Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

ベッドから落ちる

2014-06-29 | 出産・育児

シャモニへ帰って来ました。
朝、娘をベビーベッドへ寝かせたまま、息子のおむつ替えをしていました。間もなく「ドサッ!」「ギャーッ!」の音に、もう息子をふりちん(おっと失礼!)のままで抱えあげて駆けつければ・・・娘が私たちのベッドから落ちていました。つまり、娘は自分のベビーベッドの柵を乗り越え、くっついている大人のベッドへ着地、そこを横に転がり、そして大人のベッドと息子のベビーベッドの隙間に落ちた…。
幸い、大泣きしているけれど出血もしていないし、赤く腫れあがっているようなこともない、どうやら身体の“面”で落ちてくれたようです。おむつ替えの数分でも動き回ると心配だからベビーベッドへ入れておいたのに、いつの間にやら一人でつかまり立ちが出来るようになっていたようです。いや、毎日見ているんだから、「今日」から出来るようになったんだと思います。いつもこうやって、“成長”はある日突然やって来る…。立て膝がつけるようになったら、いや、もしかしたら寝返りをうてるようになったら、ベビーベッドの高さを下げた方がいいのかもしれません。急いで、ベビーベッドを2つとも、一段ずつ下げました。こういう事件はパパがいる時にやってくれ!

いつものようにベビーサークルで遊んでいる様子を、じっくり観察してみました。ほらね、柵を握って易々と立ちあがっちゃったよ。柵からマスコットを吊るしておいたら、それを触ろうと立ち上がるんじゃないかな?なんて試しに吊るしておいたけど、効果ありすぎ。
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1歳の誕生日プレゼント

2014-06-28 | 出産・育児

双子の1歳の誕生日記念に、生誕を記念して植樹した横へそれぞれ、風車をたてました。本当は名前と生年月日を入れた立札をたてるつもりが、シャモニで探しても特別に作ってくれるところがなくて、それでカラフルだし、安いから風で飛ばされても買い直せばいいやのつもりで、おもちゃの風車を買い、マジックで名入れしました。もっともらしい理由をつけているけど本当は、主人の薬局の前の雑貨屋さんの店先でいつもクルクル回っている風車が、気になっていたのよねえ~。「無駄遣い」と怒られない最もらしい理由ができたってもんだ。
息子のミモザと娘のザクロ、双子の従弟・ハチベエ君のオリーブ、しっかり育ってます!風車も少しずつデザインが違うんですよ。
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息子のミモザはもう、花をつけていました。主人が黄色い花を見て「何だか女の子の木みたいだ…」とつぶやいていましたけど、聞こえないフリ。
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記念の風車と記念写真を~、と思ったら!二人の木々は急峻な地に植えたため、双子のどちらの木とでもなく、ハチベエ君のオリーブとしか一緒に撮影できませんでした・・・ま、ケンカにならなくて、いっか。
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祝☆1歳

2014-06-27 | 成長記録

【1歳0ヶ月】
家の双子、今日で1歳になりましたー!パンパカパーン
・・・子育ても1年が経ちました。はぁ
産まれたばかりの頃も、右も左も分からずで大変だったけれど、1年たった今、さらに体力を使っている気がします…。いまだに落ち着かない、もっとペースを乱されているような…。子育てヘルパーさんとか、産まれた直後でなくて、今お願いしたいぐらい。
“昨日”と同じように見えて、時にはハッと驚くような進化を見せながら、1年前とは大きく変わりました、身体も、顔も、動作も。一生の中で一番、成長する時期なのでしょうね。
そして、皆そうなんでしょうけど、「ママ大好き」になりました。娘はストレートに感情を表現するから、はいはいで迫ってきたかと思うと、私にまとわりついてきます。息子はシャイなのか何なのか、常に娘より一歩引いて、私の顔や体に触れてきます。これが男の子と女の子の違いなのでしょうか?
私も二人が大好き。24時間、365日、こんなにも長い時間を誰かと一緒に過ごすことなんて、もしかしたら一生で今だけなんじゃないかしら。双子も次第に外の世界へ出ていくのだから。
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折り畳みベビーベッド

