LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

鳶装束

2013-09-04 15:59:22 | テレビ・映画など
【新・ルソンの壺】っていうNHKの番組で、鳶装束の会社を紹介していた。
ズボンのすそが膨らんだ、あの独特のデザインの、そのジャンルにもブランドと言うのが存在していることにまず驚いた。
丸源の作業着を着るならそれなりの力量が無いと笑われるらしい。
肩のステッチも、手首から腕にかけての金具の留め具も、生地の固さも、すべては命がけの現場で着る人を守り、さらに、より素晴らしい力を発揮してもらえるようにと考えられたもの。

それをまあスラリとした男前たちがキリリと腕組みしたりしてポーズとってたりするもんだから、かっこいいのなんのって…
ほれぼれするよー

明日木曜の朝に再放送ありますよ。近畿地方だけかな。

今朝見た再放送ドキュメンタリーもよかった。
『服は人生を輝かせる』。【服は着る薬】っていう不思議な店名のオーダー洋服店。身体が変形してしまったり障害があったりする人のために、細かい配慮をして作る。店主はパリのジバンシーで働いていたんですって。小川洋子的なお店だなぁ。

仏の手

2013-06-19 19:00:50 | テレビ・映画など
テレビ『ビーバップハイヒール』の仏像特集の追加画像です。









如来像の手の形っていろいろあるけど、それぞれ意味があるのですって。
この番組は本当に見ておいて良かった。あれ以来毎日仏像のことを何かしら考えています。

そして、奈良から帰宅後読み始めた『日出処の天子』、ようやく今日読了。
厩戸王子、いじらしい。第1巻を紛失してるので買いなおそうかな…

(以前、‘仏手柑’について書いた日記です。あらためて見てみてください)

夢を~見ていーました~

2013-06-15 15:33:29 | テレビ・映画など
福山雅治が好きと言うわけでは無いのですが、アサヒの金のスーパードライCMはいい。
今一番好きなCMだ。
なにしろ曲がいい。『ひまわり』。同郷のよしみで、前川清に提供した楽曲です。最近BSの番組で知ったばかりの曲。
これね、いろんな設定を思い浮かべては聞き入っていました。歌詞がいいです。

絵は、智積院 長谷川等伯一門によるものです。美しいですね。
そして、やはり前川清ですよ。




仏像が面白い

2013-06-10 21:59:21 | テレビ・映画など
関西のローカル番組で『ビーバップハイヒール』というのがありまして、先週は仏像特集だとテレビ欄で見て、録画し、翌日見てみたら、これが大正解の予習的内容でした。

窓内は徳井さん

これまで仏像に関して、まーーーったく無知だった私たち夫婦は、この番組のおかげで行く先々の仏像見学がどれほど楽しかったか。
自分で見返すために載せときます~

如来

菩薩



明王

センセイも良かった!

奈良国立博物館の学芸部長さん。実際に昨日の唐招堤寺でガイドなさっているところをお見かけしましたよ。


映画『パラダイス・キス』

2013-06-02 15:58:38 | テレビ・映画など
おとといテレビで何気なく見始めてしまい、ムカムカ。


娘たちが借りてきた原作の漫画を熱心に読んだのはもうずいぶん前のことだけど、配役がいちいち不愉快。
映画化されたころの芸能ニュース的なものや↑の予告編でだいたいは理解してたけど、こうしてテレビとはいえ全編通して見ると、どうしてみんな断らなかったんだろう?と不思議な気持ちになる。

みーんなミスキャストだけど、一番笑えたのが、イザベラ。
お化粧の奥の俳優の顔に覚えがあるも、なかなか思い出せず。
中盤で、「あ、風が強く吹いているの時のライバル役?!」と気づき一人爆笑。

で、原作を再読中。
そうだよな~、紫よりデカい実和子ってありえないんだよ。丸い嵐もね。とくもり君は知的な感じで… 主演の2人は言うに及ばず…

ジョー・プライスの言葉

2013-04-30 11:39:37 | テレビ・映画など
4月からEテレの日曜美術館が急速に楽しいです。
だって、井浦新が司会なんだもん♪

この間はデニムのシャツ(明るめ)にデニム(濃いめ)のスタンドカラーのコートっぽいのを重ねてて素敵でした。茶色いメガネもかわいい。
おしゃれだし語れるし、NHKもいい人を選んだもんだ。

