夜の撮影では昼間見られないような色んな生物に出会えます。何に会えるかは一期一会なので地面から樹上からキョロキョロして、少し進むのにもかなり時間がかかります。一瞬見た中に「何か光るものがあったぞ」。もう一度その方向を見ると洞(うろ)があって、暗い中から何かがオイラを見ています。
おそらく、ヤエヤマクチキコオロギ(コオロギ科)だと思います。日本最大種です。見ると複眼と真ん中にある単眼が分かります。(複眼を二つとしておいたら)三つ目ですね。単眼の機能は明るさが分かるだけと書いてある事が多いですが、三角の内、前の1つは上下(縦揺れ)、後ろの2つは左右(横揺れ)を感知して、飛ぶ時等バランスをとるのに役に立っているそうです。石垣島にも沢山のコオロギがいて比べて見ないとオイラには見分けがつきません。せいぜいマダラコオロギと、この子くらいかな(笑)。
他に、タイワンエンマコオロギ、フタホシコオロギ、ネッタイオカメコオロギ、ナツノツヅレサセコオロギ、カマドコオロギ、ヒメコガタコオロギ、など。
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