Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

生後1歳6ヶ月の成長記録

2014-12-31 | 成長記録

今日は保育園へ行くことができました。それでもウンチはゆるくて、いつ携帯がかかってくるか心配であまり仕事どころではなかったのですが…。まあ仕事納めですから今日はせかせかと働く気にもなれず、そんなことより、2014年の病気を2015年に持ち越すことにならなくて良かったです。

●息子:
-17ヶ月自宅体重測定10kg → 18ヶ月自宅体重測定10.2kg
●娘:
-17ヶ月自宅体重測定8kg → 18ヶ月自宅体重測定8.3kg

おう吐下痢直後でも先月より増えているのだから、もっと育っていたのね、きっと。とうとう1歳半を迎えてしまいました。二人とも少しずつ歩くようにはなりましたが、まだまだ移動は抱っこのレベル。ハイハイがメインで、とうとう息子のズボンの膝に穴があきました・・・はいはい期、長すぎだって。
息子は今、ヘリコプターが大好きです。スキーシーズンが始まって、山でケガをした人がヘリコプターで救急搬送される頻度が多くなったものだから、ブルブルブルと音が聞こえてくるだけで「ヘリコプター!(←という言葉にはなっていないが…)」と叫んでは空を見上げています。音をちゃんと聞き分けているんですね。
娘は、絵本を好きになってくれたのは嬉しいんですけど、「まー!(読んで!という意のオリジナル語)」を連呼しては本読みを督促してくるのが、ちょっと最近の苦痛のタネです・・・だってね、10ページもない赤ちゃん向け絵本を、10回以上も連続で読んであげるっていうのは、なかなか忍耐力がいりますよ。他の本にかえると怒りだすし…。もっと日本語の絵本、ほしいなあ。読んでるママンが飽きてきたよ。
実は娘にも、息子の顔のひきつりの陰に隠れてあまり注視していなかったことがあるのですが、先日とうとう、主人が口にし始めました。光が直接、娘の顔に当たっているわけでもないのに時折、眩しそうに目を細めるような表情をするのです。これは何だろう?テレビを見たり、絵本を眺めている様子からは、目が悪いようには見受けられないけれど…。

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フランスでワーキングホリデー~2004年12月31日~

メッスから始発に乗ってパリへ。町の中心にあるユース・ホステルは早い者勝ちで、午前中にはいっぱいになってしまう人気。ギリギリセーフ。大晦日にパリへ来たのには訳がある。テレビで見たことのあるシャンゼリゼ通りの年明け大騒ぎ、あの中に入ってみたい。夜10時、メトロに乗る。明日まで無料、オールナイト営業。心意気が素晴らしい。シャンゼリゼはすでにすごい人。みんな何かを待っている。きっと午前0時の花火だ。手にはシャンパンやらワインやらを持っている。お祝いの仕方も粋だ。あせってコーラを買う。来年も良い年でありますように…。


フランスの米

2014-12-30 | グルメ

毎日おかゆを作っていたら、次第に我が双子が食べなくなってきました・・・おかゆも続けば飽きるよね。飽きるぐらいに食欲は回復しているので、明日は保育園へ行ってくれたらいいなあと願うワーキングママです。ほんっとにね、家族第一優先のフランスよりも、仕事にプライベートを持ちこまない日本で働くママンたちを尊敬します。明日もまた休んでいいのか、でも休まなかったら誰が子供の病気の面倒を見るのか?私は今日一日、そればかりが頭をめぐっています。結果は明日の朝ですから、思い悩んでも仕方ないのですが。そしていま思えば、私は日本でのOL時代、そういう“働く母”方に何の配慮もしなかったなあと反省します。もちろん、母側になった今、「皆の配慮があって当たり前」と思ってはいけないのですが…。
ところで、お米について。フランスでもお米はスーパーで買えます。ただし、普通に売っているのは「Basmati(バスマチ)」と呼ばれるタイ米のように細長いお米です。フランス人はお米を野菜と分類し、特に魚メインの料理に沿えます。レストランメニューの付け合わせなどによく載っていますから、貧乏旅行中で日本食料理店へ入る懐の余裕のない長期旅行者は、それをねらって注文すると“似たようなもの”が食べられますよ。

