LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

村雲さん

2012-09-07 16:55:40 | テレビ・映画など
BSプレミアムで『チェイス 国税査察官』というドラマを見始めたら、水曜なのに【土曜ドラマ】? これ2010年作品の再放送だったのでした。

江口洋介とARATA(井浦新)の他にも齋藤工や麻生久美子など。まあなんてきらびやかなんでしょうね~ 映像もやたらカッコイイし、スピード感あふれる展開、まばたきも忘れて見入ってます。

しかし、実は・・・このドラマの速度についていけず、録画したものを字幕付きにして再度復習視聴しなければわからないのだよ。録画再生百遍義自ずからあらわる?いや、復習してもよくわからない。でもものすごく魅かれるんです!! 日常生活にもARATA(村雲さん)のあの冷ややかな視線が残像となって浮かぶ。いいわー 今、月9にも出てるんだってね?
見てみようかな。

一方、実際の私の生活といったら、次女と御座候の工場見学へ行き、隣接の直売店で焼きたての御座候を食べたというユルさ。



焼きたてはふにゃんとしてなくて、カチッとカリッと、それはもう美味~


この工場では、全国に発送される餡をせっせと作っています。ご存じですか、赤餡と白餡の比率。
なんと!7:3ですって!!赤人気!
白餡は大人の味だからなぁ~ 私は両方好きですよ。今日は白餡を食べました。

2012-08-20 11:26:08 | テレビ・映画など
Nスペの『納棺師が描いた東日本大震災』という番組を見た。

納棺の仕事をしている40歳の女性。震災後すぐボランティアとして現地に入りました。体育館で横たえられた幼い女の子を見たとき、その子を直してあげたいと思ったものの、身元が分からず、家族の同意が得られず叶わなかったそうで、その時の思いが以後の活動のきっかけになったそうです。

私がイメージしていた死化粧的なものとは大きく違っていて、遺影を見ながら、たとえば陥没した部分を直したり、固まった筋肉を揉み解し、笑いジワが甦るまで手を尽くします。



四人の子を残し、家族でただ一人津波の犠牲になったお母さん。お父さんは棺の中のお母さんをまだ幼い子ども達に対面させるのをためらっていた。 3時間ぐらいかかった修復作業。 その後子ども達はお母さんと対面し、たくさん泣いたそうだ。

その後・・・
ある日小学生の長女が「夢にお母さんが出てきた」と言ったそうだ。
夢の中でお母さんから「お父さんに言い忘れたことがある、これまでありがとう、って」と長女からその言葉を聞いたお父さん・・・

まるで柳田國男の『遠野物語』みたいじゃないか?!
トトロに出てくるサツキとメイも言っていた。「夢だけど夢じゃない」 ってね。

テレビと相性の良い今日この頃

2012-08-02 21:04:05 | テレビ・映画など
NHKの番組【日本人は何を考えてきたのか】を時々見かけると見てる。放送スケジュールなど把握してないので、バッタリ出会う感じ。南方熊楠の回では熊楠ファンの俳優西島秀俊が出てきて、西島ファンになり、柳田國男や折口信夫といったこれまで全然馴染みじゃなかった民俗学者の回もとてもおもしろくて驚いている。私はこの番組を見るまで「ニライカナイ」って何なのか知らなかったわ。遠野物語と津波の関係も。折口信夫が同性愛者だってことももちろん。

【日曜美術館】もいいぞ。【銅版画家 南桂子】の回も、【アートの旅 瀬戸内 森山開次】の回も趣味嗜好のど真ん中でございました。mちゃんと訪れた瀬戸芸の時、豊島美術館はまだ開館してなくて、行ってみたくなった。ストームハウスも印象的だったよ。ダンサー森山開次の動きの美しさ。どこからがダンスなんだろう?うつくしい日常の動作というのはすでに芸術なのかも、とか考える。

そして、韓国ドラマ【シークレットガーデン】次女が見てるので何となく横目でチラ見してただけだったんだが、第17回でいきなり大感動してしまった。知らず知らず上体起こし、正座して見ていた… その続きが今夜あるので今からワクワクソワソワです。

