Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

幼児とお出かけ~ウゼスのアーケード~

2017-05-06 | モンペリエ周辺案内

【3歳10ヶ月】
昨日のロングドライブ、せっかくですからハリボー( HARIBO )工場のあるウゼス( Uzès )の街も紹介しておきます。キャバレールから車で片道3時間。
途中、「輪になって踊るよ~♪」とNHKみんなのうたで聞いたことのある『アヴィニョンの橋の上で( Sur le Pont d'Avignon )』で知られる「サン・ベネゼ橋( Pont Saint-Bénézet )」横を通過! もう、双子は夢中になって歌っていました。それは、ビックリするよね。歌詞に出てくる橋が実在して、目の当たりにしちゃうなんてさ。


もうウゼスは目と鼻の先というところまで来ると、世界遺産となっている「ポン・デュ・ガール( Pont du Gard )」もあります! ウゼスからニームへ水を運ぶために架けられた、ローマ時代の水道橋です。古代ローマ時代だよ、紀元前だよ、アウグストゥスとか舌噛みそうな名前が出てくる頃のモノだよ! チラ見だけでも見えないかしらと、車で周囲をグルグル回ってみたけど、完全なる有料ゾーンにしてしまってあって、橋のアーチ一つ見えない。ケチねぇ…。
こういう歴史遺産物、我が子には小さい頃から親しんでもらいたいと、お金を払って寄っていこうと提案しましたが、見たことのある主人より却下。ケチねぇ…。


そして、ウゼスへ到着。お昼近くに到着したので、街中は高校生がカフェランチしていたりして、活気がありました。とにかく、カフェの数が多いんですよ! まあ、そのぐらい、ハイシーズンには訪れる観光客が多いということでしょうね。
はぁ~、それにしても、我が双子も高校生ぐらいになるとこうやって、お母さんのお弁当じゃなくて友達とカフェのテラスでサンドウィッチほおばったりしちゃうんだろーなーとか、一抹の不安を抱かないでもない、田舎育ちなママン。

ここが街の中心、ハーブ広場( Place aux Herbes )です。中央に噴水、それを囲むようにアーケードを持つ住宅があって、南仏の強い太陽に輝くプラタナスの木の青さが、プロバンス地方を感じさせます。


あまり下調べもせずに新しい町を訪れた時、私は絵葉書を探すようにしています。絵葉書って、その町の“ウリ”を写真1つで紹介しているから、何が名物なのか、特産はどんなものがあるか、簡単に知りうる手掛かりになります。アナログなインスタグラムってとこですかね。


そうしたらね、この広場をグルッと囲んでいるアーケードが、どうやら町のシンボルになっているらしい。いや、本当はね、フェネストレル塔( La tour Fenestrelle )というピサの斜塔にそっくりな塔が有名どころらしいのだけど、それは次回のお楽しみとして…。


このアーケードは、暑いあつい太陽の真下を歩かなくてもいいようにグルッと広場を囲むように作られています。そして、そのアーケードの下では、連なるお店が軒先として商品を広げていて、とても味のある空間が出来上がっています。


囲まれた広場内には、縄張り競争激しく、カフェがテーブルと椅子を並べています。私たちもここの一角で、昼食を取りました。昨日の気候なんて、シャモニ人の私たちからしてみたら暑いぐらいだったのですが、それでもまだパラソルを広げている店もないところから、もっともっと暑くなる土地なのでしょうね。この広場と細い路地、とても魅力のある街でしたよ。


ちなみに、ここでアイスクリームを注文したら、やっぱり「ハリボーアイス」でしたよ!! そんなアイス、他で見たことない。


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幼児とお出かけ~ハリボー博物館~

2017-05-05 | モンペリエ周辺案内

【3歳10ヶ月】
今日は子供の日。と言うことで、我が双子が今、もっとも大好きなものがある所へ行ってきました。


キャー! 君に会いに来たよ~♪
この顔を見ただけで「ハリボー!」と叫んでしまったアナタは、そうとう甘党です。


ここは、あの黄色いクマでお馴染みのハリボー( HARIBO )工場。その敷地内にある『 Le Musée du Bonbon 』を訪れました。泣く子も黙る、“飴博物館”だよ!


ハリボーはドイツの老舗グミメーカーなんですが、どういうわけか、ここ南フランスのウゼス( Uzès )に博物館があります。さらには、公式サイトで人気ハリボ1位に輝く「タガダ( TAGADA )」なんて、フランス菓子だと信じて疑わないぐらい、フランスの大人も子供も大好きなグミキャンディーです。「タガダ」と言うネーミングに私は「日本語??」と思ってしまったりしたのですが、これはフランスの擬声語( onomatopées )で、ダンスのギャロップを「 TAGADA TAGADA (タガダ タガダ)」から来ているようです。

日本のグミを想像すると、それよりちょっと固め、さらに砂糖ジャリジャリ感があり、そんなことよりも、日本のお母さんを一番にノックアウトするこの色! 食べさせたくないわ~。
残念なお知らせですが、我が双子は大好きです・・・パパの影響で。チーン


ハリボー博物館の面白さはですねー、ヨーロッパ中に広がるご当地ハリボーが一堂に会して見られるところです。それだけ? はい、それだけです…。
フランスにはフランス限定の、スペインにはスペイン限定のハリボーがあるなんて、知りませんでしたしね。だからかー、その昔、ドイツで買って食べたアップルサワー味のような輪っかのハリボーが、フランスで見つけられないのは。


ここはフランス、「他人の畑はどうでもいいじゃない」な個人主義な国なので仕方ないですが、もう少し日本の工場見学で見せ方を学んだ方がいいと思いましたよ。長ったらしい解説文と、製造工程の機械展示が主流で、もう少し3歳児が食いつくような内容が欲しかった・・・そんな中、双子がそろって歓喜の奇声をあげたものが!


なんと、即席グミマシーンですよ。受付で貰ったコインを挿入すると、目の前でグミキャンディーが袋詰めされて出てくるようです。キャンディは3種類ほどから選べるので、それだけでワクワクします。


・・・ところがね、機械の動きが速すぎて、3歳児には見て取れない! 全くダメじゃん。


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パピィとマミィがやって来た!~ミヨー橋~

2013-11-13 | モンペリエ周辺案内

キャバレールから、主人の実家のあるクレルモン・フェラン( Clermont-Ferrand )へやって来ました。寒ーい。南仏とフランス中央高地ではやはり、気温がぜんぜん違います。でも家では私たちの到着を、兄妹家族も全員集合して、温かく迎えてくれました。実は、私たちは結婚式をしていないので、双方の両親がここで初めて、顔合わせをしたのです。
さて、今回は少し遠回りながらも、モンペリエまで出てからクレルモンへと北上しました。だってこの高速道路、400kmは走ったのにまったく無料なんですよ。やるな、フランス!
さらには途中、世界一高い橋として知られるミヨー橋( Viaduc de Millau )を通過します。渓谷に架かるこの橋は、地上から道路までの高さが270m、一番高い主塔は東京タワーよりも高く、早朝に川霧が発生すると雲海の上に浮かぶ橋のように見えるんですって。これ程までに高く作ったのは、周囲の景観を壊さないためなんだそうです。確かに、大自然の中にあっても、この巨大な人工物はとっても美しいものに見えました。圧巻されますから、ぜひご覧あれ。
20131113