Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

生後4年3ヶ月の成長記録

2017-09-27 | 成長記録

【4歳3ヶ月】
今日から南仏キャバレールの家へ来ています。だから、またもや身体検査をサボりましたー。

子供の成長としては、我が双子は年中さんになって1ヶ月が経ちましたが、幼稚園ではもう全く、お昼寝をしていません。面白いね、つい先日までは先生に寝かされるから横になって、そのうち寝てしまっていたとしても、「はい、今日から新学期。お昼寝時間はありませんよ!」で、寝ないで済むなんてね。親の教育方針として昼寝をさせてほしい親御さんは毎朝、教室の入り口にあるホワイトボードへ明記しておくと、年少クラスと一緒に昼寝をさせてくれるそうです。まだまだ昼寝が必要な子もいるようです。しかし、親が書かない限り、子供が疲れてコックリコックリしていても、寝かせてくれないのがフランス! 「今日は給食中に机に突っ伏して寝てしまっていたので、夜はもっと早く寝かせてください!」とか先生に言われてしまっている親御さんを見て、ヒョエ~と驚きを隠せない日本人ママンです。

フランスの年中クラスでは、とうとうアルファベットの「音」を習い始めたようです。年少クラスでは「アルファベットの形」を教えていました。その時と同じく、やはり「名前」を使って教えているようです。例えば、息子のイニシャルは「T」。これまでは本でも看板でも「T」の文字さえ入っていれば「これは自分!」と指さしていたのが、「これはトゥだよ!」と言うようになりました。友達のイニシャル「F」があれば、「フー、フー、フラビオ!」だとか、「C」があれば「コ、コ、コリーヌ!」とやっている。Tをアルファベット読みで「テ(英語でティーのこと)」と言わないあたり、フォネティック(音声学)で教えているのでしょう。フォネティックとは、アルファベットの読み方ではなくて、そのアルファベットが単語となる時にどんな音になるか、みたいなものです。
さて、問題は娘の方。娘のイニシャルは「H」です。フランス語では無声音、そう、音が存在しないのです。あっても無視、みたいな。おそらく先生は上手に教えてくれたと思うのですが、娘にしてみれば「読まない音は不要!」ぐらいに考えたようで、いきなり宣言したんです。「今日から私、Hを捨てる!」はぁ~?


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生後4年2ヶ月の成長記録

2017-08-27 | 成長記録

【4歳2ヶ月】
今年もシャモニの最大イベントがやってまいりました。ウルトラトレイルと言うトレラン大会、山の中を走るマラソンレースです。ママンはこの時期(だけ)、超が付くぐらい多忙になります。このレースは日本のランナーに人気があり、参加者やそのご家族がワンサカとシャモニへ入ってきますからね。


それで今年も、義両親へ泊まり込みで来てもらっています。ここで双子の成長ぶりを記録しておくと、ようやく、やっと、とうとう、祖父母へ完全預けができる年齢になりました~☆ パンパカパーン
つまり、ママンが一緒についていなくても、祖父母と留守番やら買い物やら、4人で仲良くやってくれています。くぅ~、嬉しい!
しかしね、双子に文句言われる前に補足しておくと、義両親を信用しきって丸投げ出来なかったのは、このワタクシの方・・・なんかね、双子育児は本当に体力勝負だから、70歳こえた老夫婦に全部を託すことが心配で心配で。しかし今年は、双子が言えば分かる、キチンと理解できる年齢に達したと太鼓判を押せるまでに成長しましたから!


双子のお世話をしてもらっているのに、私は何も家のことが出来ず、今夜もバーベキューで晩ご飯です。その場で焼くだけだからさー。炭火焼き最高!
そういう理由もありながら、本当は主人が自慢げなのです。この、我が家のバーベキュー、なんと主人が1人で作り上げました。キットだけどさ。でも、石だから本当に重いんです。私はハラハラしました。作業中の事故とか? 違う、違う。主人の日曜大工に信用なくて、焼いてる途中に崩れてこないかとか…。
しかしね、避暑地出るシャモニの夏はもう終わろうとしているのにバーベキューなんて、今ごろ感ハンパないですね。


