Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

べべとお出かけ~赤ちゃん向けショー@シャモニ~その2

2015-04-30 | 本・映画・音楽

【1歳10ヶ月】
初めてママ友ちゃんから教えてもらって、赤ちゃん向けのお芝居を見てきました。対象年齢は3ヶ月児以上、上映時間は30分。今回のものは影絵を駆使したものだから当然、場内は暗くなりましたが、前回のように暗闇に泣くことはありませんでしたよ。これも成長の証でしょうか!?


騒ぎもしなかったけれど、のめり込んでいる感じでもなかったなあ。我が双子の初めてのお友達・2歳児ちゃんは楽しんでいたというから、家の子はまだそこまで、理解力が発達していないのでしょう。息子は途中で飽きたのか、しきりに「ぶーぶ、ぶーぶ」と言い始めました・・・ぶーぶ(車)に乗りたい→家に帰りたい→つまらない、の図式でしょうか?


前回にお芝居を見に行った時もそうでしたが、演技の途中で観客席へ何かを振られる時、双子は目立つのか、必ず私たちは標的になるんですけど、今日もヘチマを渡されて娘、手で払いのけた!仕方なく嫌がる息子に無理やり持たせてみたり…。こういう時に家の子はフランス語で話しかけられて、理解できないから拒否するのか、自我があって嫌なのか、どっちだろう?と思ったりしてしまいます。


会場にはちょうど、近所の幼稚園年少クラスの子たちも見に来ていました。近所ったって遠いよ、田舎だから。3歳になるともう、こんなに歩けるんだ!そして、30人近い子たちを引率してきた先生、すご過ぎる!3歳児はちゃんと、列をなして歩けるものだろうか?
その子たちには、影絵と豆のはじける音、ヘチマをたたいた音などが面白いらしく始終、笑いが出ていました。でもこのストーリーがあるようでない、私の感覚だと小学生ぐらいにならないと楽しめないんじゃないかと思う光と音のお芝居を小さい頃から見て育つフランスの子たち、日本の子と「笑いのツボ」が確実に異なっていくのは当然だと思いました。


絵本『茶色のコグマくん おまるに座るの巻』

2015-04-29 | 本・映画・音楽

【1歳10ヶ月】
我が双子をおとなしくおまるに座らせておくためには、絵本の読み聞かせが一番です。
それで朝からトイレで絵本を広げては、用を足すまで次から次へと本を読んであげていたのですが、ある日、ふと思ったんです。こういうのって、イメージトレーニングが大事かも!?
そこで、本屋2軒もはしごして(ってシャモニには2軒しかないのだけれど)、「トイレを教える絵本」を探したのですが、これがなーいんです!何でないの?田舎だから?それとも、排泄は汚いこととして絵本になんて描けない?
まあ確かにね、家にもお古でもらった日本語のおまる絵本が2冊あるのですが、まだ完全おむつ時代に「おしっこ、しーしー」なんてセリフを読むのはちょっぴり恥ずかしかったりしたもんですよ。だから、美意識の高いフランス人が、トイレを絵本にしようなんて思わないかもしれない。
と、諦めかけていたその時に、1冊だけ見つけました!バヤール・ジュネス Bayard Jeunesse 社による絵本『茶色のコグマくん Petit Ours Brun 』シリーズの中に、『おまるに座るの巻 sur le pot 』がありました。


お母さんに促されておまるへ座ってみること、その後におまるでおしっこが出た時の「プシューッ!」と言う音まで面白く書いてあるし、最後に、お母さんがおしっこをトイレへ捨てると、コグマくんが水を流すことまで教えています。素晴らしい本です!「お尻を拭こう!」まで描いてあると、もっと良いんだけどな。
時に先日、息子がおまるで勢いよくプシューッとおしっこをしてくれました。でもね、チンチンが下を向いていなかったらしく、勢い余ったおしっこは場外へ…。ひぇ~・・・誰も教えてくれないよね、男の子をおまるに座らせる時は気を配ること!なんてさ…。


本好きの娘は、絵本を渡しておけばいつまででも座っています。ところで、本を逆さまのまま読んでいるの、分かりますか?これ、ママンがフランス語の本を読むときはどうしても、自分側に向けないと読めないので(日本語だったら逆さまのまま読めるんですけどねー)、いつも対面に座る家の子たち、フランス語の本を読むときは上下逆向きに持ってしまうんですよね…。こういうことって、その都度なおしてあげないといけないのかなあ?


