Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスの幼稚園~語学の学び方~

2017-04-30 | 3歳

【3歳10ヶ月】
日本のゴールデンウィークのこの時期に、2日間も雪が降り止まず、ようやく咲き出したチューリップが可哀そうなことになっていたシャモニを脱出して・・・


海! 初夏! 爽快! キャバレールへやってきました。
春休みは今日で終わりなんですけど、我が双子はまだ後2週間も、幼稚園をお休みしちゃいます。日本でいう「5月病」絶対だな、こりゃ。


今回のロングドライブには「歌CD」を用意しました。歌好きな娘が、「車でCDかけて!」と言ったからでして・・・3歳にしてティーンエージャーみたいなこと、言うのね。
赤ちゃん時代、この子たちはよく音楽を聴きました。誕生祝いにフランスの童謡CDをいただいたからです。それをかけていると、いつも初めてママ友ちゃんが「ここは保育園みたいだね」と笑っていました。
また、フランスの歌を知らない私が、日本人の先輩ママ友ちゃんに「一緒に歌ってあげられないのが少し寂しい」と愚痴ったら、日本の童謡ベスト盤みたいな60曲も入っているCDを譲ってくれました。これを聞きまくったおかげで家の子、フランスに暮らしていても、かなり日本の童謡ツウです。
では、なぜママンは音楽を聞かせまくったのか? 俗に言われる、脳の活性化だとか英才教育のたぐい?
いや、いや、いや、そんな子育てを楽しんでる余裕はありませんでしたよ、乳児期の双子育児は。ただ、もう、泣き止ませたい、笑ってほしい、1対1の遊びは出来ないので3人で楽しめることを探した、ただ、それだけなんですよ。ハイ

皆さんから頂いた誕生祝は、こうやって写真に撮って、タイトルに名前を入れて、保存してあります。皆さんの優しさを忘れないように。


ところで、幼稚園のクラスに、こんな張り紙を見つけました。

<Une chouette> qui mettait ses <lunettes>
<Un oiseau> qui faisait du <vélo>
<Un lapin> perché sur un <sapin>


<Un lion> qui montait en <avion>
<Un renard> qui fumait le <cigare>
<Un cochon> qui tirait un <bouchon>


これを見て、フランス語教室へ通い始めたママンはすぐさま、「もう、関係代名詞を習ってるのー!?」と驚いたので、先生に尋ねてみました。
そうしたらね、これは歌の歌詞なんですって。今月に習っている歌だとか。
しかしね、さすがに文法学習ではなかったのですが、繰り返される歌を歌わせることで、文章の型を教えているんだそうです。つまり、赤ちゃんが最初に話す1語文=単語がいくつか組み合わせられることでフレーズとなり、その単語の一部を入れ替えることで違う文が出来上がるという、文章を作る法則みたいなものを覚えさせているという、まったく奥が深いものでした。
フランスの幼稚園では、歌でフランス語力を身につけさえているということなんですよ。歌詞の意味なんて分からなくても、とにかく早口言葉かと思えるテンポで何度もなんども歌わせて、フランス語発音の口の動かし方を作るわけなんです。幼児期の1歳違いって、ものすごく能力の差があるし、ここシャモニはインターナショナルで、家ではフランス語を話さない子なんてのも大勢いるような土地柄、これは有意義な学習法でしょう!

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生後3歳10ヶ月の成長記録

2017-04-27 | 成長記録

【3歳10ヶ月】
昨日から雪が降っています・・・もうすぐゴールデンウィークなんですけど、雪ですよー。
だから(?)、スキーへ行ってきました。もうバフバフのモフモフ、サイコー(←スキーしない人には何のことか分からないねえ?)! 今シーズンの滑り収めかな。


さて、兄妹ケンカが日に日に度を増してきています。少なくとも、娘の方からケンカは売りにいっていない。じゃあ、息子は何に不満を持っているかと言うと、自分中心でいたい、自分優先にしてほしい、自分だけが一番かわいがられたい、でしょうな、おそらく。だから、目の上のたんこぶ的な妹に手を出すんだろうと思われます。
こういう時、双子はちょっとかわいそうかな。序列がない分、上下が分かりにくくて、消化不良になりますよね…。
3歳は唯我独尊の時なんですね。娘に遅れて最近ようやく、自分の事を「 je (私)」と言い始めた息子はただ今、『自立』が始まっているのでしょう。自身の中でも、もがいているんじゃないかな~と思うんです。そう考えると、むやみに怒れないんですよね…。
ちなみに、日本語でも自分の事を「わたし」と言ってしまう息子へママンは根気よく「ぼく」と指導し続けて2ヶ月、どうなったと思います?
ママンが根負けしました~。相変わらず、疑問もなく、「わたし」と言い続けています。もう、いいや!

