Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

インスタグラム~2017年ベストナイン~

2018-01-08 | シャモニ周辺案内

【4歳6ヶ月】
明けましておめでとうございます。ようやく幼稚園が始まりました。

昨年はインスタグラムを始めました。シャモニの日常を切り取って載せています。この子育てブログとはちょっと違う目線、私の暮らす町・シャモニは「何が面白いの?」という視点で写真を撮っています。それもこれも、私たち夫婦が新しく始めたいこと、「我が家で民宿経営!」のためのバンセン(番組宣伝)のようなものなんです。そう、ママンは起業します! 自分の家の空いている部屋で家族交流も含めて宿を提供するスタイル、フランスでは「シャンブル・ドット Chambre d'hôte 」と言って、意外に多い。駆け抜けていくような旅行スタイルの日本の皆さんにはビジネスライクなホテル滞在の方が気軽なんでしょうけど、フランス人はとにかく人との交流を大事にする。そこの土地の人と話して、土地の食べ物を教えてもらって、どこへ観光に行かなくても滞在先でボーッと山を眺めて過ごすのが、最上のバカンスなんです。そんな旅スタイルを、日本のお客様へ味わってもらいたくて始めたいと考えるようになりました。オープンした際にはまた、ご案内させてくださいね!

さて、インスタグラムに毎日まいにち写真をアップするとね、この地球上の誰かが、「いいね!」してくれるんです。その「いいね!」数がこの1年間で多かった『ベストナイン写真』をご紹介します。少しはシャモニの魅力が伝わりますか~?

9位:イタリア・クールマイユール側から見たモンブラン


いきなり、5位。その1:シャモニ谷の北側に走るエギーユ・ルージュ Aiguilles Rouges (赤の針峰群)の裏にそびえるフィズ( Fiz )山脈


その2:我が家の目の前にある「グロンボワ Grands Bois 」山中の、“走って”1時間の所にあるセロ小屋


その3:南仏キャバレールから日帰り遠足できる、ボルム・レ・ミモザ村


その4:我が家の窓から見たモンブラン


4位:セルボーズ村で見た、伝統的なシャレー


3位:我が家の窓から見た、太陽を隠すモンブラン山群の冬景


2位:豪雪あけた翌朝の、シャモニ・メインストリートにある時計台


1位:双子、初めての絵の具


どうしてこれらの写真が選ばれたのか、私には「???」なのですが、まあ、感性は人それぞれですから!

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幼児とお出かけ~ビュエ村でスノーチュービング~

2017-12-31 | シャモニ周辺案内
【4歳6ヶ月】
相変わらず寒い、シャモニです。マ・イ・ナ・ス・15度となりました。シャンパン、コカ・コーラ、冷蔵庫に入りきらないので土間に置いておいた正月用の飲み物系、気づけば全て凍っていました。


庭の雪掻きについてきて、ソリ遊びを始めた我が双子。エンドレス、です。ようやくソリを引っ張りながら自分の足で雪山を登れるようになりましたから、面白いのでしょう。見てるだけなら楽、、と言いたいけれど、次第に雪がアラレに代わり、そして雨のようになって、雪がどんどん重くなっていくというのに、終わらない・・・終わってくれない・・・


ソリと言えば、親戚一同が遊びに来ていた先日、皆でスノーチュービングを楽しんできました。タイヤ状の大きなチューブに乗って専攻コースを一気に滑り下りる遊びです。


専用コースが、シャモニから電車で30分程のビュエ( Buet )村にあります。それも駅前にあるので、シャモニへ車で遊びに来ている人も、この日ばかりは電車にガタゴト揺られて、車窓を眺めながらの小旅行気分で行ってみるのも悪くない。


駅前にあるカフェ『 MOON TINE 』で、無料で貸してもらえます。何も買わなくても、自由に使っていいそうです。でも、立ち寄って飲んじゃうんだなー、ホットワイン( Vin Chaud )。熱いワインにオレンジやシナモン、砂糖を入れた飲み物で、寒いフランスの冬の定番です。


さて、では本番。スタート地点でチューブに乗って、スタンバイ。誰かがチューブを引っ張っていないと、落ちていっちゃうよ。そのぐらいの斜度。


「〇人乗り」とか書いてないから、乗れるだけ乗っちゃう。乗りこんで、重くなった分だけ、走りが速くなるよね?


