Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

町中がスケートリンク!!

2017-01-30 | フランス小ネタ

【3歳7ヶ月】
一昨日あたりから気温が緩み始め、昨夜に降ったものは雪ではなく、雨!!
ここ、標高1000mのシャモニですよー? 本当に1月ですかー?
つい1週間ほど前までは氷点下10℃以下が続く極寒の日々で、雪もガチガチに踏み固まっていたところに雨が降ったとあれば、誰もが予想できる町中がスケートリンク!! どこもかしこも、路面がツルツル凍結しちゃっているんですよ。シャモニ市は数年前から、環境への配慮のため融氷用の塩をまくのを止めました。その前から少しずつ、凍りやすい歩道橋だとか、人通りの多いメインストリートのみに塩を使うなど、あちこちにばら撒くようなやり方は止めていたのですが、もう完全に使わなくなったのです。その代わりに、滑り防止として小石がまいてあるんですけど、今やその小石も氷の中だじぇ~。
環境問題も決してないがしろにしたいわけではないですが、この凍結による事故は年々増えていて、シャモニの子供たちも老人も歩けるぐらいには、何らかの措置を取ってほしいと切に願います。私がお婆ちゃんになった時、滑るのが怖くて歩けないから引っ越さないと~なんて、やだよー。

それで、朝の登園時、「今日は車を運転したくないから、絶対バスに乗り遅れらないぞ!」と、焦って双子の支度をしているところへ、すでに仕事へ出かけた主人から電話が入り、「見事にツルツルで3歳児では歩けないから、バス停までソリヘ乗せていけ!」と・・・
ひょえ~、2人でもう20kg超えなのに、私が一人で引いていくのー!?


・・・で、引ききりました。バスが遅刻してきてくれたので、何とか間に合いました。道中の写真? そんな余裕ナシ!
ソリってね、引いてみると分かるんですけど、引く人が常にソリの前に立たないと上手に進まないんですよ。でも私は、極力転びたくないから雪だまりの上とか、奇跡的に点在するアスファルトの部分を歩きたい・・・しかし、そんなことをするとソリは転倒するか、摩擦抵抗で進まない・・・だから、嫌でも氷上を蹴って進むしかない・・・はぁ~、気が張りすぎて疲れた。
双子? もう、ニッコニコです。朝からママンが遊んでくれたと勘違いしています…。
でもね、実は毎日の登園に子供をソリに乗せて引いてくるツワモノも結構、見かけます。「あ~、私は雪国に暮らしているんだなあ」と、海育ちのママンが実感する瞬間・・・


ところでママン、こんな時のために、と言うわけではないのですが、先日のバーゲン期間中に『アイゼン付きスノーブーツ』をゲットしておきました。すでに昨年の冬に何度か、怖い思いをしていたので…。
普段はゴムソールの靴底、必要があれば爪が出せる優れもの~♪ わざわざ簡易アイゼンを持って歩かなくていい利点があります。こういう靴があるんですね~。


周囲の皆さんはどうしているのかと言うと、大半の人が普段のスノーブーツで、しかし、スキーストックを持参している人が大多数でした。最近は簡易アイゼンもよく売れるんだと、薬局経営の主人が言っていました。そう、簡易アイゼンは薬局で買えるのです。


そしてコレ! 靴の上から厚地の靴下を履いてしまう方法もあるんです。滑らない、わけじゃなくて、滑りにくい、という程度でしょうがね。しかし、これから雪国へ旅行へ出かける皆さん、わざわざアイゼンを買うのも~とためらわれる方は、一度お試しあれ。

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生後3歳7ヶ月の成長記録

2017-01-27 | 成長記録

【3歳7ヶ月】
娘が自分のことを、「わたし」と言い始めました。息子はまだ、自分のことを自分の名前で呼びます。3歳児健診でのチェック項目にも「je(私)と言えるか?」というものがありました。3歳は「自分が一番」「自分だけが一番かわいがられたい」という思いが強まる唯我独尊の時だそうで、これを経て『自立』が始まり、そうなってようやく、自分のことを名前ではなく「je(僕/私)」と言い始めるそうです。とうとう娘が自立し始めたんですねえ。フランス語ではまだ自分の名前を使うところが気になりますが…。それから、自立し始めて、自分の意見をきちんと話せるようになったのは頼もしい限りですが、必ず最後に「わたしが決めるの!」と言うのもちょっと、教育的指導が必要かと。


●息子:
-42ヶ月自宅体重測定14.1kg → 43ヶ月自宅体重測定14.5kg
-42ヶ月自宅身長測定94cm → 43ヶ月自宅身長測定94cm
-42ヶ月足測定16cm → 43ヶ月足測定16cm
●娘:
-42ヶ月自宅体重測定10.5kg → 43ヶ月自宅体重測定12.2kg
-42ヶ月自宅身長測定94cm → 43ヶ月自宅身長測定95cm
-42ヶ月足測定14cm → 43ヶ月足測定15cm

