Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

お絵描き

2015-02-26 | 生後19ヶ月

「いつからお絵描きするようになるのかな?」なんて考えたこともなかったのですが、最近は私の握っているボールペンが気になるようで、気になるようで…。でも、私は怖かったんです。このペンを渡してしまったら、壁一面に落書きが走るかも!(←私自身がやりましたから…)
そんなわけで、絵を描いたことのなかった我が双子なのですが、主人がとうとう、紙と鉛筆を手渡してしまいました。でもこれが、息子には面白かったようで、ずーっと鉛筆を走らせていました。もう鉛筆もしっかり握れるし、点ではなく線が描けるわけだから、赤ちゃんはもう少し前からお絵描きができるようになるんでしょうね。1歳を過ぎた頃から少しずつ描かせてあげればよかった。


そんな風に気を抜いていたら、やられました!絵本にも、ロディのお尻にも、モジャ書きの跡…。どうやったら、書いていい物と書いてはいけない物を教えることができるのか?それに、ボールペンは舐めるだけでなく、放っておくと解体し始めるので、好きなように触らせるわけにはいかず、いつでも好きな時に安全に描けるものはないかなあと考えていたんですけど、ありました、ありました、お絵かきボード。磁石の作用で線が描けるアレです。これは実両親が、日本語を習い始めた主人へひらがなの練習用にと、その昔にプレゼントしてくれたものです。

しばらく忘れられていたのに、今ここにきて大活躍中!まずは主人が描いて見せました。主人の絵のセンスの無さを実感します…。だってね、フランスでは小学校ぐらいまでしか図画の授業がないんですって。


娘は絵本ほど興味がないらしく、線を描くことよりも、真っ黒に塗りつぶしたがります。壁一面に落書きするとしたら、こっちの子だな。


このお絵かきボードを置いておくと、息子はコチョコチョといつも何かを描いています。私が先日、息子のお気に入りぬいぐるみであるネズミの顔を描いてあげました。そうしたら本当に驚いた顔をして、まるでたった今、絵を描くとはこういうことか!と閃きが走ったような表情をするのです。その顔にママンもハッとさせられました。そうね、もっと前から鉛筆を持たせないまでも、絵を描いて見せてあげることだって出来たのにね。日々の生活に追われ始めているなあと、反省しました。


初☆ヘアーカット

2015-02-24 | 生後19ヶ月

我が双子の、悲しいぐらいに生えてこなかった髪もようやく生えそろい、今頃になってようやく、出産準備品だったヘアブラシでとかせるぐらいになりました。そしてここ最近、前髪が目にかかるぐらいまでのびてちょっとヒッピーな感じになってきてしまっていたので、主人と誰が切るかでもめたんですけど、私たち相互に、自分でやる自信が全然ない…、相手のセンスも信用おけない…、と言うことで、知人の美容師さんへ自宅に来てもらいました。
散髪するにはハイチェアへ座らせるかな?とか考えていたんですけど、親のヒザ上が一番、とのこと。まあ、プロですわ。早い、早い。泣き叫ぶ赤ちゃんをものともせず、いや、親が一番心配していたこと、美容師さんが赤ちゃんの扱いに慣れている!逃げ回る動きを読んでいる感じ。
息子は、髪の毛1本1本に神経が通っているんじゃないかと言うほど、ハサミを入れる毎に泣き叫ぶ…。


健診の時もそうだったのですが、髪を切られている瞬間は「助けて~」と言わんばかり目に涙をためてママンを直視してきます。うぅ~、これがつらいんですよ。ママンは何もしてあげられない…。医者も言っていましたが、通常は1歳も過ぎると病院も散髪もそれなりに経験済みだから、ここまで大泣きはしないそうなんですが、家は病気になっても病院へ行かずにすぐに薬を飲ませちゃう人がいるし、髪も細くて私のようにボサボサにはならないからハサミをあてたこともないわけで・・・最近は泣き声も大きいから耳に残る!


娘の髪形、「日本人ぽく切ってみたわよ!」と言うけれど、それってコケシ人形のことですか?(フランスにはコケシ人形のキャラクターグッズがあるんです!あれは可愛いか?)
ところで、家の双子、つむじが同じ側にないことを発見!まあ、二卵性だもんね…。



フランス人の香水好きはこうして始まる!

