おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の279ページ「第3-3-28図 廃業の可能性を感じ始めた時期と廃業を決断した時期」をみましたが、今日は280ページ「第3-3-29図 廃業の可能性を感じたきっかけ」をみます。
経営者が何をきっかけに廃業の可能性を感じたのかを見ると、「経営者の高齢化、健康(体力・気力)の問題」、「売上の減少」が挙げられていることが分かります。

このように、経営者自身の高齢化や健康問題と事業の不振とが、廃業の可能性を感じたきっかけとなっていますが、このような状況に対して、経営者は何らかの取組を行ったかを見ると、「特に対策は行わなかった」とする者が約4割を占めており、大半の者が、廃業を意識した後も特段の取組を行わないまま廃業の決断に至っていることが分かります。

グラフを見ると、「取引先への説明」や「事業の縮小・転換」等、廃業に向けた取組が行われていることが分かります。
こういう地ならし的な取り組みは、体力と気力があるうちにやらなければならないということなのでしょうね。
昨日は中小企業白書(2014年版)の279ページ「第3-3-28図 廃業の可能性を感じ始めた時期と廃業を決断した時期」をみましたが、今日は280ページ「第3-3-29図 廃業の可能性を感じたきっかけ」をみます。
経営者が何をきっかけに廃業の可能性を感じたのかを見ると、「経営者の高齢化、健康(体力・気力)の問題」、「売上の減少」が挙げられていることが分かります。

このように、経営者自身の高齢化や健康問題と事業の不振とが、廃業の可能性を感じたきっかけとなっていますが、このような状況に対して、経営者は何らかの取組を行ったかを見ると、「特に対策は行わなかった」とする者が約4割を占めており、大半の者が、廃業を意識した後も特段の取組を行わないまま廃業の決断に至っていることが分かります。

グラフを見ると、「取引先への説明」や「事業の縮小・転換」等、廃業に向けた取組が行われていることが分かります。
こういう地ならし的な取り組みは、体力と気力があるうちにやらなければならないということなのでしょうね。