とうとう、娘が息子の身長を超えたのか!? 家での測定なんて当てにならないけれど。
それでも、やはり体重があるからなのか、娘より大きく見える息子。体つきも言動も、「男の子」に育ってます!
まずは最近の口癖、何でも「カカ Caca !(ウンチ!)」
いつでもどこでも下品な言葉を叫びたがる時期があるのは聞いていましたが、公衆の面前で叫ばれると、ママンは本当に恥ずかしい。娘も聞いて面白がっているけど、息子ほど口にしないので、やはり男の子特有なのかな? ママンの基本姿勢は、「だから、何?」を貫き通しています。そうしないと、もっともっと増長するから。
これは今、トイレが完璧に出来るようになって、自分の中でも嬉しさの表れなんですって。そう言えば、「うんち!うんち!」と叫ぶくせに、以前はママンと一緒でないと行けなかったトイレも、今では気付かれないようにトイレへスッと隠れるように入り、しっかり戸まで閉めちゃって、何事もなかったようにサラッと出てきます。大きくなったもんだ。
それから、遊び方が激しくなってきました。ソファの上からジャンプして飛び降りるなんて、当たり前。それでローテーブル超えとかやろうとするから(まだ跳躍力がないので着地はテーブルの上)、見ていてハラハラする。
ここのところは、半回転して着地するジャンプをするようになりました。


こういうの、シャモニにいると、スキーをはいて急な岩場の雪面とかを落ちるように滑ってくるフリーライドを見る機会が多いから覚えてしまうんだと思う・・・そういう暴走っ児、家にはいらんのだけどなあ。


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模様描きの練習

2017-01-24 | おもちゃ・遊び

【3歳6ヶ月】
ママン、「フランスの幼稚園ではお正月飾りなんて作らない」と書きましたが、間違えてました~。ちゃんと幼稚園で“作品”を作ってきましたよ。そうだった、そうだった、フランスって、年が明けてから年賀状を出す国だった。
1月6日のキリスト教祭日である公現祭( Epiphanie )にちなんで、ガレット・デ・ロワ( Galette des Rois )をモチーフにした年賀カード( Carte de voeux )と、ゲームで王様になった人がかぶる王冠を作ったもよう。
カードに描かれた『ガレットを持って王冠をかぶっている人』の絵を見たら、どっちの子がどっちの絵を描いたか、すぐ分かるね。娘は相変わらず、顔から手足が出る“頭足人”・・・


幼稚園の廊下にも、子供たちの「年賀作品」が飾られました。
息子の「明けましておめでとう2017年( Bonne Année 2017 )」作品。


娘の作品。これ、数字の部分のデザインを、指定された模様で描く練習をしているようです。


そう言えば、これ、クリスマス時期にも同じ練習をしていました。『クリスマスボールを、指定された模様でデコレーションしましょう。』
娘はこういう模様書きは得意。


息子はねー、男の子っちゃ男の子らしい作品なんだけど、器用さに欠けるというか・・・


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自分の名前を認識する初めの一歩

2017-01-23 | 3歳

【3歳6ヶ月】
息子は得意になって、自分の描いた絵に、名前のイニシャル「T」を入れるようになりました。そして娘も、まだ書けない(書かないだけ?)のですが、どこかに「H」を見つけると、「プレノン Prénom !(私の名前だ!)」と反応するようになりました。我が双子はどうやって、「自分の名前」を覚えたのだろう?
幼稚園研修も受けている日本語教室の先生が教えてくれました。幼稚園には『名前カード』と言うものがあって、そのカードを使って、出欠席を取っているそうです。これを毎日繰り返すことで、アルファベットが読めなくても、自分の名前だけは分かるようになってくるんだとか。ママンは先生が書いて教えたのかと思っていましたが、フランスでは日本の書き取りのようなことはやらないらしい。
そうだ! そうだ! 確かに毎朝、教室へ入ったすぐの子供ベンチに、子供たちの名前カードが用意されているよ~。


その中から、自分の名前カードを探します。顔写真も入っているから、文字を覚えていない子でも大丈夫。


そのカードを、教室正面のカード刺しへ、男女の別を分けて入れます。カードが入っている子はもう登園した子、逆に、ベンチにカードが残っている子は欠席、という仕組み。


これを繰り返しやることで、まず自分の名前が分かるようになり、文字というものを認識していくようになるんだとか。へぇ~、この方法、他の単語にも応用できそうだね。

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ひらがなの第一歩

2017-01-20 | 日本語教育

【3歳6ヶ月】
今日は日本語教室の日でしたが、そう言えば、ひらがなもアルファベットのように“イメージ”を覚え込むところから入っていってます。
最初にやったのは、めいろの練習から。
まず、枠の間を線でつなぐことから。「太陽と月を線でつないでね。」「次は、花と家ね。」


次第にめいろも長くなって、線書きの練習です。


そして、ついに、我が双子が初めての『ひらがな』を書きました! 外国人に最初に教えるひらがなは「く」だと聞いたことがあるけれど、本当だったのね・・・


彼らにしてみれば、あくまでも“めいろ”を楽しんでいるだけなんですけどね。それでも、こんな風に見たこともない文字を形で捉えて、ひらがなの形をじっくり観察するようにし、上手く文字へ興味を引かせるようになれば、しめたもの。


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