Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

春を楽しむ☆つもりが・・・

2016-04-26 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
ほぼ毎日、恒例となっている自転車、今日はキャバレールのお隣にあるジガロ( Gigaro )の海辺付近にある散歩道で乗り回しました。ここは海岸に沿って散歩道がサン・トロペ( St-Tropez )まで延びていて、海を楽しむ人だけでなく、多くの人がハイキングしています。


春になって、かわいいお花もチラホラ。娘が先日、庭の花を摘んでしまって怒ったことから、「野の花を摘んで、お家に飾ろうよ!」と子供たちに提案しました。ママンは、その昔、スミレの冠を作ったりして自然と遊ぶことの楽しさを我が子に少しでも伝えたかったのです。それから、摘んでいい花といけない花の違いも。「ね? ここの花は花壇に咲いていないでしょ?」


ところが、帰り際、散歩道の入り口にある看板を見てビックリ! 自然保護区で植物の採取も禁止ですって・・・こういうバツの悪い時って、どうしたらいいのでしょう?


子供たちには、看板の絵を指差しながら、説明しました。そして、ママンが間違えてしまったことを、謝りました。それだからと言って、その花を持ち帰るわけにもいかず、咲いていた場所へ引き返し、「そっと返しておこうね…」と積んだ花を置いてきました。
子供は、頭の中は「???」でいっぱいでも、ママンが間違えたことをしてしまったらしい…ことだけは分かってくれたようで、何も言わずに従ってくれました。それ以上のツッコミがない2歳児でヨカッタ・・・

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コート・ダジュールでバカンスを!



親子クッキング~クッキー~

2016-04-25 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
今日のおやつは・・・ないっ!? そうだ、昨日ぜんぶ食べきっちゃったんだ…。
双子を連れての買い物は億劫なので、私もだいぶ、計画的に買い物をするようになってきました。そして、常に備えておく物リストもあります。おやつも日数を数えて買ってきているのですが、最近はよく、こういう非常事態に陥るんですよね…。
そこで、ベーシックな材料で作れる、クッキーを作ることにしました。我が双子もクッキー作りに初挑戦!・・・いやぁ、私も20年ぶり! いや、25年ぶりかも!?

クッキー型なんて持っていないから、生地をクルクル丸めて、ペンペンペン


鉄板にベチョン


うっ! 指跡ベッチョリついてて、家族以外は食べたくないだろうな…
丸生地に耳をくっつけて、「はい、ウサギとネコ!」と成形してみせたら、今度は真似しようとして耳ばかり作る。『合体させる』と言うことがまだ分からないということか?


焼けたかな? あれ、生地どうしを離さないと、くっついちゃうんでしたっけ? ウサギもネコもどっか行っちゃった・・・


さーあ、自己責任だよ! しっかりお食べ。
時に、2歳児のおやつの量って、いったいどのぐらい食べさせていいんだろう? 離乳食時代は「ビスケット2枚とヨーグルトと~」とか、いつも一定量を食べさせていたけれど、最近はそれでは不満らしく「お代わり!」攻撃がすごくて、好きなだけ食べさせてしまっているのだけれど、おなかいっぱいになればやめるからと、これで良いのだろうか?


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コート・ダジュールでバカンスを!


「言い聞かせ」が大事・・・らしい

2016-04-23 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
今日は娘の方にやられました・・・庭に咲く花を全部、摘み取られたよ…。昨日の今日なので、怒りにフルフルと震えながらもママン、「お花、痛いって言ったかなあ?」と絵本のフレーズそのままに、少々すっとぼけたことを言ってみました。そうしたらやはり、「トラバイユ! Travail! (お仕事してる!)」だと…。そう、双子はちゃーんと見ていたのです、ママンが先ほど、料理に使うハーブを摘んでいたところを。はぁ~


