中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

新事業計画では慎重な検討が望まれる!

2016年11月15日 05時45分58秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)218ページ「第 2-4-6 図 新事業展開を行っている中小企業の現在の業績」をみましたが、今日は219ページ「第 2-4-7 図 中長期事業計画策定有無別に見た新事業展開に当たり事前に検討する事項」をみます。

下図から新事業展開を行うに当たり事前に検討している内容を見ると、計画的な経営を行っている「中長期事業計画あり」の企業の方が総じて回答割合が高く、慎重な検討を行っていることが分かります。

この結果については白書はさらに、「失敗した場合に備え、資金面での余力についての検討」、「撤退・失敗を判断する際の基準の検討」等、新事業の失敗を想定した検討についての回答は全体的に低くなっている、とあります。

この結果を踏まえ、白書はリスク管理の専門部署の有無等、企業の体制によって、新事業展開の事前検討の効果に違いはあるのかという仮説を提唱しています。明日、結果を見ていきます!!

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新事業展開を業績を高めるが・・・

2016年11月14日 04時17分28秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)217ページ「第 2-4-5 図 新事業展開の進出実績と進出実績に対しての評価」をみましたが、今日は218ページ「第 2-4-6 図 新事業展開を行っている中小企業の現在の業績」をみます。

下図から新事業展開を行うことによる企業業績への影響を見ると、現在の売上高の傾向が「増加傾向」と回答した企業の割合は「従来商品のみ」の企業では18%であるのに対し、新事業展開を行っている企業では19~33%と高くなっており、利益額の傾向を見ると、こちらも売上高と同様の傾向が見られ、新事業展開を行っている企業の方が「増加傾向」と回答した企業の割合が高いことが分かります。

この結果について白書は、新事業展開を行っている企業の方が現在の業績は好調な傾向にあるものの、売上や利益が増加傾向にある企業は3割前後にとどまっている、とあります。

新事業展開は取り組めば誰もが成果を得られる訳ではないという示唆ということです。では、どのような事前準備が求められるのでしょうか。明日、見ていきます!!

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中小企業の新事業展開には課題が多い!!

2016年11月13日 06時06分47秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)214ページ「第 2-4-4 図 日本の自然災害発生頻度及び被害状況の推移」をみましたが、今日は217ページ「第 2-4-5 図 新事業展開の進出実績と進出実績に対しての評価」をみます。

下図から企業がこれまで行ってきた新事業展開の内容と、その実績に対してどのような評価をしているかを見ると、「新事業展開はしていない」という回答した企業を除き、6割弱の企業が新事業展開に取り組んだ実績があり、項目別に見ると「日本国内での新規営業地域への展開」、「製品・サービスの新規開発・販売」、「製品・サービスの海外輸出」が多くなっていることが分かります。

また、進出実績のある企業の新事業に対しての評価を見ていくと、項目ごとにばらつきはあるものの、新事業展開を行っている企業の4~6割が「どちらでもない」、「失敗」と回答しており、中小企業の新事業展開には課題が多いことが分かります。

新事業展開は大きな利益を生む可能性がある一方で、事前の準備不足や突然の環境変化により危機に陥り、新事業からの撤退や、既存事業に大きな影響を及ぼす可能性もある。

新事業の「新」をどの程度に捉えるかですが、新たなことに取り組み課題がないという中小企業を見たことはありませんね!!

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自然災害の脅威は拡大している!

2016年11月12日 06時55分21秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)213ページ「第 2-4-3 図 日本における自然災害被害額の災害別割合」をみましたが、今日は214ページ「第 2-4-4 図 日本の自然災害発生頻度及び被害状況の推移」をみます。

下図から我が国における自然災害による被害額と発生件数の推移を確認すると、被害額は2011年の東日本大震災の影響もあり足下では大きく増加しており、発生件数も近年増加傾向にあり、自然災害の脅威は拡大しているといえます。

この表を踏まえ白書は、我が国はその地形、地質、気象等の自然条件から地震、台風、洪水等の自然災害に対し脆弱なため、企業は自然災害のリスクを認識し事業所の耐震強化や浸水防止工事等の対策を進めていく必要がある、とあります。

東日本大震災が数百年に一度の大地震と言われていたので、これから数十年は来ないと思っていたら、今年だけでも大地震が2回も起きているので対策を講じる必要がありますね。

しかしながら、対策とはどのように取れば良いのでしょうか。白書を読み進んで行きたいと思います!!

