海岸に行くと良く見かけえる、ハウチワノキ(ムクロジ科)です。もうちょっとしたらこの団扇と言うかチョウチョみたいなのが開き、風に載って種をバラまきます。見た目は可愛くて好きなんですがかなりの毒があり、サポニンと青酸の成分を含んでいます。間違って口に入れてしまうと下痢や溶血作用、蕁麻疹、多型浸出性紅斑などの症状が出ます。
サポニンが赤血球を壊し血液サラサラ、コレステロールも減らすなんて宣伝してる事が時々ありますが、ちゃんとした先生に指導して貰って接種しないと偉い事になりますよ。多型浸出性紅斑と言うのは皮膚や粘膜、内臓までただれ、眼が見えなくなったり関節痛や倦怠感など酷くすると死にます。オイラもハウチワノキにこんな猛毒があるなんてつい最近知ってビックリしてました。まだまだ知らない事だらけですねぇ。
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