生後277日目、９ヶ月目ちょうどの誕生日には、キャバレールにいて測定ができなかったため３日遅れですが…。
二人とも支えがあれば、バランスをとって安定したおすわりが出来るようになりましたが、まだまだ目をかけていてあげないと、とんでもない恰好で崩れています。指先を使って物が握れるようになり、おもちゃも選ぶようになりました。とにかく相方の持っている物が気になり、小競り合いが続きます。まだ、ずりばいも、はいはいも、しませんが、寝がえりを駆使して、気がつけばプレイマットの場外に転がって、観葉植物やら電気コードやらを“試食”しています。
息子の人見知りは継続中、ベビーカーを覗きこまれる度に大泣きして、とうとうママンは立ち寄り禁止のお店が何軒か出来てしまいました。娘は、その点は回復で笑顔を振りまくほど、しかし、しばらく治まっていた「お母ちゃん子」が再発して、何をするにもパパではなくママンでないと「嫌―っ！」なようで…。嬉しいけど嬉しくない！
●息子：
－８ヶ月健診時の体重7,900ｇ → ９ヶ月自宅身体測定8,000ｇ
－８ヶ月健診時の身長66cm → ９ヶ月自宅身体測定70cm
●娘：
－８ヶ月健診時の体重7,200ｇ → ９ヶ月自宅身体測定6,600ｇ
－８ヶ月健診時の身長68cm → ９ヶ月自宅身体測定65cm
もう自宅測定なんて、めちゃくちゃだね。
双子が９ヶ月となった日に、私は１つ、歳をとりました。昔から「早く子供を産め。早く子供を産め。」と、結婚のケの字もない頃から聞かされていた実両親のセリフは、今になって痛いほど身にしみています。それは、双子妊娠であることよりも、高齢出産であったことが、本当に身体にこたえました。私は、体力には自信があった方です。それでも、最近になってようやく身体が戻ってきたなあと感じられ、やっと自発的に「外へ出たい」と思うようになりました。管理入院をしたあの日から、もう約１年が経とうとしています。そのぐらい出産は大仕事です。元フィギュアスケート選手の安藤美姫さんが出産後２ヶ月半でアイスショーに出ましたが、これがどんなにすごいことか、子供を産んだことのある人なら皆、驚いたことでしょう。私はその域までいこうとは思いませんが、また以前のように走り始めました。子供も主人も起きる前の早朝に。こうやって以前の生活リズムをつかみ始めることで、私の中でようやく、長いながーい出産が終わった感があります。
田舎に暮らす私たちは、赤ちゃんと言えど生後間もない頃から、遠かれ近かれ車移動は必須です。車内という狭い空間で、いかにご機嫌に過ごしてもらうか、ドライブ中のおもちゃ選択には常に頭を悩ませてきました。小さな音の出る玩具は、赤ちゃんの手から離れてしまうともう、どこにいったのか拾ってもあげられず、かといって、大きなぬいぐるみはそれだけで場所を取ってしまう。そうなると、上から吊るモビールのおもちゃが本当に助かります。
義両親からいただいたコアラ・・・どうしてフランスの人形は色の配色がチンドン屋なのでしょう？日本人の美的感覚からは絶対に真似のできない水色とオレンジ色…。（私のように）洋服のセンスが悪くなってはいけないので双子には見せないよう隠しておいたのですが、主人がこれを気に入ってしまった。トホホ
フランスの義妹夫妻からいただいたサル・・・オルゴール人形なので、ぐずりだしたらすぐにお尻の紐を引っ張り、メロディーを流してあやします。電池を使っていないので、暑くなる車内でもつけっ放しです。
そして今回の新規投入はタイニー・ラブ社の「テイク・アロング・プリンセス・モビール」、日本の義妹が選んでくれた携帯メリーです。キャバレールへ出かける時は寝かしつけのためにいつも持参していたのですが、あれ？チャイルドシートに付けられるよ、これ！大半のベッドメリーの装着部のようにベビーベッドの柵越しにネジではめるタイプではなく、柵を上から挟むようにして装着するよう出来ているので、布製の簡易ベビーベッドもチャイルドシートも、ベビーカーにも使えます。
それにしても家の子、飽きるのは早いと聞くベッドメリーですが、９か月になった今でも大好き、スイッチを入れてあげると途端に泣きやみます。単純なのかな？
