Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

初めて☆自転車に乗れたよ!

2017-07-30 | 4歳

【4歳1ヶ月】
先日、ブレバン( Brévent )の峠を越えて、モエド・アンテルン小屋( Refuge Moëde Anterne )へ向かって山を走っていたら・・・目が合った! 君は誰?


きゃー、会いたかったよー!! 穴の中からマーモットが出てきました。もう嬉しさのあまり、ズームズームズーム・・・


「まだまだもっと続くよマーモット」って、知ってますかー? 実弟が、『おかあさんといっしょ』に出てくるこのジングルを見て、「マーモット知らない」と言うので、今日の話題とまったく関係ないけれど、アップで載せてみました・・・って、おーい、たまにはブログを覗きに来てくれてる?


さて、本題。我が双子が初めて、自転車に乗れましたー!
1週間ほど前から練習開始して、今ならもう「乗れてる!」と言えるレベルまでになりました。我が双子はペダル無し自転車で自転車のバランス感覚を練習して、いきなり補助輪ナシでスタートです。最初は親がサドルをつかんで自転車を真っ直ぐの位置に支えてあげて、ペダルを漕ぎだすまでにフラつかないよう補助。ペダルを漕ぐ感覚はすぐにつかめるようになったのだけど、自分でスタートすることとか、長距離を安定した姿勢でいることはまだまだ難しいので、親が背中を押してあげていました。でも、背中を支えているわけではなく、押している、いや、もっと言うと、背中に手を置いているだけで子供は「支えてもらっている」という暗示にかかるのか、問題なく自転車を漕ぎ続けているから不思議です。フフフ、君たちは騙されているのだよ。


自転車は、4歳の誕生日プレゼントで贈りました。4歳用ということで、14インチ(だったかな?)のモノを。


その他、ヘルメットはペダル無し自転車の時から使用していたものを。それから、膝あて&肘あても買いました。これは、最初の段階ではブンブン走れるわけではないので要らないとは思いますが、息子くんが自転車の大会に出ちゃってるというママ友ちゃんに聞いたら、「もう少し大きくなると、スケートを習う時とか様々なシチュエーションであると便利グッズなので、安心材料として最初からそろえて買っちゃいなよ!」とのアドバイスを貰い、ものすごい安物をつけています。


あとはね、自転車専用靴を。
「えっ、そんなマニアックな靴なんて売ってるの!?」と思うでしょ? 違います、こちらもすーんごい安物を探してきました。だってね・・・


子供が自転車に乗り始めると、靴下もズボンもこんな風になっちゃうのよ! 決してズボラ母がボロ着を着せているわけではないのですよ。この日も、1日でこうなりました・・・靴なんて、1週間もちませんから・・・


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絵本『ハナちゃんのトマト』

2017-07-23 | 本・映画・音楽

【4歳0ヶ月】
今日は「カシスの日」だそうです。庭木のカシスも最盛期。庭で遊ぶ双子の口元が次第に紫にかわっていくので、つまみ食いしたのがよく分かる。


我が双子がもっとも喜んだのは、キイチゴ。双子の喜びに生きがいを感じているパパは、「カシスの木を引っこ抜いて、そこにキイチゴを植えよう!」とか言い出す・・・勝手にやっておくれ。


クランベリーも収穫。双子はせっせと口へ運ぶんだけど、私はこの美味しさがいまいちよく分からない。ので、食べやすくなるかな?と、クーリを作ってみた。結果、誰も食べられないものができた…。もう、やらない。


今年のチャレンジは「イチゴ」。息子が大好きで大好きで大好きすぎて、初モノとしてスーパーに並び始める最高値の頃から大騒ぎするので、今年はとうとう畑で作ってみようかと。まあ、観賞用になってしまう覚悟で育ててみたら、実がなった! これが予想に反して甘いのよ。いや、甘いらしい。「らしい」と書くのは、ママンは食べさせてもらえないからなのよ。すべてが双子のお腹の中へ・・・よくある話だよね。


