Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

双子が日本語を話さない理由

2015-08-19 | 生後25ヶ月

【2歳1ヶ月】
我が双子が生まれたばかりの頃に、双子育児は手がかかるため、我が家の夕食を作りに来てくれていたお手伝いさんが、シャモニへ遊びに来てくれました!双子が生まれてまだ数週間の頃からを知っている彼女はもう、二人の大きくなりっぷりにビックリ&感激!そうだよね、そうだよね、抱っこ紐で一緒に買い物へ行ってもらったり、料理をしながらバウンサーを揺らしてあやしてもらったりしたんだもんね。またこうして思い出して訪ねてきてくれることは、私たちも感動です!
今夜のメニューは手巻き寿司。いつもはパパが帰宅する前の19時には先に夕ご飯を食べる双子ですが、今夜は20時まで待たせて一緒に卓を囲みます。海苔を食べない双子には、お皿へちらし寿司風に盛ってあげたのですが、私たちが楽しそうに海苔にご飯を巻いて食べているのを見て、さっそく手を伸ばし始めた!そして、ご多分にもれず、やっぱり家の子も海苔好きだった!あ~あ、フランスでは海苔は貴重品だから嫌いなままでいてほしかったんだけどな…。


スペイン人の彼女が話すフランス語は当時、私に言われたくないだろうけれど、何を言っているのか分からない時があるぐらいのレベルだったのが、今や本当に流暢になっていて驚きました。その話から、家の子がちっとも日本語を話してくれないのよ、と言う話になったのですが、彼女が興味深いことを言いあてました。「それはね、周囲があなたにフランス語で話しかけるから、子供もそう言うものだと思っていると思うよ。」
実は、今日の午後にママ友ちゃん達とお茶した際にも、同じ話題が出ました。日本人カップルのママ友ちゃんが5歳児くんを連れてきていたのですが、それまで日本語を話していた彼が店員さんへ向かっては、「メルスィ・ボクー Merci beaucoup(ありがとう)!」と言ったのです。人によって言語を使い分けているわけですよ!彼は、お母さんが友人たちと日本語で会話をし、注文はフランス語でしていたのを注意深く見ていたのでしょう。そこから、「いくら保育園でフランス語に囲まれているからと言って、一緒にいる時間が一番長いお母さんがほぼ100%日本語で話しかけているのに、どうして双子ちゃんの返答は90%がフランス語になってしまっているのかなあ?」と言う話になったのですが、そうか、私が日本語で会話しているところを見せていないもんねえ!
子供にいかに日本語を教えるか、これはこれは、私の日本人ママ友ちゃんとの交流にカギがあるかも。そうすれば双子も、「ママンとの会話は日本語」と言う図式が頭に入る、かな?


双子の「一番」は誰?

2015-08-06 | 生後25ヶ月

今日も、先日遊びに来てくれた26ヶ月児くんが、お友達の24ヶ月児ちゃん(いや、正確には親同士が友達)を連れて遊びに来てくれました。この24ヶ月児ちゃんは日本から遊びに来ていて、我が双子とは誕生日が2週間しか差がないのに、もう海外旅行ですよ。双子も日本へ滞在したばかりだけど、私の実家で過ごしたのとは訳ちがう~。2歳児を連れてのフランス滞在に踏み切ったご両親に、拍手!
さて、今日も“交わらずに”個々で遊ぶ2歳児たち。26ヶ月児くんも24ヶ月児ちゃんも、人見知りする双子とは異なって、好き勝手にノビノビ遊んでいます。「お母さんペッタリじゃない子」って言うのも、やっぱりいるんですねー。でも、かわいいのは時折、「ママ!ママ!」って、楽しいこと、嬉しいこと等、新発見を伝えに来るんです。そんな時にママ友ちゃん、「2歳になると急激に、何でもママにいちいち報告しに来るんだよね~。」と。
ん?んんんん~?皆さんのお宅では、子供がママンに語ってくれるのかい?家、ないぞー。お友達が帰った後、しばし双子を観察してみたんですけど、どうやら他の子と同じように“発見報告”はしてるみたいです。でも、「誰に?」って、相方に…。それも、二人にしか分からない宇宙語で話すので、ママンはさっぱり。
そういえば、最近増えてきたシチュエーションに、双子の一方がフランス語とも日本語とも取れない言葉で話しかけてくるので、ママンは頭の中の翻訳機で「えーと、今のは何を言っているのかな~?」と考えている側から、もう一方が「ウィ Oui(そうだよね)。」と答えること、しばし。やっぱり、双子にとって「大切なことを伝えたい相手」って、ママンではなく相方なのかな?


