Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

売ります!~双子ベビーカー~

2015-01-31 | 赤ちゃん用品

断捨離、第三段!え~、これまで手放しちゃうのー!?
「双子ベビーカー」をボンコワン( www.leboncoin.fr )で売りに出しています。このサイトは、ネットオークションではなく、個人間での売ります・買いますを助けてくれるシステムで、フランスではよく知られているものです。売りたい物の広告を無料で掲載でき、それを買いたい人が売り手へ直接、電話するかメールを送るかして売買を成立させます。以前にもスノータイヤ( 4 pneus neige 195/65R15 neufs + jantes )を売りに出して、いまだ売り出し中です…。
そこへ今度は、双子ベビーカーを掲載しました。「 Poussette double S Twinner + 2 coques Sono 」を必要としている「 Chamonix-Mont-Blanc 」近郊の方、ボンコワンのサイトをチェックしてみてください。
でもねえ、この双子ベビーカーを手放すことについては、ママンの胸の内がまだ定まっていなくて…。この縦型双子ベビーカーは幅がシングル用と同じだから本当に便利で、横型と違って歩道を歩くことができるし、制限があるとは言っても車椅子の設備がある所はほぼ入店できるし。ただ、双子が大きくなってきて、お互いの足がぶつかってしまうようになってきてしまっています。それから、新生児から使える設計のため、安定性重視でベビーカー自体が重く、現在の双子を乗せると、さらに取り回しに腕力を使うようになってきているのも本当です。また、保育園へ通いだしたから週3日はベビーカーの出番ナシ、冬になってさらに車移動が多くなってベビーカーを出動させることも減り、最近の双子は歩きたいからベビーカーへ乗せようとすると暴れる!
そう言ったわけで、現在のベビーカーを売って軽いものへ買い替えようと思うのですが…。横型って、どうなんでしょう?軽いは嬉しいですが、確実に入れるお店は限定されるから今までのように散歩がてら買い物~は不可能になるでしょうね。シャモニのような雪道は、幅があるほど困ることも多くなるだろうな。でも、あれだけ多くの双子ママンが横型を選んで使っているわけだから、便利と信じたい・・・って、ベビーカーってそもそも、何歳まで使うもの?


初☆雪上歩き

2015-01-29 | 生後19ヶ月

何の罰ゲームなんでしょう?何もこんな雪降る中、外遊びしなくても…。


今日は初めて雪の上を歩きました。感触はどーう?歩きにくい?
もうずいぶんしっかり歩けるようになったけれど、やっぱりまだモフモフした雪の上はうまく歩けないんだね。怖がって、一歩が出ようとしません。


この森の中はクロスカントリーのコースにもなっていて、何度も繰り返しますがこんな天気の悪い日だってのに、意外にも多くの人とすれちがいました。通りすがりのマダムが、ベビーキャリアに揺られている赤ちゃんを見て、「かわいそう…」って・・・でもねえ、家の中では時間を持て余すのよ。双子がパワーを持て余してるのよ!


帰り道はソリに乗って帰ってきましたよ。今日はちょっとロングコース。ビッグスマイルはいただき!と思いきや、今日は笑顔が出ませんでした。まあね、マイナス気温の中では笑い顔も凍るよね、そりゃ。


生後1歳7ヶ月の成長記録

2015-01-27 | 成長記録

雪降るシャモニへ帰ってきました。キャバレールの家では、床が石材なので靴下だけでは冷たくてかわいそうと、フランス流に家の中でもベビーシューズを履かせていたら、面白がって歩く歩く。ハイハイしている姿なんて、見なかったんじゃないかなあ。それが今日、シャモニの家へ帰って来た途端、まだまだハイハイはするのね。「靴を履いたら、歩く」と言うスイッチがあるんじゃないかと思い、家の中でもファーストシューズを履かせることにしました。裏が革張りのファーストシューズなら、フローリングの床を歩いてもコツコツと音がしないし、日本人的には外靴と室内用を分けたい。とにかく、双子が気に入って、靴を履かせろとうるさいのよ!

