家の子、犬も猫もまだ見たことがありませんでした。いやぁ～、過保護に育てているつもりはないのですが、偶然にも見かけないというか、庭を猫が駆け抜けても窓の方を見ていなかったり、散歩中に犬が通りかかっても寝ているとか…。
そんな矢先、友人夫妻が赤ちゃんを見たいと訪ねてきました、愛犬連れで！「子供はつくらない」主義の友人たちにとって、とうとう飼い始めたこのワンコはまさに我が子同然のようで、一緒に連れ歩くのが当たり前。フランスはかなりの犬天国で、犬を家族の一員とみなし、ホテルへ一緒に泊まれるのは当たり前、レストランでもテーブルの下に犬を見つけて驚くことがあります。でも、赤ちゃんの居る家に普通、連れてきますか？
初めて見た真っ黒い四つ足の毛むくじゃらに双子が驚いたのは当然、あちらも、ズリバイ練習中のチビ２人が床で動き回っているのを見て驚いたらしく、飼い主が制するより一瞬早く、戸口に近い娘の目の前へ駆け寄った！驚いた娘が鼻先で大泣きしたものだから、その声に驚いてワンコが吠えだし、怖くなった息子もギャン泣き。本気で噛みつかれるかと思ったよ。
ちなみに、一緒にランチしている間、犬を庭へリードでつなぐようお願いしたのですが、「こんなひどい扱いを受けて…」のような雰囲気に。もう来なくていいよーだっ！