Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

一人で☆ズボンを履く

2015-06-23 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
娘はとにかくチャレンジ意欲旺盛と言いますか、靴だけに限らず、ズボンやパンツ、時にはシャツまで、自分で“履こう”と頑張るのですが、それが今日、パジャマのズボンを自分で履いた!でも、最後の難関「ズボンにお尻をしまう」ことまでは出来なくて、ヒステリックに泣き叫んでいます。えーと、それに表裏が逆なんですけど…。


ところで、ここ最近に着せている日本のパジャマにママン、えらく感動しています!それぞれボタンの色が変えてあり、ボタン穴なり当て布なりの色が合わせてあって、どこの穴にどのボタンを通せばいいのか、はっきり分かるようにできているんです。フランスの物でこういった発達を促すようなもの、見たことがありませんよ。これは近い将来、「自分でボタンをはめる」練習の一助となることでしょう。
そしてね、たった今でも、ボタンを掛け違えていても気にしない性格の主人の助けにもなっているから、笑ってしまいます。


親子クッキング~餃子~

2015-06-21 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
今日は父の日。双子からパパへの愛情プレゼントは、「餃子」!家族で餃子作りをしましたよ~。実はこれ、私の実家でリハーサル済み。あまりの楽しさにママン、「これしかない!」と思いついたわけであります。
1歳児ができる行程は「具を包む」ことだけ。粘土遊びもしたことがない我が子、何が起こったのか、真剣な表情でレクチャーを受ける・・・


いつもは追い出される台所で“楽しいこと”させてもらえるものだから、息子は調子に乗って、次第にグチャグチャに・・・
娘の方は、早々に飽きていたなあ…。


我が双子が初めて作った餃子、へへへ、こんな形だって『おいしい!』に決まってる・・・


うっ、旨いっ!!


フランスで餃子を作るって、意外と大変なんです。しょう油や豆腐が外国のスーパーに並ぶ時代ですけど、餃子の皮なんて売っていないので粉から手作りしなければなりません。キャベツは煮込んでも煮込んでも繊維質で硬いので、ちょっと高いけど白菜を使用。ニラも売っていなくて、私は庭で栽培中。そして、何と奥さん、フランスでは豚ひき肉が売っていないんですよ!豚肉を食べないイスラム教徒も多い国なので、肉屋で売ってはいけないんだとか。衛生の問題もあり、鶏ひき肉だってありません。あるのは、牛のみ。仕方ないので豚かたまり肉を買ってきて一からフードプロセッサーで挽いていく・・・。フードプロセッサーを買ってもらうまでは毎回、豚ひき肉料理を食べたい当日の朝、肉屋へ立ち寄って注文を出すと、その日の商売が終わって挽き肉マシーンの刃を消毒にかける前に、私の分の豚肉を挽いてくれるので、それを仕事帰りに持ち帰る・・・という不便さでした。何でもね、イスラム圏の方々、豚肉が自分の口に入らなければいいと言うだけではなくて、豚肉に触れた物も禁じられているらしく、つまりは肉切り包丁を兼用するなんてもってのほか!らしいんですわ。
ちなみに、豚ひき肉単体では売っていないのですが、ソーセージの中身用として豚ひき肉にスパイスが混ざった状態のもの( Chair à saucisse )は売っています。これは先に仕込むものだから、その場で肉を挽くわけではないので売っていいのかな?
実は今回、時間短縮の策としてこのソーセージ用豚ひき肉で餃子を作ってみたんですけどね・・・まずーっ!!
在仏の皆さん、これはお勧めしませんよ…。


靴の脱ぎ履き練習には長靴

2015-06-19 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
今朝は雨降り。早速、日本で買ってもらった雨合羽と長靴を履いて登園しました。我が双子はそれだけでご機嫌で、今朝は保育園へ着いても、泣かなかった!
保育園へ送りだして間もなく、保育園から電話。娘が39℃の熱を出したというのです。朝はあんなに元気だったのに。でも、そう言えば朝食のパンをあまり食べなかったなあ。娘はいつもの解熱剤を飲んで、昼には回復。
しかし息子が、今度は夜に38℃の熱を出しました。夕ご飯を、あんなに元気に食べていたのに…。あちゃ~、日本旅行の疲れが今頃でてきたのかな?


さて、この長靴、自分で脱いだり履いたりできるから、娘の大のお気に入りです。靴は紐を結ばなければならないし、雪ブーツはマジックテープで締めなくてはならないし。だから、雨が降っていてもいなくても毎日履きたがり、靴箱の低い段に専用の「長靴置き場所」を作ってあげたら、ちゃーんと自分で出し入れまでするようになった!
つられて息子も毎日、履く。が、息子は絶対、自分でやろうとはせず、靴を持ってきては履かせてくれと訴えます。男の子って、いつまでも甘えていたいのかなあ?率先して何でも自分でやりたがる娘と、ちょっと対照的です。少しずつ、長靴を使って自分で靴を脱ぎ履きすることを教え始めました。長靴は足を入れやすいし、足を入れてしまえば完了だし、何よりも、少し大きめのこの長靴、左右逆に履いてしまったって、不思議と違和感なく歩けるらしい!本当は左右の違いも教えたいところだけれど、最初からダメ出しばかりではやる気も削がれちゃうだろうしねえ。
ところで、靴の左右はどう教えたらいいんだ?