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自然災害による被害と中小企業

2016年11月11日 04時45分44秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)211ページ「第 2-4-2 図 企業規模別に見た事業の継続が困難になると想定しているリスク」をみましたが、今日は213ページ「第 2-4-3 図 日本における自然災害被害額の災害別割合」をみます。

下図から我が国における自然災害による被害の内訳を見ていくと、発生件数は「台風」が57.5%と最も多く、次いで「地震」、「洪水」が多くなっていることが分かります。

白書は、被害額はひとたび発生すれば広域に甚大な被害をもたらす「地震」が8割超を占めており、次いで「台風」、「洪水」の順となっている。

近年では東日本大震災や鬼怒川で発生した堤防決壊のような大規模な洪水等、従来の想定を超えた大規模災害の発生が増加している、とあります。

自然災害による被害が直接自分に降りかからないと対岸の火事という意識が高く、結果として何の準備もしていない中小企業が多いと思います。

自然災害による被害額はどのくらいなのでしょうか?そして、それに対して中小企業はどのような対応が求められるのでしょうか。明日、見ていきます!

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中小企業はリスクに対する認識が低い!!

2016年11月10日 04時31分53秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)210ページ「第 2-4-1 図 企業の経営活動におけるリスクの具体例」をみましたが、今日は211ページ「第 2-4-2 図 企業規模別に見た事業の継続が困難になると想定しているリスク」をみます。

下図から顕在化した際に事業の継続が困難になると想定しているリスクについて確認すると、大企業、中小企業とも8割超と共通して割合が高かったのは「設備の故障」であり、続いて「自然災害」、「情報セキュリティ上のリスク」では、大企業では90%弱と高くなっている一方で、中小企業では約75%と顕著に差が出ていることが分かります。

この結果について白書は、全体的に大企業の方が中小企業より回答割合が高く、中小企業は総じてリスクに対する認識が低いことが分かる。

また、いずれの事象も、顕在化した際には企業規模を問わず甚大な被害が発生し事業の継続に大きな影響を与える可能性があるため、事前の対策を進めることが重要である、とあります。

中小企業にとって最大のリスクは、経営者自信の不確実性であることから、こういう結果になってしまうような気がしますね。。。

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企業が直面するリスクと、リスクに対する考え方!

2016年11月09日 04時25分47秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)207ページ「コラム グローバル人材確保のための支援について」をみましたが、今日は210ページ「第 2-4-1 図 企業の経営活動におけるリスクの具体例」をみます。

白書は、幅広いリスクを企業の経営活動に当てはめて考えると下図のような具体例が挙げられるとしています。

事業機会に関連するリスクとは、経営上の戦略的意思決定に係るリスクであり、新たな事業分野への進出の成否や設備投資規模の適否等を指し、事業活動の遂行に関連するリスクとは、適正かつ効率的な業務の遂行に係るリスクであり、地震による財物の損壊やネットワークセキュリティの不具合による情報漏えい等を指す、とあります。

リスクは、一般には「危険性」すなわちマイナスの結果の発生可能性という意味で使われることが多いが、プラスとマイナスの結果の双方の発生可能性を含む「不確実性」と捉えられることもある。

リスクは、利益の源泉であり、リスクを取って利益を追求しないと企業が成長できないと積極的に捉えられるようになってきている。

白書によるリスクマネジメントを明日から読んでいきましょう!!

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海外展開のための支援施策と言えば・・・

2016年11月08日 04時55分07秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)204ページ「第 2-3-32 図 海外展開投資別に見た人材育成の課題」をみましたが、今日は207ページ「コラム グローバル人材確保のための支援について」をみます。

白書によると、海外展開投資に必要なグローバル人材や外国人人材を活用するための支援施策は下図があるとのことです。

我々は海外支援=ジェトロというイメージがありますが、ジャイカや中小機構も行っているので、比較しながら活用していきたいですね!