作り方はスパゲティと同じ、沸騰したたっぷりのお湯に塩を入れ、蓋をせず火にかけて10分、ざるで水を切っていただきます。蒸らす必要がないから蓋をしない、塩を入れるのはフランス人は味のついていないご飯を食べられないからです。これ、本当。日本食料理店で時々、フランス人グループが帰ると、卓上の醤油が一瓶、空になっているんですって!主人はもう白いご飯のままで食べられますが、義両親が遊びに来ると、私はいつも炊き込みご飯にしています。
このバスマチはパサパサしているのが難点です。赤ちゃんの離乳食には不向き。おかゆをトライしてみましたが、何分煮込んでも柔らかくはなりませんでした。そこで、「Riz rond pour dessert(デザート用の丸い米)」を選んで買ってきます。いわゆるライスプディングとかを作るデザート用のお米として売られていますが、これがもう少し粘り気があって日本のご飯のように食べられます(それでも日本米に比べたら固いけどね)。でもねえ、これもあんまり、いつでもどこにでも売っているわけじゃないんだな…。

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フランスでワーキングホリデー~2004年12月30日~

メッスを観光。教会がたくさんある町だ。いつも鐘の音が聞こえる。耳をすましてみると、それが時報であることに気づいた。15分で1回、30分で2回、45分で3回、ちょうどになると4回鳴った後、その時間分だけまだ別の鐘が鳴る。フランスでありながら鐘は正確だ。ところで何故「ノートルダム」という名の教会が多いのだろう?メッスのノートルダムにはシャガールのステンドグラスが3つある。ステンドグラスであっても、あのふわふわしたタッチは失われてはいない。多くの中にあっても、すぐにシャガールと分かる。意外なところで見られて、得した気分。


コップ飲み

2014-12-29 | 生後18ヶ月

赤ちゃん用イオン水の飲ませ比べ、まだまだ続いています!哺乳瓶に入れてもダメ・・・どうしたらいいんだろう?
と双子を前に、イオン水の入ったガラスコップを持って考えあぐねていたら、娘がコップに手を伸ばしてきた。手渡してみる。左手でしっかり握って(またもや左手から先に出た!)コップを適度に傾け、ゴクゴクと飲み始めた!えっ、出来るの!?
この後、プラスチックコップに替えてみるけど、こぼして終わり。おそらくね、コップが鍵を握っていると思ったわけですよ。上手に飲めたガラスコップ、偶然にもパスティスを飲むためのものでした。細身で背高なのは赤ちゃんが握りやすく、厚底で重心が下にあるから派手に傾けてしまうこともない。どうでしょう?

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フランスでワーキングホリデー~2004年12月29日~

おまわりだ!電車に乗る前からアジアな私たちに目をつけていたらしく、着席した途端にパスポート提示を求めてきた。旅行中だから持ち歩いているが、ここがグルノーブルだったらどうなっていただろう。フランス人がフランス国内を出歩くのだって身分証明を携帯するのに、私は外国人なのだ。そう、ここで生活をしていても、話ができても、私は外国人なんだと認識させられた瞬間だった。ランスへ遠足。私はこの町が好きだ。今回は、パイパーハイゼックのカーブを見学。日本語の解説があるから、マムでの英語解説で分らなかったことも理解。時間いっぱいで動く私は、チカちゃんに「15分前行動!」と注意された。時間に余裕を持つことがフランスでの課題である。



フランスの赤ちゃん用イオン水

2014-12-28 | 赤ちゃん用品

子供への愛情度、試されています!「ひどい下痢って、ここまでスプラッシュするのねえ…」と感心しているうちはまだマシな方で、今日はお昼寝を4時間ほど好きなだけ寝かせておいてあげたら、起きた時にはボディシャツがタプタプになってた・・・えっ、まさかっ!?
そのまさかで、おむつから上へ漏れて、全身ウンチまみれ。どういうわけか洋服から外には染み出していないのだけれど、ベビーベッドから抱きあげた瞬間に袖口から絞り出てくるすごさ。×2人分!
すぐにベビーバスにお湯をはって、その中でボディシャツを脱がしたけれど、頭からかぶるタイプだから髪にもウンチがついちゃって…。ようやく一人をきれいにしたところで、まさか汚水を排水溝から流すわけにもいかないからバケツでトイレへの往復。そして次の子にも同じことを…。
ようやくきれいにしたからといって、下痢はまだまだ続くのである…。
まあ、これだけおう吐と下痢が続いたら、水分補給は必須ですね。それもイオン水が良い。ただし、大人用をあげてはいけません。それで家は、200㏄の水に1包を溶かして電解質液にするビオプロジェ( Bioprojet )社のファノリト( Fanolyte )を1時間毎に少しずつ飲ませようとしているのですが・・・味がついた水は慣れないのか、飲まないんです!

