【2歳5ヶ月】
キャバレールから帰ってくると、シャモニは一面、銀世界。帰宅したばかりの、火のない家は寒かったー。冷蔵庫へ飛び込むようなもので、娘が一言、「ママン、お家、寒い…」
この「寒い」という言葉も最近、覚えました。気温/温度に関して快適でないものは全て「あつい」と言っていたので、それが分かるまではどんどん服を脱がせたり、どんどん湯温を下げたりして、最後には泣かれて訳が分からなかった時期もありました。一つ単語を教えたら、その反意語まで合わせて教えてしまうのが手ですね。そう言えば、学生時代に英単語を暗記する時も、そうやって覚えていきましたよね!
●息子:
-28ヶ月自宅体重測定12.3kg → 29ヶ月自宅体重測定12.7kg
-28ヶ月自宅身長測定85cm → 29ヶ月自宅身長測定85cm
-28ヶ月足測定14cm → 29ヶ月足測定15cm
●娘:
-27ヶ月自宅体重測定9.8kg → 29ヶ月自宅体重測定10.2kg
-27ヶ月自宅身長測定81.5cm → 29ヶ月自宅身長測定83cm
-27ヶ月足測定13cm → 29ヶ月足測定13cm
我が双子がお昼寝するタイミングに、差が出始めました。これが体力の差でしょうか。娘の方が必ず先に眠くなるので、それに合わせて息子も寝かせてしまおう大作戦を開始すると、猛烈に抵抗されます。時には、娘が起きだす頃になってようやく、息子が寝息を立て始め、そうなると母業がノン・ストップになってしまうのよー。これは切実な問題!
イヤイヤ期と言いますか、双子のマイナスパワーが幾分、減った気がします。引越しから1ヶ月たち、多少は落ち着いたのでしょうか。それとも、ママンが引越し荷物の片付けも未だ終われないほど、双子に付きっきりで相手をしてあげているからでしょうか。5歳児くんがいるママ友ちゃんが慰めてくれました、「あと2年で楽になるから!」
・・・ってことは、まだまだ波が来るのね…。
【2歳5ヶ月】
ついにやりました、我が娘! 「ぴーす」
保育士をしている日本の義妹が「家のクラスの1歳児たちが大好きで、みんな笑う」と、我が双子の誕生祝いに贈ってくれた絵本『だるまさんシリーズ』が、双子は2歳になった今でも好きなのですが、その中の3巻『だるまさんと』の話の最後は「ぴーす」で終わるんです。それを絵本を読む度にママン、双子の指を二本だけ立たせて、手を無理やり形作って練習させていました。
そうしたらね、今日、娘が自分で“ピース”が出来たー! なんで、こんなこと練習させているのかって?
だって、みんな必ず聞くんですもの、「何歳?」って・・・だから、ピースってやれば、ほらね。「2さーい!」
2歳児にはピースって結構、難しいようですよ。息子はまだまだ修行中。本人は、やってるつもりなんでしょうが・・・
時に、この本に登場する果物キャラに、ママンは苦しめられた時期があるのです…。
イチゴが大好きな息子、手足が生えている「いちごさん」のページに来ると必ず「ノーン!こんなのイチゴじゃない!」と大ブーイング。絵だから許してよー。
「めろんさん」のページでは、「ノーン!これはヘリコプター!」と必ず娘が。そう言われるとメロンじゃなくてヘリコプターに見えてくるから、あながち否定できない…。
私たち大人は文字から先に入ってしまい、その絵がメロンだと言われればヘリコプターに見えそうでもメロンとして軽く受け入れてしまうけど、子供の眼は素直だなあ、と。
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コート・ダジュールでバカンスを!
【2歳5ヶ月】
これまでも我が双子を夜に外へ出したことはあったのですが、この月齢になってようやく、と言いますか、ここキャバレールの家のテラスからは本当に夜空がきれいに眺められるので、みんなで星を仰いで、月を探すのが日課となりました。
いつからだろう、でも2歳を過ぎてから、「たいよー!たいよー!」と空を見上げては太陽の存在に気づくようになりました。いつもあるものなのに突然、その存在に気づくんですねえ、子供って。
ちなみに、「太陽」という言葉を教えたのは私ですが、そのママンが「あっ、お日さまが顔を出したよ!」とか言うものだから、双子はキョトン。こういう表現って、いくら日本語を教え込んでも、日本育ちでないと養えないものってあるんだよなあと思う、今日この頃です。
ところで、双子と星空を見ながら、プラネタリウムの快眠効果の話を思い出しました。なんでも、星空の下では質の良い眠りが出来るそうです。だからかー、プラネタリウムへ行くと、すぐに眠くなってしまうのはー! えっ、何か違う?
それで思い当たるのが、双子が、この家ではよく寝るのです。実は、シャモニの家を引っ越して以来、夜な夜な双子が泣いて起こしに来るのに、ママンはちょっと参っています。私たちは、引っ越しをきっかけに子供部屋をつくり、これまでの家族みんな同じ部屋で寝るのをやめて、双子だけで寝かせるように試みているのですが・・・草木も眠る丑三つ時、毎晩「おかーちゃーん!」と双子そろって泣きながら探しに来るという…。
それが、ここでは以前のように4人で川の字で寝るから安心するのか、それとも、この寝る前の星空パワーにあやかっているのか・・・そう考えると、もう藁にもすがる思いで「ホーム・プラネタリウム・シアター」とかそういったもの、買ってしまいそうです。
ああ、星に願いを!!
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コート・ダジュールでバカンスを!
【2歳5ヶ月】
今日は我が双子の29ヶ月のお誕生日。お祝いの寿司を買いに、サン・トロペ( Saint-Tropez )へ。
ガーン、閉まってるー。12月に入ればクリスマス市も開いて人出もあるのでしょうが、今はまだ閑散期のようです。
ベビーカー持ってきてるのに、乗りたがらずに歩く、双子たち。でも、ベビーカーは“強制連行”の道具なので、いつも持参するママン。
「何、見てるの?」
「お魚ー!」
日本語は母親からしか聞かないので、息子は微妙に女言葉・・・
あっ、漁船が帰って来ましたよ。お魚、捕れたかな?
もちろん、漁の収穫はすでに市場ですから、船は空なわけで・・・
そこへ双子、そろって「ないねー!」「ないねー!」
ちょっと日本語で良かった、と思うママンでした。
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コート・ダジュールでバカンスを!
【2歳4ヶ月】
私自身は自分の身体をはってこういった遊びをしないのですが・・・
主人と娘がよくやっている“親子ふれあい!?”
座った主人の太ももの上で、娘がバランスを取って立ちます。
かなり早い時期から娘は、これが出来るようになりました。
これまでは、なかなか写真に収めるまで持続&静止できなかったのですが…。
今やおそらく娘も、足の裏でバランスの感覚がつかめているんだと思います。
すると、必ず現れる息子のちょっかい。
いるよねー、クラスに一人ぐらい、こういう子。
息子は実は、これが出来ないんだなあ~。ちょっかい出したくなる気持ちがちょっと分かるから、止めに入れないママンなのでした。
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コート・ダジュールでバカンスを!