Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

サンタがやって来た☆けど・・・

2015-12-25 | 生後29ヶ月

【2歳5ヶ月】
フランスでのクリスマスでは、25日の朝、子供たちはパジャマのまま寝室を飛び出してクリスマスツリーのもとへ走り寄ると、そこには昨夜にはなかったサンタクロースからのクリスマスプレゼントが置かれている・・・となるのが慣例だそうです。それで、我が双子たちにも同じような演出を試みました。


あれ、無反応? いや、「わ~、カドー cadeau (プレゼント)、いっぱーい!」と喜んでいるから分かっているみたいだけれど、プレゼントをさわらない、包みを開けようともしない・・・プレゼントとは、そういう“飾り”だと思っているようです。「これは君たちの物だよ」と包装紙を破ってあげると、中からおもちゃが!


その驚いた顔が本当におかしかった! こういう事も学習なんですねえ。


物事が分かってくるお年頃

2015-12-24 | 生後29ヶ月

【2歳5ヶ月】
家族でのクリスマスパーティーのため、主人の実家へ来ています。昨年のクリスマスに貰ったサンタクロース衣装、ちょっと小さくても、写真を撮るのにかわいいから着てくれないかなあ、と持参したのですが!
「僕はサンタじゃない!」・・・息子に断られました。物事が分かってくる歳になると、いろいろと親の思い通りにはいかなくなるようです…。


そして娘、散歩中に店頭に飾られたサンタクロースの人形を見つけて、「ムッシュー・カドー! Monsieur Cadeau! (ミスター・プレゼント!)」と呼びかけていました・・・ごもっとも。


初めて一人で眠れた夜

2015-12-18 | 生後29ヶ月

【2歳5ヶ月】
ママン、引越してきて2ヶ月、今日はじめて朝まで、自分の布団で寝られましたー! らりほ~♪

これまでベビーベッド2台を夫婦の寝室に詰め込んで、家族4人で川の字で寝ていたのですが、引越しを機に子供部屋を作り、そこへ我が双子を二人きりで寝かせ始めました。ジュニアベッドはあえて買わず、日本の畳方式で、フローリングの床の上にベビーベッドのマット3枚を敷き詰めた上で自由にゴロゴロと転がって寝ています。あえてベッドにしなかったのは、「自分で寝に行く。自分で起きてくる。」を覚えてほしいと思ったから。


ところがですね、子供二人っきりで寝かせることを、引越しという全ての環境が変わった時に始めたのがいけなかった!(たぶん…)
寝付かない・・・これまでほとんど寝かしつけとかやったことがなく、ベッドメリーを回しておけば親がいなくても双子だけで先に寝ていてくれたのに、今や主人が一緒に添い寝して、寝た振りをしてあげないと、寝ない。
夜中にとつぜん泣き出す・・・必ずどちらかが夜中に一度は目覚めるようで、その時に親がいないことが分かると泣き出し、その泣き声で相方も起きてしまって、夜中に泣き声コーラスのいい近所迷惑。ただ、息子は自分でドアを開けることを覚え、最近では泣かずに両親の寝室へママンを呼びに来るようになってはいたんだけれど。
朝が早い・・・今まで8時過ぎまで寝ていた双子が、ママンの起床時間6時に一緒に起きてしまうものだから、ママンは自分の身支度も整えられずに朝から双子に振り回されっぱなし。
これは冗談じゃないと、真剣に考えて、2歳を過ぎた今さらながら、ぬいぐるみを買ってあげました。


フランスで知らない人はいないんじゃないかと言うぐらい有名な「チュピ T'choupi 」と言うこのキャラクター、いったい何に見えます? ペンギンですって! 保育園の先生が教えてくれるまで、私はアシカだと思ってました…。
そう、それでこのぬいぐるみ、日中に太陽や電気の下など明るい所へ置いておくと、夜に暗闇で光る特殊なぬいぐるみなのです。これで双子が暗闇を怖がらないといいなと思い、買ってみたのですが、ぜんっぜん光のパワーが足りません! 商品パッケージの、子供の寝顔まで見られるぐらい発光するかのような写真に騙されました…。

仕方なく次の作戦、子供専用のライトを買ってあげました。


常夜灯のような明るさで、睡眠妨害にはならないぐらいの。主人は、電気を点けたままにしないと眠れない子になってしまっては困ると買うのを渋ったのですが、もう、苦しめられてるママンの即決。
夜中に目が覚めた時、真っ暗でなければ泣かない、なんてことはやはりなく、そうしてでも必ず夜中に起こされ、その後は子供部屋に置いてある固いソファベッドで寝る羽目になり、朝になると何だかアチコチ痛くて、熟睡できないから免疫力が下がって風邪はなかなか治らないし、フランスの義妹に相談してみれば「家は新生児の頃から一人で寝かせているから…」とけんもほろろな答えが返ってきて、思考も後ろ向きになってきて家の子が神経過敏なのではないかと思えば、自我が出てくる2歳児っていうのは夜泣き再発の時期であると聞いて、ちょっと安心してみたり。

これがいつまで続くやら…と思っていた矢先、昨夜は一回も起こされなかった! 快挙です。今夜もよろしくお願い…。



初潜入☆保育園のおむつ替えがスゴイ

2015-12-11 | 生後29ヶ月

【2歳5ヶ月】
今日の保育園の帰り際、娘がウンチをしておりまして、それで、保育士さんがパパパッとオムツを替えてくれる様子を初めて見たわけなんですが・・・
保育士さんの手際の良さも拍手ものでしたけど、保育園のおむつ替え設備がスゴカッタんです。まず、おむつ替え台は我が家と同じく、先生が立って作業できるよう洗面台にマットを敷いた高さなんですけど、この高さまで10kg超えの子供を抱えて寝かせるのって、相当に気合いを入れないと腰を痛めそうな重さなんです。それが日に、20人×2~3回でしょ?
ところがね、先頭たって行った娘がスルスルスルーッとマット下の引き出しをひくと、子供がのぼれる階段が出てきた!


