昨夜は夜中１時から30分おきに３回、息子が吐きました。ああ、この子は娘の倍以上もビスケットを食べていたっけ…。もう最後には替えるシーツがなくなって、ヨーロッパ特有の大判厚出バスタオルを敷きました。いつも洗濯する度に面倒くさい大きさだと思ってきたけど、たまには使えるじゃん。それにしても主人、真っ暗な中でよく吐いたことに気がついたなあ。ちなみに私、起きれなかったダメ母です…。
そして今朝、双子を保育園へ預ける際に、二人がおう吐したことを話しました。先生はすぐにピンと来たようです。「クリスマス休暇明けはガストロ（ Gastro ）が流行り始めるから…。」ガストロとはウィルス性の胃腸炎で、感染力が強いので子供は特に気をつけていても防ぎようがなく、症状はおう吐に下痢、発熱もあり。双子は朝ご飯も食べたし、元気なので、預かってもらえることにはなったのですが…。
実は、今日は時間調整で半日勤務だったので、仕事前にスケートを一滑りしてきました。シャモニはスキーシーズン真っただ中と言うのに今年は雪不足、本当に山が白くなっていないほどで、スキー場はオープンしているけれど、ゴンドラはハイキング用だって・・・そんなのスキー場じゃない！それで、隣市のレ・ズーシュ（ Les Houches ）にある屋外スケートリンクが、無料開放してくれているのです。スキーが出来ずにいた子供たちが、大喜びで滑っていました。貸靴もタダ。こういう情報収集も旅行社の仕事なんですよ。へへへ
お昼少し前、ようやく出社しデスクへ座った瞬間、携帯が鳴りました・・・嫌な予感。やはり保育園からの呼び出しでしたー。お昼ご飯を食べさせた直後から、息子が吐き戻したそうです。やはりガストロでしょう、と。そのまま仕事もせずに双子を迎えに行って、帰宅。
ああ、ママンがビスケットを食べさせ過ぎたからじゃなかったんだ！と思うのはほんの慰めで、もう自分の思うような時間割をこなすのは難しいんだな、とガックリ…。
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フランスでワーキングホリデー～2004年12月26日～
チカちゃんが遊びに来た。携帯電話ってすごく便利なものだなとこういう時に感じる。もし空港で会えなかったら・・・私は連絡をとる手段を持たない。携帯を買うべきか買わぬべきか、ここしばらくの悩み。日本で携帯を解約した時、携帯に振り回されない１年もいいかなと思ったばかりなのに、やはり便利になれた身体はなかなか浄化されないらしい。フランスにもプリペイドカードタイプがあって、一番安くて本体50ユーロぐらい、カードが100ユーロぐらい、約２万円もする携帯なんて日本でも投資しないんだから諦めか。空港からメッスへ移動。
メリー・クリスマス！お義母さま、義妹さま、毎年おいしいご馳走をありがとうございます。こーんなに忙しい師走に料理だけでなく、フランスのクリスマスケーキであるブッシュ・ド・ノエルまで焼いてくれるなんて…。
でも、サンタクロースに念願のプレイステーション４を貰った甥の14歳児くん、団子より花！ケーキを見向きもしません。
宴も終わり、遠い我が家への帰り道、双子がいつもより騒ぎます。ママンが料理をゆっくり食べたくて、いつもより長く昼寝をさせ過ぎたのがいけないのかもしれません。５時間の車中は飽きちゃうよね・・・運転してくれている主人の気が散らないよう、お菓子で気をそらす作戦に出ました。とにかく頑張って、長旅を乗り切るしかありませんから。
あー、そこの角を曲がれば家！と言うタイミングで吐きました、娘が…。その時に気が付きましたね、私は拭く物も、汚れ物を入れる袋も、何も用意していない…。あるのは小さなタオルハンカチ１枚、大したことじゃないけど今日はクリスマスパーティーで一張羅…。あー、車酔いって、３歳まではしないんじゃなかったの!?
