おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の247ページ「第3-3-1図 年齢階級別自営業主の推移」をみましたが、今日は248ページ「第3-3-3図 廃業を決断する前の事業承継の検討状況」をみます。
下図をみると、「自分の代で廃業することもやむを得ない」と考えている者のうち、約3割は事業承継を検討した経験を有していることが分かります。
このように事業承継を検討しながら、なぜ円滑に進まなかったのかを見ると、「将来の事業低迷が予測され、事業承継に消極的」と回答した者が最も多く、「後継者を探したが、適当な人が見つからなかった」という回答を上回っており、事業承継の課題としては後継者不足が挙げられることが多いことがわかります。
最終的に廃業やむなしという考えに至った者については、事業の将来に明るい見通しを持てなかったことが事業承継を断念した最大の要因となっていますが、この状況に対して、どのような対応が必要なのでしょうか。明日、見ていきます!
昨日は中小企業白書(2014年版)の247ページ「第3-3-1図 年齢階級別自営業主の推移」をみましたが、今日は248ページ「第3-3-3図 廃業を決断する前の事業承継の検討状況」をみます。
下図をみると、「自分の代で廃業することもやむを得ない」と考えている者のうち、約3割は事業承継を検討した経験を有していることが分かります。
このように事業承継を検討しながら、なぜ円滑に進まなかったのかを見ると、「将来の事業低迷が予測され、事業承継に消極的」と回答した者が最も多く、「後継者を探したが、適当な人が見つからなかった」という回答を上回っており、事業承継の課題としては後継者不足が挙げられることが多いことがわかります。
最終的に廃業やむなしという考えに至った者については、事業の将来に明るい見通しを持てなかったことが事業承継を断念した最大の要因となっていますが、この状況に対して、どのような対応が必要なのでしょうか。明日、見ていきます!