マグに入れてもダメ、哺乳瓶へ入れてもダメ。これでは脱水症状になってしまうと、とうとう主人がコーラを買ってきた!「はっ?」でしょ?でもこれ、フランスでは常識なんです。ガストロにはコーラが薬になるのです。コーラに含まれる成分が胃に効果的に働くらしい…。
でもねぇ、ちょっと止めてよ、さすがに1歳児には・・・と思っても、自国にない病気について外国人の私が口出しするのもためらわれ、食いしん坊の息子でまず試しているのを仕方なく横で見守っていました。そうしたら、飲んだ瞬間に「ベェーッ」と吐き出しましたよ。アハハ、ざまぁみろ。

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フランスでワーキングホリデー~2004年12月28日~

わっ、雪だ!初めて雪が降る。今日はルクセンブルクへ遠足。フランス語だし、ユーロだし、電車で1時間だし、国内旅行のようだけど、ここは外国。駅に降り立ったら真っ白だった。ルクセンブルクは西暦900年ぐらいに始まった若い国。城主がクルクルと変わったためか、銃器の展示が多い。町には国旗とライオンマークがあちらこちらに。ルクセンブルクの特産は取り立ててないとのことで、初めてクスクスを食べ、ビールの看板が目につくので、夕食用のルクセンブルクビールを買った。夜、前髪を自分で切った。ユース・ホステルで髪を切るなんて、なんだかジプシーみたいだ。



フランスの消毒薬

2014-12-27 | 赤ちゃん用品

昨日はおう吐で何度も洋服を着替えさせましたが、今日はおう吐に代わって下痢が始まりました。これもボディシャツを汚すから、結局は着替えてばかり。義妹に「ガストロは子供一人でも大変なのに、二人いっぺんなんて…」と同情された時は、「交互に来るよりは、一緒にかかってくれたほうが…」と思っていたけれど、本当に息つく暇もない!
もうほとんど色もないような水様便で、おしっこのようにお尻から漏れていく感じが気持ち悪いのか、汚れるとすぐにズボンを引っ張っておむつ替えを訴えます。それが二人そろってだから、15分に1回ずつおむつ替えをしているような忙しさ。ガストロはウィルス性の病気なので感染の心配を考えて家でも紙おむつを使いましたが、ほとんど汚れてないのにすぐ捨てる羽目になるのは悲しすぎる・・・ので、布おむつで挑みました!もうここまで手洗いする物が多いと、おむつ分が増えようとあまり気にもなりません。
こういうウィルス性の病気の場合、看病している側が後々に感染するという感染ルートが多いものです。その予防として、石鹸での手洗いは基本。その上で、手を消毒まですれば完璧。我が家では3M社の「ネクスケア( Nexcare )」を使っています。薬局で買えます。実は私、公園でおやつを上げる際や、フランスの公衆トイレは手洗い場がないこともあるので、いつも携帯しています…。

おむつ替えの度に石鹸で手を洗い、消毒薬までつけているから、ママンの手はもうボロボロだよ。

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フランスでワーキングホリデー~2004年12月27日~

ナンシーへ遠足。私は一時、日本で流行ったマカロンというお菓子を実は知らないのだが、ナンシーのマカロンは日本で食べられているものとは形が違うそうだ。こちらが元祖。そう言えば、ストラスブールの街角にはパリと同じマカロンが売られていたけれど、全く別物のお菓子だと信じて疑わなかった。味も違う。私はナンシーの素朴なマカロンが好きだ。ナンシーは金キラのロココ調と、くにゃくにゃのアールヌーボーを堪能したい町。ところが、どこもかしこも修復中・・・頭くる!