石垣島定番のリュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)ですが、いまだその生態は良く分かっていません。アルカリ土壌でクロツグやリュウキュウガキの根に寄生すると言われてますが、どうやってその根元まで種子が運ばれているのか、どんな生物が受粉してくれてるのか、まだハッキリした事が証明されていないんです。
今回の撮影ツアーでTさんご夫婦希望する者の一つにこのリュウキュウツチトリモチがあったんですが、例年ならこのツアーの時期なら、まだキレイな状態のツチトリモチがあっても良いはずなんですが、温暖化のせいか、ご覧の通りです。
表面がボロボロになり、キレイな時期以上にアリが群がっています。さて、ボロボロにしたのはアリさん達なのか他の生き物か、自然にこうなるのか?画像を良く見て頂くとアリさん達がツチトリモチの花穂表面に大顎を付けています。甘い汁を吸っているのか、表面をカジっているのか?
謎は尽きません。
#リフトアップ石垣島エコツアー