Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

トイレトレーニング☆おねしょ後のお尻クレンジングウォーター

2017-01-16 | 赤ちゃん用品

【3歳6ヶ月】
娘のおねしょが止まりません。最近は寒いからか、ほぼ毎朝と言っていいぐらい、シーツが濡れています。ママンの目を盗んで、お気に入りのキティの水筒を布団へ持ち込んでいるあたり、この子に罪の意識はないと見た!


こうも毎晩おねしょをされると、心なしか子供部屋がおしっこ臭い。いや、部屋だけでなく、娘自身がおしっこ臭いと、主人が発狂し始めた。濡れタオルでお尻を拭いて、パンツをはき替えさせるだけじゃダメみたい。
そして主人が用意したものは、ムステラ( Mustela )社の『クレンジング・ウォーター( Eau Nettoyante )』。赤ちゃんから使える汚れ落としローションで、洗い流しの必要のないお尻拭き、体拭きとして使えます。薬局取扱商品です。これをガン・ド・トワレット( Gant de toilette )と呼ばれるフランス人の体洗いタオルへ染み込ませて、おマタを拭いてあげます。
濡れタオルと何が違うのかって? 赤ちゃんの肌のための自然成分を使いながら、オーデコロン並みにほのかな香りもあるのですよ、これ。香水の国・フランスで、匂いは大事!


トイレトレーニングに泣かされた息子は、今や日中のトイレに何の心配もなく、オネショもほとんどしなくなりました。そして、年明けからオマルも卒業しました!
「まだ使ってたの?」と言われそうですが、双子がそれぞれ「赤いのが私のトイレ」「青いのが僕のトイレ」と、マイ・トイレに愛着を持っているようだったので、無理に取り上げることもないか~と思って、好きに使わせていたのです。しかし、さすがに3歳半ともなると体が大きくなって、きちんと座ってしても“外す”ことが増え、やはりオマルもサイズアウトがあるのかと片づけてみたら、意外にすんなり普通トイレを使いこなしています。
残念ながら、娘はいまだにオマル愛用中。それも、彼女なりのこだわりがあって、「オシッコはオマルで。ウンチはトイレで。」なんだそうで…。ママン的には掃除が面倒くさいので卒業してほしいのだけど、まあ、双子は連れションすることが多いので、トイレ争奪戦にならなくて済むのなら、気がすむまで使ってくれてもいいかなあ、と。
どっちでもいいから、ちゃんとトイレでしてくれればいいんだけど、ここ最近、年明けぐらいからかな、娘がお漏らしするようになっちゃった。息子のトイレトレーニングに手を焼いている間に、スルスルーッと一人でトイレが出来るようになっちゃって、かなり信用できるぐらい完璧だったのに、これはどうしたことだろうか? でも、ママンが解せないなあ…と思うのは、学校や外出先ではパンツを濡らさない。家で遊んでいる時にのみ、事件は起こる。確信犯ではなかろうか?


まあ、寒くて毎日こんなスキーウェアを着て生活していたら、トイレへ行く度に一から脱ぐのも面倒くさくなっちゃうよね・・・

*****
ウルトラ・トレイルを走ってみよう! → お仕事のご依頼・ご相談メールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。

コート・ダジュールでバカンスを! → 貸別荘ご予約・お問い合わせメールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。


かいまき毛布

2016-12-03 | 赤ちゃん用品

【3歳5ヶ月】
はぁ~、寒い。毎日が氷点下の日々です。家の庭も真っ白。


でもね、これ、雪ではないんです。全面、霜柱。


その証拠に、我が家の裏手にあるブレバン( Brévent )、ここはスキー場なんですが、2,525mもある山頂さえ、まだ雪がついていないぐらいのありさまで・・・雪なんて、私たちがフランスへ戻ってきてから1回も降っていなくて、この先も、恐ろしいことに1月までは、雪が降らない予報が出ています。雪のないクリスマスになりそうだなんて・・・シャモニで今までにそんなこと、あったー?