●息子:
-45ヶ月自宅体重測定15.2kg → 46ヶ月自宅体重測定15.7kg
-44ヶ月自宅身長測定96cm → 46ヶ月自宅身長測定96cm
-45ヶ月足測定16.5cm → 46ヶ月足測定17cm
●娘:
-45ヶ月自宅体重測定14.2kg → 46ヶ月自宅体重測定12.7kg
-45ヶ月自宅身長測定95cm → 46ヶ月自宅身長測定95cm
-45ヶ月足測定15cm → 46ヶ月足測定15cm


双子が初めて、「かわいそう」という言葉を口にしました。ケージに入れられたニワトリを見た時のことです。これまで意識していなかったので不確かですが、たぶんあの時が初めて。そして、その後、ペットショップで鳥かごの中の鳥を見た時にも同じことを言った・・・
「感情表現」は、ある程度教えてあげないと子供には分からないものだそうです。特に、否定的な表現は、普段わりと母親は子供に使わないように努めてしまうので、あえて口にするのもありなんですって。喜怒哀楽は、自己表現の土台となる非常に大切な要素で、ポジティブもネガティブも自己表現を覚えて、次第に感情にも複雑さがあることを知り、そして感情をコントロールできるようになって、“迷わない大人”に成長していくんだとか。
私自身にカゴの中の鳥を見てかわいそうと思う気持ちが起きなかったから、双子は「自由に動き回れなくてかわいそう」という感情をどこかで学んできたんでしょうね。その表現の仕方を的確に使うことができた。こういう経験の積み重ねが必要なんでしょうね。


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卒業したはずのオムツを買ってしまった・・・

2017-04-24 | 3歳

【3歳9ヶ月】
シャモニへ帰ってきてみれば、もう4月も残り1週間。慌てて鯉のぼりを上げました。つい先日に復活祭の卵探しが終わったと思ったら、今度は日本の伝統行事と、ママンは忙しいです!


我が双子は今日から1週間、サントル・ド・ロワジール( Centre de Loisir )へ通います。これは、長いバカンス休みの間、資格を有する先生が子供を一日中あずかってくれて、工作や体育をする他、演劇や博物館を訪問したり、ハイキングやプールへ連れて行ってくれたりする託児システムです。
今週のテーマは『自然と遊ぼう』と言うことで、1週間を通して森で花や葉っぱを見たり、ゲームをしたり、池への遠足があったりします。初日の今日は、動物の足跡探しをしたそうで(どうやって?)、その後のお絵描き時間に描いた「動物の足跡」を持って帰ってきてくれました。最初に見せられた時は何なのか分からなかったんですけど・・・

息子・作『クマの足跡』


娘・作『カモの足跡』


ところで、今日は娘がお漏らしをしませんでした!
「あれ、トイレトレーニング完了してるよね?」と言われそうですが、なぜか4歳目前にして、まさかのお漏らしが始まっちゃったんです。キッカケは、2月の冬休み中に通わせたスキースクールでのこと。初日、2日目までは普段と変わりなく、まさかすんなりトイトレ完了した娘の方がパンツを濡らしてくるなんて思ってもみなかったのですが、スクール3日目から雪になり、翌日も翌々日も雪というマイナス気温のゲレンデに3時間、それはそれは冷えたのでしょう、スキーウェアのお尻部分が濡れてしまっていました…。幸いスキーウェアって、外に漏れださないんですね! 娘も、言うに言い出せず、何枚も着ていてこれだけ脱ぐのも難しければ間に合わないよな~と思い、あまり深刻に考えずに周囲に迷惑をかけなければいいやという感覚で、一番厚手の6層トレーニングパンツをはかせたりして凌いでいました。
それから幼稚園が再開し、登園にはいつもと変わらない綿のパンツをはかせても心配なくお漏らしせずに帰宅できるのですが、週末になると少しずつお漏らし回数が増えてきてしまいました。
そしてまたもやこの春休みが始まると、今度は目に余るほどにお漏らしを繰り返すのです! 本当に、1時間間隔で!

