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中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

ホームレスの高齢化

2012年12月03日 05時13分15秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「貯蓄現在高階級別世帯分布」をみましたが、今日は「ホームレスの年齢分布」をみます。

まず男女別・年齢別の相対的貧困率をみると、男女とも高齢期に上昇する傾向があり、総じて男性よりも女性の貧困率は高く、その差は高齢期になるとさらに拡大していることが分かります。

続いて、平成24(2012)年のホームレスの年齢構成を19(2007)年と比較すると、平均年齢は59.3歳で前回より1.8歳上昇しており、年齢分布をみても60 歳以上が全体の半分以上(55.2%)を占めており、このうち60~69 歳は42.3%で前回より7.5ポイントも増加、70歳以上は12.9%で前回より5.5ポイント増加しており、ホームレスの高齢化が進んでいることが分かります。

4,000万円以上の高齢者が7人に一人いる一方、3人に一人は貧困にあり、中にはホームレスになってしまう高齢者がおり、さらにその割合が増加しているのが現状であることから、社会福祉政策は新たな仕組みが求められていることが強く感じ取れますね。
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4,000万円以上の貯蓄を有する高齢者は7人に一人!

2012年12月02日 05時57分37秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「高齢者の支出に関する意識」をみましたが、今日は「貯蓄現在高階級別世帯分布」をみます。

総務省「家計調査(二人以上世帯)」(平成23年)から貯蓄現在高をみると、世帯主の年齢が65歳以上の世帯と全世帯平均とを比較すると、前者は2,257 万円と、後者の1,664万円の約1.4倍となっていることが分かります。

また貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると、世帯主の年齢が65 歳以上の世帯では、4,000万円以上の貯蓄を有する世帯が16.1%であり、全世帯(10.2%)と比べて高い水準となっています。

続いて、貯蓄の目的についてみると、「病気・介護の備え」が62.3%で最も多く、次いで「生活維持」が20.0%となっていることも分かります。

4,000万円以上の高齢者が7人に一人いて、「豊かな生活・趣味」や「旅行・買物」を楽しんでいる様子がうかがい知れますが、その一方、貯蓄残高が100万円未満が7.0%、貯蓄目的に「貯蓄はない」とする割合が2.8%おることから、そこには格差の存在を感じせざるを得ません。
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裕福な高齢者の生活!

2012年12月01日 06時05分10秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「一人当たりの支出水準」をみましたが、今日は「高齢者の支出に関する意識」をみます。

内閣府「高齢者の経済生活に関する意識調査」(平成23年)から、優先的にお金を使いたいと考えているもの)をみると、「健康維持や医療介護のための支出」(42.8%)、「旅行」(38.2%)、「子どもや孫のための支出」(33.4%)の順になっていることが分かります。

続いて、資産を二人以上の世帯についてみると、世帯主の年齢階級別の家計の貯蓄・負債の全般的状況は、世帯主の年齢階級が高くなるにつれて、1世帯当たりの純貯蓄はおおむね増加し、世帯主が60~69 歳及び70歳以上の世帯では他の年齢階級に比べて大きな純貯蓄を有していることが分かります。

家もあり、財産もあるという日本の高齢者がいかに恵まれた老後生活を過ごしているのかが感じ取れると思います。
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ゆとりある高齢者の生活の一方で・・・

2012年11月30日 04時04分37秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「年齢階級別ジニ係数」をみましたが、今日は「一人当たりの支出水準」をみます。

総務省「家計調査(総世帯)」(平成23年)をもとに世帯主の年齢階級別の世帯人員一人当たりの
1年間の支出をみると、世帯主が60~69歳の世帯が132.7万円で、70 歳以上は126.9万円となっていることが分かりおり、世帯主が65 歳以上の世帯の支出は全世帯の平均を上回っていることが分かります。

先日、高齢者世帯の年間所得(平成21(2009)年の平均所得)は307.9万円であることをみましたが、一人当たりの支出が132万円であるので夫婦二人であっても十分に余裕があると読むことができます。

また諸雑費(理美容品等)、こづかい(使途不明)、交際費で構成される「その他の消費支出【赤斑】」が最も多いのが60歳以降であることもこれを裏付けていると思います。

何より、この図をみると、30歳代が最も支出が少なくなっています。この年代は結婚、子育て、マイホームとお金がかかる年代であるにもかかわらず、食費をはじめとして全体の生活費を切り詰めているのが感じ取れます。

高齢者の年金は自分で積み立てたものではなく、我々現役世代に賦課されていることを考えると納得できないものがありますね。
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高齢者の所得格差は大きい

2012年11月29日 06時02分06秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「高齢者の経済状況」をみましたが、今日は「年齢階級別ジニ係数」をみます。

ジニ係数とは、不平等度を測る指標のことで、分布の集中度あるいは不平等度を示す係数が0に近づくほど平等で、逆に1に近づくほど不平等を示します。

下図は世帯員の年齢階級別の所得のジニ係数を示したものですが、60歳以上、とりわけ75歳以上のジニ係数の水準は他の年齢階級と比べてグラフが上に行くことから格差が大きいことが分かります。

