Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

パパの遊び方とママンの遊び方が違う

2016-04-30 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
主人が我が双子と遊ぶ姿を見ていて、「私の発想にはないなあ~」と感心させられることがあります。

自転車を乗るにも、ママンは舗装された平らな場所を探し求めるのに、「ヘルメットを被っているんだから大丈夫!」と、砂利道だろうが岩場だろうがガンガン攻めていく・・・


双子に今やブームの「石投げ」も、元はパパが石を投げて飛距離を自慢したことに始まります。そうして遊んでいるうちに、満潮時に重なって次第に波が浜辺へ押し寄せてくるようになり、今度は「どれだけ波打ち際近くまで行けるか」という度胸試しゲームに早変わり。


お次は岩場でカニを探します。今日は2匹も見つけて、双子も大満足。それに続きまして、大きく太い流木の上を、平均台の要領で歩いて渡ります。何度も何度も繰り返せば、最後には自分一人で歩けるようになっちゃうんですよね。すごいよな~。


これに限らず、パパの遊び方って、物がなかった昔に、どの子も大なり小なり共通して経験したことのあるような、ベーシックな事を提案してきます。生きる力を身につけさせる、って言うかさ。ママンも知っているはずなのに、どこに忘れてきちゃったんだろう?

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コート・ダジュールでバカンスを!



べべとお出かけ~ポール・グリモー小型船~

2016-04-29 | キャバレール周辺案内

【2歳10ヶ月】
キャバレールから車で30分ほどの、サン・トロペ湾に面したグリモー( Grimaud )という村には、「プロバンスのベニス」と呼ばれる湖上都市「ポール・グリモー( Port Grimaud )」があります。ポール( Port )とは港の意で、ここはマリーナと村が一つになり、全長7kmの運河で囲まれた人工の町。だから驚くべき、自宅の前に自家用ヨットやクルーザーが停泊されているのです! 南仏リゾートへ行くとたいがい、マリーナがあるとその近所には近代的マンションが立ち並ぶものですが、ここはプロバンス様式の伝統建築で規制されているため、パステルカラーの街並みが美しく、また車の乗り入れも制限されています。


これまでにも何度か散歩がてら訪れたことがあったのですが、今日は「小型船」で水上からの街並み散策を楽しんでみることにしました。電気でモーターを回す、免許も要らない、いたって簡単な船を借りることができると言うではないですか。何と言っても、我が双子が「乗り物」ブームですからね、これは行かねば!


船は5人乗りですが、義両親と私たち、2歳児二人なら皆で一緒に乗ることができました。30分レンタルで25ユーロ。
さあ、海風をきって、運河の遊覧へ繰り出すぞ!と勇んでハンドルを握るパパ・・・ところが私たち、船の発着所から出るにはまず、運河にいくつも架かる橋をくぐらなければならないんですけど、それをくぐることすら難しい…。時間内に戻ってこられるのか、私たち!?
見てよ、この双子の不安げな表情!


何とか第一関門である橋をくぐり抜けると、ようやく広い場所へ出て、パパの運転も安定し始めるんですけど、今度は、この運河の町を効率よく巡回するモデルルートマップどおりに進もうと、それぞれの目印を探すのですが、あーでもないこーでもないと、義父と義母と主人で親子喧嘩が始まってヤレヤレ・・・双子、さらに無言になる。


ポール・グリモーで船に乗ってみて初めて、ここの良さを実感しました。パステル色の家の壁が水に映えて美しく、そこに白いヨットという絵柄はバカンス気分を最高潮にし、運河沿いのカフェのテラス席はのんびりと。歩いて回るよりも、「世界中から魅了される街である理由」が分かったような気がします。


最後には双子もリラックスしてきたのか、運転したいと言い出して、ハンドルを握りましたよ! ここの運河内は速度3ノット(時速5km)と制限されていますから、危ないこともありませんしね。これは人の歩く速度だそうです。


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コート・ダジュールでバカンスを!



フランスのスーパー“これ何?”~アーモンド貝~

2016-04-28 | グルメ

【2歳10ヶ月】
あっ、海でウニを見つけましたよ!


