Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

伝い歩き

2014-08-29 | 出産・育児

慣らし保育4日目、昨日は保育園をお休みしました。今日は11時から12時半まで、昼食を皆と一緒に食べる練習です。と言っても、まだ一人で食べられない双子へは私が食べさせるので、いつもと何も変わらないため問題なく。いや、問題と言えばスプーン!私は歯医者さんから聞いた、2歳前の子供の歯茎は柔らかいのでプラスチック製の赤ちゃん専用スプーンを使うべし!と言う教えを忠実に守って今日まで来たのに、出てきたのは金属製・・・まさかここで物申すわけにはいきませんよねぇ。
ところで、双子が初めて食べた給食は、ラザニア・・・パスタとミートソースが層になってチーズがトロリと溶けたアレですよ!びっくりしました、こう言うもの、もう食べていいんだ…。びっくりしたのは私だけでなく、双子もそのおいしさに驚いたようで、息子なんておかわりしそうな勢いでした。

さて、家へ帰って双子を遊ばせていた時、息子がやりましたー、伝い歩き!つかまり立ちはマスターしていたので、次は手を放しての一人立っちをするんだとばかり思っていましたが、ソファにつかまりながら、足の片方ずつ動かして横移動してみせてくれました。体の重心を片足ずつに移動させるわけですから、すごいモチベーションを持たないとこれは大仕事でしょう。
で、何がそんなに彼をやる気にさせたのかと言うと、テレビのリモコン・・・最近、途中で番組がかわるなんて日常茶飯事になってきました。
20140829


OCC(オー・セー・セー)

2014-08-28 | シャモニ周辺案内

オルシエール~シャンペ~シャモニの53kmトレランレース、なんとか完走しました。体力はまだ維持できている!と思う一方で、運動不足を痛感しました~。久しぶりに、体がオーバーヒートで吐くかと思った…。

スイス・オルシエール( Orsières );シャモニから車で1時間半ほどのスタート地点、オルシエール村へ向かうために早朝4時半に家を出てきた。小さなちいさな村に、1,200人ものランナーが集結する。


レース開始;8時ちょうどにスタート!町中を通り抜けて、これから裏山をゆるゆると駆け上がって行く。通学途中の子供たちの声援が嬉しかったなあ。


スイス・シャンペ湖( Champex-Lac );最初の給水所、7㎞通過。シャンペ湖は今日も美しいなあ。ここから先のコースは熟知、私のお庭です。一応、ガイドですから。


スイス・トリアン( Trient );最初の時間制限地点、24km通過。下に見えるトリアン村へ14時までに走ってこないと失格となるが、私は難なく通過。


フランス・バロルシン( Vallorcine );次の時間制限地点、34km通過。時間に余裕はあるものの、すでに気力喪失、700mの登りを一気に上がって吐きそうになった。


この後は、写真を撮る余裕すらなく、自分の弱さと否が応でも向き合わざるを得ない残り18kmだった。妊娠して以来、何かを成し遂げたいと思うことすらなく、ひたすら守りの姿勢だったことを打破すべく臨んだレースだけれど、どうでもよくなってきた。
シャモニ( Chamonix )ゴール19時! 記録;11時間6分31秒、679位。実妹が双子をベビーカーに乗せて、ゴールで待っていてくれた。顔を見て泣くかと思ったら、「誰だっけ?」って顔をされた…。


日本語で育てる難しさ

2014-08-27 | 出産・育児

慣らし保育3日目、朝9時から10時半まで。とうとう私ナシの訓練です!30分間だけですけど…。最初の1時間は一緒に居合わせて場に慣らし~ちなみに今日のおもちゃはシャンプーやクリームの空き容器やだった・・・丁寧に洗ってあるんだろうし、おもちゃは玩具に限らずと言う姿勢なんだろうけど、注ぎ口やら蓋やらを舐めちゃっているのはどうかなあ?~その後、30分ほど私は退出しました。そして、想像通りのギャン泣き。二人揃うと、外まで聞こえてきましたよ。
ところで、先生から家で話している言葉の確認がありました。家の子はまだ話しませんが、私が日本語で話しかけているのでおそらく日本語の方が理解度が高い、特に生活用語は、食べることを「まんま」、寝ることを「ねんね」のように、日本の赤ちゃん言葉で馴染んでしまっていると思います。主人も面白がって、「ちっち(哺乳瓶のこと)」とか、「ぶんぶ(お風呂のこと)」とか言ってるぐらいですから。でもこれは、集団生活をする上で困ることなんですって。「ママン」「パパ」「ドゥドゥ」「マンジェ(食べること)」「ドド(眠ること)」「クーシュ(おむつ)」ぐらいは、家の中でもフランス語を交えて教えてあげてほしいと言われてしまいました。
う~ん、努力しますけど・・・バイリンガル児に、フランス語同様、日本語もネイティブ並みに話せるようにするには、二つの言語を混ぜて話してはいけないと聞いたことがあるんです。だから、なるべくフランス語の単語は使わず、日本語のみで話しかけるように心がけていた矢先だったのですが…。そう言えば、私の同僚である日本人ママンも、子供が生まれた頃は日本語で話しかけていたけれど、その内、家の中でもフランス語になってしまったと言っていたのを思い出しました。まだ言葉の出ない赤ちゃんと自分が日本語の世界にいると、ご主人を仲間はずれにしている雰囲気になってしまったそうで。日本語の前に、生活している国の言葉かなあ。

