Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

トイレトレーニング☆勝負っ!

2016-03-30 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
初めて布パンツで寝た我が双子、朝までグッスリで、こっちが気になっちゃって眠れないっての!
で、結果を言いますと、濡れてな~い。布団も、パンツも。でもね、夜中にもうほとんど、おしっこをしなくなっていることは知っているんですよ。朝の起きがけにモタモタしていたり、朝寝坊したりすると、紙オムツがパンパンにふくらんでいるけどね。
今朝は保育園があるから早々に起こし、テキパキと動かしたから、朝のオマルに間に合った!
それで、今日の洋服を出してきて着替えさせ始めたら、何とまたもや娘が、布パンツを紙オムツに替えたくないと言い張るのです。ちょっと、ちょっと、ちょっとー、保育園の先生は大人数を相手にしているのだから、つきっきりでいるわけにはいかないのよ。どうしようかと迷ったけれど、保育士さんはプロなのだからこの際、双子がオムツ外しの時期に来ているかどうかの判断を仰ごう、と考えました。急いでパンツを3枚、ズボンを3着、それから、濡れたものを入れるビニール袋と、お昼寝時のことを考えて防水シーツを、それぞれの子に用意しました。
保育園に着いて、まず一番にトイレを見せて、「行きたくなったら自分で座るのよ」と教えておきました。そして、保育士さんへ布パンツをはいていることを話し、「本人たちの、布パンツで行きたいという意思を尊重したいのですが、まだ時期尚早でご迷惑をかけるようなら紙オムツを使ってください」と説明しました。まだ、間に合わないどころか、遊びに夢中でお尻が濡れていても訴えもしない時があるぐらいに中途半端な状態なので、どんな反応されるかと不安でしたが、「では、いつも以上の頻度で、トイレへ誘ってみますね」と快く対応してくれたのが、本当に嬉しかったです。

そして夕方、迎えに行った時、娘は4着目のズボンにはき替えていましたが、まだ布パンツでした! 息子は、布パンツをすべて濡らして紙オムツを使っていましたが、ズボンは朝と同じものをはいていました! 保育士さんに明日からも布パンツを続けていっていいか尋ねると、もう(身体の)準備ができているから頑張りましょう、と。ひとまず、良かった~。
ただ、パンツについて、私はトイトレパンツの一番分厚い6層のものを用意していったのですが、「これはオムツに等しいので、普通のパンツを用意してください」と言われてしまいました。「ご迷惑おかけするのを最小限にするために~」と説明すると、「濡れたパンツを替えたり、床を拭いたりするのはいつもの事。仕事の内ですよ」と、本当に優しいお言葉にママンは救われます。

そんなこんなで突然に、今日から、朝も昼も夜も夜中も、24時間布パンツ生活が始まりました。ママン、ここで一気に勝負をかけます! 「今だ!」と思ったらヤルのよ。買いだめしてある紙オムツが、もったいない気もしないではありませんが…。


「おしっこが出るまでオマルへ座ってよー」と促せば、ドッカリ座りこんじゃってテレビ鑑賞する二人。おーい、それはソファではありませんよー。


トイレトレーニング☆立ちションも教えるもの!?