それを使って自らマットの上へ寝転がった娘のオムツを外して・・・コットンも紙もありませんけど?と思いきや、傍らに積んであったガン・ド・トワレット( Gant de toilette )でウンチお尻を拭いたんです! ガン・ド・トワレットと言うのは、フランスのバスルームには欠かせない物で、15cmぐらいの長方形のタオルが、雑巾の一辺だけ縫い合わせてないような小袋状になっているものです。これを手にはめて体を洗うんですね、フランス人は。もちろん、新生児の沐浴もガーゼではなくガン・ド・トワレット。他の使い道として、離乳食の頃の赤ちゃんの口や手を拭くナプキン代わりにするママンも多く、我が家も誕生祝いとして頂いたほど、フランス人には切っても切れない生活必需品。


それを手にはめた先生、サッと水で濡らし、片面にマルセイユ石鹸をつけて娘のお尻をこすり、アラヨッとばかりに手をまわして汚れ面を手の甲側にすると、石鹸のついていないきれいな方で洗い流すようにお尻を拭いて、完成。見事です~。さながら、布オムツならぬ、布おしり拭き! 経済的観点からだそうですが、だから保育園でのオムツかぶれがないんだーと感心してしまった次第です。その後は、洗濯機(!)で洗ってしまうんですって。ああ、でもフランスの洗濯機って、湯温が90度まで上がるようになっているので(だから服の痛みが早い…)、衛生面としては大丈夫でしょう。


ところで、先日の娘の体調不良で早退するため昼間の保育園を訪ねたママン、「こういうのが“自分でトイレへ行ける”と言うのよー!」と目から鱗の現場を見てしまいました。トイレルームで帰るための身支度を整えていると、3人の子供がトイレへ入ってきて、先生へ「おしっこ!」と知らせます。どうやらもうオムツではなく子供トイレで出来るようで、でもまだ一人でパンツを脱いだりせず先生の補助が必要なようですが、先生が「ちょっと待っててね」と言うと、3人とも待っていられるんですよ! つまり、おしっこが出ちゃうと察知するステップの次には、おしっこを我慢するという筋力コントロールのステップがあって、それらが出来て初めて、大人のように「トイレで用を足す」能力が完結するわけなんだなあ、と。
オマルへ乗せて絵本を2冊も読んで「わー、出たね~」とか喜んでる我が家には、果てしなく遠いゴールだわ・・・



勝負パンツの効果は!?

2015-12-10 | 生後29ヶ月

【2歳5ヶ月】
ギョウチュウ疑惑から一夜明けて今日、待望の(?)息子のウンチを見る瞬間がやって参りました! ママン、初ギョウ虫とのご対面でしょうか!?
ウンチを見ると、何やら白い筋のようなものが見えます。これが、ギョウ虫? でも、動かないし、ギョウ虫って大きさはいったいどのぐらいのもん?
疑問を感じたママンはご丁寧にも、主人の帰宅までそれを大事にとっておいて判定を仰ぐと! 「これはミカンの白いスジだよ。」
どうやら、ギョウチュウ駆除薬の飲ませ損に終わったようですが、ひとまずホッ。


ところで、最近のトイレトレーニング事情。引越し以来、まったくダメです、振り出しに戻っています。それでも紙おむつではなく、以前のように布パンツを履かせるようにしました。引越しを機に、日に日に双子の様子が醜くなっていっているのを感じました。これがイヤイヤ期なのかどうかは分かりませんが、明らかに引越しの忙しさから子供をかまってあげられなくなっていたことは確かで、そこで、保育園のない日は引越し荷物の片付けを放棄して、双子につきっきりでお世話することに決めました。その第一弾的なものとして、布パンツです。これは間違いなく“付きっきり”にならざるをえません。これまではトイレでしか使ったことのなかったオマルを(当り前か…)リビングの暖かい暖炉前に置いてあげ(来客時はもちろん撤去ですよー)、いつでも自らパンツを下ろして座りやすい環境を作ってあげました。そこまでしているのに、マダマダです…。床の雑巾がけは当たり前。洗えないソファの上で昼寝をしてしまい、水たまりが出来ていたことも。こういうのは、その昔、実母がやっていたように、そこへ熱湯をかけて乾雑巾で何度も叩いてシミを落としました。あまりにも悲しくなって、昼寝の時ぐらいは紙パンツを使おうかとも考えたのですが、嫌がるまで布パンツを履かせようと、防水シーツを敷いてあげることで解決しました。
ママンとしては、日本製の6層パッド入りトイレトレーニングパンツが濡れても漏れにくいから、それを常用してほしいのに、先日のお買い物先で、息子はカーズのボクサーパンツを、娘はミニーマウスのショーツを履きたいと頑張られ、「好きなパンツを履いてこれを機に、濡らしたくないからトイレでする!とか、ならないかなあ~」と安直な気持ちで買ってあげちゃったのですが・・・


ハハハ、世の中そんなに上手くいきませんわ。こんなペラッペラのパンツですもの、ズボンまで毎回、総替え。最後には履かせるズボンがなくなっちゃう、と言う…。
こういう時、女の子はレギンスを履かせられるから楽なんですけど、男の子はどうしましょう? 家は、トリはいつも「タイツ」です。でも、見ため不格好ですけど、これが一番、重宝ですね。乾きが早いし、外へ出る時はこの上からスキーズボンを履かせてしまえば暖かいしで。


他所のお宅ではどうしているのでしょう? そこまで捨て身になってトイレトレーニングをやらせても、無意味なのかな・・・