【４歳４ヶ月】
今日で11月も終わりとは言え、もう朝から雪！
まあ、シャモニはスキーリゾート地ですからねえ、降ってもらわなければ困るんですけど・・・いきなりこれだけ降られると、何も準備が整っていないから、困る。喜んでいるのは、子供たちだけだ…。
困るのは人間だけじゃないのか、こんなマイナス気温の中、木を見上げれば、無数の・・・鳥、とり、トリ！ 逃げ遅れたのか？ しかし…、これだけいると、ヒッチコック映画『鳥』を見た後だとちょっと怖いかも。
相変わらず我が家はバタバタしておりまして、１ヶ月ちょっと幼稚園を休んで、ようやく我が双子も本業を再開。最後に幼稚園へ行った時から季節はすっかり変わり、雪が降ってから、ママンは冬になっていることに気づく・・・子供の手袋など、どこへしまったのか、どうして片手ずつ違う場所から発掘されるのか、とにかく探しまくる。ちなみに、この悪行はママンの不精からくるものではない。娘が、とにかくタンス好き！
そして朝になって、出がけ間際にママン自身の防寒具を用意してないことに愕然とする・・・双子ママあるある？ いや、兄弟っ子のママンには共通に起こりうることか。
双子が通う幼稚園でのレクリエーションで、父兄参加のボードゲーム遊びへ行ってきました。たった２人を育てるのに手を焼いている私、それはそれは大変な時間でございました…。
そして、玩具と言えば、フランスのセンチュリー21では11月の１ヶ月間、もう使わなくなったおもちゃを「どの子にもクリスマスプレゼントを！」と言う趣旨で集めています。
子供たちの為のアソシエーションへ寄付して、それが恵まれない子のクリスマスプレゼントにかわるんだそうです。あぁ、どの子にも幸せがありますように！
そんなことでもなければオモチャの整理なんてしないよね。我が子も４歳になると、さすがに使わないオモチャも増えてきていましたから、我が家も思いっきり断捨離してみました！ 見てください、集めたらこの量！ 「いったいどこに置いてあったんだ？」とは、主人のつぶやき…。
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【４歳４ヶ月】
南フランスからイタリア回りでシャモニへ帰ってきました。それが一番、早いのです。イタリア側は雪なんて降ってなかったのに突然！ 長いモンブラントンネルを抜けるとそこは、雪国だった…。雪ふってるよ・・・ノーマルタイヤで雪道・・・ヒヤヒヤしました。しかも、前を走るパリナンバーの車がビビっちゃってブレーキばかりかけるから、そっちの方が恐いったら～。
さて、我が双子が大事そうにキャバレールから持ち帰ってきたもの、「クリスマスプレゼントリスト」。もうね、４歳にもなると、自分で欲しいものをリストアップとかしちゃえるのよ。
ただ、文字がまだ書けないし、絵で描いても何が何だか、サンタクロースに分かってもらえないんでは意味がないと悟ったのか、オモチャ屋のカタログを切り始めた！ そして１枚の白紙の上に並べた！ 糊で貼った！
頭いいね、アンタたち。こういうの、悪知恵って言うのかな？
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【４歳４ヶ月】
秋の南仏キャバレールへ来ると、誰もが（？）目を引く木の実があります。アルブジエ（ Arbousier ）と言う、やまももに似た実がなるツツジ科の植物です。地中海沿岸に広く分布している木で、日本ではストロベリー・ツリーと言うようですね。
ほら、このヤマモモと言うよりライチに似ている果実、何だか取って口に入れてみたくなりません？
実はこの真っ赤な実、ビタミンたっぷりで食用になるらしい。しかし、味がほとんどないからなのか、誰も食べません。
しかし、何度も言いますが、口に入れてみたくなるような魅惑的な赤・・・我が家の野猿２匹が摘み始めました。
はぁ～、服がまた赤く染まって洗濯が大変になるのかな？と思いながらカメラを向けていたら・・・
「踏んじゃった！」
「取れないかな？ う～ん、届かないな・・・」
「こすったら・・・」
「取れない！」
「ほら、ちょっと見せてみなさいよ。」
なんかさ、顔立ちはどんどん主人の顔に似通っている双子なのに、性格と行動が断然、私なんだよね～。特に、息子の方。そして、今回の娘の呆れ顔は実妹を思い出させる・・・なんか腹立つな～。
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【４歳４ヶ月】
キャバレールから車でほんの30分ほどに位置するボルム・レ・ミモザ（ Bormes les mimosas ）村、何が何だか、一度いきたい場所だったんですよ。そういう場所って、ありません？
念願かなって、今日は村めぐり。可愛いくて見晴らしのすごくいい町でした。
村の名前に「ミモザ」と入っているぐらいだから、村のいたるところにミモザの木。
ほら、番地プレートにもミモザが。
何でも、南仏にはミモザ街道と呼ばれる、冬の花ミモザが美しく続く130kmもあるルートがあるそうで、ここボルム・レ・ミモザがスタート地点なんだそうな。
村の中は、まるで迷路のようです。細い石畳の道が上ったり下がったり。家の一階部分をトンネルのように通り抜ける歩道をよく見かけるのですが、この土地独特の作りなんだそうです。
我が双子も面白がって、いつもなら「疲れたー」と言いそうなところですが、ママンの散歩に付き合ってくれました。
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【４歳４ヶ月】
11月なのに、ミモザの花が咲いていますよ！ 花言葉は、「秘密の恋」「友情」だそうです。
それで頭に思い浮かぶのが、我が家のお隣さんカップル。それぞれに別の人と結婚し、子育てして、そして孫までいて、でも離婚して、定年を迎えてから一緒に暮らすようになった熟年カップルです。
そこまで経験を積んでいれば安泰かと思えば、今年の初めに別れてしまったと聞いて、少なからずショックを受けました。しかし今、一人が病気を患ったからと、今度は「同居」という形で一緒に暮らしています。それが恋なのか友情なのか分からないけれど、人は一人では生きられないものだ、と改めて思った次第です。
ところで、子供って、何であんなに「動くオモチャ」が好きなのですか？ 夏休みに貰ったブロックには歯車が付いていて、電動のものとそうでないものとが一緒にセットになっています。重ね方ひとつで全部の歯車がまわることに気づいた双子は、とにかく回す、回す、回したいだけ回す、それをボーッと見てる・・・永遠に・・・それって、面白いか？
まあ、今日の本題は「ラジコン」。これも「動くオモチャ」なのですが、ラジコンを動かすって、意外に難しいんですね!?
双子が３歳の時に「対象年齢４歳以上」と書かれていても買ってしまったラジコンカー、上手に動かせないから力ずくで、果ては車に乗っていた人形は取れてしまい、最近では放置気味だったので、コレ幸いとオモチャ断捨離したいママンがゴミ箱に捨てて置いたら、パパが見つけて拾ってきちゃったー！
それで今回、久しぶりに息子がラジコンを動かしてみれば、走ってる！ 上手にまっすぐ走ってる！
ラジコンを思い通りに動かすためには、複雑なボタン操作を上手にコントロールしなくてはいけないんですよね。どう動かせばスムーズに進むか、とかを考えることで、自然と思考力が身につくんだそうです。
息子が庭に出ている間に、こっそり娘もトライしていました。良かったね、女の子だけの姉妹だったら、ラジコンを触ることなんてなかったかもしれないもんね。
以前にも思ったのですが、こういうゲームコントローラーのようなボタン操作とか、娘より息子の方が断然優れている。これは、ただ単に個人の能力の違いなのか、それとも、男女の性別の違いからくることなのか？
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