生後1歳10ヶ月の成長記録

2015-04-27 | 成長記録

【1歳10ヶ月】
もうほとんど“歩き”生活です。抱っこ移動は逃げ回っているところを捕まえた時、ベビーカー移動は長距離を歩く時、ぐらいかな?家は背中に背負うベビーキャリアがあるので、もう抱っこ紐もあげてしまおうかと考えていた矢先、ネパールの大地震。災害時の事を考えたらまだ持っているべきか、思わず考えてしまいます。

ようやく息子が、泣かずに登園できるようになりました。娘はだいぶ慣れて、しばらく前から率先して教室へ入って行き、ママンなんて振り返らずにおもちゃの中へ飛び込んで行くのですが、息子もそれに続くようになりました。ただ、ママンが去るまでは決して、側を離れない。先生によると日中、妹の姿が見えなくなっただけで、泣きながら娘の名前を呼ぶそうです…。今日は娘、お昼過ぎから38.6℃の熱が出て、解熱剤を飲まされて別室隔離だったのですが、始終メソメソな息子…。おーい、そんな君の将来が、ママンはちと心配だぞー。
ところで、ここに来て、双子ならでは(?)の問題発生!我が家の名付けは日仏双方で同じような呼び方ができる名前を探したのですが、厳密に言えば発音は異なります。どうやら二人そろって、娘の名前はフランス語発音のもので、息子の名前は、娘の日本語発音のものだと勘違いしているようなんです。そうだよね、皆が“自分たち”に向かって4種類もの音で呼ぶんだから、どれが自分の名前か分からなくなっちゃうよね。息子の名前を呼べば振り向くので分かってはいるみたいなんですけど、「これ誰?」と息子を指差せば娘の日本語名が出てくる・・・脳から口へ下りてこないというか?

やたらと靴のサイズが合っているかが気になっちゃって、足の大きさも測ってみました。

●息子:
-21ヶ月自宅体重測定10.9kg → 22ヶ月自宅体重測定10.7kg
-21ヶ月自宅身長測定77.5c → 22ヶ月自宅身長測定80cm
-22ヶ月足測定12cm
●娘:
-21ヶ月自宅体重測定8.9kg → 22ヶ月自宅体重測定9.1kg
-21ヶ月自宅身長測定75.5cm → 22ヶ月自宅身長測定76cm
-22ヶ月足測定11.5cm

最近の息子の口癖は「アレー! Allez!」、サッカーの試合観戦をしているとよく観客席から飛び交う「行け行け、ゴーゴー」みたいなものです。何をするにもアレー!と言いながら先頭を切るようになりました。ちょっと前までは、妹に天下を取られていた感がありましたが、ここにきて「これが男の子育児か!」とママンをうならせるほど、よく動くし、力まかせだし、好き勝手にやるし。「もうこの歳にして、どうして欲しいのか私には分からない時があります」と男児2人を育てたお客様へ愚痴れば、「男はねー、18歳までなーんにも考えてないだけだよ!ハハハ」だって。そういうもんなの?
娘は、フランス語ばかりが口から飛び出します。例えば、ちょっと前までピョンピョンと言っていたのに、「ラパン Lapin(うさぎ)」と言う。喉が乾けば「ロー l'Eau(水)」、大好きなチョコパンを食べたいときは「ショコラ chocolat(チョコレート)」。そう言えば初めてママ友ちゃんも先日、娘の4歳児ちゃんが話すフランス語に知らない単語があって、ご主人に聞いちゃったって言ってたなあ・・・遅かれ早かれ、家にもそういう日が来るなあ。
そうかと思うと、私の話す日本語もちゃーんとインプットしているようです。最近の口癖、「あちぃー、あちぃー、あちぃーな~。」・・・ご飯をいつもギリギリで作るので、熱々のまま食べさせることになってしまい、ちょっと前まではかわいらしく「ふぅ~、ふぅ~」だったはずなんだけど、私、こんなセリフ、いつ言った?いや、知らぬ間に言っているんだろうなあ。だって他に日本語はなす人、周りにいないもの。


