Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

おむつケーキ

2013-09-29 | 出産・育児

双子のいとこ・ハチベエくん、誕生1ヶ月おめでとう!主人と私、実妹が贈った誕生祝いは、定番「おむつケーキ( Gâteau de couches )」でした。おむつをケーキに見たてて、リボンやおもちゃでデコレーションしたそれは、フランスでも人気の出産祝いらしいのですが、私の周囲で知っている人は皆無でした。興味深いのは、おむつケーキをネット検索すると、日本のサイトでは「自社製品がいかに衛生的か」をアピールするのが多いのに対し、フランスのサイトでは自作マニュアルを披露しています。それぞれの『文化』をあらわしていると思いませんか。もちろん、私たちはフランス流儀にのっとって、手作りしました!
ハチベエくんに贈った、赤ちゃんにからめて赤いおむつケーキ、作り方はいたって簡単です。
①ふるいの枠を利用して、細くまるめたおむつをギッチリと並べて円柱をつくり、リボンで固定。
201309291_2







②芯となる部分へキリンのソフィーをねじ込んで、さらに隙間をなくして崩れをふせぐ。
201309292













③仕上げに、赤い布でつなぎ目を隠すように包んで出来上がり。
201309293

















制作アイデアとしては、まっ白い肌着で包んで、靴下をイチゴに見立てて飾ることもできます。


生後3ヶ月の成長記録

2013-09-27 | 出産・育児

我が双子は今日で、生後3ヶ月を迎えました。記念にやっぱり植樹を2本、えーと何て名前の木だったかな?
娘は指しゃぶりが始まりました。そして、よくしゃべる(クーイング)ようになり、名前を呼んで笑うようになったので、もう自分のことを呼ばれているのが分かっているのかもしれません。それにしても、喜怒哀楽が激しくなりました。常は大人しく、寝ているのか起きているのか分からないぐらいなのに、いったん思い通りにならない事があると、「これだから女のヒステリックは嫌いだー」とつぶやきたくなるぐらい、顔を真っ赤にして泣きわめきます。
そういった時期を通り越した息子は反対に、泣き叫ぶ相方を見て悲しくなるのか、一緒に泣き始めるようになりました。これは数日前から始まったので、ただの偶然かどうか、まだ要確認ですが。それから、「待っててね」と声をかけると、いったんは泣き止みます。これもただの偶然かどうか、まだまだ要確認中です。
二人とも、どうもまだママンとパパと、デビューからずっと側にいた実妹の区別がついていないんじゃないか、と思います。少なくとも、ママンである私が特別な存在、という態度は示しません。それもこれも、母乳育児をしていないせいかな?いや、正確には継続中なのだけれど、どうもおっぱいは枯渇状態のようで、息子はほとんど遊び飲み、ついにはおっぱいを前にしてこぶししゃぶりをするほど…。なめられたもんだわね、私。それから、息子へおっぱいをあげている時の、すでに飲み方を忘れてしまった娘の視線が痛いママンです。それゆえ、娘が起きている時はおっぱい開店休業中。母乳育児ねえ・・・どこまで頑張る?
20130927


日光浴

2013-09-26 | 出産・育児

日本では、放射能を恐れてか子供の外遊びが減ったため、紫外線不足によるビタミンD欠乏性くる病の乳幼児が増えているそう。このニュースを読んでさっそく、双子と一緒にテラスで日光浴をしました。ビタミン剤も飲み続けていますが、やっぱり自然の力は偉大ですから。
息子はなぜか太陽が大嫌い。太陽の光が当たっている間は、目を開けないのです。そこで、サングラスをかけてみましたが、サングラスの下でもやっぱり目は固く閉じたままでした。
フランスでは子供もサングラスをかけていて、最初は違和感を感じましたが、青い目、緑の目など、カラーアイズは太陽に弱いから必需品だそうです。子供用サングラスは、薬局でも買えます。
20130926


双子乳児の一日スケジュール

2013-09-24 | 出産・育児

20130924












ようやく“家”らしくなってきて、海を眺めながらの朝食を楽しめるようになりました。それもこれも、双子が所かわってもしっかり朝まで寝てくれるからです。ありがたや~。2ヶ月を過ぎたあたりから夜中の授乳がなくなって、ママンの身体的にかなり楽になりました。最初のきっかけは、目覚ましが鳴っても、お腹を空かせた双子が隣で泣いても、私が起きられなかったからですが…。
このスパルタ教育が功を奏してか、双子の体内時計に昼と夜ができたようです。22時に一日の最後の授乳が終わると、次は朝6時まで起きなくなりました。その後は4時間毎、10時、14時、18時に授乳しています。二人がお腹を空かせるタイミングを同じにするために、眠っている子はおむつ替えをしてでも起こしてミルクを飲ませています。これが、自分の時間を作るコツ!
お風呂は、10時授乳のタイミングで入れていましたが、最近は午前中が比較的にご機嫌がよくて、16時頃から抱っこコールの魔の時間が始まるので、ここ数日は夕方に入れるようにしてみたのですが・・・待たせている子のギャン泣きが朝より激しくて、どうしたものか…。


オリーブの木

2013-09-22 | フランス小ネタ

もうヘトヘトです。築40年の家を毎日、メンテナンスしています。ただでさえ掃除嫌いなんですから…。フランスの家は石造りで、何度もペンキが塗り直されたりして、見た目は素敵な物件なのですが、ほぼ私と同い年、そりゃー細部に壊れています。そもそも、この国の大工仕事っていったい…と思うことしばしばなので、その辺は覚悟の上でしたが。それなのに家具を、前の家主が全部引き上げていったけれども、壊れてゴミと化しているものは全部置いていったので、切ったりネジを外したりして小さくしてから車に少しずつ積んで、ゴミ集積所まで捨てに行くのが毎朝の日課となっています。ゴミの分別があいまいなフランスに、しっかりしろよー!と常は思っていても、こういう時はストレスがなくて喜んでいたりして。庭の植木も伸び放題で、せっかくの眺望が台無しだからと、主人がチェーンソーをふるっています。日本では業者へ頼むようなことも、フランスでは道具を買ってきて自分でやります。ようやく庭の真ん中にあるオリーブの木が、床屋帰りの頭のようにスッキリしました。この地中海を感じさせるオリーブの木が格好良くて、この家に一目ぼれしたんですよね。オリーブは「平和の象徴」とか「幸福を呼ぶ」と言われていますから、縁起が良いじゃありませんか。
さて明日から、食器やらベッドやらの搬入が始まります。双子が日中、おとなしくしてくれているといいのですが。
20130922