Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

学校では教えてくれない?フランス語~カカ・ブーダン~

2016-09-30 | フランス小ネタ

【3歳3ヶ月】
とうとう我が双子が言い始めました・・・「カカ・ブーダン! Caca boudin! 」
ママンもこの言葉は知っていましたがねぇ、まさか3歳でもう、使い始めるとは!

「カカ Caca 」はウンチのこと。そして、「ブーダン boudin 」とは、フランスの食べ物で、豚の血と脂で作られた黒いソーセージ。この食物と排泄物、一体どんな関係が?
百聞は一見にしかず。肉屋の店頭でブーダンの写真を撮ってきました!


「そのまんまじゃーん!」と思われた日本の方、多いでしょうねえ・・・はい、まさにウンチのような出で立ちなんです。が、家は大好きで、よく食卓に登場します♪
ちなみに、ブーダンには種類があるのですが、その中でも黒ブーダンと呼ばれるものは鉄分たっぷりな、見かけにだまされず挑戦してでも食べたい食材です。それを、忘れもしない双子妊娠中、貧血に気を配り鉄分を多く採ったほうがいいと聞いてきた主人が、何度もリピートして焼いてくれましてねえ・・・よく、妊娠するとご飯が食べられなくなるとか、聞くじゃないですか。それが私、この黒ブーダンだったんですよ! 妊娠前はもう、チョー大好き。だから主人も事あるごとに買ってきては、慣れない手つきで焼いてくれたのですが、残念ながら涙ながらに食べていました。一生懸命やっている主人の姿を見ると、「コレ、食べたくない」とは言えず、心で泣きながらほぼ丸飲みしてたっけ。今でもこの事、内緒にしています。そして、不思議なことに、出産後はまた大好きな食品に戻ったんですよ! 「妊娠期は味覚が変わる」はウソじゃないですね。
で、子供たちが言う「カカ・ブーダン」なんですが、そうだなあ、分かりやすく日本語に訳すならば、小さい子たちって何でも、何を見ても、「ウンチ!ウンチ!」とはやしたてる時期があるじゃないですか。あんな感じで使います。
それから、お母さんに対して「うっせーな、クソばばあ!」というシチュエーションも多々、出てくるじゃないですか。そういう時にも活用できます。
こんな風に言われて、頭に来ないかって? ここが、母国語と外国語の違いなんでしょうが、子供にそんな風に言われてもママン、「へぇ~、そんな言葉まで知ってるんだ!」と感心してしまうわけでして・・・

ところで、我が家のトイレトレーニング、娘の方は、ほぼ完了です! ウンチもトイレで出来るようになりました。ただ、完了ではなく「ほぼ」と書いたのは、実はお尻を拭くことができないんですよ…。これ、どうやって教えるの?
また、洗濯物を増やす覚悟で子供に自分で拭く練習をさせないといけないのでしょうが、いい、もういい、今しばらくは子供のトイレのことを考えずに過ごしたい。ようやくパンツが汚れることがなくなったのだ。この余韻に浸りたいのだ・・・
ちなみに、息子の方はと言いますと、学校はお漏らしナシの全勝ながら、週末は前も後ろもダダ漏れ。学校ではすごーく神経を張って生活しているようです。
でもねー、今ようやく悟りましたよ、私。一人の子をトイレトレーニングさせる方が、だんぜん楽! 二人同時にトイトレを始めるんじゃなくて、一人に集中してクリアさせていく方が良かったように思います。そうしたら、ママンもこんなに体力とストレスを消耗させなかったはず・・・ちまたで、一人っ子にトイトレで音を上げているお母さんがいたら、私は怒るよ!

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生後3歳3ヶ月の成長記録

2016-09-27 | 成長記録

【3歳3ヶ月】
幼稚園へ入園して早1ヶ月が過ぎました。我が双子は、保育園より幼稚園の方が楽しいと、元気に通っていてくれます。そして、息子が娘に対して、お兄さんの頭角を現すようになりました。私たちはバス通学をしているのですが、朝、ウダウダしている娘に息子は「早くー!バスに乗れない!」と言ってあおったり、幼稚園へ着くとまずトイレへ行き、それから上着やカバンをコート掛けへかけて教室へ入るのですが、好き勝手に遊び始めたりして段取りを守れない娘に息子は「こっちだ!急げ!」と促したり、まあ、ママンの頼もしい味方です。遊びの面でも、これまでは娘が先導を取っていたように思うのですが、二人で楽しそうにふざけあっていても、息子のリードで物事が展開していっているような感じになりました。

●息子:
-38ヶ月自宅体重測定13.4kg → 39ヶ月自宅体重測定13.7kg
-38ヶ月自宅身長測定93cm → 39ヶ月自宅身長測定93cm
-38ヶ月足測定15cm → 39ヶ月足測定15.2cm
●娘:
-38ヶ月自宅体重測定10.9kg → 39ヶ月自宅体重測定11.3kg
-38ヶ月自宅身長測定91cm → 39ヶ月自宅身長測定90cm
-38ヶ月足測定14cm → 39ヶ月足測定14.5cm

