Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

何でも数えたがるブーム

2017-04-20 | リヨン周辺案内

【3歳9ヶ月】
今日から義両親のところへ遊びに来ているのですが、その途中、シャモニから車で2時間半ほどのリヨン( Lyon )で、テット・ドール公園( Park de la Tête d'Or )へ寄り道してきました。ここは、都会のほぼ真ん中に105ヘクタールもある市民の憩いの場で、動物園から植物園から見どころ満載なのに無料という、本当に素敵な所なんです。ここの動物園はフランスで2番目に古い動物園なんですよ。


お目当ては、何といってもキリン。「いたー!」
我が双子はここへ、1年半ほど前に来たことがあるのですが、もうしっかり記憶がありますね。なんでも覚えています。


「キリンが1、2、3、4、5・・・」
前回の2歳3ヶ月時との大きな違い、数を数えられることー! そして、これがただ今、大ブームなのであります。


「カモが1、2、3・・・」「今日はペリカンがいない…」
ペリカンは前回、双子が面白くてずーっと見ていたものです。覚えているんですね~。


「大きい鳥が1、2・・・」「シマウマが隠れちゃった…」
息子はシマウマが大好きなんですが、今日はじめて理由を口にしました。「シマウマの模様が一番、格好いい!」


「フラミンゴがイチ、ニ、サン・・・オンズ( 11 )、ドゥーズ( 12 )・・・」
そうなんです、1から10までは最初に私が教えたので日本語、しかしそこから先、だぶん15ぐらいまで言えると思うのですが、幼稚園で習ったのが最初なのでフランス語にかわるのです。それでただ今ママン、お風呂で必死に20までを日本語で教えこんでいます。


その昔にアメリカの幼児番組で『セサミストリート』というのがあって、そのキャラクターの中にカウント伯爵という名の、何でも数えなければ気がすまないドラキュラ(?)がいたんですけど、そう、我が双子はただいま、カウント伯爵なのであります。
あ、違うかな。双子は、『おかあさんと一緒』で観た数え天狗というキャラクターに影響されているのかな?
そうそう、もう一つ前回との大きな違いがありました。この広大な公園を自分の足で歩いてるー! もうしばらく時間が経って忘れかけていましたが、家の双子はかなり長い間、ベビーカーを使っていたんでしたっけ。


余談ですが、今日のママンの一番の驚き。公園の前に停まる「レンタル電気自動車」を初めて見ました~!
フランスでは多くの大都市でセルフ式レンタル電気自転車というのが流行っているのですが、これの自動車バージョンです。カーシェアリングの考え方で、街中に停まる車を見つけたら、短時間でのみ利用が出来、また同じような専用ステーションへ乗り捨てていくシステムです。なんと画期的な!!


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べべとお出かけ~テット・ドール公園~

2015-10-08 | リヨン周辺案内

【2歳3ヶ月】
念願かなって、ようやく! 我が双子が初めて、本物のキリンを見ることができました~。シャモニから車で2時間半ほど、リヨン( Lyon )という都会のほぼド真ん中に、105ヘクタールもあるテット・ドール公園( Park de la Tête d'Or )があります。園内には、動物園あり~の、植物園あり~の、でもね、入場料タダなんですよ、奥さん! 税金でキリンとか飼えちゃうリヨン市の財政に驚きます。


動物園は1858年に開園され、フランスでは2番目に古い動物園です。無料だからって、チャライ動物ばかりではありません。動物の数は400もいる中、リヨン( Lyon )だけにリヨン( Lion )=ライオンもいるし、クマやヒョウなどの大型動物もワンサカいるんですよ。大型と言えば、ゾウも以前はいました。ゾウが病気になってしまって、これ以上はリヨン市で管理できないとあきらめかけた時、土地のセレブが寄付を申し出たとテレビでやっていたんですけどね、今日の動物園にはいなかったから・・・ちょっと寂しいです。


我が双子がキリンの次にはまっていたもの、それはワニでもシカでもなく、ペリカンでした。そんなに面白いか~? ほらね、2歳児のはまるものなんて、およそお金を払ってではもったいないものばかりで・・・


ここ、動物だけでなく植物園の規模もすごいのですよ。ですが、まったく興味ナシのご様子で・・・はい。



フランス生まれ~ラフマ~

2014-04-09 | リヨン周辺案内

キャバレールへ来ています。今回のようにお昼過ぎにシャモニを出発すると、「12時=シャモニ自宅で離乳食 → 17時=サービスエリアで離乳食 → 20時=7時間ドライブを経て到着するとすぐに就寝前のミルク」となって、双子の食事がちょっと慌ただしい。前回のように朝から出発できれば、「8時=起床してミルク → 12時=外ランチ → 17時=キャバレールの家で離乳食」と出来るから・・・離乳食が始まってから、どこへ出かけるにも、双子の食事時間を計算に入れて動かなくてはならなくなってきました。外出先での離乳食は、それなりの課題です。
今回はサービスエリアでしたが、前回はアネロン村( Anneyron )へ寄り道をしたので、ジャス陶磁器( Jars Céramistes )の工場からさほど遠くない、同じくアネロン村にあるラフマ( Lafuma )本社の、なんと社員食堂へおじゃましました。そう、あのフランスで最も歴史のある総合アウトドアスポーツブランドの、ラフマです。こんな田舎町から世界へ発信しているのですよー!ここにも工場直営のアウトレットショップ( www.lesmagasinsdusine.com/france/lafuma-anneyron )があって、広大な倉庫のような所にスポーツ用品が半値近くで売っています。私は夏に向けて、子供のお弁当を持ち運べる、小さな保冷バッグを買いました。ラフマブランドなのに、9ユーロなり!
そして、そこに併設された社員食堂は、外からの訪問者も利用可能とのこと、さすがにハイチェアはないけれど電子レンジを使わせてもらって、社員さん達に混ざって双子もランチしました。
20140409


フランス生まれ~ジャスの器~

2014-03-26 | リヨン周辺案内

キャバレールへ来ています。今回は途中に寄り道をして、アネロン村( Anneyron )にあるジャス陶磁器( Jars Céramistes )の工場( http://www.jarsceramistes.com/ )へ行ってきました。工場?そう、150年以上の伝統あるこちらの製造窯元では、出荷販売が出来ないキズものを、工場片隅にあるショップで安く売っているのです。レストランやホテルでも使われている、ナチュラルな色合いが美しいことで有名なあの食器を、大人買いできるんですよ!シャモニの我が家の食器類もジャスの器が多いのですが、実はここのアウトレット品だったりします。キズものと言っても欠けたりゆがんだりしているのではなく、発色が悪いとかそんな程度です。
ジャスの器は、本当に色が美しい。今回購入したティーポットと、そろいのミルクポットも、真珠の白に海の青が足されている作品。素敵です。粘土、釉薬ともに自然な原材料を使用して環境にも優しく、釉薬と焼成のバランスによって生み出されるナチュラルな色づかいは、フランスの食器でありながらどこか、和食器の風情も感じます。私は煮物も中華も盛りますが、馴染みます。この美しい色づかいの技術は、門外不出なんだそうですよ。
創業者の『実用的なものを美しく』の理念どおり、きれいな色形だけでなく、普段使いにふさわしい食器たちです。丈夫だから、電子レンジにかける、食洗機で洗う、重ねて収納する、何でも来いです。今も一貫して自社のみの生産を行っていますから、まさに「メイド・イン・フランス」ですね。
20140326