2016-03-29 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
先日、初めてママ友ちゃんファミリーが遊びに来てくれた際、おまる2基をリビングへ出したまま(トイレを寒がるので、常は暖炉のそばに置いて、いつでも自ら座れるようにしています)トイレへ片づけるのを忘れていて、恥ずかしい思いをしたのですが、そこから子供のトイレについて話すキッカケとなりました。
私はここ最近、双子のおむつ外しにストレスを感じています。おむつが外れなかったら幼稚園へ通えない・・・幼稚園を留年・・・一人は幼稚園へ行けて、もう一人は幼稚園へ行けないなんてことになったら、その子の心にどれだけのダメージを与えるだろうか・・・子供が自宅にいるようになれば、仕事も辞めざるをえないだろう・・・娘は自分で洋服を着れるし、靴だって履ける。ただトイレが間に合わないだけで・・・もう、おむつを外すことが幼稚園“お受験”のようなイメージを持って、私の頭の中をグルグルめぐるのです。
子供の成長は様々なのに何故、幼稚園入園を境にするのか? だんだん不安が怒りに変わり始めていたのですが、そんな時、ママ友ちゃんが言うのです。「二人の子を育ててみると、3歳ってもう、おむつを外していい年齢に達しているなと思えるよ。」
自分のことを話せるようになっているのだから、「おしっこが出たい」も本当は言えるはず。頭で考えて行動できるようになってきているのだから、用足しだって本当はトイレでするものなんだと、もう理解できているはず。
それから、遅くなってからトイレトレーニングを始めると、おしっこが出たいとトイレへ座っても、自分の意思で膀胱をゆるめることが難しくなって、出たいのに出ない…となってしまうそうです。
そして彼女は、二人のお子さんたちが自ら「パンツ、はく!」と宣言したその日から、いっさい紙おむつは使わず、パンツで通したそうです。遊びに行った先でも、寝るときも。上の子ちゃんは最初、ダダ漏れだったそうです。彼女は頭にきて、「おしっこが出るまでオマルへ座っていなさい!」と怒ったそうです。それを聞いた友人たちが、「無理やりにトイレトレーニングを進めると、子供がストレスを感じるから…」と助言してくれたそうですが、それでも彼女は、「この子はもう、おむつを外せる時に来ている。親なら分かるでしょ?いま後戻りしたら、もう出来ない」と続行したら、3日目でおねしょもナシ。
私に足りないのはこの「潔さ」でしょうか? 家の子も「準備ができている」のは分かっているんです。娘は、機嫌がいい時は、知らない間にオマルへ座って、大えばりで報告に来る。息子も、家では甘えているのか、保育園では保育士さんに促されるままにトイレへ座り、おしっこができている。
もう少し頑張ってみようと思えてきました。それで昨日は、森へ散歩に行く時も、あえてパンツで出かけました! 保育園での持ち物になっている着替え一式に、パンツを一枚追加して持って行きました。まだ「待った!」がきかないはず、車の中ではチャイルドシートに防水シーツを敷きました。出かける前にオマルへ座らせてみたけれど、やはりママ友ちゃんの言うとおり、「今、少しでもおしっこ出して!」が出来なくなっています。もう3歳間近だからなあ…。

森の中では、初めて木橋を渡ったりして、楽しみました。足もとの隙間から下に川が見えるのを怖がるかと思えば、そうでもないみたい。


まだ残雪が残っていて冷えてきたからでしょうか、早々に息子が「かーちゃん、おしっこ…」と。言えた! 今日は布パンツだから濡らせられないぞ、と言うこともわかってる!
ところがですねー、男の子育児中の皆さん、立ちションって教えてますか? 立ちションをしたことがないママンは(当たり前だ…)、パンツをおろしてあげれば、尿が出る勢いで自然にできるものだと思っていたんですが、どうやら違うようです!! 主人に聞いても茶化されるだけ。それで、11歳児くんがいるママ友ちゃんへ電話したら、まだ2歳じゃ難しいんじゃないかな、と。彼女の家ではやはり、お父さんがするのを見て真似し始めたそう。「立ちション一つでも、子供の成長が見られるから面白いよ!小さい頃はパンツもズボンも足首まで下してお尻丸出しで立ちションするんだけど、そのうち、お尻を出すのが恥ずかしくなってくるのか、ズボンを下げずに立ちションするようになっちゃうの。お母さんとしては、子供らしさがなくなっちゃって、ちょっと寂しくなるのよねえ…。」


さて今夜は、実は双子そろって、布パンツで寝ています! 決して親が強制したものではなく、娘が自ら「パンツはく」と紙おむつを拒否し、それにつられた息子も布パンツをはいたのです。さてさて、どうなりますやら・・・