前回のキャバレール訪問時にはウニがおいしかったのですが、春になると貝がおいしくなりますね。私は浜名湖育ち。アサリが大好きなんですけど、フランスのアサリ( Palourde )は高い! それで今回も、アサリに混ぜてアーモンド貝( Amande de mer )を買いました。色はアーモンド色をしていて、アサリより一回り大きいぐらい、値段も庶民的。「アサリに似ているけれど微妙に違うような・・・?」と最初に食べた時はおそるおそるでした。ちなみに、普通は生食します! そして、アサリも生で食べます、フランスでは…。
いつもは量増しと言いますか、牡蠣やらムール貝やらだけの盛り合わせでは破産してしまうので、付け合わせのような存在だったアーモンド貝、4月の旬がやってきて、美味しーい! こんなに美味しい貝だったんですね。


これまでは魚屋で開けてもらってすぐ食べられるまでにしてもらっていたのですが、今回はスーパーで安く大量購入したので、主人が殻開けをしました。最初は牡蠣の要領で専用ナイフでこじ開けようとしたんですけど、これが“貝のように口を固く閉ざして”とある通り、押しても引いても開かない! そこで、アサリのように水にしばらく浸して、貝が口を開くのを待ちました。そうしたら、食卓で使うステーキナイフでも簡単に開けました。


生で食べるのが一番おいしいのでしょうが、大量にあるので、焼いて食べてもみました。イメージは伊良子岬の焼き大アサリです。洋風に、バターをのせて焼き、最後に醤油をちょっと。庭からパセリを摘んできてパラパラと。
これは、今日から遊びに来ている義両親にも受けが良かったです。特に、生貝を食べられない義母に喜ばれました。


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右利き?左利き?

2016-04-27 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
実母から聞かれました。「双子は右利き?左利き?」
なんでも、双子に『ハサミ』を買ってくれるそうです。アラフォー世代のママン、「ギッチョは矯正」させられた時代の子なので、左利き用のハサミなんて見たことがありません。ほとんどの物が、右利き用でしか売られていなかったんじゃないかしら?

子供の効き手を探るのに、何をさせれば一番わかるかと考えてみました。食事は、右手にナイフを持って食べることを覚えてしまったので、フォークもスプーンも左手で使っている時があるので分かりにくい。お絵かきしている時も、双子はいつもクレヨンの争奪戦なので、右手に赤を持ち、左手に青も握って好きな色を相方に取られないよう確保した上で、両手で交互に塗っているから、これまた分かりにくい。息子の方が、左手を使っている度合いが高いのも、気になっていました。
そうそう、ボール投げ! まだ上手に出来なくても投げさせてみれば、球の飛び具合で判断できるのではないか?
最近はまっている、「海に向かって小石を投げる」を思いっきりやらせてみました。


「左手で投げてごらん?」「今度は右手で?」と誘導して投げさせてみましたが、どちらも同じように投げられるのだけれど、右手の方が小石の飛距離があります。これは、「右利き」ということでしょうね。


調べてみると、利き手は4歳ぐらいからはっきりと分かるそうで、それまでは両手を器用に使いこなしていることが多いんですって。

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コート・ダジュールでバカンスを!


春を楽しむ☆つもりが・・・

2016-04-26 | 生後33ヶ月

【2歳9ヶ月】
ほぼ毎日、恒例となっている自転車、今日はキャバレールのお隣にあるジガロ( Gigaro )の海辺付近にある散歩道で乗り回しました。ここは海岸に沿って散歩道がサン・トロペ( St-Tropez )まで延びていて、海を楽しむ人だけでなく、多くの人がハイキングしています。


春になって、かわいいお花もチラホラ。娘が先日、庭の花を摘んでしまって怒ったことから、「野の花を摘んで、お家に飾ろうよ!」と子供たちに提案しました。ママンは、その昔、スミレの冠を作ったりして自然と遊ぶことの楽しさを我が子に少しでも伝えたかったのです。それから、摘んでいい花といけない花の違いも。「ね? ここの花は花壇に咲いていないでしょ?」


ところが、帰り際、散歩道の入り口にある看板を見てビックリ! 自然保護区で植物の採取も禁止ですって・・・こういうバツの悪い時って、どうしたらいいのでしょう?


子供たちには、看板の絵を指差しながら、説明しました。そして、ママンが間違えてしまったことを、謝りました。それだからと言って、その花を持ち帰るわけにもいかず、咲いていた場所へ引き返し、「そっと返しておこうね…」と積んだ花を置いてきました。
子供は、頭の中は「???」でいっぱいでも、ママンが間違えたことをしてしまったらしい…ことだけは分かってくれたようで、何も言わずに従ってくれました。それ以上のツッコミがない2歳児でヨカッタ・・・

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コート・ダジュールでバカンスを!