何と言っても感動したのは、プチトマト。避暑地と呼ばれるシャモニで、サンサン太陽を必要とするトマトを育てるのは本当に難しい。そこへね、お隣のおばあちゃんをお茶に招待したら、面白い話を教えてくれた。トマトの苗を植えるその下に、イラクサを敷くとよく育つんだって! あの、ちょっとでも触れたら、まるで毒がまわったように患部がチクチク痛む、あの嫌われ草ね。それから、壁に沿って植えなさい、と。光の反射を利用するのね。で、試してみた結果、これが見事な鈴生り!! たまたまの偶然?と思っていたけど、義父から「昔から、イラクサを水で腐らせて、その水をかけてあげるとトマトがよく育つと言うからね~」との話を聞いたので、まんざら嘘でもないみたい。これぞ、お婆ちゃんの知恵袋!


そんなトマトブームが来ていた我が双子に、図書館でタイムリーな絵本を見つけました。市川里美さん作『ハナちゃんのトマト』のフランス語訳、『 La fête de la tomate 』です。そう、トマトを育てるお話なんです!


この絵本の文も絵も手がけた市川さんは何と、パリ在住なんだそうです。でも、見てください、この絵! 「昭和~」な雰囲気なこの絵にやられました、昭和生まれのママン。鍵っ子だった私はお祖母ちゃんに育てらたようなものですからね、いや、もうホント、なつかしいなあ、こんな日常。こういう庭にゴザを敷いて取れたての野菜を食べるとか、我が双子にもやってあげたい。やってあげたいんだけど、自分が見てきた情景とフランスのここでは何かが異なる・・・足りないのは、蒸すような暑さかなあ? 作家の市川さんもフランスに暮らして、何をキッカケにこの「絵」が生まれたのか、そちらの方が気になるママンです。


さあさ、今日も収穫です。子供のお手伝い☆ 赤い宝石♪


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歩かない子を歩かせるには?

2017-07-16 | 4歳

【4歳0ヶ月】
我が双子は歩くのが嫌いです。「本当に山育ちかー!?」とママンが嘆くほどに、歩きません。どうしてこうなってしまったのか? 考えられる原因は・・・甘やかし?
しかし、これにはママン側にも反論があります。我が双子は歩き出すのが生後20ヶ月と遅かったせいもあり、どこへ行くにもベビーカーでした。たしょう歩けるようになった2歳児、同じチョロチョロの二人を連れて歩くなんて、育児経験の少ないママンには自殺行為でしかありませんでした。それで、限界までベビーカー…。
3歳になってから、かなり無理やり歩かせるように仕向けてきました。しかし、ダブル抱っこをせがまれて、出かけ先で泣きたくなることもシバシバでした。一にも二にも体力がないのでしょう。それで、幼稚園が一緒の日本人ファミリーは今夏、日本へ帰省するとのことで、“勝手にお留守番”を申し出て、お庭のトランポリンを拝借。毎日少しずつ運動を重ねて、基礎体力をつけさせるのが目的です。


そもそものきっかけは、先月。我が双子の初めて友達ちゃん、何と標高1600mに位置する山小屋のテントへ、家族で泊まりに出かけたというではありませんか! そのテントは透明のドーム型で、空中へ吊られているように設置され、そう、まるで自然の中で寝るような体験が出来るというシロモノ。あ~、星空を眺めながら眠りにつくなんて、何ともロマンチック。ママンは以前から目をつけていて、いつか泊まってみたいと思っていたのですが、こういうの、我が双子連れでいつになったら出来るのやら? 1時間の登山道を2時間かかったって、ご両親は苦笑いしていたけれど、いやいや、すごいよ、よくやったよ。同じ4歳児でも、初めて友達ちゃんは本当によく歩くんです。小さいころから、上のお姉ちゃんに連れられてよく歩いていました。