●息子:
‐18ヶ月自宅体重測定10.2kg → 19ヶ月自宅体重測定10kg
‐12ヶ月健診での身長71cm → 19ヶ月自宅身長測定75cm
●娘:
‐18ヶ月自宅体重測定8.3kg → 19ヶ月自宅体重測定8.2kg
‐12ヶ月健診での身長69.5cm → 19ヶ月自宅身長測定74cm

立って身長が測れるようになりました!体重は以前とさほど変わらないのに、ようやく歩き始めた安堵感があるのか、最近はおんぶと抱っこで移動しても前ほど苦ではなくなりました。単に、ママンの体力がついただけかもしれませんが。それから、息子はベビーフードをあまり食べなくなってきてしまい、もう少しあったであろう体重がこのところ減ったように見受けられます。キャバレールではお出かけ頻度が高くなり、ベビーフードが続くので…。

息子がよくしゃべるようになってきました。ちょうど少し前の娘のように。男の子の方が言葉が遅いは本当なんですね。娘に感化されて、息子も本を読んで欲しい時は「まー!(読んで!という意のオリジナル語)」と言うようになってしまいました。私が直さないものだから、主人までどうやら、日本語で本を読むことを「まー」と言うと思っているようで・・・これは面白いから訂正しないでおこう。
娘の最近の口癖は「チュップッチャ!」、私に帽子をかぶせて!という意です・・・絶対、ママンにしか分かんないよ。あらゆる物を頭からかぶっていた時期もありましたが、ようやく「頭にかぶるものは帽子」と分かったようです。帽子をかぶって、スカーフを捲いて、顔にクリームを塗る振りをして、どうやら私の化粧する様子を見て覚えたようですが、少しずつ“女の子”になっているようです。

電話は相変わらず、二人のケンカの種。ラッキーなことに家には子機が3台もあるので、難なくクリアしていますが。二人とも耳に当てて「アロ、アロー!( Allo, allo )」と連呼しています。電話をしているのは主人より私の方が多いのに、どうして「もしもし」でなく、フランス語で覚えてしまったのだろう?
それから、二人そろって「オーボワー( Au revoir )」と言いながら手をひらひらと振って、バイバイが出来るようになりました。私は教えてないので、これはどうやら保育園効果。お迎えに行くと嬉しくて、誰かれ構わず特大の笑顔と共にバイバイをしまくっています。かたや、朝の保育園で「おはよう」を覚えるべきタイミングでは、いまだに置いていかれるのがつらくて泣いているので、おそらく耳にも入っていないでしょうねえ…。


フランスの日曜日

2015-01-26 | フランス小ネタ

今朝はビジネスアワー始業とともにあちらこちらの修理工場へ電話をかけまくり、ようやく主人の愛車のタイヤと同じものの在庫がある店を見つけ出して、それから搬送トラックを呼んで飛んで行ったけれど、高速のって1時間半も向こうへ着いてみれば、フランス特有のお昼休み…。14時半のオープンとともに作業にとりかかってもらったけれど、これまた南仏気質でおしゃべりオシャベリ…遅々として進まず、主人がキャバレールの家へ戻ってきたのは16時過ぎ。先ほど真夜中のシャモニへ着きましたが、降雪の夜の道は怖かったです・・・南仏でスノータイヤを買えるわけがなく、履いているのはノーマルタイヤなので。やっぱりどうかと思うよ、スペアタイヤがないって!

昨日はもうシャモニへ帰るつもりで、その日の分のベビーフードしか用意していなかったので、暇にまかせて歩いてキャバレールの中心街へ買い物に出かけてみました。眺望だけが取り柄の丘の上の家は、車が使えなくなった今、大変に不便な立地にあることを実感!直線距離にして3kmの道程はずーっと坂道で、つまりは行きはよいよい帰りはこわい…なのでありました。ほんとにね、帰路の上り道、ベビーカーで楽チンしている双子が憎らしくもありましたよ。
それと、フランスは基本、日曜日に開いているお店はないに等しいので、街へ下りてみたところでどれだけ閑古鳥がないているかなあという不安もありました。それでもパン屋は午前中なら開いているだろうと出かけましたが、意外にも開いている店が多く、徒労がムダに終わらずにすみました。キャバレールの海沿いの歩道には散歩する人や、ベンチで海を眺めながら本を読む人が多くて、1週間に1日ぐらいは買い物もやめてのんびり過ごすフランス人のこんな生き方を、24時間営業のコンビニ慣れした日本人の私でも見習いたいと思ったりするわけです。