その前の回【江戸絵画 生命の美 アメリカ人コレクター 復興へのメッセージ】では、「『被災した人々に少しでも幸せを取り戻してほしい』との想いが、復興支援の画期的なプロジェクトを実現させた」ジョー・プライスさんが取り上げられていた。
若冲を見出したことで知られるジョー・プライスさんも魅力的なんだけど、独自の見方で迫るARATAだからあんなにもワクワクするような番組になってたんじゃないかな。河井寛次郎の時もそう感じた。

ジョー・プライスさんが番組の最後に言ってたことばが印象的だった。

「この会場で出会った人が震災後の10日間の苦しい体験を語ってくれました。
最も悲しくて、寒くて、暗い日々だったそうです。
すべてが茶色に染まり、世界から色が消えたようだった、と話してくれました。

私は命を色でとらえたことがありませんでしたが、その話を聞いて、初めて色の価値が理解できたような気がしました。」

Eテレ『夜と霧』

2013-03-29 17:20:03 | テレビ・映画など
おととい夜が最終回でした。
例によって咀嚼しきれない内容にアタフタしてますが、とにかく集中して見た
冬に受講した【ピアサポーター】とも関連があるような【夜と霧】。
それらを通して私は7年前の抗がん剤のころを思い返している。

収容所と比べるとお恥ずかしい限りだが、私もけっこういろんなことを考えていたのだ。
番組で紹介されるフランクルの言葉に同意できること多し。えへっ、おこがましいっすね。
もっともっと厳しい治療を受けてる人もいるし、病気じゃなくても耐え難い状況の人もいるでしょう。
甘っちょろいのはわかってます。すいません。

もう7年も前のことなのか。

ちょうど今頃はまだキツイほうの抗がん剤だった。

当分、私の‘あのころの自分検証’は続く。


うた①

2012-12-27 20:00:09 | テレビ・映画など
特に見る目的が無くてもついついテレビつけっぱなしになってることってあるじゃないですかー(って、ふだんはこの言い方嫌いなんだけどハハハ)
25日もお風呂から上がって、布団に入って、睡魔にスーッと持っていかれそうだった、その瞬間、耳に入ってきたのが、聞き覚えのあるメロディ。これ、なんだっけ?すぐには分からなかった。それくらい私が知ってるのと違ってた。大貫妙子の『夏に恋する女たち』だよ、これ。ガバっと起き上がってテレビ見ると、歌っていたのは小田和正・松たか子・JUJU(この人がテレビに出てると私は「おっ、JUJUや!」と注目することにしてる)の三人です。『クリスマスの約束』という番組。

いやぁ~、聞きほれました。
この三人の声が合わさるとこんなふうになるのか、と驚いた。

で、聞いてるうちに、服の表示とかが頭に浮かんできた。ウール何%、リネン何%、コットン何%、綿何%っていうふうに書いてある、あれ。三人の声が合わさってるのも、そういう感じだな、って思った。

あるいは味付け。調味料の合わせ方。

次の『エイリアンズ』もすごく良かった。誰の曲か知らないけど、安易なカバーじゃないんだよ。って、もとの曲を知らないけど。ステキすぎて目が覚めました。

この番組、毎年やってるらしいので、来年が楽しみー



近畿地方限定・再放送のお知らせ

2012-12-19 21:16:10 | テレビ・映画など
この間見た西脇工業の駅伝の番組、今度の土曜日に再放送ありますよ。

翌日に全国大会を控え、なんてgoodなタイミングなんでしょね~

12月22日(土)午後5:00~5:50
『全国高校男子駅伝で過去8回の優勝を誇る、兵庫県立西脇工業高校。選手たち自らに考えさせる指導で全国一にかける監督と、成長をしていく選手たちの日々を追う。』という内容。

近畿以外のエリアではその時刻、アイスホッケーの話とか、北海道では『新日本風土記』【函館】の回を再放送するみたいです。あれも面白かったなぁ。函館って、開港当時は東京から来た人ですら気後れするほどの発展ぶりだったそうなの。今年かの地を訪れた私にとっては気になってる町です。夜景問題や新幹線問題が『月曜から夜更かし』で取り沙汰されたのはその後のことなのよねー
北海道の人は土曜の午後は函館三昧楽しんでください。
美の壺の函館の回とか、もう一度私も見たいなーと思ってたので羨ましいな。


がんばれ西脇工業!