買い物や海外旅行を楽しむ高齢者をみると高齢者は裕福と感じてしまいますが、そこには大きな格差、不平等があり、経済的に恵まれていない高齢者もいるということを認識しなくてはならない訳ですね。

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暮らしに困らない高齢者

2012年11月28日 04時38分05秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「地域別高齢者の世帯構造」をみましたが、今日は「高齢者の経済状況」をみます。

下図は内閣府「高齢者の経済生活に関する意識調査」(平成23年)において60歳以上の高齢者の暮らし向きについてみると、『心配ない』(「まったく心配ない」と「それほど心配ない」の計)と感じている人の割合は全体で71.0%であり、年齢階級別にみると、「80歳以上」は約8割と高い割合となっていることが分かります。

続いて、この根拠を厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成22年)から具体的な数値でみると、高齢者世帯の年間所得(平成21(2009)年の平均所得)は307.9万円となっており、全世帯平均(549.6 万円)の半分強であるが、世帯人員一人当たりでみると、高齢者世帯の平均世帯人員が少ないことから、197.9 万円となり、全世帯平均(207.3万円)との間に大きな差はみられなくなる。

また、高齢者世帯の所得を種類別にみると、「公的年金・恩給」が216.2万円(総所得の70.2%)で最も多く、次いで「稼働所得」53.2万円(同17.3%)となっています。

このように数字からは暮らし向きにまったく心配がいらない高齢者の生活が感じ取れ、裕福な高齢者はアクティブシニアとしてマーケティングの対象となりますが、その反面、日々の生活に困っている高齢者も多くそのような方は社会から置き去りにされる可能性があることも知っておいても良いと思います。

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高知県の独居老人問題の可能性

2012年11月27日 04時49分48秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「高齢者の家族と世帯」をみましたが、今日は「地域別高齢者の世帯構造」をみていきます。

65歳以上の高齢者のいる世帯構造を地域別にみると、東北地方や日本海側の都道府県の多くは三世代世帯【青色】が最も多く、東京都、高知県及び沖縄県では単独世帯【ピンク色】が最も多く、その他の都道府県では夫婦のみの世帯【黄色】が最も多いことが分かります。

三世代世帯が東北地方や日本海側で多いのは気候に起因すると思いますが、高知県で単独世帯が多いのは非常に不思議な感じがするので少し深掘りしてみます。

先日の都道府県別高齢化率の推移をみると、高知県は四国の他の3県に比べて高齢化率が高く、よくよく確認すると高齢化率は秋田県、島根県に続き3位の高齢化率でした。

つまり高齢者率と単独世帯が高い高知県は独居老人問題が深刻になる可能性が高いことから、後日、高知県における独居老人問題への取組を調査していきたいと思います。
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増加する「独居老人」!

2012年11月26日 04時22分04秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「世界の高齢化率」をみましたが、今日は「高齢者の家族と世帯」をみていきます。

65歳以上の高齢者のいる世帯についてみると、平成22(2010)年現在、世帯数は2,071万世帯と前年に引き続き2,000万世帯を超え、全世帯(4,864 万世帯)の42.6%と高齢者のいる世帯は増え続けていることが分かります。

65歳以上の高齢者のいる世帯について世帯構造別の構成割合でみると、昭和55(1980)年では世帯構造の中で三世代世帯が一番多く、全体の半分程度を占めていましたが、三世代世帯は減少傾向にある一方、夫婦のみの世帯が一番多く3割程度を占めており、単独世帯と合わせると半数を超える状況です。

問題はこのグラフの一番下【ピンク色】の単独世帯で、いわゆる「独居老人」が増加傾向にあることが数字からも読み取れる訳です。
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高齢化社会の先進国

2012年11月25日 05時00分00秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「社会保障給付費の推移」をみましたが、今日は「世界の高齢化率」をみていきます。

先進諸国の高齢化率を比較してみると、日本は1980年代までは下位、90年代にはほぼ中位であったが、平成17(2005)年には最も高い水準となり、世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会を迎えていることが分かります。

高齢化の速度について、高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまでの所要年数(倍化年数)によって比較すると、フランスが115年、スウェーデンが85年、比較的短いドイツが40 年、イギリスが47 年であるのに対し、日本は、昭和45(1970)年に7%を超えると、その24 年後の平成6(1994)年には14%に達していることから、世界に例をみない速度で進行していることも分かります。

左図をみると欧米諸国と比べると日本の高齢化のスピードは顕著ですが、右図をみるとアジア各国は日本を追いかけるように高齢化しているように感じます。

つまり、日本は高齢化社会の先進国となることが求められている訳ですね!
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砂に水と感じる社会保障費

2012年11月24日 05時00分00秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「都道府県別高齢化率」をみましたが、今日は「社会保障給付費の推移」をみていきます。

年金・医療・福祉その他を合わせた額を社会保障給付費といいますが、平成21(2009)年度は99兆8,507億円となり過去最高の水準となっており、このうち年金保険給付費、高齢者医療給付費、老人福祉サービス給付費及び高年齢雇用継続給付費を合わせた額を高齢者関係給付費といいますが、平成21(2009)年度は68兆6,422億円となり、前年度の65兆3,597億円から3兆2,825 億円増加しています。

国民所得に占める割合も昭和45(1970)年度の5.8%から29.4%に上昇していますが、国民所得とは国民全体が得る所得の総額のことですが、この費用が増加し続けているというのは砂に水をまくようなもので、どう考えても継続性があるはずがないので、早急に見直さなければなりませんね。
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首都圏でも高齢化が進展する!

