から2016 年度の ROEを見ると、前年度より増加し、全産業では 7.3%(前年度 6.7%)、製造業では 7.2%(同 7.1%)と高水準を維持していることが分かります。
この結果について白書は、製造業の企業規模別 ROE の推移を見ると、2016 年度には中堅企業が 9.1% と前年度の 5.9% から大幅に増加し、大企業の 7.4% を上回る結果となっている。中小企業は 5.3% と前年度より若干減少したことが分かる、とあります。
この図の序文として、2015 年のコーポレートガバナンス改革によって、企業経営者には、機関投資家との対話を通じて、企業の中長期的な成長や企業価値の向上にこれまで以上に取り組むことが求められるようになり、それらを意識して行動するようになっている。
こうした中、企業価値の向上において重要となる収益性を表す指標としては、従来から自己資本利益率(ROE)が用いられているが、アベノミクス始動後の企業業績の回復によって、ROE は回復傾向にある、とあります。
日本のものづくり産業は数値の面から見ると大変好調ということですね!!