2012-12-12 18:08:33 | テレビ・映画など
昨夜、 BS1スポーツドキュメンタリー
「“考える力”で強くなれ~高校駅伝 西脇工業の挑戦~」
という番組を見た。9時からの番組を8時半過ぎてから見つけ、背筋の凍る思い(オーバーですか?)。しかもこれ再放送だったなんて… あぶないあぶない。冬はより一層の注意を払わねば。

これ、よかったわー 面白かった。見た人は皆西脇工業の全国制覇を願うことでしょう。

妹から教えてもらって西脇市の広報紙をチェックしてた時、3年の中右君のコメントがひっかかっていました。「一番記憶に残っている大会」とのアンケート質問に対し、兵庫県高校駅伝東播地区予選を挙げ、「最後のレースだったから」と理由を述べていたんだけど、いくらオープン参加の2軍チームだからって、そんな覇気の無いことでいいのだろうか、と首をかしげた。今からでも急成長を遂げたらAチーム入りできないのだろうか。そんな気概も無いのか、って。

その疑問は昨日の番組中に解消されました。

彼はマネージャーだったんです。いつも明るく選手達を支えて、ストップウォッチ片手にグランドに立っている、そういう役割。そんな彼を、たとえオープン参加チームとはいえ、選手として駅伝で走ってはどうかと他の部員達から提案があり、足立監督もそれを受け入れたとのこと。

そうだよね…
本当は中右君だって都大路を駆けるのを夢みて西脇工業に入ったんだろう。
襷を渡した後、深々と頭を下げていた中右君。きっといろんな思いをこめて走ったんだろうなぁ、と急激な感情移入。

全国高校駅伝は23日です。


テレビ見た

2012-11-30 11:51:53 | テレビ・映画など
眼鏡市場のCMのARATA、もうご覧になりましたか?

ちょっと湿った声がステキですねー
でも…
やっぱり村雲さんじゃない…

最近見て印象に残ったテレビ番組はやはりNHKのいろいろ。

『美の壺』ブラウス

『ダーウィンが来た』カワセミの恋

町田市に住むイカル君、積極的なヒフミちゃん、受け身なヤヨイちゃんの恋の行方は

『恋する雑貨』アフタヌーンティの回の女の人のティーカップコレクション



『新日本風土記』函館 あああやっぱり昔は大都会じゃないかぁぁぁ 

『バリバラ』 ものすごいバラエティーです。

『勇者ヨシヒコと魔王の城』 熱心に見てるわけではないが、たまたま見たらものすごく面白かった。

あっちの世界とこっちの世界は繋がっている

2012-11-29 17:54:15 | テレビ・映画など
今年一番わくわくして見たテレビドラマといったら、これでした。NHKでやってた『チェイス』の再放送。

江口洋介演じる国税査察官vs脱税指南役のARATA。
最初はまったく別々の出来事だと思われていたのが、徐々に関連があるとわかっていく。その過程で、江口さんが言うせりふが、
「あっちの世界とこっちの世界は繋がっている」です。

これは私の中では流行語大賞でして、ドラマ期間中は何度も言っては喜んでいたのだ。

先月から行きはじめたヨガだって、とあるイベントに来られていた先生が誰かとヨガについてお話ししていた言葉が耳に入ってきたのがきっかけでした。先生の言葉というのが、
「マナヨガでは、心と体は繋がっているというふうに考える」(だったかな?)で、
これって、あれと同じと思って突然ヨガに興味が湧いて、先生に話しかけたのでした。

…とまあ、なんだか若干勘違い的きっかけで始めたヨガですが、なかなか楽しい。運動って言うよりは座禅っぽい感じ?(座禅は未経験ですが。)