4歳の息子も乗りました! 娘はダメだ、最初に必ず足踏みするタイプ。
やはりどこにも書いてないけど、大人が一緒なら幼児でも乗れるんじゃないかなあ。とにかく、転がってしまった時に自力脱出できる年齢であることと、あとね、リフトなんてないから足で山を登って来なければならないの! これも、どこにも書いてない。


今年もありがとうございました!

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幼児とお出かけ~ミオラン城~

2017-09-18 | シャモニ周辺案内

【4歳2ヶ月】
今日は大好きなパパの誕生日。
えぇ、えぇ、えぇ、わたくし、週末に自分の今年の走り収めである大きなトレラン大会ばかりに気を取られていて、完全にこの祭典を忘れていましたー!!
それで急いで、困ったときのプロ頼み、いつも何かとお願いするウスタレホテル( Hôtel Oustalet )の菓子職人さん( Pâtissier )へ電話してみると、今日の発注で今日の納品でも引き受けてくれるとのこと、「いや、結構あせって電話してくる人、多いんですよ、こんな風に。」と言われてしまいました…。
皆さーん、最後まで諦めないこと!


「ボン・アニベルセール、パパ! Bon anniversaire, Papa! (誕生日おめでとう、お父さん!)」
もう我が双子、自分の誕生日あたりから、誕生日ブームが続いています。誰の誕生日でも構わない、ハッピーバースデーの歌をうたいたい、プレゼントの包みを破りたい、ケーキの上のロウソクの火を吹き消したい!・・・最近はおままごとで、こんなことばかりやっています。


さて、そんな大好きパパと昨日、ママンが山をヒィコラヒィコラ言いながら走っている間、何をして遊んでいたのでしょう? 双子に聞いてみました。
「マクドナルド行って~(「えっ!?」 by ママン)、シャトー行って~・・・」
おーっと、城ですか!?


シャモニから車で2時間、大会会場となったアルベールビル( Albertville )からは30分ほどのサン・ピエール・ダルビニー( Saint Pierre d'Albigny )と言う初めて聞く村に、その『ミオラン城( Le Château de Miolans )』があります。
双子、城好きですからね~。城好きったって、「おじさんの趣味」じゃないよ。「森と泉にか~こまれて~♪」のシャトウだよ。(←古すぎて何の歌か分からない?)


日本で「城好き」「戦国時代ブーム」という幼稚園児は聞いたことがないので、このシャトウ好きはフランスの子特有なのでしょうか? とにかく、こちらの子供たちが興味ある物の一つです。物語に多く登場しますし、幼稚園でも城の絵を描かせたりしていますからね。
こちらのミオラン城、小塔のある重厚な石造りのお城で、歴史的建造物にも指定されています。


内部は、双子曰く、「壊れていた」と…。まるでプリンセスが住んでいるかのような、ベルサイユ宮殿みたいなアレではありません。要塞の役目をしていたお城だったのでしょうね。


いくつも塔をまわって、階段を上り下りして、最終的にはパパ含め3人で迷子になってしまった“迷宮”だったとか。


双子的にはプリンセスのいるようなお城へ行きたかったのでしょうが、仕方ない、この辺りで残されているお城はプライベート所有なので難しいかな。
早く「ロワールの古城巡り」とか旅行できる歳にならないかな~。


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幼児とお出かけ~PGHMオープンデー~

2017-07-01 | シャモニ周辺案内

【4歳0ヶ月】
今日は、軍警察の1つである山岳警備隊(PGHM)の一般開放日でした。PGHMはフランスでも限られた土地にしかない、いわゆる山岳レスキューの部隊です。何が楽しいって、ヘリコプターが間近で見られるよ!