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海外展開を主導していくための人材育成における課題も多い!

2016年11月07日 04時24分18秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)203ページ「第 2-3-31 図 海外展開投資別に見た人材確保の課題」をみましたが、今日は204ページ「第 2-3-32 図 海外展開投資別に見た人材育成の課題」をみます。

下図から人材育成における課題について見ると、輸出、直接投資、インバウンド対応いずれについても「業務多忙により人材育成にかかる時間・体制的余裕がない」と回答する企業の割合が高い傾向にあり、加えて、輸出については「人材指導・育成のノウハウが乏しい」、直接投資については「人材指導・育成のノウハウが乏しい」、「言語・文化・商慣習の違いのためコミュニケーションが困難」、「人材が定着しない」、の割合が高いことが分かります。

これまでを踏まえ白書は、

海外の需要を取り込んでいくことは決して簡単なことではなく、そのためには海外展開を主導していくためのグローバル人材や外国人人材の活用は必要不可欠である。

しかし、これまで概観してきたとおり、海外展開を行う中小企業は様々な課題を抱えているために、海外展開人材を社内で雇用し、育成するのが困難であると考えている企業が多い。

中小企業が社内でグローバル人材の確保・育成が十分行えないのであれば、外部から日本語や国際感覚に長けた外国人等の多様な人材を確保し、活用していくことも、海外展開投資を成功させるための方法の一つではないだろうか。

このように、我が国の中小企業が海外展開投資を行うにあたって、社内で海外展開人材を確保・育成していくのとあわせて、日本人にこだわるのではなく外部から多様な人材を確保・活用することによって、海外需要を獲得することで稼ぐ力を強化していくことが今後期待される、とあります。

これを踏まえた具体的な施策にはどのようなものがあるのでしょうか?明日、見ていきます!!

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人材確保における課題は何か??

2016年11月06日 06時41分09秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)202ページ「第 2-3-29 図 海外展開投資別に見た人材確保の取組状況」をみましたが、今日は203ページ「第 2-3-31 図 海外展開投資別に見た人材確保の課題」をみます。

下図から人材確保における課題について見ると、輸出と直接投資については「生産管理・設計技術・通訳等の求める質の人材が少ない」、インバウンド対応については「業務多忙により人材確保にかかる時間・体制的余裕がない」と回答する企業の割合が高いことが分かります。

では、人材を確保した後の育成についての課題は何があるのでしょうか。明日、見ていきます!

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必要だと分かっていても・・・

2016年11月05日 06時02分47秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)201ページ「第 2-3-28 図 外国人人材有無別に見た業務実績」をみましたが、今日は202ページ「第 2-3-29 図 海外展開投資別に見た人材確保の取組状況」をみます。

下図から海外展開投資を行っている企業の、人材確保の取組状況を見ると、直接投資については「中途採用による語学力・専門性の高い日本人人材の確保」が最も高く、次いで「外国人留学生、現地人材等の外国人の積極的な採用」、「語学力・専門性の高い新卒者の採用」の順になっているが、輸出とインバウンド対応については「人材は必要だが確保の取組は特に行っていない」と回答する割合が最も多くなっていることが分かります。

続いて、下図から人材育成について見てみると、直接投資については「海外現地スタッフの日本での勤務や研修・実習」、「日本人社員の早期海外赴任」といった取組を行っている企業はいるものの、全体的にいずれの海外展開投資についても「人材は必要だが育成の取組は特に行っていない」と回答する企業の割合が高くなっていることが分かります。

必要だと分かっていても何のアクションも起こせないというのは、経営者としては本当に歯がゆいところですよね!