酔った原因は、吐いた物ですぐ分かりました・・・赤ちゃんビスケットの食べ過ぎです。食べている間はおとなしいので、泣きだす度に上げていた・・・悪いのはママンです。娘ちゃん、ごめんね。
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フランスでワーキングホリデー～2004年12月25日～
ジョワイユ・フェット！フランスでクリスマスとは25日のこと。モニクさんも24日ではなく25日にどこを旅しているのか気にしていた。25日は家族と過ごす日。友人たちも母国へ帰って行った。イブをどう過ごそうか、毎年気にしていた仏教徒の私はアホだ。町は静か。そんな中、パン屋だけは開いている！ブッシュ・ド・ノエルを買う。食後のデザートに。日本では食べなかったデザートもフランスで覚えた楽しみ。最後に甘いものを少し口に入れ、暖かいお茶を飲むことで食事が終わったよと体に教えてあげるゆとり。それだけでパンとワインだけの食事もディナーに早変わりする。
主人の実家へ来ています。クリスマス当日を前にして早々に、義妹から家の双子へプレゼントが届いていました。開けてみると、かわいいムッシュー・サンタクロースとマダム・サンタクロースの衣装が！実はこれパジャマなので、さっそく着せました。親が着せたい物を着てくれるのも、今だけだろうなあ。
そうだね、眠たいね。もう夜の９時半だもんね。大人都合で写真を撮りたくても、笑ってもくれない…。
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フランスでワーキングホリデー～2004年12月24日～
コルマールへ遠足。本当は経由してアンシ美術館のあるリクビルと言う町へ行きたかった。しかし今日はバスが少ない。そうか、もうクリスマス・イブなんだ。明日は祝日でどこも休みだから、食料を買いだめしなくちゃ。コルマールはストラスブールの縮小版のようで、でも、もっとかわいくて人も多くないから私は好き。ウンターリンデン美術館に入ったら、アンシがコルマールを描いた作品展を開催していてラッキー。偶然、さっき撮影した風景が描かれていて、構図の取り方を教えられた気分。帰り道、子供の頃クリスマスによく食べたアイスケーキを買った。
サンタクロースへの手紙を、郵便局のサンタポストへ投函しに行きました。使ったカードは震災チャリティコンサートで買った、シャモニの子供たちが日本を想って描いたもの。住所はもちろん、北極（ Pôle Nord ）で…。
『Chere Père Noël, Nous voudrions aller au pay de Oui-Oui!! Jumeaux de 1an 』
（サンタクロースへ、ウィウィのおもちゃの国へ行ってみたいな。１歳の双子より）
お返事、来るかな？
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フランスでワーキングホリデー～2004年12月20日～
２ヶ月が経った。私のフランス語は多少向上し人に話しかけられるまでになったが、ストラスブールのような観光客の多い地域へ来ると、フランス語で尋ねても英語で返事が返ってくるからガッカリする。自分も、日本で外国人に会ったら、まずは日本語で話すようにしよう。ストラスブールはモミの木発祥のクリスマス中心都市。巨大なツリーにたくさんのクリスマスマーケット。その光景は暖かいが、外気は寒い。日中で－２℃！カフェに飛び込んだら、グルノーブルに住んでいたユカさんにばったり。彼女は間もなく帰国。私にもその日はおとずれるが、まだ考えたくない。
モナコ公国の大公アルベール二世とシャルレーヌ公妃に男女の双子が誕生しましたね。我が家と同じ、ミックスツインズです。おめでとうございます！お父さん、ハリウッド女優グレース・ケリーのお孫さんですよ。
赤ちゃん誕生を祝って大砲42発が打たれた映像が、ニュースで流れていました。さすがセレブな国、やることが派手だなあ。今はまだ入院中ですが、母子ともに健康とのこと。ヘッヘッヘッ、“眠れない夜”真っ最中だろうなあ。一人の授乳が終わって横になった瞬間に、もう一人が泣きだす・・・どんなに大勢の乳母さんがいたとしても、母親になった今この一時だけは「自分で頑張りたい」と思う母性は、王室も庶民も同じだと想像します。双子の出産も育児も体力勝負ですが、南アフリカ共和国の競泳代表選手だったシャルレーヌさんには何てことないかもしれませんけどね。王室に産まれた双子は何かと話題になると思いますが、男女の双子で良かったんじゃないかと思います。ミックスツインズって、双子なんだけど、同時に産まれた兄妹みたいですよ。もうすでに“順番”が決まっていて、どちらが秀でようと「性別の違い」と感じますから。
さて、ちょうど同じ日に双子協会から年会紙が届きました。我が双子が「１歳おめでとう」コーナーに載っていました、今頃ですが。同じ日に産まれた双子がいましたよ！それから、今年産まれた子の中に、我が家の名前とニアミスなコンビもいました。クリスマス会の案内やら、双子ママンの体験談もあり、こういう育児の相談にのってくれるアソシエーションがあって、他所の子たちと交流できるチャンスがある、これは双子ならではの特権じゃないですか。双子育児が大変なのも６歳までですって。遠いなー。でも、歩けないから抱っこ移動が苦しいけれど、それ以外は今のところ、特別に大変じゃないよ。そういうことにしておく！
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フランスでワーキングホリデー～2004年12月12日～
今日のマリーも熱い。アフリカダンス教室に参加。今回初めて会う人も何人かいたが、フランスの挨拶であるホッペにチュッチュッをされた。男の人よりも、キレイなお姉さんの顔が近づいてくる方がドギマギする。今日はノエミちゃんが来たいと言うので、連絡メールを送ったが返信なし。見ていないのか来る気がなくなったのか、スッキリしない。自分も、忙しくてもとりあえず返事は出すようにしよう。ダンスは前回同様、ドリフのようで面白い。体が伸びて気持ちいい。ダンスは演技を見せるものだと思っていたが、体を使って自由に表現するものなのだと気づく。型通りに考えがちな自分の頭が少し柔らかくなる。