先週の神戸新聞の【こころの処方箋④】に有酸素運動や腹式呼吸で副交感神経を鍛えましょう、という記事が載ってた。この連載も4回目にして初めて目に留まった。副交感神経を鍛えるとは、何だか意外というか奇異というか、不思議な感じ。リラックスするにもお稽古が必要なのか。たいへんだな現代人も。

でも記事中にあった最も簡単なリラクセーション法として腹式呼吸が薦められている。ヨガって呼吸と関係深いらしいから、期せずしてリラックスの練習を始めていたわけだ。

さらに図書館で『手の治癒力』(山口創 著)という本を借りてきた。見返しのところには
『痛み、疲労、不安、抑うつ、PTSD、高血圧、孤独感…
現代人の心身の不調は「手」で癒せる!』

って書いてあります。ヨガのときに手で足指のマッサージを丁寧に行うんだけど、あれもセルフケアなんだな。

なつかしい駅舎

2012-11-02 11:03:36 | テレビ・映画など
次女が録画していたドラマ『ゴーイング マイ ホーム』を見た。

山口智子が久々連ドラ復帰とかはさておき、あの家の冷蔵庫いいなぁとか、小道具も手抜かりなしだなぁとか感心していると次女が「そりゃー、是枝監督だからな」と言った。お気に入りの韓国女優のペ・ドゥナが主演の映画『空気人形』の監督さんだからか。

で、阿部寛の父夏八木勲の生まれ故郷の町の駅を見てビックリ。

これはあれか。

そうだあれだよ。

えっちゃん、と呼んでいた頃の豊川悦司主演のドラマ『青い鳥』で理森(えっちゃん)が働いていた駅だよ。主人公が駅員さん役だったのでやたらと登場していたから見間違いじゃないと思う。お父さん役の前田吟、駅前の食堂の永作博美、白い日傘が風にあおられていた夏川結衣、その夫の佐野史郎、娘役のまだ幼かった鈴木杏… 懐かしいわ。「駅長さーん」なんて言ってたなぁ。何年前のドラマよ?

理森のお母さん役は今年最はまりドラマ№1の『チェイス』でもARATAのお母さん役だった「りりぃ」さん。

『空気人形』にもARATAは出演していた。

うーん、関係無いといったら無いんだけど、こういうささいな関連づけが楽しかったりするのよね。


『梅』克服!

2012-09-30 14:08:50 | テレビ・映画など
先週は『チェイス』(再)、『ゲゲゲの女房』(再)、『梅ちゃん先生』が最終回を迎えました。

『チェイス』はお気に入りの村雲がノーマルになりやや失速したか。ゲゲは、気の利いた最終回が印象に残っていたのでまた視聴し、また感動。

問題は『梅』だよ…

この半年、何度イライラさせられたことか。って、毎朝か。本当にムカつき続けたんだが、思いがけず解消した。

Eテレの高校講座世界史「ルネッサンス」をたまたま見た。
番組では、ルネッサンスの代表としてダビンチの作品群と、それ以前の絵画とが比較されていたんだけど、その、「それ以前の絵」について、遠近感が無いとか人物が無表情だとか人物の大きさがまちまちだとか言ってた。

そりゃ、ダビンチのような卓越した技術など無く、「それ以前の絵」は背景ものっぺりしてて稚拙そのもの。
でも、なかなか素朴な味わいがあるし、こっちのが好きな人もいるだろうな、とか思って見ていて、ハッと気づいた。

「それ以前の絵」って、無表情な主人公にイライラしたあのドラマに似てる!!

そう捉えたら、すごく気が楽になった。視聴者は優れた作品によって目が肥えてしまうけど、絵画や焼き物だってそうだわ。ゆるいものにも魅力がある。

…わかってますよ、そんなのこじつけだってことぐらい。

そうとでも思わなきゃ梅のダメージから回復できない。途中から稚拙モノに陥った『おひさま』が明日からゲゲのあとに甦るらしい。再放送のくせに夜にも放送枠が出来るんだね。私は見ないからねっ