そろそろ夜風が秋の気配ですね。秋が近くなると探したくなるのが、キノコ。我が双子、パパとキノコ狩りに出かけて、アンズ茸( Girolle )を取ってこられるまでになりました。美味いんだ、これが。早く夕飯になるぐらいの量を取ってこれるようになっておくれ。


今回はもう、身体検査をやってる場合じゃないぐらい忙しいので、あともう一つ、子供の成長を。
文字(アルファベット)が双子の頭の中で、確実なものになってきました。まだ大文字のみですが(フランスの幼稚園では大文字から教えます)。実は、双子の従弟・ハチベエ君の誕生日があり、そのバースデーカードを今年も手作りしたんです。
自分が気に入ったカードを買ってきて、メッセージ代わりに、折り紙を折って貼り付けました。季節外れの「イースターエッグ」を折っているのは、ご愛敬。


そして、「HAPPY BIRTHDY」と書く代わりにアルファベットシールを貼ってデコレーションしたのですが・・・


ほらね、こうやってシールを山にした中から、ママンが読み上げたアルファベットを、探して拾い出して順番に貼っていけるんですよ!


時に、どうして息子はいつも、“逆さ”で作業をしちゃうんだろう。この時も、そう。カードが反対のままだったから、「逆だよ!」と指摘したら、カードの向きを変えるんじゃなくて、シールの向きを変えた!
絵本をパラパラめくっている時も本が逆さまなことが多いし、絵を描くときはさすがに上から下へだけど、塗り絵なんかも絵が上下逆さになったまま塗り進めていることが多いです。いまだに鏡文字を書いてしまうあたり、本当は左利きなのかなあ?


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4歳児健診

2017-08-06 | 成長記録

【4歳1ヶ月】
4歳児健診へ行ってきました。もうさ、4歳にもなると健診とか、確実に存在を忘れるよね。今回もたまたま娘の具合が良くないので、医者に診てもらったら~というところに端を発し、「あー、あー、そう言えば!健診とか、あったよね…」な、わけでして。
その、具合が悪い件ですが、とにかく「耳が痛い」と大騒ぎするのです。夏休みの課題(?)「山を歩こう」にあたって、山のケーブル類へ乗ることが多いのですが、高度を上げると必ず痛がる。まあ、これは、耳抜きが出来ないだけなのかなあ?で済ませられるのですが、車で走っている時にトンネルへ入れば騒ぐ、雨が降りそうな天候にかわる時に騒ぐ・・・って、気圧の変化に敏感?
結論を先に言いますと、医者は「問題ナシ」と診断しました。でも、小児科医ではないので、専門家に診てもらえるよう、紹介状を書いてくれました。秋になって主人が時間を取れるようになったら、遠くの大病院まで行ってきたいと思います。
あー、そうそう、今回初めて主人ナシで健診へ行ったよー。ママンが一人で双子を医者に連れていけるようになった! 大きくなったな~、双子も。そして、私も…。

●息子:
-46ヶ月自宅体重測定15.7kg → 47ヶ月自宅体重測定15.2kg
-46ヶ月自宅身長測定96cm → 47ヶ月自宅身長測定98cm
-46ヶ月足測定17cm → 47ヶ月足測定17cm
●娘:
-46ヶ月自宅体重測定12.7kg → 47ヶ月自宅体重測定12.0kg
-46ヶ月自宅身長測定95cm → 47ヶ月自宅身長測定96cm
-46ヶ月足測定15cm → 47ヶ月足測定16cm

<4歳児健診でのチェック項目>
〇洋服が自分で脱げるか?
〇グループ遊びができるか?
〇前へジャンプすることが出来るか?
〇1本足で3秒間立っていられるか?
〇オモラシしないか?
〇オネショしないか?
〇自分の性別が分かっているか?
〇3色以上を知っているか?
〇文章で話すことが出来るか?
〇冠詞(英語のthe)と前置詞(英語のat、in、ofなどの類)を使っているか?
〇「人間」を3つのパーツ構成で描くことが出来るか?