私のリュックひとつ分 矢野顕子

2012-07-10 17:30:22 | テレビ・映画など
前の前の日記にチョロっと書きましたが、先日、テレビ欄にて面白そうなタイトル発見。『私のリュックひとつ分』NHKです。しかも出演は矢野顕子。わくわくしながら見た。面白かった。以来時々考えてみている。私のリュックには何を入れるのか、って。

もし二度と戻れない旅に出るとして 荷物はリュックひとつ分しか持てないとしたら あなたは何を選びますか?、がテーマ。


リストを作成し始める矢野顕子。非常用持ち出し品か、旅行の時の持ち物みたいだと言っていた。

「今日住み慣れた家を出たら二度と戻れないかもしれない。
これは絶対にありえないことではないだろう。
たとえどこに行ったとしても私が私でいられるために、
本当に必要なものだけをリュックに詰めよう。」


 「これで・・・ねばならない」を破壊する

そして、これがリュックの中身。


ワンピースは着心地がいいんだそうです。
アロマキャンドル、香りは世界を作る…だったかな。
シューベルトはここ2年ほどマイブームだそう。亡くなったお母様がお好きだったとか。
映画のDVD『たそがれ清兵衛』 feel good movieが好きだということでした。
眼鏡と眉毛描く物は必携らしい。
時間がかかったのはぬいぐるみたちでした。

「少しのものがあればいいのか?
たくさんの物を所有するのはいけないことなのか?
リュックに詰めたものだけで暮らせるのか?
リュックの中のものは私を幸せにするのか?

わからない
わかんない

でも いい。

とにかく出かけよう。

出かけよう!」

最近見たテレビ番組のこと

2012-07-06 11:29:06 | テレビ・映画など
がん
日本人が開発し、それを一刻でも早くと待ち望んでいる患者も国内にいるのに、使うことができない薬があるという。実用までには暗黒の谷間があるんだそうだ。そして、開発者はアメリカへ… なんだかなぁー

熊楠
西島秀俊がかっこよくて驚いた。ステキー

リュック
矢野顕子

月曜から夜更かし
鳥取特集。爆笑。

こんがらがるわ

2012-04-11 16:22:40 | テレビ・映画など
今日は家事とブログを交互にやっております。雨降りだしね。

で、倉敷の話ももうちょっと書きたいんだが、朝からムシャクシャしてることをここで書いて忘れようと思ったので書きます。

『梅ちゃん先生』を今朝も苦々しく見てました。そしたら女学校の先生見て超おどろいたあの女優さん、たしか、『おひさま』の時、川原と一緒に満州に行って死んでしまった役の人だよね

ただでさえ『梅ちゃん』と『おひさま』は設定が似通っていて時々頭の中で混乱するのに、なぜ同じ女優さんを使うのかなぁ??? たしか川原はあの女の人が死んでしまったので荒んでしまったんだったはず。でも実は戻ってきて女学校の先生になっていた…?
ま、今回は元気そうでよかったけどね?

ささいなこと

2012-03-28 19:10:24 | テレビ・映画など
ドラマ『優雅な生活が最高の復讐である』を見ました。安井かずみと加藤和彦のことをドラマとドキュメンタリー半々くらいで取り上げてた。舞台のような演出は閉塞感が出ていて悪くなかったし、古くからの知人である大宅映子やコシノジュンコのコメントも興味深かったんだけど、見終わってみたら一番印象に残ってしまったのが加藤和彦さん役の袴田吉彦のパスタの食べ方になっちゃったかも・・・
きっと加藤和彦はあんなふうな食べ方をしないんじゃないかと気になって仕方ない。お食事中の姿なんて勿論見たことないにもかかわらず。ものすごーい違和感。そう思ってしまうとドラマ全体が嘘っぽく思えてきた。麻生祐未はステキだけどなんか違うような気もするし、袴田はもっと違う気がする。

