Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

何歳まで「赤ちゃん」?

2015-05-21 | 生後22ヶ月

【1歳10ヶ月】
産まれたうまれた!我が双子に従妹が誕生しました。ハチベエくんの妹です。予定日を1週間過ぎても出てこないから、少しだけ心配していましたよ~。出産って大仕事です、何があるか分からないんですから。
さっそく実母が送ってくれた赤ちゃんの写真を見て双子、「ベベ Bébé (赤ちゃん)!ベベ!」と叫んでいましたけど、べべは君たちだよ。
ところで、「赤ちゃん」と呼んでいいのは、何歳まで?主人によると、薬学上では、生後36ヶ月までは赤ちゃんですって!私の眼から見たら小さな子供なのに、あなた達はまだ「赤ちゃん」なのね!?


フランスに育ちドイツ語を話すイギリス3歳児

2015-05-18 | 生後22ヶ月

【1歳10ヶ月】
今日から保育園が再開!朝、送って行って、泣かれるのは想定内。でも帰り、お迎えに行ってまでも泣きついてきた息子。大丈夫かな、この子…。かたや娘は、朝は大騒ぎしたものの、お迎え時にはいつものニコニコ笑顔。まあ、男より女の方が、度胸があるということでしょうか?

また一人、ママ友が増えました。最近、ヨガクラスでマタニティ・ヨガが始まり、そこに通ってくるドイツ人の妊婦さんと話をするようになったのがきっかけです。何故って、彼女もミックスツインズ!男女双子を妊娠中なんですよ。いなさそうで、結構いるのね~。
今日は彼女の家へおじゃまして、小さな小さな42cmのパジャマやボディシャツを持っていってあげました。もうお腹が目立つので、私はいつ産まれてしまうのか気が気じゃなく、「早く!早く!」と遊びに行かせてもらう日をせかしたんですけど、まだほんの25週ですって。いや、でも、本当に大きいお腹ですよ。さすがに双子よね。それも外国人の。(←意味不明?)
それにしても、彼女は元気です。2人目(&3人目)と言うこともあって、のんびり構えています。私にヨガなんてやる余裕はなかったわ…。それに加え、3歳児くんを子育て中。でもね、3歳児くんもお母さんのお腹に赤ちゃんがいること、だいぶ分かってきていて、妊娠初期よりおとなしくしているようになったんですって。そりゃ、このお腹を見たら、お母さんに無理言えないなって、3歳児でも分かるかもね。最近は「いつ産まれるの?」ばかり聞いてくるようになったそうで、でも、「昨日、今日、明日」ぐらいの感覚しかまだ分からないから、「夏が来たら」とかはまだ分からず、また繰り返し聞いてくるんですって。
彼女はドイツ人ですが、ご主人はイギリス人、いま3歳になるショーン君はイギリス・ロンドンで産まれたそうです。ご主人の仕事で、8年暮らしたロンドンを離れてスイス・ジュネーブへ移住、昨年の冬にフランス・シャモニへスキーに来てそこに魅せられて、今年の春からシャモニ暮らしが始まったそうです。実に、「ヨーロッパ人は自由だな」と思いました。少々、羨ましくもありました。ワーキングホリデー・ビザを取って、たった1年間、日本を離れてみようと決断するだけでも、自分の中でものすごい葛藤がありましたもん。
そんなわけで、彼女の家で話す言葉は、英語。ショーン君もお母さんが英語が話せることを知っているから、英語。これから幼稚園へ通うようになれば、フランス語も話すようになるんでしょうね。それじゃ、彼女の母国語・ドイツ語は?と聞くと、あえて勉強らしいことはさせてないのだけれど、なるべくドイツの実家へ連れて行ったり、ドイツ人のご両親に遊びに来てもらったりして、言葉を自然と身につけさせたいと考えているんだとか。3歳になれば、相手を見て言語を変えることは出来るらしく、最近は英語の分からない彼女のご両親とは、ドイツ語を駆使して話そうとするんだって。子供の能力って、すごいなあ。


2歳☆旅先でのトイレとお風呂

2015-05-17 | 生後22ヶ月

【1歳10ヶ月】
保育園クローズ最終日!今日、森を散歩していたら、野生のスズランが咲いていましたよ。フランスでは5月1日を「スズランの日」としているので、もっと早い時期に咲く花かと思っていたら、ほらね、やっぱりシャモニは寒い。この辺りでは今頃になってようやく咲き始めるのです。どこに咲いていたかって?内緒!キノコ狩りのようなもので、スズランの咲く場所は皆、秘密にするんですよ。だって、「幸福が訪れる」と言われる花ですから。