保育園時代と幼稚園へ通いだしてからとの大きな違い、友達の名前が口から出るようになったこと! 今日は誰と遊んで、給食は誰と一緒のテーブルに座ったか等、これはこれはママンは聞いていて嬉しいのです。それから、誰が先生に怒られたのだとか、誰が欠席だったのかまで、まぁ~、一人ひとりは何を言っているのか、まだまだ頭で思ったことを「人に整理して伝える」ことは出来ないんですけどね、二人の話を総合すれば学校で何があったのかまで知れちゃいますよー。
新しく出来た友達に、ニコラ君という男の子がいます。双子の口からはほぼ毎日、ニコラという名前が出てくるから、いつもつるんでいるらしい。そんな彼に先日の帰り際、初めてお会いしました! 本当だ、明るく活発な子で、人を笑わせる才があるらしく、その日も元気に挨拶をしてくれました。お父さんに連れられて去っていくニコラ君の後ろ姿を見ながら娘が一言、「ニコラはねー、よくしゃべるんだよ。でもね、日本語は話さないんだ。何でだろう?」・・・


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幼児の習い事~体操教室~

2016-09-24 | おもちゃ・遊び

【3歳2ヶ月】
9月はフランスの新年度。だから、習い事なんかも、この9月から新しい年度が始まります。周囲のママンの声を聞くと、みんな何かしらの習い事をしている様子。「家もどこかのスポーツクラブへ入れたいなあ~」と思っておりました。我が双子、双子ゆえに常に一緒で、一緒が楽しいから他所の子を必要とせず、双子を無理やり引き離す必要はないと考えていますが、それでも、他所の子の輪の中に入っていける強さを身につけてほしいなあ、と思うからです。
そんな折、子供対象のスポーツクラブによる合同説明会が行われました。息子には柔道を、娘にはアイスホッケーをやらせたいなあと事前に下調べをしたのですが、柔道は5歳から、アイスホッケーは4歳からで、スポーツに限らず音楽やダンスのクラブであっても、3歳児が通えるものはありませんでした。そうやって情報集めに、皆に聞いて回っていたら、ある方が「MJC( Maison des jeunes et de la culture )」にも子供向けの習い事を設けてくれていることを教えてくれました。MJCと言うのは、青少年文化センターとでも言いましょうか、大人向けにはカルチャーセンター的な役割、子供向けには音楽や劇などの文化的な催しや習い事、また、長期休暇の際には学校に代わって子供を1日中あずけておける学童保育機能もある施設です。ここを訪ねてみると、嬉しいことに、14ヶ月児から入れる「体操教室」があると言うではないですか!
クラス編成は、3歳未満のクラスと、3歳以上のクラスの2種類。以前に3歳未満クラスへ2歳半の息子くんを通わせていたお母さんに聞けば、半年もするともてあまし気味になってしまって退屈となり、途中で辞めてしまったと言います。それで、ちょっとお試しで初回クラスへ行ってきました。まあ、3歳以上クラスへ入れば、我が双子より大きい子に“引っ張られる”形となって、恐れをなすことはあっても退屈はしないだろう、と踏んだわけです。
結果、大満足でしたよ~! あっという間の1時間でした。

ソファの背もたれなど高いところから遠くへジャンプする「飛び降り」ブームの息子、大きな跳び箱から何度もなんどもエンドレスで「飛び降り」を楽しんでいました。床にマットが敷かれているから、ママンも見ていて安心です~。


身軽な娘は、平均台だって怖がらずに、進行方向を向いてストストと歩けるのに(3歳ではまだ、横向きのカニ歩きになってしまうことを初めて知った!)・・・


バーを飛び越えながら走るハードルは難しいらしく、必ずつまずいていた。


ジグザグ走りなんて、家でもゲーム感覚でやってあげられそうだよね。それでもこれ、3歳児には難しいの!


クラスは5人で、3~4歳児ばかりだから力加減も運動能力もあまり差はないので、我が双子も伸び伸びと楽しそうです。そんなわけで、これから1年間、体操教室へ通ってみたいと思います。ママンも一緒にとんだりはねたりと、ちょっとハードなんだけどさ…。

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ぜったい真似できない☆フランスの指数え

2016-09-21 | フランス小ネタ

【3歳2ヶ月】
我が双子は保育園時代から図書館へ通っていて、そこでは、一人5冊まで2週間のあいだ借りられるシステムになっています。だから家には、「ママンが管理していないといけない」本が常に10冊もあるわけで・・・ちょっと、これ、神経すり減るんだよね、本当のところ。それでも、学ぶことが多いからと、学校が遠くになってしまった今でも定期的に通っているわけです。