生後2歳9ヶ月の成長記録

2016-03-28 | 成長記録

【2歳9ヶ月】
走る・跳ぶ・上る・下りる等が、上手になってきました。階段の上り下りはもう心配もしなくてもよいし、バランスボールのような動きをするロディも、ようやく本来の遊び方ができるようになりました。一つ一つの動きがスムーズになり、スピード感が増してきた感じ。だから、ケガも少しずつ増えてきてはいるのですが。
これだけ自分で動けるようになれば、バスに乗ったり、ベビーカー無しで散歩したりと、ママン一人で双子を連れて、公共の場へ出向くことも増えてきました。まだ、周りが見えていなくて駐車場などでヒヤッとすることもあるのだけれど、それでも我が双子は慎重派というか、臆病というか、先に走って行ってしまうだとか、勝手な行動で迷子になるだとか、そういうことはなく、「自分のやりたい」を主張しながらも、ママンから遠く離れることはできないようです。それだけでも助かりものだよ。
この「自分でやりたい」に今、ママンは苦しめられています。登園日の朝なんて、自分で洋服を着たいから始まって、最近は車へ乗り込むのも自分で、チャイルドシートへ這い上がるのも自分で。時間との戦いにイライラしながら、イヤイヤばかりの娘を叱ったりなだめすかしたりして、ようように保育園へ到着してみれば、息子のチャイルドシートを締め忘れていたりして…。
かたや息子は、やりたいようにやれないと、全て最初からやり直し。ようやく着せた服を全部、脱ぎ捨てては一から着直し始めるわ、気に入らないことがあると、元いた場所へ取って返し、最初から手順をふみ直したりするわで・・・あ~っ、イライラする!

●息子:
-32ヶ月自宅体重測定12.4kg → 33ヶ月自宅体重測定12.8kg
-32ヶ月自宅身長測定89cm → 33ヶ月自宅身長測定90cm
-32ヶ月足測定14cm → 33ヶ月足測定15cm
●娘:
-32ヶ月自宅体重測定10.4kg → 33ヶ月自宅体重測定10.2kg
-32ヶ月自宅身長測定87cm → 33ヶ月自宅身長測定87cm
-32ヶ月足測定13cm → 33ヶ月足測定14cm

双子のフランス語彙力がドンドン増しています。ママン、またもや息子の言った単語が分からず、辞書で調べること2回…。娘に発音を直されること、2回…。
そうかと思うと、日本語の語順にフランス単語を当てはめて話していたりして、理解できるのはママンのみだったりとか。決して日本語も、遠いところにあるわけではなさそうです。
最近の日本語の間違いとして、「ある」と「いる」が使い分けられないんだよな~、あっ、それから、「くれる」が全て「あげる」になっちゃうんです。「お水、あげる!」と言われたらそれは、「お水、くれる?」の意なんですよ。分かりにくいなあ、でも納得しますよ。だって、日本語の先生がママン一人きりだから、会話のキャッチボールは聞くことができない、いつも一方向のセリフになってしまうんですよね。だから、「親は先生になれない」と言うんでしょうね。このあたりに、日本語を教えていく難しさを感じています。


2歳児が遊べる☆復活祭ゲーム

2016-03-27 | おもちゃ・遊び

【2歳9ヶ月】
今日は「復活祭( Pâques )」です。今年は3月末と、例年より早いですね。復活祭は移動祝日で、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」にあてられるからです。
今年は初めて、友人から卵型のチョコが贈られたり、知人から「ジョワイユーズ・パック! Joyeuses Pâques! (復活祭おめでとう!)」とメールが届いたりしました。私にしては「ふ~ん?」なのですが、キリスト教徒にとってはクリスマスの次に大切な行事なんだそうです。
そんな日のお楽しみは、卵探しゲーム。もちろん今年もやりましたよー。我が双子の初めて友達・2歳11ヶ月児ちゃんと、そのお姉ちゃん・4歳児ちゃんを呼んで、天気があいにくの雨だったから、自宅の中を走り回って!
昨年も同じメンバーで卵探しをしたのですが、1歳が2歳になると、こーんなに動きが違うとは! まず、一番大事な「私は今、卵を探しています」と言うことを理解できるようになっています!パンパカパーン
いや、ほんと、1年前は隠されたものを探すどころか、カゴを持って庭を歩かされている理由が分からない風でしたから。それでも、まだまだ、4歳児ちゃんとの2歳の差は、「見える所にある卵しか見つけられない」、つまり、物をどけたり、下をのぞいたりが出来ないんですねえ。いやあ、面白い!


