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中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

自動車産業で進む「地産地消」

2016年05月27日 04時31分04秒 | 2015年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2015年版ものづくり白書59ページの「図122‒18 輸入浸透率と輸出依存度」を見ましたが、今日は60ページの「図122-22 国内生産比率」を見ます。

下図から、自動車産業の国内生産比率を見ると、グローバル化が進んでおり、日系メーカー12社の2014年の生産は合計2,725万台で、うち海外生産は1,748万台と、6割以上が海外で生産されており、さらに、リーマンショック以降この傾向は強まっており、2004年に5割であった国内生産比率は、足下では4割まで低下していることが分かります。

次に、上右図から国内生産のうち輸出向け台数比率を見ると、輸出比率(国内生産のうち輸出向け台数比率)は、緩やかに減少傾向にあるが、その背景には、一部で為替による影響の抑制やコスト削減を図るために、日本から海外に生産を移転し、更なる「地産地消」を進める動きがみられることが分かります。

現在、自動車産業は、需要のある消費地の近くで生産を行う「地産地消」を基本としており、国内での需要が500万台前後で伸び悩む中で、旺盛な海外需要には海外生産の拡大によって対応している状況が明確になってきているということですね!

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