中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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中小企業がサプライチェーンを支えている!!

2020年02月14日 05時11分01秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「中小企業白書」364ページ「コラム 3-1-10 図 両利きの経営」を読みましたが、今日は368ページ「第 3-1-70 図 製造業における取引構造の階層化」を見ます。

下図から、上場企業を頂点とした取引関係を1次から6次まで階層化し、それぞれ企業数・構成比率を見ると、1次取引企業の数が約2,000社減少(▲1.68%)しているのに対して、2次取引企業が約4,000社(+2.65%)増加していることが分かるが、2007年から2017年にかけて大きな変化は見られないことが分かります。

この結果について白書は、我が国の製造業は、1980年代後半から製造拠点の海外進出が進み、1990年代から2000年代前半にかけて国内産業の空洞化が指摘された。この流れの中で、取引構造の解体と再構築が一巡した可能性が考えられる、とあります。

この図の序文として、かつて、我が国の製造業の企業間取引は、「系列取引」と言われる長期安定的な関係が特徴であった。しかし、第1節で触れたとおり、グローバル化やデジタル化の進展を背景に、少数の親事業者に依存した取引関係から、多数の取引先と多面的な取引関係に変化している可能性が指摘されてきた。

我が国の強みとされてきた「ものづくり」の技術は、その基盤となるサプライチェーンを構築する中小企業によるところが大きい。従って、サプライチェーンを構築する中小企業の経営基盤の充
実は、我が国の強みの源泉の充実につながると考えられる。

他方で、サプライチェーン構造が仮に大きく変化しているという指摘が事実であるならば、中小企業はサプライチェーンの中で新たなポジションを確保していく必要があると考えられる、とあります。

中小企業がどのようにサプライチェーンを支える役割となっているのか。まずは、読み進んでいきましょう!!

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