そして昨日、なんと双子が、幼稚園の図書館からも本を借りてきました! 幼稚園に図書館があることも驚きですが、何でもアリの3歳児全員に、好きな本を選ばせて、本の貸し出しをしているのです。一人1冊、専用の本袋(と言ったって、ジップロックの袋に子供の名前が書かれているだけのものですが)に入れて、自宅まで運びます。「ひょえ~っ!」って、どこの家庭の親も思っているだろうな、今ごろ。本をなくしてはいけない、本を破ったり落書きをさせたりしてはいけない、そして、来週火曜の図書館日には、また同じようにジップロックの袋へ入れて返さなければならない。うっかり“親が”火曜日の登園時に持参し忘れちゃったりしたら、その子は本を返すまで次が借りられないから、もしかしたら子供は悲しがるだろう。このジップロックの袋も、“善意で”新しいものに替えたりすると、怒られるらしい…。
ママンも、即座にジップロック袋を取り上げて見つからないところへ保管し、図書館の本と混ざらないように「学校の本の置き場」を作りました。 

これだけ本が自由に好きなだけ読める環境にあると、次第に絵本を買わなくなりました。保育園時代には毎月とどく本の定期購読をしていたのですが、それも今年は見送りました。でもねー、アレ、良書が届くんだと思いますが、内容の面白さは、「びみょー」。

ところで、双子が図書館で面白い本を借りてきました。「数」を教える絵本なのですが、合わせて「指数え」が載っています。


「ウサギが1羽」「ウサギが2羽」・・・指での「2」の現し方が、すでに日本のそれと違うでしょ?
それが、「ウサギが3羽」」の指の形も感心するけれど、「ウサギが4羽」になると、ウソー!と言いたくなっちゃう。


ねぇ、これ、ほんと?
息子に聞いてみました、「何歳?」


そして「4」も指で出してもらいましたが、出来るんですよ~、これが。この、指がつりそうな形が!
ただし、動きが早過ぎて写真に収められません・・・主人も出来るのですが、「2、3、4・・・」と続きで指を開いていかないと出来ないそうです。
そして娘に聞かれました、「どうしてママンは出来ないの?」 「・・・」

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ビバルのルームシューズ

2016-09-18 | 赤ちゃん用品

【3歳2ヶ月】
今日は主人の誕生日。プレゼントに「バブーシュ( Babouche )」を贈りました。バブーシュとは、モロッコの伝統的な履物で、カカトを踏んで履くものなんですが、ちょうど日本のスリッパのよう。フランスでは日本のような底が固くて足を入れやすい室内履きを買うのは難しいので、このバブーシュがスリッパ代わりにピッタリなんです!


我が双子が、大きな包装紙に絵を描いて、バブーシュを一足ずつ、ラッピングしてくれましたよ~。

息子が描いたものは、「スキーゴンドラ」・・・シャモニっ子ならではなモチーフですな。


娘の最近の絵は、抽象画が多い。今日も何色も使ってカラフルに丸を描いていくので、「これは何だろう?」と聞くと、「水玉」との答えでした。ついこの間まで、水玉みたいに描いておいて、それが「キリン」だったりしたのに、3歳児ってもうすでに、そういう「模様」も描き始めるんだねえ。


ところで、双子も幼稚園で「上履き」を使っています。使っている、と言っても、雨の日と雪の日に履き替えるだけで、普段は登園したときの靴でそのまま過ごしているのが“フランス”なところですが。
この上履きは、スニーカーでもルームシューズでも、クロックスでなければ何の指定もナシなのですが(どうしてクロックスは駄目なんだろう?転びやすいから?)、「自分で履けるものを」と言われていました。それで、フランスのルームシューズに不満をもっていたママン、何を用意してあげればいいのか悩んでいたのですが、そんなところへ、おそらくこれが最後になるであろう、3歳になってから頂いた出産祝い(!)で、ビバル( Bibalou )のルームシューズ( chaussons bébé ) が届きました。これだ! これにしよう!


履かせてみてビックリ! フランスにもありました、履かせやすくて脱げにくく、そして、歩きやすいルームシューズが。実は、こんな感じのルームシューズを、1歳半を過ぎても歩かなかった双子を思ってママ友ちゃんが貸してくれたことがあったのですが、驚いたことに、それを履かせた途端に娘がハイハイ移動ではなく立って歩くようになったんですよ。足に履かせるものって重要なんだと、改めて思わされたわけです。ところが、その魔法のシューズはドイツ製だったから、探してもさがしても、このフランスの田舎あたりでは売っていなかったんですよねえ。それが、こんな形で、似たようなものに出会えるとは!

これ、本当に、我が家では魔法のシューズなんですよ。だってね、ちーっとも自分で靴を履こうとしない息子が、このシューズだけは自分でスルスルーっと履いてしまうのですもん(やっぱりね…もう自分で履ける時期に達しているんだね…と、軽く思うママン)。


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