いやぁ~、どんなに家の子が喜んでくれるだろうと、カメラ携えて出かけていったんですけどね、コラ、コラ、コラー! いつもの、山の上にヘリコプターが現れると飛び跳ねて喜ぶ様は、どこいったー!? ヘリコプター内を見学するどころか、なだめすかしてヘリコプターの頭(?)を撫でてくるが精いっぱいだよ・・・


もう娘のご機嫌とりは諦めた。息子だけでも無理やり列に並ばせ、尻込みするところを何とかかんとか、ヘリコプターの中へ乗せこみました。おかしいな~、ヘリコプターの飛行デモの時には大はしゃぎだったのに。あのー、顔がひきつってますけど?


それで、つまらなかったのかと思えば、帰宅早々、記念に買ってあげたヘリコプターのマグネットを使って、ホワイトボードにヘリポートの絵を描いていました。満足だったのね…。
そうそう、息子の描く山の絵を見ていつも思うのですが、過ごした土地の景色が絵心にすごく影響を与えるんだなー、と。息子は高いたかーい山を幾つもいくつも針のように尖らせて描きます。つまりこれは、シャモニの針峰群を毎日みているからよね。例えば私なら、富士山のような山を一つ描くのみ。そして、色を塗るとすれば、私は山を緑で塗るのに対して、双子は必ず水色で塗ります。それは万年雪と氷河の色。さらに、ヘリコプターは山の上を飛ぶように描きます。私なら、海の上かなあ・・・


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夢に消えた☆デュオ・エトワレ

2017-06-24 | シャモニ周辺案内

【3歳11ヶ月】
シャモニのあるオート・サボワ( Haute-Savoie )県の県庁所在地であるアヌシー( Annecy )では毎年この時期、『アヌシー国際アニメ映画フェスティバル( Festival international du film d'animation d'Annecy )』が開かれています。そちらに、マジンガーZ生みの親である永井豪先生も来仏されていまして、熱烈歓迎を受けたようです。なぜって? フランス人は日本の漫画がだーい好き。書店には普通に、フランス語翻訳された日本の漫画が並ズラーッと並んでいるほどですから。その草分けとなったのが、「ゴルドラック( Goldrak )」。私もアラフォーなので、このふっるーいアニメを主人に見せられても「あ~あ~知ってるよ、マジンガーZね。」と言っていたんですけど、どうやら似て非なるものらしい。そのシリーズの3作目、「グレンダイザー」という名のロボットアニメだとか。知らなーい。それでも、日本ではマイナーなこのアニメ漫画が、フランスでは一躍トップスターに躍り出て、なんと最高視聴率100%の記録があるそうで…。
そんなフランスではちょっとした有名人の漫画家・永井先生がですねえ、アヌシーを後にして訪れた地はここ、シャモニ。シャモニへ来たら誰もが行くナンバーワン観光スポット、富士山より高い標高3842mの展望台「エギーユ・デュ・ミディ( Aiguille du Midi )」へ上って、午後から、そのロープウェーの中間駅である「プラン・ド・レギーユ( Plan de l'Aiguille )」を出発して、ゆっくりハイキング。通常は3時間ほどの歩行で、メール・ド・グラス( Mer de Glace )氷河が眺められる「モンタンベール( Montenvers )」登山電車駅まで歩くことができます。しかし、時間配分が読めなかったんでしょうねえ・・・、ゴールであるはずの登山電車駅へ着いた時にはもう、最終電車が出た後。ヨーロッパの日は長いですから、仕方なく下山道を歩いて下り始めたようなんですけど、これが意外に長距離なんです。上からシャモニの街が見下ろせるので、ほんのちょっと頑張れば~な距離に思えるんですけど、どこまでいっても、ひたすら森の中。そしてとうとう、夜になってしまって・・・
ヘリコプターで救助されちゃったんですって! シャモニへハイキングにいらっしゃる皆さーん、過信は禁物です。現地のガイドさんに案内をお任せして、楽しい旅行中の限りある時間を、有意義にお過ごしくださいね~。


さて、実はワタクシ、最近は、その永井先生が迷子になられた辺りを、ひたすら走り回ってトレーニングを積んでいます! と言うのも、ただ今シャモニでは『モンブラン・マラソン( Marathon du Mont-Blanc )』という山岳マラソンのビッグイベントが開催されていまして、今年から新設されたレース『デュオ・エトワレ( Duo étoilé )』へ私は参戦する予定なのですが、まさにこの辺りがコースとなっているからです。


コースは、シャモニの街中をスタートし、夏になると山羊が放牧される「ブラチエール( Alpage de Blaitière )へと、駆け上がります。こちらの山羊飼い小屋では、山羊乳で作られたトムチーズ( Tomme de chèvre )を直に買うことができるのですが、美味いんだ、これが! でもね~、それを買いに行くためには1時間半の山登りを強いられるんですよ・・・苦労があるから美味しいのかも!?