それで今夏の目標を立てました・・・ズバリ、「山へ行こう!」。家の子だって、歩くの嫌いでウダウダ言うけど基本、山の子、田舎の子。出来る! 君たちにだって出来るんだー!と暗示をかけ、山の勾配を上がらせるためにはまず、平坦な山道が続くブーシェの森( Bois du Bouchet )から。いや、これだって苦労したさ、ママンが。途中で歩かなくなっちゃうし…。もう、リスとかオヤツとか、色々なものに助けてもらいましたよ。
そう、歩けるはずなのに歩かない子にとった作戦とは、「モノで釣る」。


まずは、シャモニの街中から一番近いブレバン( Brévent )へ。“通勤”さながら通いましたよ。アイスクリームで釣ってさ。
ここは、幼児と遊びに行けるお手軽スポットです。シャモニの街中からケーブルで簡単に山へ上がることができ、そして、シャモニ谷一番の絶景が拝めます。


「えっ、スキーゴンドラで山へ上がっちゃえば、歩くとこないじゃん…」って? いやいや、ゴンドラ乗り場へ向かうたった300mの上り坂が地獄の難所でねえ・・・1年前の夏、双子3歳の時では、この坂が登り切れずに断念したぐらいですから。
それにしてもシャモニ、細い谷の中の村というのが、写真からお分かりいただけるでしょうか。U字溝の谷となっていて、例えるなら川底に町があるような形状をしています。だから、かなりの急坂を下りながら視線を上げると、もう向かいの山が立ちはだかっているという・・・。だからね、足腰つよくなってもらわないと!


約1週間のトレーニング(?)で、我が双子は、山を走り回るまでになりました。ママン、ガッツポーズ! ほらね、歩かない子を歩かせるにはまず、自信をつけさせること。「あなた達はもう、こーんなに歩けるんだよ!」と、少しずつ少しずつ距離をのばしていって、ここも歩いた、あそこも歩いたと経験を積ませていけば、「これは自分たちが出来ること」と認識するようになるんですね。そのモチベーションの原動力はとにかく、アイスクリームなんですけどね。毎日、山! 毎日、アイス!
昨日も、シャモニの隣市となるレズーシュ( Les Houches )へ、プラリオン( Prarion )の山を歩いてきたんです。ここも、幼児と遊びに行けるお手軽スポット、スキーゴンドラで山頂近くまで上がれば、なだらかな丘が広がっています。


数々の山小屋でアイスクリームを食べてきた結果、ここの山頂にある山小屋のアイスはホームメイドで美味しいですよー。どうせ食べるなら、こういうのが良い。
それでアイスを注文する段階になって、もう手慣れてきた息子、小屋番に「何味がいいですか?」と聞かれて、何と「グラス・マジック Glace magique (魔法のアイス)で!」と真顔で答えました・・・何だ、それ? どこで覚えた?


決して、4歳になって山へ連れ出し始めて、最初から歩いたわけではありません。これまで同様に、抱っこを何度もせがまれました。その度に、抱っこはしてあげました。ただし、歩かずにその場で100を数える間のみの、抱っこ。「抱っこ?抱っこしてあげるよー!でももう、あなた達が大きくなっちゃって抱っこしては歩けないから、100数える間だけねー」と。それが功を奏したのかは分かりませんが、確実に「疲れたー。お母ちゃん、抱っこ!」は減りました。最近、少しずつ頭を仕事モードに戻していっているのですが、ビジネスの世界でも似たようなことが言えますよね。交渉事でも一度、相手の意見を受け入れてから、自分の要望を押していくじゃないですか!