私には今回、気になっていたことが1つ。それは娘の誕生記念に植えたザクロの木。これが前回は、葉っぱ1枚を残すのみとなっていて、山崩れまで起こした豪雨のせいで木が死んでしまったのか、それともただの休眠期なのか、今回はどうなっているかとドキドキして庭へおりて見に行きました。常に目の掛けられない土地に記念植樹は、失敗だったかも・・・誕生記念が育たないままダメにしてしまったら、ちょっと縁起悪いかなあ、なんて思ったり。主人は「まだ１歳前だから植え直せばいいよ」なんて、３秒ルールみたいなことを言い出しています。ほんっとにラテン系なんだから…。
庭へ通じる階段を下りて行くと、そこにありました。若葉が青々して、娘のように元気に育っています！ホッとしましたよ。
そこへ、柵越しにお隣さんが現れて、「先日、大きなイノシシが現れてさ…」と話してくれたことによると、そのおじさんの家と反対側のお隣さんの家では、ここもバカンス・ハウスなのでシーズン・オフの今は誰も住んでいないのですが、イノシシが庭じゅうを掘り起こしたあげく、こちらのお宅は海がよく見えるよう柵を設置していないのでテラスにまで上がり、飾ってあった陶製の置物やら何やらをめちゃくちゃに破壊してしまったそう。
家の庭も何だか荒れた感じに見えたのは、イノシシが駆け抜けていったからなのね。あれ？気がつけば、娘のザクロ、息子のミモザ、双子の従弟・ハチベエくんのオリーブを残し、後から主人が植えた若木が全部、掘り起こされてる！３本だけ無害なんて、木の精霊が守ってくれた？
ちなみに、テラスにドーンと生えていた大きな糸杉は、幹だけ残してもう後かたもなく、義兄のことを木の精霊の仕業にしてはいけないけれど、それでもドーンと暗くなってしまうのでした。
今日は朝早くから大騒動。キャバレールの我が家に、ジャグジーが届きました！アメリカから何ヶ月もかかって船で運ばれてきて、来週には来る、やっぱり再来週になったと、南仏の洪水事情に振り回され、搬入が遅れ遅れでしたが、まさに私の誕生日に届きました！ただの偶然ですが…。
海を眺めながら泡ブクブク、あー、それだけでゴージャス☆さて、そのテラスへどう搬入するか？この長屋のようなお隣さん同士がくっついた造りでは、玄関を通らないものはクレーンで吊って屋根を超えさせるしか方法がないとのことで、朝から近所迷惑な轟音と共に重機が入ってきての大作業でした。
最近はプールやホテルでも見かけることの多くなったジャグジーですが、水流と振動でのマッサージ効果だけでなく、ダイエット効果もあるそうです！！ジェットバスの泡が脂肪分解を促進するそう。さらには、マイナスイオンを含んだブクブクの泡が血行を促進し、お肌もツルツル効果の期待大です。化学的なものを使わずダイエットに美肌、体に一番やさしいエステではありませんか!?
キャバレールへ来ています。今回は途中に寄り道をして、アネロン村（ Anneyron ）にあるジャス陶磁器（ Jars Céramistes ）の工場（ http://www.jarsceramistes.com/ ）へ行ってきました。工場？そう、150年以上の伝統あるこちらの製造窯元では、出荷販売が出来ないキズものを、工場片隅にあるショップで安く売っているのです。レストランやホテルでも使われている、ナチュラルな色合いが美しいことで有名なあの食器を、大人買いできるんですよ！シャモニの我が家の食器類もジャスの器が多いのですが、実はここのアウトレット品だったりします。キズものと言っても欠けたりゆがんだりしているのではなく、発色が悪いとかそんな程度です。
ジャスの器は、本当に色が美しい。今回購入したティーポットと、そろいのミルクポットも、真珠の白に海の青が足されている作品。素敵です。粘土、釉薬ともに自然な原材料を使用して環境にも優しく、釉薬と焼成のバランスによって生み出されるナチュラルな色づかいは、フランスの食器でありながらどこか、和食器の風情も感じます。私は煮物も中華も盛りますが、馴染みます。この美しい色づかいの技術は、門外不出なんだそうですよ。
創業者の『実用的なものを美しく』の理念どおり、きれいな色形だけでなく、普段使いにふさわしい食器たちです。丈夫だから、電子レンジにかける、食洗機で洗う、重ねて収納する、何でも来いです。今も一貫して自社のみの生産を行っていますから、まさに「メイド・イン・フランス」ですね。