フランスの離乳食~オレンジ果汁~

2015-01-25 | 離乳食

我が双子が生後2ヶ月で初めて贈ったパパへの誕生日プレゼント、オレンジの木を今回、キャバレールの家へ持ってきて植え変えました。って本当は、キャバレールの家を買った記念に植樹してもらうために選んだんだけどさー。でも、キャバレールの家にはすでに大きなオレンジの木もミカンの木もあったので、シャモニの家へ観葉植物的に鉢植えのままで置かれていたのですが・・・さすがに雪ふるシャモニでは、夏に葉は緑に茂っても、もう実をつけなくなっていました。それで枯れてしまう前に…と思って。
前回遊びに来た11月はミカンが、今回の1月にはオレンジがたわわに実っていて、今日シャモニへ持ち帰ろうと主人がたくさん積んできて、あとは車へ乗せるばかりにしてあったのですが、匂いを嗅ぎつけた食いしん坊の息子が一目散にガブリ!こらこら、そのままでは食べられませんよ。

双子は離乳食の開始から今に至るまでずーっと、オレンジ果汁を飲んでいます。だから、オレンジを食べたことはないけれど匂いはちゃんと知っているんですね。リンゴや桃の果汁はないのかって?ありません!・・・だって、おろすよりしぼる方が早いでしょ?赤ちゃんと言えど二人分が毎日って、果物の数たるやすごい量ですよ。
フランスの人って、市販のオレンジジュースを買ってくるよりオレンジをしぼって飲んでいる人が多いんだろうなぁ…と思わせるほどに、スーパーの店頭には必ずオレンジが山になって置いてあるのですが、デザート用とは区別されて「ジュース用のオレンジ( Orange à jus )」があるなんて、離乳食を始めるまで知りませんでした。スペイン人のお手伝いさんが教えてくれたんですけどね、ジュース用のオレンジはしぼった果汁の劣化が遅いんだとか。それで、離乳食初期の頃からオレンジを買ってきては毎朝しぼり、「2倍に薄めると身体に吸収されやすい」と聞いたから湯冷ましで割って飲ませていましたが、2倍では酸味が強いのか、我が子は3倍薄めが好みのようです。
まったく関係のない話ですが、このオレンジ3倍薄めジュースは、ちょっとハードな山歩きへ持って行くのにお勧めです。この際のオレンジは、市販の果汁30%のような甘いジュースを。山で疲労度が増した時、水分を取りたい~、甘いものが欲しい~状態にピッタリのブレンドなんですよ。フランスの高山ガイドに教えてもらいました。

ところで、この帰り仕度をしている後、とんでもないことが起こりました。タイヤがパンクしていたんです。またーっ!? 今度は前輪だって…。今日は日曜で修理工場も閉まっているためタイヤ交換できず、明日までバカンス延期です。だから、スペアタイヤを積んでいる方がいいんじゃない?

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フランスでワーキングホリデー~あとがき~

10年も前のフランス事情を読んでいただき、ありがとうございました。この先の、現在の職場で働き始めた2005年3月1日まで書いた日記は、当時の携帯へ保存されたままメモリー故障で見れなくなってしまいました。まだまだ、パソコンを持って旅をするとか、日本携帯がフランスで使えるとか、そんな時代ではなかったんですよ~。
この恐いご時世、無理やり海外へ飛び出せとは言いませんが、ワーキングホリデーは本当に良い制度だと思うんですよ。30歳までに1年だけ、“自己責任”で海外暮らしをしてみれば、周りの見えなかったもの、気がつかなかったことに気付かされ、自分の人生で何が大事かがハッキリしてきます。これが大事なんです。そこから、目的を持って前に進むことで、とても大きなパワーを生みます。そして、その国に滞在し続けようと帰国しようと、自分を見つけた人はどこにいても「ぶれない」でしょうね。
もしも私のように、年齢制限ギリギリの30歳で会社を辞めてまで行こうかどうしようか迷っている人がいたら、私は背中を押してあげたい気持ちです。もしかしたら社会にもまれ、会社経験がある30歳が一番、「意義あるワーホリ」を過ごせるのではないとか思います、自分がそうだったからではないですが…。私がフランスで就職できたのも、そんなところに所以がありますから。どんな経験にも無駄は一つもありませんよ!