Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

バランス感覚を養う

2015-11-26 | 生後28ヶ月

【2歳4ヶ月】
私自身は自分の身体をはってこういった遊びをしないのですが・・・

主人と娘がよくやっている“親子ふれあい!?”
座った主人の太ももの上で、娘がバランスを取って立ちます。


かなり早い時期から娘は、これが出来るようになりました。
これまでは、なかなか写真に収めるまで持続&静止できなかったのですが…。
今やおそらく娘も、足の裏でバランスの感覚がつかめているんだと思います。


すると、必ず現れる息子のちょっかい。
いるよねー、クラスに一人ぐらい、こういう子。
息子は実は、これが出来ないんだなあ~。ちょっかい出したくなる気持ちがちょっと分かるから、止めに入れないママンなのでした。


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コート・ダジュールでバカンスを!


みかん

2015-11-24 | 生後28ヶ月

【2歳4ヶ月】
キャバレールの家のミカンが、たわわに実っています! これは、この家を買った時の記念植樹したものではなく、もう長いこと前の持ち主から受け継いだ大きなミカンの木です。ミカンの味を覚えたばかりの息子が、大喜び。


早速、ミカン狩りです。背が低いママンは下から攻められないので、柵の間からゴソゴソ。待ちきれない息子が背中で、「ま~だ?」
普段はあまり抱っこさせてくれたりしないのですが、こういう時だけベタベタしてきます。


そのうち、娘が自分でミカンの皮をむき始めました。えっ、そんなこと、出来るの!?
リンゴは丸かじり出来る息子が、ミカンの皮は自分でむけなくて、「ド~ンヌ! Donne!(ちょーだーい!)」と泣き叫んでいます。


そうしたらね! あ・の・プリンセスが! 一房あげたのよ!!
いや、決して冷たい子ではないのだけれど、気が利かないというか、周りを見ないというかね、ともかく、娘が息子に自分の分をわけてあげたことなんて・・・あったかいな?
娘の成長を感じた、一コマでした。


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コート・ダジュールでバカンスを!



ねずみ捕り

2015-11-22 | 生後28ヶ月

【2歳4ヶ月】
ようやく昨日からフランスに、今年は遅い雪が降りだしました。シャモニにも20cm積もるなんて驚かされていたけれど、なに、なに、ほんの5cmですよ。「はー、良かった」と主人が胸をなでおろしたのは他でもない、実は我が家にはまだ除雪機がないのです。
我が双子も雪が楽しくて、朝から窓の外を見入っていました。「こんこーん!」って。オイ! コンコンじゃないよ、“雪”だよ。
ママンが「ゆ~きや こんこ~ん♪」と歌うから、雪のことを「こんこん」だと勘違いしているようです…。


さて、雪が降り始めて、とうとう息子は庭で大好きな自転車を乗り回すことが出来なくなってしまいました。それでも諦めきれないようで、たいして広くもないガレージの中を自転車でグルグル、グルグル。
そのうち、ガレージの片隅に気になるものを発見。ママンが気を抜いていたその瞬間、「あっ、チーズー…」と手を伸ばしたから、バチーンッ!! ネズミ捕り器に指をはさまれてしまいました。引っ越してきて1ヶ月、それまでの住人は猫を飼っていたので「ネズミはいない」と言っていたけれど、「絶対いる」と確信して、主人が数日前からネズミ捕りを仕掛けておいたのです。
泣いているのをあやしながらママン、「あれはね~、チュウチュウが食べるために置いてあるから、触っちゃダメなのよ」と教えたのですが・・・
今朝の息子、自分が食べ残した朝ご飯のパンをネズミのぬいぐるみの前に置いて、「イル・モンジュ! Il mange!(この子が食べるんだよ)」だって。そうか、この子の名前も「チュウチュウ」だったね…。


子供のお手伝い~物を運ぶ~

2015-11-16 | 生後28ヶ月

【2歳4ヶ月】
土曜日の朝、目覚まし代わりのインターネットニュースをチェックして、我が目を疑いました。パリで、私たちが住む国で、大変な惨事があった! 私たち夫婦はパリ同時多発テロ事件のことを、翌朝まで何も知らずにいたのです。悲しいし、怖いのだけれど、私たち家族はテロの影におびえて生きていくことはしたくない。我が子に自国の首都・パリをいつか見せてあげたいし、日本帰国のためなら飛行機にだって乗る。ただ、「子供が18歳になるまでは、4人一緒に動こうね」と話し合いました。残された家族がいちばん悲しいと思うから。

さて、我が家の週末は、娘の病気も回復に向かって調子が出てきたので、ちょっと外作業を頑張りました。本格的な冬が来る前に、雪の中でも凍らない植物をプランターに植えて、ベランダを飾ったのです。もちろん、双子も頑張りましたよ!


重い土も、もう安定して、両手に持って運べます。花も、傾けて落としたり、転んで折ってしまわないよう、力を加減して運べます。一生懸命、ママンのお手伝いをしてくれました。微妙にジャマしてる時もあるんですけどね・・・まあ、その程度はもう慣れっこです!