長靴は、雨降り以外にも重宝しています。朝露のおりた芝生の上を走りまわるには最適だし、ママンの敵・水たまりももう、怖くないぞ!


日本を楽しむ~日本の幼稚園児の持ち物は?~

2015-06-17 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
テレビのクイズ番組でやっていたんですけどね、「2歳児以下の子はウソをつくか?」
解答者は「3歳になれば知恵がついて、ウソをつけるようになる!」と答えて、ブー!1歳児だって簡単にウソをついちゃうんですって。でもこれは、成長過程で「アリ」なことだと、解説していました。
家の子?簡単にウソつくよ。
「カカ(うんち)出た?」「ノ~ン(出てない)!」・・・

日本で見つけた面白い物、まだまだ続くよ~。
私の従弟の娘・2歳児ちゃん家へ遊びに行った際、幼稚園から帰って来た直後とあって、背負っていたリュックサックの中身を見せてもらいました。まず2歳児ちゃんママンは連絡ノートに目を通します。今日やった1日の出来事が書かれているのです。さすが日本!フランスにこの神経の細やかさはないよね。それから給食袋の中にはお弁当箱と、お箸、フォークとスプーンのセット、そして、おしぼりケース!! これ、これよー!私の求めていたものは。忘れてました、こんな便利な物。早速、購入してしまいました。おしぼり一つとっても、なんか昔よりかわいいよね。


それから、幼稚園へはハンカチも持って行くのよね、日本は。そうなるとポケットのない服の日もあるわけで、2歳児ちゃんのウエスト部分にはクリップで挟まれたポーチが!こうすれば、ポケット代わりになるんですって。おー、これぞ日本のアイデア商品。ハンカチ文化のないフランスですが、あまりにもかわいらしくて、これも買ってきてしまいました。


それにしても日本は、可愛いキャラクターグッズがいっぱい。家の子、日本のキャラクターどころか、フランスの漫画さえも知らないんだから「何だって良いんじゃない?」と思っていたママン、見事に拒否されて、いっちょまえに自分で選んじゃってんの。ちなみにアンパンマン、あれは魔力がありますね。漫画どころか、アンパンだって知らないはずなのに…。


日本を楽しむ~子供同士から学ぶ~

2015-06-08 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
我が双子の従弟・ハチベエくんの通う保育園訪問、第二回目。今日は息子の大好きな四輪車が出ていて、興奮してすっ飛んで行きました。
裸に下駄も、もう何だか見慣れてきました。行けばすぐに、「あっ、フランスの人だー!」と歓迎を受けたのですが、これは先生がちゃんと、「日本の海の向こうにフランスと言う国があってね…」とか何とか、教えたんでしょうねえ、たぶん。先生が子供だと思わずにちゃんと説明してあげる姿勢、私はちょっとだけ感激しましたよ。


恥ずかしがって近寄って来てくれなかったハチベエくんも、昨日の一緒にお出かけしたことで心を許してくれたのか、呼べば園庭へ飛び出してきてくれました♪
ここでママン、フランスの保育園児との服装の違いをチェックしました。ハチベエくんの通う1歳児クラスは、下駄ではまだ歩けないから靴履きなのですが、みんな靴下を履いていない!・・・と言うことは、教室の中は裸足か。フランスでは嫌がられるだろうな。ボディシャツどころか、インナーシャツも着ていないような…。ここの保育園では布おむつを使っているとのことですが、あんなに激しく動き回っていて、おむつがずれてしまうことはないのだろうか?サングラスをかけていないのは当然として(フランスの保育園では持ち物リストに書かれている)、ぬいぐるみを持ち歩いている子もいないのね…。


さて、前回に引き続き娘は、三輪車がお気に入り。すごいよねえ、フランスの保育園には四輪車も三輪車もないよ。
三輪車へ乗りたがる娘を最初のうちは抱っこして乗せてあげていたのですが、放っておいたらね、次第に自分で乗りに行けるようになっていました!「またぐ」という動作ができないから、後ろのステップへまず乗り・・・


そこから体を前に移動させてサドルへ座ります。おぉーっ、賢いじゃん!


これは他の園児がやっているのを見て、何回も真似して出来るようになった技です。子供同士の集団の中にいると、子供が子供の行動を見て刺激を受け、それを真似をし習得できるようになるんですね。双子はいつも二人で遊べるから家族だけになってしまいがちだけど、なるべく同年代の子供同士を会わせる機会を作ってあげるのが、親の使命だなと感じた保育園体験でした。