連続芍薬

2012-03-14 17:14:02 | テレビ・映画など
一昨日、『極上美の饗宴』というテレビ番組でマネの『草上の昼食』を取り上げていた。マネの思惑をカメラマンがあれこれ調べる、というもの。それも面白かったけど、マネがシャクヤクを描いた静物画、そのタッチの妙を詳細に見るうち、マネって、今まで知らなかったけど、なんか、すごいや~ん、と感動。

はぁー、芍薬を、あんなふうに描くとはなぁ・・・

植物画とは全く別のやり方で、大胆な筆遣いなのに、どうしたって芍薬にしか見えない。
恐るべしマネ。
そして美しいぞ芍薬。

そのままテレビ付けっぱなしにしてたらオードリーヘップバーンの『マイフェアレディ』が始まった。じっくり最初の文字がズラズラ出てくるとこらへんから見ていると、ここにも芍薬がアップで登場。芍薬とカーネーション… ロンドンの花売り娘の花に繋がるモチーフとして?芍薬とカーネーションが?意外な取り合わせだ。どちらも5月ごろに見るね。

さて、今日友人から手作りのお菓子を貰ったのですが、包み紙に描かれているのはやはり芍薬?


絵つながりの話ですが、今朝の『額縁をくぐって物語の中へ』はミレイの『オフィーリア』でした。例によって絵の中へ入っていき、描かれている人物と会話するんだが、最初池田くんがしゃべってたのはシェークスピアの書いたハムレットに登場するオフィーリアだったんだけど、次にモデルを務めた人物からも話を聞いたのです。まさかのエリザベス・シダル「1月のロンドンでバスタブにずっと浸かってポーズをとったのよ」とか言ってる ・・・
忘れられない回になりました。

家で見たいくつかの映画

2012-02-04 13:42:08 | テレビ・映画など
家で次女と映画を見た。なぜかどれもほのぼの系。面白かった。

『阪急電車』

『かもめ食堂』

『ALWAYS3丁目の夕日』

もっときれいな色の服を着たほうが交通事故に遭い難いのかもしれない。
かもめ食堂を見ながら思った。
北欧の色遣いは違うねー

ガッチャマンは私も歌えたのに残念だ。

電車の中でもいろんなドラマがある。ふだんはただ見えていないだけで。

3丁目は、あんなに面白いシリーズだとは知らなかった。
3作目は今上映中だけど、どうしようかな。
いつから映画館行ってないかな…『風が強く吹いている』以来か?

ペリーヌの靴

2011-12-24 12:04:51 | テレビ・映画など
ハイジより雫ちゃんより大好きなのがペリーヌ


検索したら外国で放送されてたのがいろいろあって面白いわ。もとが外国のお話だからか違和感あんがい無いね。

何の話かと言うと、まぁ、アニメなんですけどね、『ペリーヌ物語』っていう話の主人公。

本放送は1978年で、その頃は知りませんでしたね。初めて見た再放送は平成2年。以来我が家は録画の出来ない状態だったので、度々の再放送を食い入るように見ます。

今サンテレビでやってる再放送が、一番好きなあたりに差し掛かっています。
きのう金曜日の放送では靴が破けてしまったペリーヌ、お金が無くて新しいものが買えません。で、かしこいペリーヌは葦を加工して自分で作っちゃうんだな~ アニメの中では‘スペイン靴’と呼ばれてたけど、いわゆる‘エスパドリーユ’のことです。

思い出すのがベスコフの『ペレのあたらしいふく』。
必要なものを手に入れるやり方が美しくそして深く描かれている。

丈を直して復活したコートに新たな愛着が生まれたように、なにか手を掛けて作ったものって、たとえそれが小さな繕いであったとしても、格別な感じがする。コートは自分で切ったわけじゃないけどね。しかしペリーヌには及びません。
だけどーみちはー遠いーよー ペリーイーヌー♪

じわじわと知らず知らずに…

2011-12-08 13:40:45 | テレビ・映画など
うちの家の中は相変わらず韓流です。次女です。次女が我が家の空間を全て韓流で満たしてます。ペドゥナのドラマや女王シリーズや、よく知らないドラマ山のように録画。音楽は少女時代やKARAの時代も遠ざかり、今夏頃からはもっぱらこのINFINITE∞ですね。PC前でyoutubeでダンスのおけいこしたり