洋服の着脱は、出来ます。でも、やらない。息子の方。何でか?・・・ただの甘えっ子です。いつも最後にはママンが根負けして、バスの時間を気にしながら時計とにらめっこして着せています…。

娘はどこへいっても友達の輪の中に入っていける子です。息子は・・・こっそり柱から幼稚園の教室をのぞき見していると、ひとりでボーッとしていることもある。が、そこは双子、ふと我に返って、あれ、何しよう?となった時、迷いなく相方の元へ近寄るので、なんだかはた目には二人そろってグループの中で楽しくやっているように見えてしまうのですが…。

ジャンプは息子の得意技! 通っていた体操教室では、跳び箱の上からマットへ大ジャンプを決める!というものがあり、子供に大人気。しかし、見ているママンは怖くていつもハラハラ。


ジャンプと言えば、究極の遊び「ケン・ケン・パッ」が、最近ようやくまともに出来るようになりました。この昭和な遊び、知っていますか~? 娘が大好きなんです。いつも「ケン~、ケン~・・・」とフラフラしながらも1本足で立ったままリズムをとっているので、3秒間1本足立ちもクリアでしょう。


トイトレの件。オモラシはしません、基本・・・と書いたけど、娘が常に心配。幼稚園ではほとんどパンツを濡らさなくても、週末の家にいる時は気が抜けているのか、蓋付きバケツにパンツがたまっているんです。もう4歳にもなると、気持ち悪いとなると自分でサッサとパンツをはき替えて、シレ~ッとしてますよ。でもやっぱり娘の性格を考えると、人前で粗相をしちゃったなんて、明日から幼稚園へ行きたくない!と言い出しかねないので、たしょう湿った程度では外に漏れない、トイトレパンツの一番薄いものをはかせていたりします。オモラシがこんなだから、オネショなんて、当然! ママンはもう、防水シーツの洗濯なんて苦にならないぐらい、日常化しています。かたや、息子。完璧です! あの、幼稚園への入園条件である「(オムツでなく)パンツで生活できること」にギリギリまでストレスを感じて泣いた日々は何だったのでしょう? そんな経緯がありますからね、娘がちょっと危うい…ぐらいでは、もう「あぁ、そうか…」ぐらいで、どーでも動揺しないママンです。

我が双子、男女の区別はついています。だって、ついこの間までは面白半分に「うんち」「おしっこ」と連呼していたのが、最近は「チンチン」「オマタ」「オシリ」ですから。男女の違いに興味が出てきている証ですね。

性別の事もそうですが、色の名前も年少クラスで学びます。冠詞も前置詞も、幼稚園で指導が入っているのが、日々の言葉の使い方の変遷で分かります。ある日突然、一つひとつの単語に冠詞をつけるようになります。英語は「 the 」の一言で済みますが、でもフランス語のそれは複数あって、使い分けなければいけないんです。規則性があるわけではないので、全ては暗記です。主人も次第に、冠詞が正しくなければ言い直させるようになりました。フランス人である主人が言うには、フランス育ちと外国人の見分け方は、フランス語の発音もそうだけれど、この冠詞が上手に使えているかでも判断できる、そのぐらい重要なんだそうです。ママンが通っていたフランス語教室でも、高度な文法を教える傍ら、冠詞をビシビシ直されましたから。

そして、今回の健診項目で一番ママンの関心を引いたもの、「人間を描けるか」です。私は子育てをするまで、「幼児は最初に頭から手足が生えた頭足人を描くところから始まり、成長に従って頭と体と足を分けて描き始める」なんて知らなかったから、年少クラスの最後に、1年間に我が子が描いた人の絵を綴った、『私の人物画ノート( Le cahier de mes bonshommes )』ものを貰った時には、感動すらありました。

入園直後の9月。左・息子、右・娘。最初はやはり息子も、頭足人だったようです。娘の方は・・・虫ですか?


