Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

ドーナツ型枕

2013-11-29 | 出産・育児

昨日はオステオパシー、頭のいびつを直してもらいに行きました。いやぁー、知恵がつきましたよ、診察台に乗せられた娘は、先生の笑顔を見た途端に泣き叫んだ!それを見た息子は、妹を可哀想と思ったのか、次は自分の番だと悟ったのか、目にいっぱい涙をためてヒック、ヒック、ヒック…。
いつものように頭をグリグリされて、もう力がついてきて激しく暴れるので、私が足を押さえる役目をさせられました。痛がっている娘を見ながら、これがトラウマになってしまわないかと心配になっていた矢先、主人が「こんなに泣き叫んでも両親が黙って見ているだけで助けてくれないなんて、この子の両親への信頼がなくなってしまうなんてことはないだろうか?」と思ってもみなかったことを口にしました。本当ね、ちょっと性格形成に影響を与えそう。もう来月には生後6ヶ月となって頭蓋骨を矯正するには難しくなるからタイムリミット、今回で終わりにしてもらいました。
最初の頃より先生から推奨されたドーナツ型枕は、今なお使用継続中。フランスの大人が使う枕って、日本のクッションのような柔らかさで、私なんかは寝られないのですが、乳児用のそれは窒息死の心配もない硬いもの。そして、効果の程は・・・向き癖を直したいならはっきり言って、枕よりベッドメリーの方が役立ちます!でも、頭の位置がずれないこの枕があるとね、一緒のベッドに寝ている双子の、寝相が悪くて頭がゴッツンすることがなくなりました。赤ちゃんって、自分で体をずらして相方に近付いていくのに、ぶつかって痛くても自力で戻れないんですねえ。何度、泣いて呼ばれたことか…。
20131129


生後5ヶ月の成長記録

2013-11-27 | 出産・育児

生後154日目、双子の発育がやおら加速してきたような気がします。日に日に体の動きが激しくなってきたし、私の言っていることを理解して泣きやんだりします。主人の言っていることも分かっているような行動をとるので、日本語でもフランス語でもすでにバイリンガル?
でもまだ、相方の存在は無視。ジャマにもしなければ、一緒に遊びもしません。プレイマットの上から吊る下がるマスコットを、手をのばして取ろうとするようになりました。特に、娘の方。でも、まだおもちゃやぬいぐるみに執着はないようで、握らせれば持つけど、私への義理で持っているような感じ。自ら物を選択して取り上げるような行動はしません。寝返りが出来るようになれば、興味が広がるのかなあ?
しばらく健診がないので、家で身体測定してみました。
●息子:
-4ヶ月健診時の体重6,090g → 5ヶ月自宅身体測定6,700g
-4ヶ月健診時の身長59cm → 5ヶ月自宅身体測定63cm
●娘:
-4ヶ月健診時の体重5,130g → 5ヶ月自宅身体測定6,000g
-4ヶ月健診時の身長58.5cm → 5ヶ月自宅身体測定61cm
そうね、そうね、娘は突然デカくなりましたよ、体も態度も…。
20131127


フランスの離乳食

2013-11-26 | 出産・育児

今日はペリネのリハビリで、助産師さんを訪ねました。「双子ちゃんは元気?」と聞かれたので、ここぞとばかりに「明日で5ヶ月になるので離乳食を始めようと思っているのですが…」と切り出しました。実は私、赤ちゃんが初めて食べ物を口に入れると思うと、かなり緊張しています。好き嫌いやアレルギーが出たら、人生の楽しみが減ってしまう!?
フランスでは、4ヶ月児ぐらいから離乳食を開始するようです。最初は野菜、ニンジンやブロッコリーをすりつぶしたピュレからスタートしましょう、とのこと。特にニンジンが一番押しでした。どおりで、主人を含め周囲のフランス人たち、ニンジンを生でポリポリとかじる人が多い理由がわかったような気がします。でもニンジンって、アメリカでは貧血になるから赤ちゃんに食べさせないと聞いたことがあるんだけど、良いのかな?日本は最初にお粥から始めるようですが、お米は離乳食が進んでから、ですって!お国ちがえば食文化も異なるんですねえ。さてさて、私は何を食べさせましょうか?
20131126


ベビーカー雪道デビュー

2013-11-25 | 出産・育児

両親が帰国した後、またキャバレールへ舞い戻り、そして昨日、シャモニへ帰ってきました。冬です!フランス各地が豪雪に見舞われて交通麻痺しているニュースはテレビで見て知っていましたが、不在の間にシャモニも完全に冬に突入していました。
今日は旅疲れがありながら、どうしても出かけなければならない用事あり、外の気温はマイナスだけれど太陽はさんさんと輝いているしで、ベビーカーを押して外に出ました。ところが、動けないっ!いっ!いっ!雪道って、こんなに大変なの?ベビーカーにしては立派なタイヤをつけていても、雪かきしていない道へ轍をつけるように入っていけば、途端に立ち往生。押しても引いても動かない・・・頑丈が取り柄なベビーカーなので、もちろん一人では持ちあげられない…。でも、こんな時こそフランスで良かったなあと思うのは、必ずやムッシューが手助けしてくれるのですよ。「大丈夫ですか、マダム」とか言っちゃって。ムフフ
東京の地下鉄で重いスーツケースを担いでいる私を、ジャマくさそうに見るオヤジたちとは大違いなのさ。
20131125


パピィとマミィがやって来た!~自動チェックイン~

2013-11-17 | フランス小ネタ

とうとうサヨナラする日がやって来ました。17日間は長かったかな?短かったかな?私自身は、恥ずかしながら渡仏する30歳まで親元を離れたことがなかったので、昔に返って両親と居ることが次第に普通になってきていました。だから別れの時も、またすぐ会える気がしておセンチになる由もなく…。
今回の旅は、両親は孫に会いに来たのでしょうが、私は両親に私の生活を見てもらいたかったのです。結婚して家庭ができ、出産して親となっても、こうして両親に認めてもらえて初めて一人前になれた気がします。
さて帰りも、行きに利用したジュネーブ・コワントラン空港からの出国です。小さい空港でありながらほぼ全てが自動化されていて、便利なようでいてちょっとコンピューターに弱いお年寄りやフランス語が出来ない外国人にはハードルが高いんじゃないかと、いつもガイドの仕事で来る度に思います。チェックインカウンターには従来通り係員が座っているけれど、それはファーストクラスやビジネスクラス専用。乗客の大多数を占めるエコノミークラスの人は、カウンターの前に設置されている搭乗券発券機の前に立ち、画面の指示通りにパスポートを読み込ませ、表示される自分の乗る便名を確認し、座席を指定して、機内預け荷物の個数を入力したら、出力されるバゲージタグと搭乗券を受け取ります。係員が助けてはくれますが、日本語で書かれていたって慣れないうちはドギマギしてしまいますよね。
ここまでは数年前から始まったシステムでしたが今回、しばらく仕事から遠ざかっていた私を驚かせたものは、自動荷物預け装置。バゲージタグを自分でスーツケースへ留めたら、<BAGGAGE DROP>のカウンターへ持って行き、また画面指示に従ってバゲージタグのバーコードを読み込ませたりして預け荷物を登録し、スーツケースをベルトコンベアーへ乗せてスイッチを押すと、荷物は一人で運ばれて行ってしまった!こんなところまで自動化ですよ。もはや、少しの重量オーバーに人情を利かせてもらう余地などありません。その証拠に、規定23kgのところ、たった600gオーバーしただけなのに機械に受け付けてもらえず、泣く泣くスーツケースの荷物を減らすはめになったのですから。
20131117