ところで、明日は走ります!走行距離53km、標高差3,300m、制限時間14時間!! もそもそ最後まで悩みましたが、トレラン大会へ出ることを決めました。
今日は双子を背負って、一緒に出場する主人と、ゼッケンを取りに行ってきました。双子は明日、実妹とお留守番です。泣くよな~、絶対。
20140827


ドゥドゥ

2014-08-26 | おもちゃ・遊び

慣らし保育2日目、朝9時から10時まで。この登園30分前出しの違いが大きい!保育園までは徒歩10分の距離ですが、家の中で双子をおんぶ&抱っこするところから、ベビーカーへ乗せて保育園前に到着するまでが所要30分、そこからまた、おんぶ&抱っこして教室まで行くのに一仕事あるので15分前到着として計算すると、スタートは8時15分・・・えいやで1時間前の7時15分に双子を起こしてみました。しかし、いつも8時半になっても私が起こしに行くまで起きない二人がシャキッとするわけなく・・・かわいそうに今日は、食べるのが遅い娘は朝食代わりのビスケットを途中で取り上げられ、飲むのが遅い息子は途中で哺乳瓶を口から引き抜かれ・・・本気でパジャマのまま保育園へ行こうかと思いましたよ。これで私の仕事が再開し、自分も支度を整えなければならないなんて、いったい皆、何時に起きてるのー!?
なんとか間に合わせて、行った先の保育園では、すでに子供たちが動物のおもちゃを広げて遊んでいました・・・う~ん、怖い!フランスのおもちゃ、リアル過ぎて怖いんですよ。今にも噛みつきそうな表情をしたライオンやクマ、動物図鑑からそのまま出てきたような可愛げのないゾウや馬など、その昔に友達を驚かせようとしたヘビやクモのゴム人形の類で子供たちは楽しそうに遊んでる…。漫画やアニメ特有のデフォルメされた姿なんかでは、本物との違いに子供が後でとまどうんですかねえ?
今日は少し、息子が冒険しました。でも、ハイハイしては振り返り、おもちゃを手にとっては私を探し…。娘は、大好きな鏡の方へ行きかけるけど、ハッと我に返って戻ってくる…。まだまだママンから離れられないのです。それを見た先生から、「ドゥドゥ( Doudou )」を持ってくるように言われました。寝る時や出かける時など常に一緒にいるぬいぐるみやタオルのことで、ほとんどのフランスの子供たちは自分のドゥドゥを持っています。このドゥドゥが一緒なら、寝るときだけではなく、保育園や旅行先でも寂しくならない、と言うわけです。これは親が寂しくないように子供に与えるのではなくて、子供たち自ら“お気に入り”を自然に選ぶんだそうですが・・・家の子、ないんです、そう言うモノ。頂いたぬいぐるみがたくさんあるので、ベビーベッドの中にもいくつか転がっていますが、はっきり言って、ぬいぐるみであればどれでもいい感じ。
それで、双子に相談もせずに、私が勝手に選んだのは、主人が双子へ最初にプレゼントしたこちら。
20140826









プチ・バトー( Petit Bateau )社のクマと、カルー( Kaloo )社のウサギ、どちらもフランスで老舗のベビーブランドです。決して、見栄でブランド物にしたわけではないんですよ。なんでもね、ドゥドゥがなくなっちゃうと子供にとっては世紀末なんですって。見つかるまで大騒ぎ、眠れなくなっちゃうし、保育園なんて行ってらんない、状態になるそうです…。友人ママンは同じぬいぐるみを2つ買ってあるらしい。もう販売終了となったぬいぐるみ在庫を探せるサイトまであるぐらいですから。だから家も、困ったらすぐに同じ物が買えるように、と。
でも、果たして家の子にドゥドゥの効力はあるのかな?


今日から保育園

2014-08-25 | 出産・育児

我が双子は、今日から保育園へ通いだしました。これから月・水・金曜の3日、朝9時から夕方6時半まで、パパもママンも居ない世界で一日の大半を過ごすことになるわけです。
最初の2週間は慣らし保育( Adaptation )で、毎日少しずつ時間を延ばしながら保育園生活の練習をします。初日の今日は、少し遅めの朝9時半に登園し、私もその場に居合わせてほんの1時間だけ。先生から双子の普段の様子、歌やダンスなど好きな遊び、おもちゃ、これまでの離乳食で食べさせたことのある食材、かかったことのある病気や気をつけていることなど、様々な質問がありました。双子の様子を見る、と言うよりは、私のフランス語力を試されている感じだったなあ。
その間、双子は私から片時も離れず…。まあ、想像通りだわね。周囲に転がっているおもちゃで遊んでみるとか、広い室内をハイハイで探検するとか、そういう好奇心はないもんかねえ、君たち?おそらくね、自分と同じ“赤ちゃん”が立って歩いている姿を初めて見て、怖いんじゃないかなあ。我が双子もだいぶ大きく重くなったなあと思っていたけれど、こうやって見ると、君たちはまだ小さいんだね。
20140825