2012年11月23日 05時00分00秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平均寿命の推移と将来推計」をみましたが、今日は「都道府県別高齢化率」をみていきます。

都道府県別の高齢化率をみると、平成23(2011)年現在の高齢化率は、最も高い秋田県で29.7%、最も低い沖縄県で17.3%となっています。

今後、高齢化率は、すべての都道府県で上昇し、平成47(2035)年には、最も高い秋田県では41.0%となり、最も低い沖縄県でも27.7%に達すると見込まれています。

今後の高齢化は大都市圏を含めて全国的な広がりとなるようですが、問題は、現在、過疎地域や限界集落はどこまで高齢化率が上がるのか、これについて何らかの手を打つことを考えなければなりませんね。

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人生の折り返し地点は45歳!

2012年11月22日 05時00分00秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「将来人口推計」をみましたが、今日は「平均寿命の推移と将来推計」をみていきます。

平均寿命は平成22(2010)年現在、男性79.64年、女性86.39年ですが、今後においても男女とも引き続き延びて、72(2060)年には、男性84.19年、女性90.93年となり、女性の平均寿命は90年を超えると見込まれています。

65歳時の平均余命は、昭和30(1955)年には男性が11.82年、女性が14.13年でしたが、平成22(2010)年には男性が18.86年、女性が23.89 年となっており、平成72(2060)年には男性22.33年、女性27.72年となります。

人生90年時代となると人生の折り返し地点は45歳ということになることから、一生できることを探すことも大事ですが、その年代で自分ができること、したいことを探す必要性がありそうですね。
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現役世代と高齢者がマンツーマン!

2012年11月21日 05時00分00秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「将来人口推計」をみましたが、今日は「高齢世代人口の比率」をみていきます。

65歳以上の高齢人口と20~64歳人口(現役世代)の比率をみると、昭和25(1950)年には1人の高齢人口に対して10.0人の現役世代がいたのに対して、平成22(2010)年には高齢者1人に対して現役世代2.6 人になっています。

今後、高齢化率は上昇を続け、現役世代の割合は低下し、72(2060)年には、1人の高齢人口に対して1.2人の現役世代という比率になります。

今は3人に1人ですが、50年後には1人に1人。つまり、現役世代と高齢者がマンツーマンとなることを考えると、高齢者になっても現役世代に迷惑をかけないように今からしっかりと準備をしなければならない不安や焦りを感じますね!
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2060年には2.5人に1人が高齢者!

2012年11月20日 04時49分18秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「高齢化の現状」をみましたが、今日は「将来人口推計」をみていきます。

日本の総人口は、平成38(2026)年に人口1億2,000万人を下回り、その後も減少を続け、平成60(2048)年には1億人を割って9,913万人となり、平成72(2060)年には8,674万人になると推計されています。

総人口が減少するなかで高齢者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、平成47(2035)年には高齢化率が33.4%、平成72(2060) 年には39.9%となり、今から50年後には国民の約2.5人に1 人が65歳以上の高齢者になります。

高齢化率が7%から14%で「高齢化社会」、14%から21%で「高齢社会」、21%以上で「超高齢社会」というそうですが、「超高齢社会」の概念を超えた社会が待ち受けていると言えますね!

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高齢化率は現在23.3%、その後は・・・

2012年11月19日 05時00分00秒 | 2012高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日までは「2012年版ものづくり白書」をみましたが、今日からは「2012年版高齢社会白書」をみていきます。

まずは高齢化の現状についてですが、65 歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,975万人(前年2,925万人)となり、総人口に占める割合(高齢化率)も23.3%(前年23.0%)となっています。

65歳以上の高齢者人口は、昭和25(1950)年には総人口の5%に満たなかったが、昭和45年に7%を超え、さらに平成6年にはその倍化水準である14%を超え「高齢社会」と称されたとのことですが、その後も高齢化率は上昇を続け現在の23.3%に達しています。

高齢化率が上昇することにより、医療、介護、年金という社会保険の各制度の充実が求められることは分かりますが、この先、どのようになっていくのかという漠然とした不安はどの世代にもあると思います。

また高齢化問題は都心より地域の方がより深刻であることから、日本の将来の予測を知っておくことで地域が着手すべき課題が見えてくると思います。

これらを踏まえて、今年の高齢社会白書をじっくりとみていきたいと思います。
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