皆で卵を拾い集めた後は! 指示してもないのに全員がスルスルーッとテーブルに着き、探してきた卵の銀紙をむき始め、それがチョコレートであると最初から知っていたかのようにムシャムシャと食べ始めました。
「そんなに食べると鼻血でちゃうよー」って、その昔に言いませんでした? 初めてママ友ちゃんも私も、そう聞かされてチョコレートの摂取量をセーブされてきたのですが、どうやらヨーロッパ人は、そんなこと聞いたことないらしい…。じゃあ、誰が言い始めたんだ?


さてさて、お楽しみは続きます。今回は、晴れた場合には庭で大人数で卵探しができそうな量のチョコを用意しつつ、雨模様なのは分かっていたので、室内で遊べるよう、プラスチック製の白い卵も用意しておきました。それから、復活祭にちなんで、ウサギのシールも。こういった物も、同じくチョコレート売り場に売っています。
そして、自分で取ってきた卵へ、ウサギシールでデコレーションしました! 本来は本物の卵に絵を描くんですけど、何せ2歳児ですから…。


ジャジャーン、見てください! 我が家の復活祭でーす。このプラスチック卵、来年に使いまわせるよう、取っておこう…。


今日は朝から雨でしたが、双子が楽しく遊べて幸せな一日でした。その上、初めてママ友ちゃんから、粋なプレゼントが・・・


ウレシー!(←娘の口ぐせを真似してみました)
名前入りのティラミス、名前が書けるぐらい特大なティラミス・・・四十過ぎて名前入りの誕生日ケーキを頂きましたよ♪


行者にんにく

2016-03-25 | グルメ

【2歳8ヶ月】
今日の夕食メニューは、「行者ニンニクの卵炒め」となりました。クッサーイ、けど、ウッマーイ!


行者ニンニク( Ail des ours )、フランスにもあります。フキノトウと並んで、シャモニにも春が来たことを告げる山菜です。山の奥地や高地の水のきれいな所に自生すると言われる行者ニンニクは、日本ではもう、幻の山菜となりつつあるそうですね。私も日本では見たことも食べたこともなかったのですが(たぶん…)、幸運にもシャモニ近郊ではまだ、“行者ニンニクの絨毯”に出会えるんですよ!


いや、もしかしたらこれは、「(日本の)行者ニンニクの親戚」なのかもしれません。根の部分は赤くないし、だから最初は、形状がよく似ている「スズランかな?」と思いましたもん。実は3日前に一度、友人と「行者ニンニク狩り」へ来ているのですが、ニンニク臭はするけれど、間違って食べたら毒と言われるスズランとの違いにも今ひとつ確信が持てず、葉っぱの前でうずくまってはネット検索したりして、でもね、「山菜採りってこんな風にしてやるものではないよね?」「一見さんお断りの世界なんだよ!」と友人と意見が一致しまして、諦めているんです。

これが、ヨーロッパの行者ニンニク。


そしてこちらは、シャモニで自生していたスズランの花。ねっ、よく似ているでしょ?


今回は、ここの採取場所を教えてくれた友人へ、そこで採ってきた葉っぱ数枚をもって見せに行き、合格をもらった上で採ってきましたから、大丈夫。山育ちの友人いわく、「日本のものよりニンニク臭は弱いけれど、スズランからは絶対にこんなニンニクの臭いはしないし、それに、スズランの葉はもっと大きくて筋があり、シャモニのような寒い土地では、スズランはもっともっと暖かくならないと葉も出てきていないよ」とのことでした。やっぱりね、キノコなんかもそうですが、素人が知ったかぶって採ると、ケガするよね。