2015-02-21 | 生後19ヶ月

昨日は保育園でも、スキーウェアを着て園庭で遊ばせてくれたそうです。私が保育士さんに「でも、娘はサングラスを嫌がるでしょ?」と聞くと、「いいえ、帽子も手袋もちゃんとかぶっていますよ。」とのこと・・・1歳半にしてすでに、外面見せているのかー?
さて、汗をかくほどに動いた日の夜、お風呂から上がった双子へパジャマを着せながら主人が、何で頭を洗っているのか聞いてきました。私にはシャンプーなんて考えにも及ばなくて、産まれた時から同じ、頭からお尻まで新生児用ボディソープ1本で洗っています。すると、主人から驚く発言・・・「1歳半ぐらいの子はもう、香水を使うんだけど…。」何ですとー!? 私なんて大人になってからプレゼントで貰ったから使っているぐらいの位置づけの香水を、フランスの子は赤ちゃんの時から使うんですか?そう言えば、日本で一度も聞かれたことがないのにフランスでよく聞かれる質問、「いつもつけている香水はなんですか?」
そもそも、主人がそんなことを言い出すなんて、家の子は臭い?私は、赤ちゃんの匂いは今だけと思って気にもとめてなかったんですけど、小さい頃から香水文化で生きてきたフランス人の主人に言わせると、体臭や汗の臭いをさせないのがエチケットなんだそうで…。そんなフランス、香水屋には(そうそう、八百屋、本屋、靴屋に並んで“香水屋”があるんですよ、フランスは!)大人用と並んで赤ちゃん用のコーナーがあったり、赤ちゃん用品店にはぬいぐるみとセットで赤ちゃん香水がギフト商品として売られていたりします。ちなみに、薬局でも取り扱っていますよ!


それで我が双子、香水に代えて、フレグランス入りシャンプーデビューです!ロッシュ・ポゼ( La Roche-Posay )社のケリウム・エクストラ・ジェントル( Kerium doux extrême )シャンプーを使うことにしました。温泉水の効果で皮膚本来の機能を保つ効果があり、地肌に優しいシャンプーです。家族で使え、何と言ってもね、目に入っても痛くないそうです!これ、大事でしょ。洗髪嫌いにはなってほしくないですからねえ。


今夜の主人、お風呂上りの双子にパジャマを着せながら「良い匂いだねえ~」を連発していましたよ。フランスの子供たち、親が喜ぶ顔を見る→香水をつけることが日常になっていく→鼻がどんどん敏感になってつけずにはいられなくなる・・・なんでしょうね。


歯磨きさせるにはバスタイム

2015-02-16 | 生後19ヶ月

昨日のようなお菓子を食べた後は特に、歯磨きをさぼれません。当初は歯磨きが嫌で嫌で、羽交い絞めにしてママンが無理やり磨いていたのですが、そもそも口をゆすぐ「クチュクチュペッ」が出来ない(教えられない…)から、大好きなお風呂の時に磨くようにしてみました。そうしたら、家の子はお風呂好きなので、お湯の中だと楽しんで磨かせてくれるんです。そして、その後にシャワーのお湯を体にかける振りをして、口の中も一緒に洗い流してしまっています(こういうのダメ?)。
そうしたらね、とうとう娘が、自分で歯ブラシを持ってゴシゴシやり始めたんです!ちょっとぐらいヨダレが垂れても、歯磨き粉が飛んでも、お風呂場だからママンはニコニコして見ていられます。


ところで娘、奥歯が生え始めています!全部で12本。息子の方がよく食べるのに、歯が生えるのは遅いなんて、面白いですね。


スーパー☆カー

2015-02-05 | 生後19ヶ月

主人が休みなので我が双子を外遊びに連れ出してあげたいけれど、また天気が悪いうえに今日は風があって寒い。先日の雪降る森でのベビーキャリア散歩のことを会社で話したら、上司に「気をつけないと、子供が死んじゃうよ!」と注意されました。シャモニにあるグラン・モンテスキー場で、お父さんが子供をベビーキャリアで背負ってスキーを楽しんでいたら、家へ帰って気がつけば背中の子供は凍死していたって!ひぇ~。
そんな話を聞いてしまえば、気温の低い日に外へなんて連れ出したくない。されど、双子のエネルギー発散場所が欲しい!とばかりに、大型スーパーへ出かけました。店内を歩かせてしまう作戦。
これまで行ったことのなかったスーパーへ足をのばしてみれば、良いものがありました。車型のカートです。通常の子供イスに加え、前の車部分にもう一人のせられるから、双子だけでなく兄弟連れママンにも大助かりだと思います。
スーパーのカートには初めて乗せるので、まずはお尻の大きいから安定して座っていられるだろう息子をイスへ、車には安全ベルトがついているので、小さいけれど娘を運転席に座らせました。

「おっ、これは楽ちん♪」と思ったのも束の間、息子が大好きな車に気がついて、ガン見。


アーアー言い出したので、主人が白クマで気をそらしてみる。その間、娘はご満悦でハンドル操作まで真似している。


でもやっぱり、白クマなんかより車が気になって仕方ない息子。


強行突破でこの後、店内をまわって買い物するのですが、何が起きたかなんて、子育てしたことのない人でも容易に想像できるでしょう・・・途中で大騒ぎになって入れ替え、されど、車を降ろされた娘はふんぞり返って怒る…。ベビーカーのように2人用車カートもあればいいのに。