10月。すでに息子は頭足人ではなくなり、3つのパーツで描き始めています! 娘はここでようやく、人らしい形に。


11月。娘の絵がヒヨコに戻る・・・


入園してから半年たった3月。娘も頭足人を脱出! しかし、この時すでに息子は、指まで描くようになっています。


4月。うぉっ! 息子の絵に、歯と髪が生えました。これって、赤ちゃんの成長みたいですよね。


年少組終業の6月。息子のには眉毛まで生えています。娘はようやく、髪が生えたとこ。


双子でも成長速度が異なるんだもの、早い遅いだなんて、まったく気にしなくていいんですけどね。

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祝☆4歳

2017-06-28 | 成長記録

【4歳0ヶ月】
昨日は我が双子の誕生日、とうとう4歳になりました。


なぜ誕生日当日にブログ日記を書いていないかと言うと、こちらの写真が届くのを待っていたんです! 幼稚園での誕生日会、先生が写真を撮ってくれることを知っていたので、「絶対にその写真をください!」とけっこう強引にお願いしておきました。
それで届いた写真を見てママン、「あれ・・・」。娘は昨日、一番大好きなワンピースを着ていったはずなのに、どうやら誕生日会は昼寝の後に行われたらしい。家では毎晩と言っていいほどオネショする娘も、幼稚園では滅多にオモラシをしたことがないのに、なぜか誕生日の当日に見事、昼寝でオネショしてしまった・・・そして着替えた洋服は、どうでもいいTシャツと無地のレギンス・・・ついてないね。


ケーキも2つ焼きました。ハイ、もちろんママンが頑張らせていただきました。だって、双子は6月末の誕生日、9月から始まるフランスの学校では学年末にあたり、ほぼクラス最後の誕生日会となるわけで、これまで幾つものバースデーケーキが目の前を通過して、もう自分たちの番がきたら気分はクライマックス! クラスの中で一番のケーキにしてくれないと許さないぞ、ぐらいの勢いでしたから…。
朝起きてきて、いの一番にケーキの出来栄えを確かめる双子・・・信用ないなあ。


技がないので、取り合えず黒と白を。泣く子も黙るチョコレートケーキと、サルでも失敗しないというヨーグルトケーキで。自宅パーティー用も含めて、失敗しながらケーキを6つも焼いた・・・ハァハァハァ・・・誕生日前日より試作を焼かされた。もうしばらく見たくない、小麦粉も卵も砂糖も。


何をかくそう、この息子用のチョコレートケーキの方をデコレーションしたのは、キッチンとは無縁のパパ!!! マーブルチョコやらバースデープレートやらチョコペンやら、デコレーション材料を全部そろえて買い求めてきたのも、パパ!! この写真を撮っている時間、実は幼稚園へ持っていく当日の朝6時! 前夜に失敗して、チョコを塗りなおして固め、早朝に仕上げをして、ギリギリセーフ。


夜は夜で、もう一度、フ~ッ。うまい写真を撮らせるために、双子をテーブルの上にのせるパパ・・・
でも、もう4歳って、「今日は特別で、本当はテーブルの上になんて、のってはいけない」ことが言わなくても分かる年なんですねえ・・・はぁ、感心。


4歳の誕生日プレゼントは、自転車。皆さん、ペダルがないのがお分かりでしょうか。これは自転車屋さんから聞いた補助輪ナシを乗りこなす近道なんだそうで。まずはストライダーの要領で足蹴りでハンドル操作のバランスを覚え、次にしっかりとブレーキを握って止まることを教えてからペダルを付けてあげれば、足でペダルを回すことに集中できるんだそうです。
しかし、自転車を乗りこなす一番の鍵は、「自転車が好き」であることが大前提だと思うので、実は事前に双子を自転車屋へ連れていって、本人にデザインを選ばせています。当日まで隠しておいたから、やっぱり嬉しそう。


双子の誕生日は母である私のメモリアル・デーでもあるのですが、準備にバタバタ。ディナーを準備する頃には力尽き果てて、未だ余韻に浸れたことないんですけど…。今年もカレーライスになっちゃいました。昨年の誕生日にも、同じことしてたよなあ・・・あ~、ママンの方には進歩ナシ。


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生後3歳11ヶ月の成長記録

2017-05-27 | 成長記録

【3歳11ヶ月】
まだ5月なのに、異常に暑くないですかー?
今日は、明日に出場するトレランレースのゼッケン受け取りのために、シャモニから約1時間ドライブでアヌシー( Annecy )へ行ってきたのですが、気温30度を超えていましたよ・・・フランス全土が暑いんです。フランスって、クーラーどころか扇風機を持っている家庭も少ないですからねー、この夏はどうなることやら? レースでも、最低限500ccの水を背負って走らなければならないと言うルールがあるんですが、それが1.5リットルにまで引き上げられ、直前にルール改訂となりました。走るには重い分だけハンデになるんですが、明日はそれも速攻、飲み干しそうに暑くなることが予想されていますからね~。