さらには、シャモニ谷は今、太陽の光が届かない闇の3週間に突入しています。ほんの3週間、されど3週間、今日の天気が「晴れ」であっても、シャモニの町から断崖絶壁のようにそそり立つ4千m級の山々が壁となって光を遮ってしまうから、太陽が見えない!
だから、霜柱。昼になっても溶けることなく、マイナス気温のまま、寒い夜へ突入するから。
これが、日本から帰って来たばかりの私たちには、余計に身にしみるんですよ。この冷たさが。
特に、子供たちが風邪をひかないように気を使います。
でも、夜の冷えの心配をしなくてもいいようなアイテムを、日本で買ってきました。『かいまき毛布』と言うんですって!


このネーミングからして、日本ではもう、昔から使われていたものなのかしら?
要は、スリーパーみたいなものです。毛布に前チャックが付いていて、チョッキのように羽織って、着たまま寝れば、どんなに寝ぞう悪く転がっても布団がはだけない!というわけ。
これは良いアイデア商品じゃないですか!
双子もそれぞれ、ロケットとウサギで、自分で気に入った柄を選んだものだから、本当に毎晩、率先して着てくれていたんですけどね・・・

つい数日前から、娘が着るのを拒否し始めました。どうしたの?
聞けば、大好きなウサギがオネショで濡れちゃうから、かわいそうなんだって。
アハハ、そんなことが気になっちゃうの? 3歳って、かわいいね~♪


*****
ウルトラ・トレイルを走ってみよう! → お仕事のご依頼・ご相談メールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。

コート・ダジュールでバカンスを! → 貸別荘ご予約・お問い合わせメールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。


ビジオメッドの非接触赤外線体温計

2016-11-26 | 赤ちゃん用品

【3歳4ヶ月】
我が家に一昨日、ミキサー車が現れました。庭の工事中なのです。いや、本来ならば私たち不在の3週間の間に工事は完了していて、日本から戻ったら「ま~、素敵!」となるハズが・・・忘れてたよ、ここはフランス。家主がいなくなった途端、業者は仕事をしに来なくなっていた…。
ところが、両親の怒りとは裏腹に、大好きなミキサー車が我が家に登場したとあって、小躍りしそうな喜びようの息子クン。ねー、寒いから中へ入ろうよー。


ミキサー車に対してこんなにテンションが高いのは、日本でミキサー車のおもちゃを買ってもらったから。それが、これ、百円だったんですよ! 見た目まったく安物と分からず、すぐに壊れるような代物でもなそそう。はぁ~、日本の百均、恐るべし。


ところで、今夜は娘が旅疲れからか、ちょっと熱っぽかったので、夕食後に体温を測ってみました。子供の検温って、苦労しますよね? でも、我が家の体温計は、子供の額に向かって「ピッ!」とボタンを押すだけ。ビジオメッド( Visiomed )社の『テルモフラッシュ( ThermoFlash )』という非接触赤外線体温計です。久々に、フランス製品として誇れる代物です! これ、実父が滞在中に風邪をひいた際に使って良さを実感し、フランス土産として実弟夫婦へ贈ったぐらいですよ。


本当の測り方は、こめかみ部分3~5cmの距離で「ピッ!」。0.28秒で計測されますから、体温計を口にくわえたり、脇の下へはさんでいることの出来ない赤ちゃんから、じっとしていられない幼児まで、「怖がらない」「嫌がらない」で、まことに簡単に検温できるのです。
そして、これが実に正確なのです。日本の義妹も絶賛していました、「同じような商品は多く出回っているけれど、これは信用できる」と。ハチベエ妹ちゃんの通う保育園では、朝の体温を連絡帳に書いて毎朝、提出することになっているんだそうですが、この検温が大変なんだって。分かるわ~。それが「ピッ!」で済むんですからね。そしてそして、これに感動した義妹は、職場の保育園へも持参して、クラスの子供たちを「ピッピ!ピッピ!」しまくった結果、発熱している子を早期発見! その後に正確な体温計で測り直しても、数値に狂いはなく。ブラボ~!