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外国人を活用すると売上と利益が高まる

2016年11月04日 04時02分30秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)200ページ「第 2-3-27 図 海外展開投資別に見た外国人人材の有無」をみましたが、今日は201ページ「第 2-3-28 図 外国人人材有無別に見た業務実績」をみます。

下図から海外展開投資を行っている企業における売上高、売上高経常利益率を外国人人材の有無別・海外展開投資の種類別に見ると、輸出、直接投資、インバウンド対応のいずれの海外展開投資についても、外国人人材を活用している企業の方が売上高、売上高経常利益率の水準が高いことが分かります。

この結果について白書は、外国人人材を活用することが売上高や売上高経常利益率を向上させるという因果関係を示すものではないが、少なくとも外国人人材の活用と業務実績との間には相関関係があると考えられる、とあります。

外国人を活用すると売上と利益が高まるというのは雰囲気として納得できますね。では、そのような人材をどのように確保しているのでしょうか。明日、見ていきます!

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外国人人材を活用できていない!

2016年11月03日 05時25分37秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)199ページ「第 2-3-26 図 海外展開投資別に見たグローバル人材の充足度」をみましたが、今日は200ページ「第 2-3-27 図 海外展開投資別に見た外国人人材の有無」をみます。

下図から外国人人材の確保状況を海外展開投資の種類別に見ると、直接投資を行っている企業については、外国人人材を国内や現地の生産拠点や販売・サービス拠点で活用しているため、外国人人材の活用割合が6割強とほかの投資に比べて高くなっていますが、他方で、輸出とインバウンド対応を行っている企業については、直接投資に比べて外国人人材の活用が進んでおらず、約6~7割の企業が外国人人材を活用できていないことが分かります。

これらについて白書は、輸出や直接投資に比べて、特にインバウンド対応を行っている企業の方がグローバル人材の不足感が強いことが分かる、とあります。

直接投資企業でも6割強というのは、あまりにも少ない気がしますが、これが実態ということなのでしょうね!

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グローバル人材が不足している!!

2016年11月02日 03時44分39秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)191ページ「第 2-3-25 図 高収益、低収益別に見た海外展開投資の効果を得るために有意であった取組の実施状況」をみましたが、今日は199ページ「第 2-3-26 図 海外展開投資別に見たグローバル人材の充足度」をみます。

下図からグローバル人材の充足度を海外展開投資の種類別に見ると、輸出と直接投資については、約4割の企業がグローバル人材を確保できていますが、他方で、輸出企業の44.0%、直接投資企業の57.3%は、グローバル人材が不足していると回答しており、また、インバウンド対応を行っている企業については、グローバル人材を確保できている企業は僅か15.7%で、68.6%もの企業が不足していると回答していることが分かります。

これらについて白書は、輸出や直接投資に比べて、特にインバウンド対応を行っている企業の方がグローバル人材の不足感が強いことが分かる、とあります。

ここでいうグローバル人材とは、語学力や海外在住、勤務経験、国際感覚に長けた日本人のことをいうと脚注にありますが、こういう人材はどこの企業も欲しがるのでこういう結果に自ずとなっていくのでしょうね!

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答えはやはりビジョンの共有化である!!

2016年11月01日 04時27分19秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)190ページ「第 2-3-24 図 高収益、低収益別に見た海外展開投資による効果」をみましたが、今日は191ページ「第 2-3-25 図 高収益、低収益別に見た海外展開投資の効果を得るために有意であった取組の実施状況」をみます。

下図から海外展開投資前後に行った取組のうち、投資効果を得るために有意であった取組の実施状況を高収益企業と低収益企業で比較したものを見ると、「海外展開投資の目的・ビジョンの明示」、「海外展開の計画の策定」、「海外展開投資の効果の予測」、「外国人人材の採用」、「海外展開を主導できる日本人人材の採用」、「海外展開の段階的な実行・導入後の国内・現地モニタリング」の取組について、高収益企業の取組割合が低収益企業に比べて高くなっていることが分かります。

どのような取組を行うことでより収益力を向上させることができるのかというのは、誰もが抱く普遍的な課題ですが、その答えは、やはりビジョンの共有化にありました。

しかし、ビジョンを共有化するにはどうしたら良いのか、ここに高収益企業の不断の取り組みが背景にあるということなのですよね!

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