タイトルにある通り、世界の侵略的外来種ワースト100の一つ、特定外来生物のツルヒヨドリ(キク科)がありました。外来種の中でも特に問題のある種です。石垣島で初めて侵入が確認されたのは新空港だと言われています。新空港建設の時に外から持ち込まれた埋め立て用の土砂の中に種子が混じっていて進入したと言われいます。
慣れていないと分かり辛いんですが(元調査屋のあっさんが見つけた!)、川の右岸に繁茂しています(チョットだけ左岸にも)。外来生物に担当は環境省なので連絡し、一緒に確認して貰って「間違いない」と言う事になり、後日駆除して貰う事になりました。川の担当は県の土木事務所なので土木事務所と環境省でやるとの事です。
4月のこの時に既に花が咲き始め、「とにかく種子が出来ると爆発的に増えるので早く駆除するように」とは言っておいたんですが、今現在まだ見に行ってなのでどうなっているか分かりません。
石垣島への侵入は国と施工業者の責任です。他所から土砂を搬入する時、その土砂を熱処理など消毒するとか、埋土種子や生物が混入しないようにしないといけないという法律とか規則が無いのでこのような事がおこるのです。シロアゴガエルも人が意識して持ち込んだんではなく、石垣島に入ってくる貨物に混入して来ました。例えば以前、知り合いが「レタスの段ボール箱の中にいた」のを目撃しています。
このように国がキチンとした規制・ルールを作らないので色んな物が侵入してくるのです。この点は実は先進国の中で日本が一番遅れています。自然保護に関する法整備は日本が一番遅れているのです。ちなみに新コロナも海外(特に中国)からの入国規制をするのが遅かった事が一番の原因だと言われています。
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