この体温計の良さは、非接触なところにあります。フランスの体温計って、先がゴム製でグニャッと曲がるように出来ているんですけど、どうしてかと言うと、フランス人はお尻で体温を測るから。あっ、もちろん、口で測る人も多く、とにかく、安全に検温できる工夫なんですね。まあ、つまり、個人の体温計であって、他人にはお貸しできないものなんです。
だから、旅先で熱っぽいなあと思い、ホテルフロントで「体温計を貸してもらえますか?」と聞いても、大概は「備えてありません」と言われます。そんな時も、ガイド時代の私はよく、お客様へ貸してさしあげていましたね。皆さん、口をそろえて「スゴイ!」と。

なかなかフランスでは「納得するモノ」にめぐりあえない中において、珍しく誰もが絶賛する体温計のご紹介でした。

*****
ウルトラ・トレイルを走ってみよう! → お仕事のご依頼・ご相談メールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。

コート・ダジュールでバカンスを! → 貸別荘ご予約・お問い合わせメールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。


ビバルのルームシューズ

2016-09-18 | 赤ちゃん用品

【3歳2ヶ月】
今日は主人の誕生日。プレゼントに「バブーシュ( Babouche )」を贈りました。バブーシュとは、モロッコの伝統的な履物で、カカトを踏んで履くものなんですが、ちょうど日本のスリッパのよう。フランスでは日本のような底が固くて足を入れやすい室内履きを買うのは難しいので、このバブーシュがスリッパ代わりにピッタリなんです!


我が双子が、大きな包装紙に絵を描いて、バブーシュを一足ずつ、ラッピングしてくれましたよ~。

息子が描いたものは、「スキーゴンドラ」・・・シャモニっ子ならではなモチーフですな。


娘の最近の絵は、抽象画が多い。今日も何色も使ってカラフルに丸を描いていくので、「これは何だろう?」と聞くと、「水玉」との答えでした。ついこの間まで、水玉みたいに描いておいて、それが「キリン」だったりしたのに、3歳児ってもうすでに、そういう「模様」も描き始めるんだねえ。


ところで、双子も幼稚園で「上履き」を使っています。使っている、と言っても、雨の日と雪の日に履き替えるだけで、普段は登園したときの靴でそのまま過ごしているのが“フランス”なところですが。
この上履きは、スニーカーでもルームシューズでも、クロックスでなければ何の指定もナシなのですが(どうしてクロックスは駄目なんだろう?転びやすいから?)、「自分で履けるものを」と言われていました。それで、フランスのルームシューズに不満をもっていたママン、何を用意してあげればいいのか悩んでいたのですが、そんなところへ、おそらくこれが最後になるであろう、3歳になってから頂いた出産祝い(!)で、ビバル( Bibalou )のルームシューズ( chaussons bébé ) が届きました。これだ! これにしよう!


履かせてみてビックリ! フランスにもありました、履かせやすくて脱げにくく、そして、歩きやすいルームシューズが。実は、こんな感じのルームシューズを、1歳半を過ぎても歩かなかった双子を思ってママ友ちゃんが貸してくれたことがあったのですが、驚いたことに、それを履かせた途端に娘がハイハイ移動ではなく立って歩くようになったんですよ。足に履かせるものって重要なんだと、改めて思わされたわけです。ところが、その魔法のシューズはドイツ製だったから、探してもさがしても、このフランスの田舎あたりでは売っていなかったんですよねえ。それが、こんな形で、似たようなものに出会えるとは!

これ、本当に、我が家では魔法のシューズなんですよ。だってね、ちーっとも自分で靴を履こうとしない息子が、このシューズだけは自分でスルスルーっと履いてしまうのですもん(やっぱりね…もう自分で履ける時期に達しているんだね…と、軽く思うママン)。


*****
ウルトラ・トレイルを走ってみよう! → お仕事のご依頼・ご相談メールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。

コート・ダジュールでバカンスを! → 貸別荘ご予約・お問い合わせメールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。