最初は「また新しいのにハマッタのか」と冷ややかだったものの、なんだか、聞き続けてるうちに、いいんですよね、ノリの良いあの音楽…メンバーも何人かは識別できます。エルとか。

ついには家で家事をこなす際に「あれ聞きながらやろうっと~」てな感じになってます。陥落してしまうのか私

テレビ万歳

2011-10-26 09:38:25 | テレビ・映画など
私はテレビが大~好き。
でも学生の頃にテレビ無しで過ごせたのが何十年たっても自信の源で、連日あれこれ見てるくせに、どこかで「実はテレビなんて見なくても平気さ」と思ってる。
最近見てるものを書いておく。あとで見返したとき楽しいかもしれないし。


『カーネーション』前作の反動なのか、面白いです。

専業主婦探偵 私はシャドウ』深キョン主演のドラマ。何の気なしに一回目を見たらすごく面白かった。次回が楽しみ。

『江』惰性。秀忠は以前の大河では誰が演ってたっけ、などとつまらんことを考えながら見る。

『ドンキホーテ』前シーズンのドラマでしたがおもしろかったわ。

『逆転の女王』BSで見てる韓国ドラマ。主演女優さんの前のドラマが面白かったので見る。

『こころ旅』火野正平が自転車で旅をする。朝の短バージョンも見てる。

『箱根駅伝予選会関連』日テレの術中に見事にはまり、ドラマやなぁ、とついウルウルしながら見てる。

あとは、NHK(G&E)のちょっとした番組
美の壺やらベニシアやら2355、0655、健康、つるべ(鶴瓶は嫌いだが…)、あさイチ、ドキュメンタリー・・・ 

次女が録画したものを見るときもたいていそばにいるのでチラ見してる。最近ではINFINITEというグループの歌を私も口ずさめるまでになっている。

『世紀の伊達男』

2011-10-16 12:07:54 | テレビ・映画など
10月15日(土)
午後10時00分~11時30分
ハイビジョン特集「早過ぎたひと 世紀の伊達(だて)男 加藤和彦」
「あの素晴しい愛をもう一度」など数々の名曲を生み出した加藤和彦は2009年10月、自らの命を絶った。音楽だけでなく、生き方そのものに強烈な美学が貫かれていた。加藤がいなければ、日本の音楽シーンは10年遅れていたともいわれる。小田和正、泉谷しげる、高橋幸宏、坂崎幸之助、木村カエラなどが語る天才の素顔とは。楽器、洋服など、加藤の膨大なコレクションに囲まれながら、俳優・高良健吾が番組の案内役を務める。
(NHKのHPより)

という番組を見た。ものすごく面白かった。
私は加藤和彦の音楽に熱中したことはなかったけれど、なんとなく視界に入っていた人だったし、なんだか別格な感じがしていたけど、いやぁ、この番組、面白かったわ。

おうちに残された御自身の写真、銀のフレームと相まって、ふと『ドリアングレイの肖像』を思い出してしまった。ものすごく世紀末な感じがした。上手く言えないけど。

陽子ごっこ

2011-09-23 21:31:18 | テレビ・映画など
最近自分の中だけで楽しんでいるのが‘陽子ごっこ’
朝ドラ『おひさま』の陽子ですよ。

んふふ…

あはは…

をくり返す…だけ。

春はあんなに楽しんでたのになぁ…
あはは んふふふ 幸せになろうねっ ・・・か。

東日本大震災の後だったから、内容もそれを意識して変更がなされたと聞きましたが…

抱一展に『白蓮図』という絵があります。色味の無い、楚々とした絵ですが、開ききって今にも落ちそうな花びらを持つ白蓮、その下方には固いつぼみが見え、「再生を願う祈りの花」として描かれているんだそうです。大作ではないのかもしれないけど、その作品の前に立つと自然と厳かな気持ちになります。