マングローブ植物の中でもかなり少ないハマジンチョウ(ゴマノハグザ科、絶滅危惧種、天然記念物)が咲いてました。 内地の海岸にもあって、日本では五つの県でしか自生しないそうです。 マングローブ植物と書いたくらい海水が上がってくる側でも平気で、種子も海流散布でバラ撒きます。 非常に貴重なんですが海岸以外でも挿し木でも簡単に増えるようで、公園とかあちこちで見られ、これも花壇に生えてた物です。
各県の自生地で天然記念物に指定され、沖縄県でも佐敷の自生地は天然記念物です。 沖縄以外では九州が殆どですが、何故かとんで三重県にも自生地がありますが、もしかしたら昔はもっとあったのかも知れません。 自然の海岸が無くなるのと同時に海浜植物もドンドン減って、特に塩生植物なんかは危機的状況にあるんじゃないでしょうか。 石垣島にもまだ見ぬ自生地があるのかな? もし見つけたら環境省に教えてあげなきゃ。 いや、誰にも教えない方が良いのかな・・・。