さよなら☆双子ベビーカー

2016-09-14 | 赤ちゃん用品

【3歳2ヶ月】
「ベビーカーってそもそも、何歳まで使うもの?」と思いながら、手放した時の双子連れ移動手段の術がなくなることが怖くて今まできてしまったけれど、とうとうとう!双子ベビーカー「 Poussette double S Twinner + 2 coques Sono 」を、シャモニから少し離れたシャンベリー( Chambéry )近郊の山中に暮らす、双子ベビー待ちママンへお譲りしました。2歳半を過ぎた頃から親子でバスへ乗ることが出来るようになり、つい最近まで抱っこ紐を持ち歩いていたのは本当ですが、そうなると双子ベビーカーの出番は皆無となっていきましたから、ベビーカーは卒業です。
昨日は、感謝の気持ちを込めて、ベビーカーを分解して洗濯しました。我が双子ももう、このリムジン並みの大型ベビーカーが押せるほどに大きくなりました!


このベビーカーシートは新生児をフラットに寝かせられ、そして車のチャイルドシートになるものなので、最初に使ったのはもちろん退院の日。生後10日目! 双子は小さく産まれることが多いので、この体に負担をかけない姿勢で長時間のっていられることが大事なのです。


ベビーカーへセットして初めて押して歩いたのは、生後2週間後。日本では生まれてしばらくは外出させないものですが、フランスではバンバン外へ連れ出します。この日も気の向かないまま、義両親にはっぱをかけられ、主人に促されて、嫌々に外へ出たことを覚えています。赤ちゃんはともかく、出産後のママンが嫌なの! 寝不足だし、髪はボサボサだし、洋服なに着ていいか分からないし…。どうして、分からないかなあ?
そして、3ヶ月の管理入院後では予想以上に体力が落ちていることに驚き、この巨大ベビーカーをこの先、何年も押して外出しなければならないことに、不安を覚えた日・・・
でも、今から考えたら、この“重いから安定感があって安心”なベビーカーがあったから、「(自分が育児ウツにならないように)頑張って外へ出よう」「(赤ちゃんがストレスたまらないように)外の世界を見せて上げよう」という気になれたんじゃないかな・・・
初めての出産は、もろもろに出費がかさむけど、ベビーカーはお金をかけていい物じゃないかな、と思います。ちなみに、この双子ベビーカーの金額、私の1ヶ月の給料をゆうに超えていました。ハイ


1歳にもなると、座席シートを新生児用から、体を起こして座る形の座椅子へ交換しました。このメーカーのものは、全てがセットになっています。その他、ベビーカーに必要なもの、レインカバーや日差し除けカバー、防寒フード、それから、ベビーカーにぴったりフィットするマザーズバッグもついていました。私たちは雪国に暮らすので、オプションで寝袋タイプの防寒具も買いましたっけ。
よく驚かれたのが、雪の上でも楽々歩ける大車輪と、そして、ブレーキ! ベビーカーにブレーキが付いているんですけど、双子が2歳近くなると総重量も重くて、平らな道でもブレーキをかけながら自分の体重をのせながら止めないと、停止線なんかで止まらなかったですね~。タイヤも専用の空気入れが付いていて、パンクしないタイプのものでした。
まあ、そんなディテールより、まずは大きさに皆さん、おののきます! 縦型だから、普通サイズのベビーカーと比較して、余計に大きく長く見えるんでしょうね。でも、私は縦型が便利でした。横型のベビーカーをよく見かけますけど、シャモニという雪が降る土地では、幅広では通れない道も出てくるんじゃないかなあ。買い物は、店が限定されますけど、ショッピングカートのあるところは絶対に入れますし。分解して車のトランクへ積む時も、コンパクトになって良かったなあ。あっ、コンパクトになるとは言っても、他のものは入らなくなりましたが…。


次のツインズちゃん達も、このベビーカーでママンとお散歩を楽しんでくれるといいなあ。でも、そのお宅にはもう、上の子が一人いるんですって。つらいだろうなあ、妊娠期…。

*****
ウルトラ・トレイルを走ってみよう! → お仕事のご依頼・ご相談メールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。

コート・ダジュールでバカンスを! → 貸別荘ご予約・お問い合わせメールは左サイドバー「メッセージを送る」をクリックして、メールフォームからお送りください。