この「トイレトレーニング終了後のお漏らし」については、コメントで教えていただいたブログ『双子と育児のふたいっく( http://futaikku.everyday.jp/blog/post-507/ )』で読んだことがありました。あちらの双子くんも3歳8ヶ月頃、それも、トイレトレーニングで割とすんなり出来るようになっていた方の子が、一日の間に何度も漏らし始め、それが、漏らしたまま濡れたパンツで普通に過ごしているところとか、どこからどこまでも家と同じー!! ちなみに、うんちは自分からトイレへ行けて絶対に漏らすことがないというのまで、同じ・・・
そのブロガー・はるさんが言うには、漏らしてしまう原因は大きく分けて次の3つが挙げられるそうです。
1.精神的な要因(大人がお漏らしを心配しすぎて声をかけ過ぎるとストレスが溜まってお漏らしに繫がることがある)
2.水分の取り過ぎ(まだ膀胱が成長しきっていないため、おしっこが貯られなかったり、おしっこしたい感覚が整ってなかったりなど)
3.身体の冷え(夏場はおねしょしなくても冬場は手足の冷えなどがお漏らしの原因になる)

娘の場合は・・・2番かな。とにかく水をよく飲みますから。子供は大人以上に水分が必要と聞いたことがありますから、常に水を入れた水筒が手の届くテーブルの上に置いておくようにしてあります。それでいて、まだ膀胱におしっこをしっかり貯めておけないらしく、さっき行ったばかり(濡らしたばかり…)でも、またすぐにモジモジしだして、でも、もうモジモジしている段階ですでにチビッちゃっているんじゃないかと、ママンはにらんでいます。

そんな状態でお泊まりにいった主人の実家。まず、道中の4時間ドライブでパンツを2枚も濡らし、主人のイエローカードが出ます。そして夜、ここ最近はずっと白星だった息子までもが一緒にオネショして、アウト! いや、お義父さま、あれだけ子供にオレンジジュースを飲ませたら、大人の私だって夜中に何度もトイレへ起きちゃうよ。
そしてとうとう、主人から「夜だけでもオムツに戻そう」命令が下されてしまったのでした。
泣いた、泣いた、本人たちは大泣きして抵抗しましたよー。ママンも何だか敗北感でオムツを買いに行きました。ら、そこで見たものは!?


なんと、『パジャマパンツ』なるものが売っているんですね。トイレトレーニング用のパンツ型オムツと一緒の棚に並んで、もっと身体の大きい3~5歳児用、さらに、8~15歳用なんてのもありました!
まあ、そこまでいったら病気の時に使うのかな?とも考えれるんですけど、そう言えば知人は、7歳になる息子くんがまだオネショが止まらないからオムツで寝かせていると言っていたけれど、あながち冗談ではなかったのかもしれない。でも、そこまではかせ続けちゃうのは、親の責任のような気が…。

スパイダーマンやらミニーマウスやらのキャラクターものの絵が付いていて子供ウケしそうなオムツだったんですけど、そんなの買ったら家の子たち、嬉しすぎて今度は布パンツをはかなくなるんじゃないかと、その昔に愛用していたパンパースを買ったのでした。いやー、重いね、紙って。お徳用大パックを2種類(そう、残念なことに双子はサイズが違うのです…)買うために、50リットルザックを背負ってスーパーへ通った日々が・・・フラッシュバック!
しかし、嫌がるのを無理やりはかせるのはかわいそうだけど、シーツの洗濯をしなくてよい数日間は、改めて洗濯って重労働だよな!と思ったりしたのでした。


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書いて消せる練習帳

2017-04-23 | 3歳

【3歳9ヶ月】
シャモニへ帰ってきました。クレルモン・フェランのあるマシフ・サントラルは菜の花畑に囲まれて春満開という感じでしたが、ここは冬が戻ってきたらしく、花々が凍っていました…。