放牧地を過ぎた辺りから、アルペンローズが咲き乱れています。今が見頃、満開ですよ。アルペンローズで山の斜面が真っ赤に染まる様、ぜひヨーロッパアルプスへ見に来てください。今年は例年より早い感じがしますねー。猛暑だからでしょうか。


上空を舞うパラグライダーの数が多く目につくようになったら、このレースの最高地点であるプラン・ド・レギーユ小屋( Refuge du Plan de l'Aiguille )まであと少し! 小屋のすぐ上に、パラグライダー離陸地点があるからなんです。
走ってるこちらは汗だくなのに、飛んでる人は涼しそうなんですよ、いつも・・・


プラン・ド・レギーユ小屋へ到着しました。ここまで来るのに3時間の登り・・・えぇ、えぇ、ずーっと登り・・・走ってくるとこーんなに苦しいのに、実はロープウェーで10分で来られちゃうところだったりします…。ロープウェーを下りたら5分ほどのハイキング距離だから、今年こそは我が双子を山歩きの練習させて、山小屋へ連れて来たいなーと思っているママンです。よーし、夏休みの課題にするぞー!


どれだけ行く価値のある小屋かと申しますと、ここのご飯、本当に美味しいんです! 先日に頂いたランチメニューは、「鶏の胸肉に、地元産のキノコ・トロンペットドモールを使ったクリームソース、グラタン・ドーフィノワと呼ばれるジャガイモのグラタン添え」だったのですが、どうして標高2200mもある地で、こんな美味しい料理が作れるのでしょう? しかしね、一番の人気メニューはこのお得なランチではなく、デザートのブルーベリータルトが美味しいんですって。これもサボワ地方の郷土料理と称されているのですが、生地の上にブルーベリーの粒がぎっしり詰まっているタルト、そこへクレーム・シャンティイと言うホイップクリームのようなものを乗せて食べるお菓子です。私はレースが終わってから食べに来ることにしよう…。


今回走る「デュオ・エトワレ」レース、「デュオ」と言う通り2人1組で走らなければならず、「エトワレ」と言うのは星空、つまり夜のレースなんですよ。スタートは24日の21時、時間制限は4時間。久しぶりに主人と組んで走ることにしました。「子供が大きくなったら、また昔のように主人と気ままに遊びに行くことも出来るようになるわ~」と思っていましたが、それはイツですかー? 「大きく」って、高校生になるぐらいまで待たなければいけないんだね…と言うことが、1歳が2歳、2歳が3歳になり、年齢に比例してどんどん手がかかる事態になっていることを、ようやく最近になって悟る…。それで私、この大会へ主人と出場できることがワクワクだったんです。我が双子の子守は、実妹に頼みました。20時半に「おやすみ!」を言って家を空けても、夜中の1時にはレース終了だから、双子もそのぐらいなら叔母ちゃんと過ごせるはずだからと。ちゃんと話せば、聞いて理解できる歳になったからと。
ところがね、今夜は中止になってしまったんです。雷警報が発令されてしまい、安全上の理由で。まあ、夜中のレース中にゲリラ豪雨でも来ようものなら、死人が出ちゃうかもしれませんしねえ。それで、レースは明日の昼に振り返られました。でも私たち、泣く泣く棄権です。主人が明日は、当直で仕事なんですって!!!
これを書いている現在、24日の午後10時です・・・本来なら、レースの第1関門である時間制限チェックポイントを通過していなければいけない時間帯なんですが・・・あのー、雷どこですか? 雨さえ降ってないんですけど?


来年、リベンジマッチしてやるー!

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