実はこの「物を運ぶ」作業、家の子はちゃんと歩けるようになったのが1歳半過ぎと遅かったのですが、その後かなり早い段階から、おやつのパンをお皿にのせて、それを自分で持って歩かせましたね。最初の頃はパンが落ちる、落ちる・・・それを拾って食べさせてしまう鬼母です…。
その後、練習の成果か、発達段階に達したのか、先月には「お皿を片手に、おやつを立ち食いする」という芸まで披露できるようになりました。バランス感覚が養われて、階段の上り下りもだいぶ、安心して見ていられるようになりました。


ところで、娘の回復と引き換えに、少し息子が難しくなり始めています。妹の我がままにトコトン付き合ってる両親に迷惑をかけないよう大人しくしていなくちゃ・・・具合の悪い妹が泣き叫べばオモチャや絵本を枕元まで届けて楽しませてあげなくちゃ・・・娘の調子が悪かったこの2週間ほど、親の私が「本当に2歳児!?」と驚くほど良い子で控えめにしてくれていたのですが、やはりまだまだ2歳、突然に爆発することが出てきました。やはり、以前のリズムに戻さないと…と思い、引越しでしばらくストップしていた布パンツを履かせ、オマルにゆっくり座らせて絵本を読んであげ、シール遊びも再開しました。恥ずかしながら引越し荷物が定位置きまらず、まだまだ片付いていないのですが、子供が家に居る日は家事そっちのけでトコトン付き合ってあげることにしたのです。


冷蔵庫の閉め方を教えた

2015-11-13 | 生後28ヶ月

【2歳4ヶ月】
娘の発熱は、高熱が出ることはなくなっても、突然に体が震えだしたりして、さすがにお医者さんへ見てもらいましたが、心配いらないと言います。体が震えるのは発熱する前兆で、体力がなくなっている今、自分の体温が上がり始めると寒さを余計に感じるからだそうです。
発熱を繰り返してはいるけれども、あまりに家の中へ引きこもっていては、病は気からと言うし、逆効果なんじゃないかと、元気な息子に外遊びをさせる目的もあって、一昨日は太陽の光が一番強いお昼過ぎに、娘を連れて庭へ下りてみました。久しぶりに活躍してくれましたよ、抱っこ紐に亀の甲! 私はエルゴとベビービョルンの抱っこ紐2種類を使っていたのですが、体重11kgまでというベビービョルンの方はもう、手放してしまいました。それでも、体重20kgまでというエルゴの方は、病気や災害時のことを考慮して、手元においてあるのです。亀の甲も、毛布代わりになるかな、と取っておいてあります。それをまた使うとはね。うーん、おんぶ抱っこしていた私からしてみたら、娘はもう体重10kg近くありますが、一人抱っこなら楽勝でしたよ!
それで、昨日などは、熱も平熱にもどり、チョコパンなんぞを食べたがるので、もう「病気は治った」と言えるぐらいなのですが、はぁ~、今や“プリンセス”なのです。とにかく食べて飲んで、体力をつけてもらいたいので、チョコパンを欲しがった時も、おやつの時間ではないけれどもテーブルに用意してあげれば、「ソファの上で寝転んで食べたいの!」


「ジュース!」とソファで寝転がったまま叫べば、おそらく家族の中でいちばん心配している息子が走ってママンを呼びに来ては、ジュースの入ったマグを娘へ持って行く…。
まだまだ体力が回復していないと知っていたけれども、これはちょっとリズムを整えた方がいいと、今日も保育園へ頑張って連れていけば、お昼前に早退の電話…。また熱が上がり、高熱は出ていないけれど、もう一度お医者さんへ見せた方がいいと保育園の看護師さんにアドバイスされて、かかりつけのお医者さんへ電話をすれば、本日、フランス全土の医者は皆、ストライキ中と言う! マジですか~!? スゴイ国だね、ほんと。どうしても…の場合は、20時以降なら救急病院で見てくれるとのこと。イヤだよ、そんな遅い時間に具合の悪い子供を抱えて出かけてゆき、挙句の果てに延々と待たされるのは。
もう医者は諦めて、好きなだけ寝かせておきました。欲しいというものを何時でも好きなだけ食べさせました。ママ友ちゃん家の5歳児くんも、「発熱すれば1週間と長引くんだけれど、原因不明、何でもない。だから大丈夫よ~」と。まあ、そういう「病気のタイプ」ってことかな?

ところで、“プリンセスの爺や”と化していた息子くん、妹がさいさん訴える「ジュースコール」に応えたいと、とうとう「冷蔵庫を開ける」ことを覚えてしまいました! 冷蔵庫を開けて、ジュースを出し、抱えてママンのところまで持ってくるのです。ちょっとお涙ちょうだいな話ですけどね、冷蔵庫を自分で開けられるようになったということは、これは一大事ですよ。

ママン:「ちょっとー、冷蔵庫あけて何やってるのよー?」


息子:「みかん…」


ママン:「ほら、早く冷蔵庫しめて!最後にドアを押す!」


今や果物にジュース、好きな物を好きな様に出してきて、ムシャムシャできるようになってしまいました。それも問題なんですけど、先決問題として、最初は冷蔵庫が開けっ放しなままだったこと、ようやく開けたら閉めることを教えても、子供の力では半開きになっていたりして、とにかく「開けたら閉める。念のために、最後にドアを押す!」を覚えさせました。
いや~、いつかは開けられるようになっちゃうだろうとは思ってましたけどね…。