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パパの夢☆船を買った

2017-07-09 | 4歳

【4歳0ヶ月】
こんなタイトルをつけちゃうと、どんな金持ちだろうと思われてしまいますが、まったく違います。買ったのは、空気を入れて膨らませる「エアーボート」。いや、ボートと言ってもエンジンが付いているわけではなく手漕ぎだから、大型浮き輪に毛の生えたようなもん。だけどデカいよ。車に積むと、双子はチャイルドシートに座っていられないから、大人席にシートベルト。そこまでしてでも欲しかったパパのおもちゃは、大人3人乗り用。つまり、大人2人に4歳児2人の私たち家族全員で地中海へ繰り出せるってわけ。そんなもん乗って、モロッコにでも行く気なんかいな?


そして試運転。でも、全員で乗り込むわけにはいかないのよ。だって、ここの携帯とかカメラとか、すぐにでも盗まれそうなモノ、誰が見てるというの? それで、可哀そうな双子はパパの犠牲となり、地中海の荒波へ。


そう、今日に限って波が高いんだよね。何で今日なんだ? 夫婦で力をあわせて(本当にこの表現がピッタリくるぐらい、デカくて重い…)海岸へ向かってエッホエッホとボートを運びながら、このボートを買った店の前を通ったら、店のご主人がビックリした顔して、「今から行くのかい!?」・・・う~ん、やっぱり? 私は最初から躊躇しているんだけど、ダメ、家のダンナ、デカい子供みたいなところがあって、今日と決めたら今日んなんだ…。トホホ
ちなみに・・・主人の夢は、リタイヤ生活になったら船舶の免許を“私と一緒に”取って、航海に出るんだって。私は、“後悔”するから止めれば?って言ってるんだけど、つい最近、ちょっと年上の友人がリタイヤを期にヨットを買い、ブラジルからスキッパーを一人雇ってフランスまで実技訓練を兼ねて航路で帰ってきちゃったもんだから、もう夢に拍車がかかってしまった。ところで、ヨーロッパ人のお金持ちって、やる事が半端なくて、嫌みなく笑い話にしか聞こえないよね。


アハハ! 高波過ぎて舵を取れないらしい。これ、かなり望遠で撮影してるから、かなり遠くまで流されてしまっています。今、思い返せば、双子が無事に上陸できて良かった・・・息子は単純に面白がって喜んでいましたけど、娘の方は笑顔が引きつり気味。女子の方が危険予知能力が高いんじゃないかと思う。


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初めての☆ネーミング

2017-07-08 | 4歳

【4歳0ヶ月】
子供って、自分のぬいぐるみや人形に名前をつけるものですか?
私も自分のお気に入りには名前をつけて遊んでいただろうし、大人になってからも愛車にネーミングしていた友人とかいたから(ちょっとイタイけど…)、可愛がるモノには名前をつけるものなんだと思っていましたが、子育ての渦中にいて、我が子がまったくネーミングしないことに疑問を感じていました。
とにかく、双子というものは目立つらしく、道を歩けば必ず誰かに声をかけられて、3番目ぐらいの質問で、双子がどこへ行くにもギュッと握りしめているぬいぐるみの名前を聞かれます。でも、ないんですよ~、名前が。いつも聞かれるので、私が勝手に名前をつけてしまっていたら、ある時、親戚の者に「それは違う!」と。自分でネーミングしたぬいぐるみには愛着と安心感が湧き、それゆえに親と離れる保育園の時間とか、一人でも頑張れる道具になり得るんだとか。
う~ん、でもね、名前がなくても家の双子はドゥドゥ Doudou (赤ちゃんの時から常に一緒にいるぬいぐるみ)を離さないよ?


そうしたところへ突然、息子が命名したものがあります! それが今回のキャバレール滞在で買った大型浮き輪の恐竜。名前は「ディナ」。フランス語のディノゾー Dinosaure (恐竜)から来ているのは歴然ですが、そんな単純な名前でも、初めて子供が『ネーミング』をしました。
ちょっと調べてみたところ、大事なモノに自分が名前をつけるという行為は、王様気質というか、自分が主導権を握っていたいという心理が働いているそうです。あ~、納得・・・


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