2014-06-26 | 赤ちゃん用品

最近の私たちの夕食サイクルは、20時に双子へ最後の授乳をして、20時半には寝かしつけ、それから食事の支度を始めて、21時過ぎから食べ始めています。昨夜もようやく食べられると席に着いた頃に、普段は寝つきの良い息子が突然の大泣き。尋常でないその泣き方に何事かと2階へ駆け上がれば、何とまあ、寝室の押入れを自分で開けて、最下段に転がりこんで出られなくなってる。
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これまで私たちは、シャモニの家ではベビーベッドを使っていても、キャバレールでは床にマットレスを敷いて二人を転がして寝かせていました。でももう、自分で起き上がれるようになった今、この作戦も終わりのようです。急きょ、キャバレールの家で貸し出し用にしている『折り畳みベビーベッド( Lit parapluie )』をセットしました。これ、日本では見たことがなかったのですが、フランス人家庭では木製のベビーベッドより使っている人が多いんじゃないかしら?軽いから部屋の模様替えが楽、旅先にも折り畳んで持って行ける、不要になれば次の赤ちゃんまで(?)コンパクトにしまっておける、という便利品です。私たちも木製ベッドでなく折り畳みベッドにしようか悩みましたが、専用マットが薄いことと、高さ調節ができないので新生児期には抱えあげるのにつらいのでやめました。それでも、双子協会の情報誌に2つセット15ユーロの破格値で売りに出されていたので、最近になって買っておいたのです。いやー、ゲットしておいて良かった・・・これがなかったら今夜、心配でおちおち眠れなかったことでしょう。
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そう言えばこれを売ってくれたママン、今や3歳となった双子の上に年子のお兄ちゃんと、3人のお母さんなんですけどね、シングル・マザーなんですよ。双子が8ヶ月の時にダンナが育児に疲れて(?)出て行っちゃったんだって!この話を聞いた時がまさに、双子8ヶ月の時。彼女の苦労を思うと、泣けてきましたよ。双子も大変だけど、年子の兄弟も手がかかるだろうなあ。


祝☆背負い餅

2014-06-25 | 出産・育児

少しフライングですが、義両親が明日には帰ってしまうので今日、双子1歳の誕生祝いとして背負い餅をやりました。テラスに柔らかなヨガマットを敷き、一升餅を背負わせて、まだ歩けない双子の脇を支えてあげながら無理やり足を運ばせたんですけど・・・これで、いいのかな?双子は何のことやら、背中が重いのに歩かされてるし、転がれば立ちあがさせられるしで、とうとう娘はご機嫌斜めになってしまいました。残念なことは!子供は二人だから親は二人そろって手がふさがっているわけで、誰も歩いているところの撮影する人がいない…。義父がもう少し気を効かせてくれればなあ。ブツブツ
私は白米を炊いて風呂敷で背負わせようと考えていたのですが、実母がお赤飯に出来るようもち米と小豆、それから、一升餅を前後に背負わせるポケットを贈ってくれました。一升の餅と言えば約2キロ、届いてみれば結構な重さがありますね。家は双子だから力を合わせて二人で一升餅…と考えても、すごい量。何がって、その後に食べる量が。こんなに炊いてしまったら、フランス人はもち米のようなネバネバは苦手だから、私が一手に引き受けることになり、体型が妊婦逆戻りになっちゃう。そこで実母の提案どおり、3合分のもち米を丸めて背中に背負わせ、お腹側にはフランス人の主食、パンを入れて歩かせました。主人に丸いパンを買ってくるようお願いしたのですが、買ってきたそれは楕円形…。もう日本の行事とはかなりかけ離れています。あのね、「一生(=一升)丸く円満に…」の意なんだよ、と説明すれば、フランス人は「調和よりも個性が大事!」と主張され…。あー
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