さて、今回のロングドライブのお供は『書いて消せる練習帳』です。年齢別に様々な練習課題の本がありましたが、どういったものか分からないので、まずはベーシックに「数字」と「アルファベット」を。この2つは最近、我が双子のブームなんですよねえ。


本は特殊な紙で出来ているようで、付属のホワイトボードペンがセットになっています。ちなみに、フランスのこういった練習帳の類だとかスウドクとかには、必ず色鉛筆が付属で付いていますよね。ぬり絵にいたっては、色鉛筆が数本セットで付いてくるという…。この辺りにフランス人気質を垣間見るのは、私だけでしょうか?
とにかく、この練習帳はよくできています。見本があって、薄字をなぞるようになっていて、その次にはフリーハンドで書かせるのだけど、上下幅の線の中に起点となる点が打たれています。だから、子供が誘導されてドンドン書いていく!
イラストも、フランスっ子大好き・チュッピーだよ! ちなみに、家の息子はこのペンギンに見えないペンギンが嫌い。


数字はね、二人ともフリーハンドでも、なんとなく書けました。でも、なんとなく…。
まあ、良い。ボチボチがんばってくれればね。
ここで新発見だったんですけど、アルファベットは全く書けませんでした! 二人とも。
薄字をなぞることは、出来ます。我が家にあるお絵かきホワイトボードには、フリーハンドで自分のイニシャルを書ける二人です。
でも、上下線の間にキチンと、起点を決められて大きさをそろえて書くことがまだ、難しいようなんです。
数字とアルファベット、なんの違いがあるのだろう?


余談ですが、ママンが買ってきたアルファベット練習帳は「大文字ブロック体」用です。練習帳を年齢別にチェックしていくと、年少で大文字を習い、年中で小文字を習い、年長で筆記体へ入っていくらしい。ふぅーん、大変だね。って思ったけど、ひらがなとカタカナと漢字を覚える方が大変か・・・それを、見たこともない子供に教えなきゃいけないママンは、もっと大変だね…。トホホ

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初めての☆トランポリン

2017-04-22 | おもちゃ・遊び

【3歳9ヶ月】
今夜は主人の妹夫妻の家でアペロ( Apéro )。おつまみと共に食事の前の軽く一杯やることなんですが、今夜のものはちょっと量が多めのアペリティフで、軽めのディナー代わりとなり、アペリティフ・ディナトワール( Apéritif dînatoire )とも言われます。
妹夫妻は隣の倉庫を数年前に買い取って、仕事の合間にトンテンカンテン、ほぼDIYで素敵な部屋が完成していました。双方の壁をぶち破って、床板を続きで貼って、リビングを広げちゃったんですよ!妹夫妻に限らず、フランス人の自分で何でも作り変える能力って、神業だと思う。


大人たちが家の中を見せてもらっている間、我が双子の目をくぎ付けにしていたもの・・・それは、庭のトランポリン!
双子が通う体操教室にも小さなトランポリンのような器具があって、二人はそれで跳ねるのが大好き。だから、ソファで跳ねる、ベッドで跳ねる・・・


こんな大きな本物のトランポリンは初めての双子。はしゃぐ・・・うるさいぐらいにはしゃぐ・・・熱中してエンドレス・・・やっぱりハマった。これは、“買い”だな・・・
私たち夫婦は、4歳になったら買ってあげたいと思っていたところです。トランポリンはただいま大人気なのか、庭のある家ならどこの家庭にも置いてあるぐらい。でも、体操教室の先生が言うには、トランポリンは身体能力をのばすスポーツだけど、足首のために4歳まで待った方がいいそうです。


ちなみに、このトランポリンは双子の従兄・13歳児くんのもの。彼はトランポリン教室へ通っています。後方宙返りとか、余裕でやってしまう。
「いいじゃん、いいじゃん、カッコいいじゃん!」と褒めたたえている横で、当人の母、つまり義妹が一言、「毎日2時間も脳みそ揺らしているせいか、勉強の方はサッパリなのよねえ…」と嘆いていました。うむ、それも一理ある…。


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