ちょうどそんなタイミングで、実家へ電話をかけました。思わぬところで実父が出たので、昨日の『恐怖!便器にオモチャ山盛り事件』と、今朝の『驚愕!春なのに庭が丸坊主事件』を、愚痴ぐちネチネチと話して聞かせました。心のどこかには、「お父さんに叩かれて育ったから、私も怒ってばっかりの親になっちゃったのよー!」との心の叫びがあったのです。
そんな父がですね、「お前なー、言い聞かせることが大事なんだよ!」と言うんですよ。子供は大なり小なり“事件”を起こしてくれるもの。まずは「事前に予測して動け!」と。「やって欲しくないな~」と思えば最初から、「こんな事すると、こうなっちゃうんだよー」と子供に話して聞かせる。取るべき行動を示す。
やってしまった後だったら、「怒るなら最後まで怒れ!」と。「やるな!」と言ったら、「やらなくなるまで言い聞かせろ!」と。「その昔は叩いてでも言い聞かせた、でもそれは“時代”だ!」と言い切る実父…。
「私が子供とのコミュニケーション不足」と言いたいのでしょうかね、お父さん? しばらくその事について、考えてみます。

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コート・ダジュールでバカンスを!



ビンタしてしまった

2016-04-22 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
頂いたコメントにもあったように、「親が叩けば、子供も叩くようになる」、それは分かっているんです。でも、父親に、そして学校の先生に、叩かれて育った時代の私は残念ながら、口より先に手が出てしまうのです。

今日、用を足そうとトイレの個室へ入ったら! 便器の中にはオモチャが山盛りとなって入っていました・・・
トイレの後に、お尻を拭いた紙を便器へ自分で捨てるようになってから、いつか子供たちがこういう悪さをするんじゃないかと、母の勘がありました。それで、カーッと頭に血が上った私は、「誰がやった!?」と叫んで、我が双子の頬を平手打ちしてしまいました。もちろん、双子は大泣きです。そして、泣きながら息子が釈明するには・・・「ジャブジャブ…」と。
どうやら、私が時々、洗面所のシンクに水を張って、「ジャブジャブしようね~」とプラスチックおもちゃ類の洗濯しているのを、自分もやってみたかったらしい・・・
あぁ、理由も聞かずに、私は何てひどい事をしてしまったのだろう…。


その日の午後、エスカレ( l'Escalet )の海岸へ、自転車を乗りに行きました。息子は、ちょっとした坂道をもう、両足を放して暴走するのが大好きです。そして今日はとうとう、前方で足ブレーキをかけながらスピードコントロールしている娘の自転車をよけようと、派手に転び、生まれて初めての血が出るようなケガをしてしまったのです。
でもね、泣かないんですよ、息子は。痛そうな顔はするけど、目に涙が浮かんでいるけど、でも泣かない。
また、ママンの後悔の念はひとしおです。なぜ転んだのか自分が知っている痛みには泣かない子が、なぜビンタされたのか理由がわからない痛みには涙をながす・・・どうして私は良い母親になれないのだろう…。どうやったら、手本を示せるような親になれるのだろう?

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コート・ダジュールでバカンスを!


風を探す

2016-04-19 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
キャバレールへ来ると、必ず風車を見たがる我が双子。でも、一番近いパヤスの風車は現状保存のためにもう回っていなくて、それで、だいぶ大きさは違うけれど、おもちゃのカザグルマを持たせてあげました。
そして今日、そのカザグルマを海へ持って行ったらば、回る、まわる・・・どうやらこの瞬間、「風を受ければカザグルマは回る」という仕組みに気づいたみたい。


頭上高くにかかげれば、強い風が吹いていてカザグルマがよく回る、ことまで察知したもよう。海でカザグルマ、本当に2歳児なんてこれだけの事で楽しめるんだから。


息子も風を探しています。「あっ、風が吹いたよ!」と言うと、クルットまわって、その風を背中で受けようとするものだから、回っていたカザグルマも止まってしまうという…。惜しいなあ、君!


「走ってごらんよ、カザグルマが回るよ!」と教えてあげれば、走るのに一生懸命でカザグルマを振り返る余裕ナシ。そして、ピタッと止まっては、カザグルマをじーっと見てる。惜しいなあ、君…。


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コート・ダジュールでバカンスを!