腰痛を予防する姿勢

2015-04-25 | 生後21ヶ月

【1歳9ヶ月】
保育園の壁に、写真入りで保育士さんの仕事改善マニュアルが貼られていました。例えば、子供に上着を着せる際、または、子供たちがご飯を食べる低いテーブルを拭く時、中腰姿勢=×、介護施設や美容院で使っているような低いキャスター付きスツールに座る=○とあります。これは職業病である腰痛を予防する対策なんだそうです。


子供を毎日、何十人と抱き上げる保育士さん達だけでなく、ママンもよーく注意していないと積もり積もって、腰痛の影は忍び寄ってくると言われました。例えば子供の目線に合わせて低い姿勢を保つ時、お尻を浮かせてしゃがんだ状態、つまりウンチングスタイルは腰に悪いそうです。それならば、地べたに座ってしまった方がよく、せめて膝をついてしゃがむように言われました。おー、ジーンズの膝が出ちゃうよ、これ。
あー、だからか。いつも保育園へ行って違和感があったのは、イス文化のここフランスで、先生たちは床にベターッと座っている。逆に、畳文化の日本の先生、あまり座って仕事している印象は、ないなあ?
そう言えばここ最近、「おまるに座らせ、目の前にしゃがんで辛抱強く待つ」もウンチングスタイルだから、「この姿勢、つらいなあ」と思いながらやっていました。腰痛になる前に、早急の対策を打たねば!
我が家にはちょうどいいイスがなかったので、代わりにイケア( IKEA )社の低い踏み台へ座ってみれば、あー本当だ、腰が楽。ちょっとしたことを気づかっていかないと、「体がもたない育児」を実感しました。



さよなら☆ベビーサークル

2015-04-23 | 赤ちゃん用品

【1歳9ヶ月】
断捨離、第八段!生後11ヶ月の時から我が双子の“部屋”だったベビーサークルが今日、やはり生後11ヶ月の女の子へ貰われてゆきました。我が家は双子なので、リビングの大半を占めても、この直径2.7mもある大型ベビーサークルが重宝しましたが、貰われていった先は一人っ子だって・・・家が大きいからいいんだって。犬も猫も飼っているから必要なんだって。やっぱり、ペットと赤ちゃんの共存って難しいんだね…。


我が双子は、起きている時はいつもサークルの中。親もサークルの中へ入って、本を読んであげたりしていました。つかまり立ちも、このベビーサークルの柵で覚えました。上からマスコットを吊る下げておいたら、それを狙いに行くようになって効果てきめん!でも、すぐに転がってしまうので、あの頃はサークル内にクッションを敷き詰めていたなあ。


1歳半になっても、まだまだ余裕ある広さ。もうこの頃は自分たちの居場所になっていて、サークルの戸を開けておいても勝手に出てくるようなことはありませんでしたし、「ご飯を作りに行くから閉めるよ」と言ってから戸を閉めれば、ちゃんと理解して中でおとなしく遊んでいてくれました。それから、「おもちゃを広げていいのはここだけ!」と決めておいたから、多少ちらかっていても、サークル内だったら主人も許してくれた。ズボラな私にピッタリの我が家ルール。


歩きまわるようになるとさすがに「狭い?」と思い始めたけど、本当につい最近まで我が家のリビングを占拠していました。それでも、多少は目を離していても心配するようなことはなくなったので、サークルの形を変えて増えてきた本やおもちゃ類を一挙に仕舞うスペースにし、双子も広くなったリビングの床の上で遊ぶように変わってゆきました。そうなれば撤去です。その代わり、キッチンの入り口にベビーゲートをつけましたけど…。


ベビーサークルを使わずに育児できるママンは多いと思いますが、私はあるだけで安心できました。双子は特に、一人のお世話をしている時は、もう一人に目をかけられない場合もあって、やはり保護スペースがあると便利です。赤ちゃんも、そこが自分たちの居場所と思っていたようで、入るのを嫌がって大騒ぎしたことなんてなかったんじゃないかなあ。きっと、普通サイズのものを使っていたら、もっと早くに撤去したでしょうね。