子供のお手伝い~ゴミ捨て~

2015-08-05 | 生後25ヶ月

【2歳1ヶ月】
雑巾がけから始まった娘のお手伝い、今や、「ゴミをゴミ箱へ捨てる」ことまでしてくれるようになりました!主に、シール遊びをした後の不要になった紙を拾い集めては、キッチンのゴミ箱まで捨てに走ってくれます。ただし、気をつけていないと双子連係プレーで、「息子が本を破っては、娘が紙片を集めては捨てに行く」を繰り返すんです。こういう場合、本を破っている息子だけ怒るわけにはいかないし、本を破るのは悪いことと教えたいのにゴミ捨てする娘だけ褒めるのもいかがなものかと・・・ママンは悩む。


2歳児同士の交流

2015-08-04 | 生後25ヶ月

【2歳1ヶ月】
今日は、我が双子より約2ヶ月早生まれの、26ヶ月児くんが遊びに来てくれました。この子のママンとは、ほぼ同じ頃に妊婦だったし、二人目出産だったこともあって、出産に不安があった私とよくメールのやり取りをして仲良くしてもらっていたのですが、遊びに来てもらったのは初めて。にも関わらず、来てもらった時には家の子、まだパジャマ…。いつも感心するのは、彼女は子供二人を連れて路線バス移動で幼稚園なり保育園なりへ連れて行ってます。バスは待ってくれないから、子供がちょっと駄々をこねれば乗り遅れてしまうかもしれないのに、無遅刻(え、当たり前のこと?)。私には出来ないです~。


まだ2歳になったばかりの3人、やはり「一緒に遊ぶ」と言うことがまだまだ出来ません。保育士さんが言うには、3歳近くなると、“自分の友達”と認識した子とは一緒に遊ぶようになるけれど、まだまだ一人遊びするのが主流だそうです。でも、そこに大人が一人はいると、「皆で遊んでいるような形」になることを今日、発見しました!1歳児だった頃は「大人を中心に集う」と言うことさえもなかったので、これが2歳児の遊び方、少しずつ進歩しているってことよね?


3人面識が持てたようなので…と、子供たちだけを庭へ放牧してみれば、たいして広くもない庭でそれぞれが隅っこで遊んでる。まだまだ「自ら交流」は難しいようです。


子供のお手伝い~雑巾がけ~

2015-08-02 | 生後25ヶ月

【2歳1ヶ月】
我が双子の最近のブームは、「雑巾がけ」・・・そりゃー、離乳食始まって以来、毎日お目にかかる光景ですもんね。猿でも覚えるよ。でも、ちょーっとママン的に問題なのは、本物の雑巾ではなくて台拭き、布巾、お手拭き…、手当たり次第に使って、それも床のみならず、あちらこちらの家具まで二人で拭いてまわるのですから、ママンは掃除が追いつかず、そして、洗濯物はたまる一方…。そうだ!専用の雑巾を縫ってあげようかな?
そしてね、娘はここ数日、“拭き掃除”に拍車がかかって、布巾を持ってきては洗った後のお皿拭きまで始めてくれちゃって・・・嬉しいけど嬉しくないよー。陶器は割られるのが怖いので、子供用プラスチック容器だとか味噌汁椀とか、無駄に皿洗いさせられる羽目に陥ってます…。
息子は息子で、毛が柔らかい赤ちゃん用ヘアブラシを持ちだしてきては、床の掃き掃除をしてくれちゃう。確かに、小ボウキに似てるけど…。おーい、それで君の頭をとかすんだよ!


二人そろって「キレイ!キレーイ!」とつぶやきながら雑巾がけをしている姿は、かわいいんですけどね。ちなみに双子、花など美しい物を見ると「きれい!」と言い、食べ散らかした後など汚れた物を見ると「きれい、きれい!(=きれいにしましょう!)」と2回繰り返して、言葉を使い分けています。同じ単語なのに、シチュエーションで使い方を覚えるのでしょうね。