さて、クレルモン・フェランでの3日間、もちろんオマルを持って行きましたよー。そこまでストイックにトイレトレーニングをやっているわけではないのですが実はね、義両親の家の地域では、毎日ゴミ捨てが出来ないんです。日本もそうですよね…。日本と違うのは、自分で回収場へゴミ捨てに行かなくても、週に1回、ゴミ収集車が回収に回ってくるので、家の前にゴミでいっぱいになった専用ゴミ箱を出しておきます。つまりね、半端なく臭い使用後の紙おむつを次の火曜日まで車庫へ“保管”しておかねばならぬのですよ。ちなみに、シャモニもキャバレールもモロック( Molok )と呼ばれる特大ゴミ箱が町中に設置されていて、24時間いつでも好きなだけ捨てられます。だから我が家では、紙おむつ処理ポットのような物を買わずに蓋付きごみ箱で対応して翌朝にはポイッなのですが、それができないとなれば、可能な限り汚物をトイレへ流したいなあ…、と。
今回初めて、パンツ型の紙おむつを使ってみました。いつもの布パンツだと、「どこで洗う?」という問題が起こるので…。良いですよ、これ!パンツ大好きな娘は、抵抗なく履いてくれます。体重が増えて日々、おむつ替え台へ乗せるのが困難になっている息子には、オマルへ座らせたまま履かせられますし。値段が高いのが難だけど、「子供が自分でパンツを脱いでトイレする」を前提に失敗した時のセキュリティで使うならば、1日1枚で済むわけだもんね?
それで、極力おまるへ座らせて、なるべくトイレへ流しました。うんちをした後のお尻拭きも、いつもの濡れたコットンでは流せないので、トイレットペーパーにおむつ替えクリーム( Liniment oléo-calcaire )を付けて拭き、トイレへ流す努力をしました。でもねえ、ゴミは最小限に減らせたのですが、この頻回オマル攻撃により息子はただ今、オマル拒否中…。

お風呂は、バスタブがない家なので、ベビーバスを持っていくか悩みましたが、困るのは周囲が水浸しになること。それならば「初めてのシャワー」を体験させようと、いつもオマルタイムに私が座っているイケア( IKEA )社の低い踏み台へ座らせて、上からシャワーしました。泣き叫ぶかなあ?と思ったけれど、家の子たち、大丈夫です!上から降ってくるお湯を面白がってくれました。洗髪する度に頭からお湯をかけ流していた作戦が利いたのでしょう。


何気ない日常が最良の思い出

2015-05-14 | 生後22ヶ月

【1歳10ヶ月】
祖父母の家に泊まりに行くって、思い出せば私も、派手なこともないただの日常生活なんだけど子供にとっては「特別」なんだと、我が双子を見ていて改めて気がつかされました。
朝ご飯を食べたらお爺ちゃんの畑を見に行って、そこに大好きな苺を見つければ、ママンに内緒でお爺ちゃんがその場で苺を食べさせてくれる。


10時になるとパン売りのトラックが家の前までやって来て、プーッと鳴るクラクションの合図で近所の人が集まるから、お爺ちゃんはパンを買いがてらご近所さんとおしゃべり。その間にパン屋のトラックへ乗せてもらって、息子は「(パンが)いっぱい!いっぱい!」と楽しそう。(いつの間にか、こんな日本語も覚えてた!)

散歩に出れば、旬を迎える前のサクランボが重そうに垂れ下がっていて、すかさずお爺ちゃんが種を取っては口に放り込んでくれるものだから、とうとうサクランボのおいしさを知ってしまった。


お婆ちゃんとテレビを観る。いつまでも抱っこしていてもらえるから、ラッキー。


滅多に会えないタタ(叔母さん)も会いに来てくれて、いっぱい遊んでもらえた。車ごっこにも付き合ってくれるし、ママンにいつも止められる水遊びもしたい放題!


今回の思い切った作戦は、成功と言えるでしょう。我が双子もようやく「祖父母は身内」と言うことが認識できたように感じられます。そのぐらいリラックスして楽しんでいましたから。義両親も孫と思いっきり交流が持てて、満足してくれたんじゃないかなー。ヘヘヘ、私って良い嫁!?


ママンの出した答え

2015-05-13 | 生後22ヶ月

【1歳10ヶ月】
保育園がクローズして13日目、パワー全開の双子を私一人で面倒みるったって無理ムリ。そこで、主人の実家があるクレルモン・フェランへ遊びに行ってきました。
でも、これは建て前。本当は・・・
実は1ヶ月半ほど前、キャバレールの家で義両親と数日を一緒に過ごしたのですが、孫と遊べることを楽しみにしていた義両親に双子は最後までなつかず、お世話しようと抱っこしようものなら大泣きされたりして、とうとう帰り際に義母が泣いてしまうという事件があったのです。この時に私たち夫婦はじっくりと話し合いをしたんですけれど、主人は双子を義両親のもとへ親ナシで預けてしまうのが荒療法で良いという意見。でも私は、子供の心に寂しさと、両親への不信感だけが残る結果になる気がして、賛成できませんでした。
それからずっとずーっと考えて、これが私の答えです・・・主人抜きで、一人で双子を連れて義両親の家へ遊びに来ちゃいました!孫と関わる時間を作ってあげるのに、主人抜きで実家へ遊びに行けない理由はないよね?遊びに来てもらうのではなく義両親の家へ出向いたのは、義両親に自分の家でリラックスして双子の相手をしてもらうため。そして、主人をシャモニへおいてきた最大の理由、ママン一人しかいないから、双子も必然的にお爺ちゃん、お婆ちゃんへ寄っていくかなあ、と。
一人と言っても、1歳児二人を連れてシャモニからクレルモン・フェランまでの400kmを走破するのはちょと危険、途中でトイレにも寄れないからと、今回は無理を言って実妹について来てもらいました。こういう時、身内は頼りになるわ~。
最初は実妹に人見知りしていた我が双子も、親でないから甘えられないと思うのか、車内でも、サービスエリアでご飯を食べる時も、本当に良い子でいてくれました。出迎えてくれた義両親や義兄、義妹にも、今日はニコニコしていてくれたね。大好きなパパが居なくても、大丈夫なもんなのか!?
取りあえず初日、ママンはホッ!そして久しぶりの長距離運転、ダルッ!フランスの高速道路って、時速130km走行だから神経が疲れるんですよね。早く息子が免許とってくんないかなー。