サンタクロースからの贈り物、ベビーカーフットマフ。形はまさに、寝袋。かなり冷え込むシャモニの冬でも、中は暖かいんだろうな。どうして皆が使っているのか、購入してみて納得。あっ、違った、サンタさんからのプレゼントだった。
毎日の散歩に出かける度に、厚着を嫌がって大泣きするから出発時にはへとへとで、お次は耳が隠れる帽子とタイツを履かせるだけで、ねんねこでグルグル巻きにしていたけれど、気がつくと乱れて上半身が全開だったり、隙間から足がのぞいていたりで。ところが、そんな心配もすべて解決!今日なんて、裸足でフットマフに入れてマイナス気温の戸外へ出てしまいました。って単に、主人がタイツを履かせるのを面倒くさがっただけですけど。いかに、重労働である双子移動のストレスを少なくするかが、「双子育児は大変ではない」と自分に暗示をかけるかのカギを握っていると言えましょう!
散歩から帰ってきてしばらくすると、ドアをたたく音が。玄関を開けてみると、3人の小学生ぐらいの女の子が立っていました。なんでも、シャモニスキークラブのメンバーで、遠征費を補うため、新品の黒いシャモニとロゴが入ったニット帽を売って歩いているとのこと。私はそれを15ユーロで買いました。もしかしたら家の双子もいつの日か、シャモニと言う土地柄、何かスポーツクラブに入って同じ事をしているかもしれないなと思ったら、小さな援助をしてあげたくなったのです。それにしてもフランスの子たちって、たくましいなあ。