キャバレールの近所にあるライヨル植物園は、海際に作られた20ヘクタールもある広大な植物園。明日にはもう帰るので、今日は大掃除をしなければならないから、軽く植物園内を楽しんできました。簡単に自然が楽しめる園内は、双子が歩き始めたら安心して連れてこられそうです。
リュウゼツラン( Agave )を発見!これ、我が家の住所にもなっている植物です。どうりで、庭にいっぱい生えているわけだ。フランスの通り名は、そこに自生する植物だったり、その地の古い有名人の名がそのまま、用いられていることが多いのです。
そのリュウゼツランが、ちょうどこの時期、花をつけていました。なんと5mもの高さまで伸びて、花をつけるんだそう。ふだんは“花より団子”な私ですが、こういう想像を超えた大きさの植物を見ると、やっぱり「外国だなあ」とがぜん興味がわくんです。
キャバレールの家でも、安いカーペットを買ってきて、床遊びをさせるようにしました。ベビーサークルは2人をいれるには小さいし、かと言って、ずーっとレインフォレスト・ジャンパルー(シャモニから、移動の度に解体して持ち運んでます・・・これがないと間が持たない)や歩行器に座らせておくことは出来ないので。まだ、ずりばいもしないので安心かと思いきや、お座りが安定していないので、ひっくり返っては大泣きしています。
二人とも指先を使って、おもちゃのコマを上手につまめるようになりました。以前から物をつかむことは出来ていたんだけれど、指先がとても自然な動きになり、細かい動作をします。猿から人間への進化だよね、これ。そうだ、そうだ、そろそろ手づかみ食べの練習を始めなければなりません。指先が使えるようになったと言うことは!恐怖の「部屋の中にティッシュが散乱」する日も、そう遠くないことでしょう…。
双子の11ヶ月のお祝いで、昨日はサン・トロペ( St-Tropez )を歩いてきました。サン・トロペからキャバレールまで、地中海岸に沿って散歩道が整備されています。それをサン・トロペ側から入り、ベビーキャリアを背負って、離乳食を持って、木陰があって海が見えるところを探しながらの、ハイキングです。もう主人は、ここへ子供を連れてきたくてこのべビーキャリアを買ったと言っても過言ではないので、本望だったでしょう。そのぐらいきれいな景色が延々20kmも続いています。そして私はその昔、主人と一緒にこの20kmを走りました、もとい、走らされました。まさか、こんなに長いとは思わなかったので…。当然ですが、「きれいな景色」と書きましたが本当は、行けども行けども海が続いていたことしか、覚えていません。