さて、我が双子も4歳まであと少し! カウントダウンに入ってきました。最近の困りネタとしては、何でも「張り合う」。外遊びをしていても、家遊びをしていても、基本はいつも一緒の仲良しなのですが、最後には「自分の方がスゴイ!」「自分の方が上手に出来た!」「自分のを(先に)見て、見てー!」と。一つしかないと取り合うし、それがゴミでも興味なかったものでもデッドヒートするし、逆に気が合いすぎて、同じものが2つあっても相手のモノを欲しがったり。果ては、親の愛情まで張り合う始末。当然、その後は「どちらかが泣く」という展開に。自分の方を見てほしいから、ついつい張り合ってしまうんでしょうね。何だかね、常に張り合ってお互いを出し抜かなければ、親が自分の方を見てくれないと感じてしまう双子が、ちょっと不憫ですね。「自分が一番になったよ!」という経験を、それぞれにさせてやらなければいけないんだろうなあ、とは思うんですけど。
そう思っていた矢先、幼稚園で先生との面談がありました。9月から始まった幼稚園年初クラスもあと1ヶ月、6月末で終業だからです。フランスって子供の教育にすごく重点を置いている国ですね。まだ幼稚園へ入って一年も経たない年少クラスなのに、他にも何人かのお母さんがアポイントを入れていました。我が家の問題点は、「来年からのクラス割で、双子を同じクラスに据え置くか、離すか」です。幼稚園の方針では、「年中クラスから別々にする」となっているのですが、両親の意見も聞き入れてくれる、優しい先生です。ちなみに、同学年にもう一組、双子がいるんですけど、そちらのクラスでは担任と話をすることもなかったと言っていたから、子供の学校生活って、先生の“当たり外れ”で結構、左右されちゃうんモノなんだろうなあ。
それで、面談では私・ママンの意見が尊重されました。つまり、来年も一緒のクラスに。私の意見としては、我が家は双子と言っても男女の違いがあって、友人も遊び方も自然に分かれていくだろうから、無理やり離す必要はない、それよりも、相方がいつも近くにいる安心感から余計なことを考えずに心から園生活を楽しんでもらいたい、と思っているのです。いや、そう考えていました、ついこの間までは。しかし、最近の双子が張り合う様子だとか、社交的な娘と違って友達作りも不器用な息子が一人立ちしていく機会を奪ってしまうことにつながるんじゃないかな~と考えるにつれ、本当は離す時期に着ているんじゃないかと悩みます。
ちなみに、先に登場したもう一組の双子ボーイ、来年度からは別々のクラスにするんですって。そのお母さんは、私の不安と同じく、生まれた時から一緒の存在を引き離すなんて、もう少し心が大きくなるまで待っていてあげてもいいんじゃ?な考えなのですが、そのお父さんの考えでは、双子の間に競争心を作らせる環境にはしない、と。昨今のフランス家庭では、少なくとも私の周りでは、競争社会を好まない傾向にあるように思います。特にここ、シャモニはスポーツ王国で、多くのアスリートの卵が勉強そっちのけで競技で勝つことに力を入れてしまっているから、それを嫌悪する人が増えるのもおかしくないかも、ですね。でも、一番の理由は、これ笑っちゃったんですけど、双子の顔がそっくりで、友達さえも間違えるからクラスを分けるようにするんですって!

●息子:
-46ヶ月自宅体重測定15.7kg → 47ヶ月自宅体重測定15.2kg
-46ヶ月自宅身長測定96cm → 47ヶ月自宅身長測定98cm
-46ヶ月足測定17cm → 47ヶ月足測定17cm
●娘:
-46ヶ月自宅体重測定12.7kg → 47ヶ月自宅体重測定12.0kg
-46ヶ月自宅身長測定95cm → 47ヶ月自宅身長測定96cm
-46ヶ月足測定15cm → 47ヶ月足測定16cm


~おまけ~
今日、アヌシーから帰ろうとして車へ乗り込み、ふと総合走行距離数に目をやると・・・「123456」!!


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